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第4章 深い森に迷う二人の姉
第251話 実った果実に誘われて
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ガエロの怒りの断崖が見えてから、すぐにジャスミンが魔導ゴンドラを横に向けた。魔導ゴンドラはガエロの怒りの断崖を沿うように進む。
魔導ゴンドラが方向を変えてから十分ほどで、ジャスミンは右腕を前に伸ばし二人に口を開いた。
「クリアーダウンズヒルが見えて来たでござるよ」
ジャスミンの指した先へ視線を向けた。色づいた森の中に黄色に染まった丘が見えて来る。十メートルはあろうかという木に黄色の実がビッシリとなって丘を黄色に染めていた。
「すごい丘が黄色に染まっている……」
「あぁ。ドリアーノの実は黄色くて大きいからな……」
グレンは丘を見てすぐに周囲に視線を動かし、警戒しながらクレアに返事をしていた。
ジャスミンはオールを上下に動かした。魔導ゴンドラが上昇していきクリアーダウンズヒルよりも高くなり向こう側が見えるようなった。ジャスミンは前方を指して口を開く。
「あの丘の向こうに見える建物がガーラム修道院でござるな」
「あれが……」
「ふーん」
クリアーダウンズヒルの丘の向こうに、そびえる三本の尖塔の中央に蛇が絡んだ十字架が見えた。尖塔は城のよう石造りの巨大な長方形の建物から伸びている。建物は強固な円形の城壁に囲まれていた。城壁に囲まれ尖塔をもつ建物が福音派のガーラム修道院だ。
クレアは体を前に倒し丘の向こうの建物を必死に見ようとした、グレンは対照的にチラッと建物を見た後はすぐに興味を無くしまた周囲を警戒していた。
オールを動かすジャスミン、魔導ゴンドラが今度は下降していく。
「来たか……」
周囲の森の木が激しく揺れているグレンに気づいた。彼はすぐに振り向いた。
「ジャスミン! 高度を上げろ!!」
「でっでも!」
魔導ゴンドラの高度を上げろと叫ぶグレンだった。いきなり魔導ゴンドラを上げろと言われ、ジャスミンが躊躇した。
「チッ!!!」
「グっグレン君!? 危ないですよ」
舌打ちをしたグレンが立ち上がった。クレアはいきなり立ち上がったグレンに困惑した表情を浮かべた。グレンはゴンドラを軽く蹴って浮かび上がると一直線に森へ向かって飛んで行った。
彼の目は赤く光らせオーラを纏い右手を腰にさした剣へと持って行く。
「グアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!」
森の木の間から三メートルほどの筋骨隆々で黄色の毛皮を纏い、やや前に出た口の上下に牙を生えた耳が尖ったゴリラのような魔物が飛び出して来た。
魔物はグレンを見ると右腕を振り上げた。指先には鋭く伸びた爪がキラリと輝いている。グレンに向け右腕を振り下ろした。空気を切り裂くような音がグレンの耳に届く。ジッと振り下ろされる腕を見て、彼は剣を強く握りしめた。
「はあああああああああああああああ!!!」
気合を入れ剣を抜いたグレンだった。グレンは剣を抜くと同時に魔物の右腕を斬りつける。剣は魔物の腕よりもはるかに速く鋭く伸びて魔物の右腕を肘と手首の間を切り裂いた。
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」
グレンの視界に数滴の赤い血が飛ぶ。回転しながら魔物の右手は地面と落ちて行き、周囲に悲痛な鳴き声が響く。表情を一つ変えずにグレンは剣を戻し横から魔物の胸を斬りつけた。
「ウギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!」
魔物の血と吹き出し斬られた毛がふわりと浮かぶ。体をのけぞらせ叫び声を残して魔物は地面へと落ちていった。森の木の枝が折れる音がし、地面に魔物が叩きつけられたのだった。グレンは剣を振って血を拭う。
「ふぅ」
小さく息を吐いたグレンは魔導ゴンドラへと戻って来た。グレンはクレアの横に立つ。クレアは座ったまま、グレンの横顔に見とれている彼女の頬はうっすらと赤くなっていた。
