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第17章・ステラガーデン死刑台編
少人数の精鋭⑨~光と駒と大器と~
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大将の言葉に正はさらに激怒していたのである。
「誰が捨て駒だゴルァッ!!!?」
「いや・・・落ち着いてくれっ!!話を聞きたいんだっ!!」
「ぐ・・・お前がそう言うなら仕方ない・・・」
「すまんな・・・」
正の怒りを光が制したのである。光にそう言われると正は怒りを抑えるしかなかった。
「ぐぬぬぬ・・・!!」
すると大将は光の姿を見て話を続ける。
「あんたが“未来の大物のための只の捨て駒”というのはわしがあんたの父親と繋がりがあるからこそ知っている話じゃ。」
「父と・・・・・・」
「ああ。光よ・・・私はお前達周参見野家の面々も知っている。上の兄弟のこともお前達下の兄弟のこともね。あとそこの岩場に一人いるだろ。顔を出しな!!」
すると隠れていた睡蓮は驚いて姿を皆の前に現したのであった。
「わあああ!!ばれちゃった!?」
「なんだ・・・睡蓮かい。いたのか・・・別のやつが隠れているのかと思ったワイ。お前のような大物のオーラに気づかんとはわしのオーラを読み取る力も衰えたのお・・・」
「いやいや・・・私は大物じゃないですよ~!!」
「何その気になっているんだよバカ睡蓮!!」
「ちょっ・・・誰がバカよ!!こらぁ!!焼売兄さん!!岳美姉さんに先日のあれをチクるわよ!!」
「バカっ!!やめろ!!バカは撤回する!!悪かった!!」
「(アホか・・・喧嘩してる場合か・・・)」
正も呆れるくだらない兄妹喧嘩が間に入ってしまったが引き続き光と大将との会話が行われた。
「まあ光・・・あんたは確かスーザックの生まれじゃなかったわな。」
「ああ、スーザック育ちだが生まれは【ストロス】という国だったと聞いている。」
「そうじゃ。ストロスは近未来の科学文明がある国じゃ。あんたら四人はそこの皇女の娘が母親だった・・・」
「そうだ・・・兄の充も竜も正も俺もその母から生まれたんだ。ただ母は小さいときに死んだがな・・・」
「そうじゃな。それであんたの話だがあんたが生まれてすぐにあんたの父は“照明”の能力の力を手に入れた。これは危険指定特殊能力とされている危険な能力だ。それをなぜあんたに渡したか分かるかい?」
「なぜ・・・?」
「それはあんたをいつか捨て駒にするための計画だったからだ!!」
「・・・!?」
大将の語る光の正体とは・・・!!?
(続)
「誰が捨て駒だゴルァッ!!!?」
「いや・・・落ち着いてくれっ!!話を聞きたいんだっ!!」
「ぐ・・・お前がそう言うなら仕方ない・・・」
「すまんな・・・」
正の怒りを光が制したのである。光にそう言われると正は怒りを抑えるしかなかった。
「ぐぬぬぬ・・・!!」
すると大将は光の姿を見て話を続ける。
「あんたが“未来の大物のための只の捨て駒”というのはわしがあんたの父親と繋がりがあるからこそ知っている話じゃ。」
「父と・・・・・・」
「ああ。光よ・・・私はお前達周参見野家の面々も知っている。上の兄弟のこともお前達下の兄弟のこともね。あとそこの岩場に一人いるだろ。顔を出しな!!」
すると隠れていた睡蓮は驚いて姿を皆の前に現したのであった。
「わあああ!!ばれちゃった!?」
「なんだ・・・睡蓮かい。いたのか・・・別のやつが隠れているのかと思ったワイ。お前のような大物のオーラに気づかんとはわしのオーラを読み取る力も衰えたのお・・・」
「いやいや・・・私は大物じゃないですよ~!!」
「何その気になっているんだよバカ睡蓮!!」
「ちょっ・・・誰がバカよ!!こらぁ!!焼売兄さん!!岳美姉さんに先日のあれをチクるわよ!!」
「バカっ!!やめろ!!バカは撤回する!!悪かった!!」
「(アホか・・・喧嘩してる場合か・・・)」
正も呆れるくだらない兄妹喧嘩が間に入ってしまったが引き続き光と大将との会話が行われた。
「まあ光・・・あんたは確かスーザックの生まれじゃなかったわな。」
「ああ、スーザック育ちだが生まれは【ストロス】という国だったと聞いている。」
「そうじゃ。ストロスは近未来の科学文明がある国じゃ。あんたら四人はそこの皇女の娘が母親だった・・・」
「そうだ・・・兄の充も竜も正も俺もその母から生まれたんだ。ただ母は小さいときに死んだがな・・・」
「そうじゃな。それであんたの話だがあんたが生まれてすぐにあんたの父は“照明”の能力の力を手に入れた。これは危険指定特殊能力とされている危険な能力だ。それをなぜあんたに渡したか分かるかい?」
「なぜ・・・?」
「それはあんたをいつか捨て駒にするための計画だったからだ!!」
「・・・!?」
大将の語る光の正体とは・・・!!?
(続)
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