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第17章・ステラガーデン死刑台編
ライコウの怒りと『矛盾』④
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一方で何も知らないライコウは石原と共に活動する機会を増やしており、彼から色々な情報を得たりしていたのであった。
「・・・」
石原は常にライコウの様子を伺い、不定期に3人で集まった時は彼の報告をしていたのである。
「ありゃあ、本当にケッサクだよ!!我々のことを何も疑っちゃいねえ!!」
「ひゃっひゃっひゃっ!!」
「ぐぃっひっひっ!!」
ある日、ライコウは石原に連れられて訪れた書店でとある古い本を発見したのである。
「何だこの本は・・・何々・・・?『クレーターから少し離れたとある街に巨大な組織が存在したことを現在の人々の大多数は知らない。これは90年近く前、とある街を中心に活動していた組織がありそこに所属していた人々が平和のためにと日々動いていた。そしてある三兄弟が特にこの組織の中で名を馳せていたのである。兄の【ガーリック】、弟の【マヨネーズ】、さらに弟の【シチュー】の三兄弟である。彼らは街や世界を脅かす驚異を倒すため危険な任務に取りかかるなどして人々の支持を得ていた。』か・・・」
すると石原はすごい剣幕でライコウから本を取り上げて激怒したのである。
「世の中にはいらねぇ情報というものがある!!分かったか!?」
「は・・・はい・・・すみません。」
なぜ石原が激怒しているか理由は分からないが謝ることしか出来ないライコウであった。
「(・・・何を怒っているのだろう・・・・・・?)」
数日後・・・ライコウの家に電話がかかってきたのである。
「もしもし・・・兄貴か・・・」
『久しぶりだな。ライコウ・・・』
電話の相手はライコウの『兄貴』のようである。ライコウはその“兄”と真剣に話をしていたのであった。
『聞いた話だがお前、石原や宇治橋と関わっているのか?』
「何かいけないのかよ?」
『あいつらは裏社会で相当悪名を広げている連中だ。お前のことなど何も考えちゃいねえ。関わるのをもうやめとけよ・・・』
「兄貴にゃ関係ねえ。そもそもあんたと俺は繋がっちゃいねぇ!!そんなやつに兄貴風吹かれてもたまらんぜ!!」
『そんな事を考えるな!!俺はお前を心配しているのに!!』
「しなくていいよ。じゃあな。」
『あ・・・待てっ!!』
“ガチャン!!”
“ツー、ツー、ツー”
「なぜ切るんだ・・・ライコウ・・・」
電話を切られたのはライコウを葬式の日に殴ったあの男性であった。
「・・・」
石原は常にライコウの様子を伺い、不定期に3人で集まった時は彼の報告をしていたのである。
「ありゃあ、本当にケッサクだよ!!我々のことを何も疑っちゃいねえ!!」
「ひゃっひゃっひゃっ!!」
「ぐぃっひっひっ!!」
ある日、ライコウは石原に連れられて訪れた書店でとある古い本を発見したのである。
「何だこの本は・・・何々・・・?『クレーターから少し離れたとある街に巨大な組織が存在したことを現在の人々の大多数は知らない。これは90年近く前、とある街を中心に活動していた組織がありそこに所属していた人々が平和のためにと日々動いていた。そしてある三兄弟が特にこの組織の中で名を馳せていたのである。兄の【ガーリック】、弟の【マヨネーズ】、さらに弟の【シチュー】の三兄弟である。彼らは街や世界を脅かす驚異を倒すため危険な任務に取りかかるなどして人々の支持を得ていた。』か・・・」
すると石原はすごい剣幕でライコウから本を取り上げて激怒したのである。
「世の中にはいらねぇ情報というものがある!!分かったか!?」
「は・・・はい・・・すみません。」
なぜ石原が激怒しているか理由は分からないが謝ることしか出来ないライコウであった。
「(・・・何を怒っているのだろう・・・・・・?)」
数日後・・・ライコウの家に電話がかかってきたのである。
「もしもし・・・兄貴か・・・」
『久しぶりだな。ライコウ・・・』
電話の相手はライコウの『兄貴』のようである。ライコウはその“兄”と真剣に話をしていたのであった。
『聞いた話だがお前、石原や宇治橋と関わっているのか?』
「何かいけないのかよ?」
『あいつらは裏社会で相当悪名を広げている連中だ。お前のことなど何も考えちゃいねえ。関わるのをもうやめとけよ・・・』
「兄貴にゃ関係ねえ。そもそもあんたと俺は繋がっちゃいねぇ!!そんなやつに兄貴風吹かれてもたまらんぜ!!」
『そんな事を考えるな!!俺はお前を心配しているのに!!』
「しなくていいよ。じゃあな。」
『あ・・・待てっ!!』
“ガチャン!!”
“ツー、ツー、ツー”
「なぜ切るんだ・・・ライコウ・・・」
電話を切られたのはライコウを葬式の日に殴ったあの男性であった。
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