グレンがクレア視線に気づいて彼女の方を向く。ハッとしたクレアは恥ずかしそうにすぐに視線を外し口を開く。
「あっあの魔物は……」
「ドリアロンエイプだ。ドリアーノの実が好物の魔物だ。獲物に近づくやつが嫌いで襲って来るんだ」
鞘を持ってグレンは剣を収めながら答えている。ちなみにドリアロンエイプの黄色い毛は好物のドリアーノの実を食べすぎて色が移ったと言われている。
「グレン君が気にしてたのはドリアンエイプだったんですね」
依頼内容を聞いた時からグレンが気にしていたのは、ドリアロンエイプのことだとクレアは納得してうなずいた。しかし、グレンはすぐに首を横に振り否定する。
「いや…… 違う…… あいつらならドリアーノの実の採取なんてちょろい仕事だよ…… やっぱり収穫期はむりだな」
「えっ!?」
グレンは立ったまま体をジャスミンに向け彼女に声をかける。
「ジャスミン! 魔導ゴンドラを下せ。ここからは徒歩だ」
「でもまだ距離があるでござるよ」
「空に居るのは危ないんだよ。頼む」
「わっわかったでござる」
頭を下げ危険だと言うグレン、ジャスミンは彼の言葉に従い魔導ゴンドラを地上へと下ろす。魔導ゴンドラからグレンとクレアが降りる。
「ジャスミンは降りないのか?」
「あぁ。ちょっと待つでござるよ……」
左手をグレンに向ける待つように指示するジャスミンだった。彼女は船尾でオールを水平に持つと目をつむる。オールと魔王ゴンドラが青く光り風が静かに舞い上がり彼女のスカートの裾がわずかにはためく。
「フォレストモデリング!」
魔導ゴンドラとオールが青く強く光った直後になくなってしまった。船尾に居たジャスミンはふわっと浮かんだようになって静かに地面に足が着く。彼女の手はオールを水平に持っていた時のまま手を上に向けていた。
「小さくしたのか?」
近づいて来たグレンがジャスミンの手を覗き込む。彼女の手の平には小さくなった魔導ゴンドラがあり上にはオールが乗っている。
「はい。こうしておけば持ち運びが簡単でござるよ」
「なるほどな……」
ジャスミンが使ったのはフォレストモデリングという魔法で、物体を再構築し大きさを変化させる。ただし…… 使えるのは構造を全て把握した物体のみであり、建造物など複雑な物へと使う場合にはそれなりの知識が必要となる。
「じゃあ……」
グレンはポケットに手を突っ込んで水晶を取り出し職員証をかざす。水晶のディスプレイに地図が表示されキティル達の緑の点を表示する。
「あっちか…… 丘の中腹って辺りだな。ただ集めれば言い訳じゃなく質によって報酬が違うな…… まぁいい」
つぶやいたグレンは水晶をポケットに戻しクレアに顔を向けた。
「あっちだ。行こうか」
「はい」
「行くでござるよ」
グレンの先導で三人は歩き出した。三人はクリアーダウンズヒルを上っていく。しばらく歩くと森が開けた小さな草原のような場所へ出た。キティルとクロースが草原の中央に立って居た。荷物と黄色の実が入った籠を地面に置いておりここを拠点にドリアーノの実を集めているようだ。
草原に出た三人はキティルとクロースの元へと歩いていく。
「よお! キティル」
「グっグレンさん!? どうしてここへ?」
「俺達もちょっと用事だよ……」
歩きながらグレンは右手をあげ挨拶するキティルに声をかけた。彼女は驚いていたが、クロースは彼らが来ると思っていたのか笑ってうなずいていた。
グレン達がさらに近づくと……
「おーい! 見つけたぞ! 大量だ」
「はぁはぁ」
「ちょっと待ちなさいよ…… はぁはぁ」
ドリアーノの実が生い茂る森の奥から声が聞こえて、オリビアが姿を現す。続いてグレゴリウスとメルダが彼女に続いて森から出て来た。三人はドリアーノの実が詰まった籠を抱えている。
「おや…… グレン君たちも……」
「本当だ。グレンさんだ」
グレンを見つけたオリビアとグレゴリウスが嬉しそうに笑っていた。三人は歩く速度をあげグレン達の元へ向かう。
「「がうあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」」
オリビアたちの背後から二頭のドリアロンエイプが現れた。
「しつこいな……」
「やっぱり倒しておくべきだったわね」
振り向いた籠を地面に置き背中のメイスに手をかけるオリビア、彼女の横で同じように弓をだして構えるメルだった。
皆が森から現れたドリアロンエイプへと視線を集中させていた。ドリアロンエイプの左斜め後ろにある木にわずかな異変が現れる。緑と黄色の枝がわずかに震え黒い二つの点がぎょろっと動いたのだ。
「チッ!!! 伏せろおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」
グレンの声が響いた。メルダは素早く地面に飛び込み伏せていた。オリビアもグレンに従い伏せようとした。
「えっえっ!?」
「あっ! グレ!!!」
遅れたグレゴリウスだった。オリビアがすぐに立ち上がり彼に向かって飛び込んだ。
「キーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!」
声が響き直後に空気を切り裂くような音をし、影がドリアロンエイプの左から右へと飛んで行った。直後にドリアロンエイプの首が地面へと転がるのだった。
魔導ゴンドラが方向を変えてから十分ほどで、ジャスミンは右腕を前に伸ばし二人に口を開いた。
「クリアーダウンズヒルが見えて来たでござるよ」
ジャスミンの指した先へ視線を向けた。色づいた森の中に黄色に染まった丘が見えて来る。十メートルはあろうかという木に黄色の実がビッシリとなって丘を黄色に染めていた。
「すごい丘が黄色に染まっている……」
「あぁ。ドリアーノの実は黄色くて大きいからな……」
グレンは丘を見てすぐに周囲に視線を動かし、警戒しながらクレアに返事をしていた。
ジャスミンはオールを上下に動かした。魔導ゴンドラが上昇していきクリアーダウンズヒルよりも高くなり向こう側が見えるようなった。ジャスミンは前方を指して口を開く。
「あの丘の向こうに見える建物がガーラム修道院でござるな」
「あれが……」
「ふーん」
クリアーダウンズヒルの丘の向こうに、そびえる三本の尖塔の中央に蛇が絡んだ十字架が見えた。尖塔は城のよう石造りの巨大な長方形の建物から伸びている。建物は強固な円形の城壁に囲まれていた。城壁に囲まれ尖塔をもつ建物が福音派のガーラム修道院だ。
クレアは体を前に倒し丘の向こうの建物を必死に見ようとした、グレンは対照的にチラッと建物を見た後はすぐに興味を無くしまた周囲を警戒していた。
オールを動かすジャスミン、魔導ゴンドラが今度は下降していく。
「来たか……」
周囲の森の木が激しく揺れているグレンに気づいた。彼はすぐに振り向いた。
「ジャスミン! 高度を上げろ!!」
「でっでも!」
魔導ゴンドラの高度を上げろと叫ぶグレンだった。いきなり魔導ゴンドラを上げろと言われ、ジャスミンが躊躇した。
「チッ!!!」
「グっグレン君!? 危ないですよ」
舌打ちをしたグレンが立ち上がった。クレアはいきなり立ち上がったグレンに困惑した表情を浮かべた。グレンはゴンドラを軽く蹴って浮かび上がると一直線に森へ向かって飛んで行った。
彼の目は赤く光らせオーラを纏い右手を腰にさした剣へと持って行く。
「グアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!」
森の木の間から三メートルほどの筋骨隆々で黄色の毛皮を纏い、やや前に出た口の上下に牙を生えた耳が尖ったゴリラのような魔物が飛び出して来た。
魔物はグレンを見ると右腕を振り上げた。指先には鋭く伸びた爪がキラリと輝いている。グレンに向け右腕を振り下ろした。空気を切り裂くような音がグレンの耳に届く。ジッと振り下ろされる腕を見て、彼は剣を強く握りしめた。
「はあああああああああああああああ!!!」
気合を入れ剣を抜いたグレンだった。グレンは剣を抜くと同時に魔物の右腕を斬りつける。剣は魔物の腕よりもはるかに速く鋭く伸びて魔物の右腕を肘と手首の間を切り裂いた。
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」
グレンの視界に数滴の赤い血が飛ぶ。回転しながら魔物の右手は地面と落ちて行き、周囲に悲痛な鳴き声が響く。表情を一つ変えずにグレンは剣を戻し横から魔物の胸を斬りつけた。
「ウギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!」
魔物の血と吹き出し斬られた毛がふわりと浮かぶ。体をのけぞらせ叫び声を残して魔物は地面へと落ちていった。森の木の枝が折れる音がし、地面に魔物が叩きつけられたのだった。グレンは剣を振って血を拭う。
「ふぅ」
小さく息を吐いたグレンは魔導ゴンドラへと戻って来た。グレンはクレアの横に立つ。クレアは座ったまま、グレンの横顔に見とれている彼女の頬はうっすらと赤くなっていた。
グレンがクレア視線に気づいて彼女の方を向く。ハッとしたクレアは恥ずかしそうにすぐに視線を外し口を開く。
「あっあの魔物は……」
「ドリアロンエイプだ。ドリアーノの実が好物の魔物だ。獲物に近づくやつが嫌いで襲って来るんだ」
鞘を持ってグレンは剣を収めながら答えている。ちなみにドリアロンエイプの黄色い毛は好物のドリアーノの実を食べすぎて色が移ったと言われている。
「グレン君が気にしてたのはドリアンエイプだったんですね」
依頼内容を聞いた時からグレンが気にしていたのは、ドリアロンエイプのことだとクレアは納得してうなずいた。しかし、グレンはすぐに首を横に振り否定する。
「いや…… 違う…… あいつらならドリアーノの実の採取なんてちょろい仕事だよ…… やっぱり収穫期はむりだな」
「えっ!?」
グレンは立ったまま体をジャスミンに向け彼女に声をかける。
「ジャスミン! 魔導ゴンドラを下せ。ここからは徒歩だ」
「でもまだ距離があるでござるよ」
「空に居るのは危ないんだよ。頼む」
「わっわかったでござる」
頭を下げ危険だと言うグレン、ジャスミンは彼の言葉に従い魔導ゴンドラを地上へと下ろす。魔導ゴンドラからグレンとクレアが降りる。
「ジャスミンは降りないのか?」
「あぁ。ちょっと待つでござるよ……」
左手をグレンに向ける待つように指示するジャスミンだった。彼女は船尾でオールを水平に持つと目をつむる。オールと魔王ゴンドラが青く光り風が静かに舞い上がり彼女のスカートの裾がわずかにはためく。
「フォレストモデリング!」
魔導ゴンドラとオールが青く強く光った直後になくなってしまった。船尾に居たジャスミンはふわっと浮かんだようになって静かに地面に足が着く。彼女の手はオールを水平に持っていた時のまま手を上に向けていた。
「小さくしたのか?」
近づいて来たグレンがジャスミンの手を覗き込む。彼女の手の平には小さくなった魔導ゴンドラがあり上にはオールが乗っている。
「はい。こうしておけば持ち運びが簡単でござるよ」
「なるほどな……」
ジャスミンが使ったのはフォレストモデリングという魔法で、物体を再構築し大きさを変化させる。ただし…… 使えるのは構造を全て把握した物体のみであり、建造物など複雑な物へと使う場合にはそれなりの知識が必要となる。
「じゃあ……」
グレンはポケットに手を突っ込んで水晶を取り出し職員証をかざす。水晶のディスプレイに地図が表示されキティル達の緑の点を表示する。
「あっちか…… 丘の中腹って辺りだな。ただ集めれば言い訳じゃなく質によって報酬が違うな…… まぁいい」
つぶやいたグレンは水晶をポケットに戻しクレアに顔を向けた。
「あっちだ。行こうか」
「はい」
「行くでござるよ」
グレンの先導で三人は歩き出した。三人はクリアーダウンズヒルを上っていく。しばらく歩くと森が開けた小さな草原のような場所へ出た。キティルとクロースが草原の中央に立って居た。荷物と黄色の実が入った籠を地面に置いておりここを拠点にドリアーノの実を集めているようだ。
草原に出た三人はキティルとクロースの元へと歩いていく。
「よお! キティル」
「グっグレンさん!? どうしてここへ?」
「俺達もちょっと用事だよ……」
歩きながらグレンは右手をあげ挨拶するキティルに声をかけた。彼女は驚いていたが、クロースは彼らが来ると思っていたのか笑ってうなずいていた。
グレン達がさらに近づくと……
「おーい! 見つけたぞ! 大量だ」
「はぁはぁ」
「ちょっと待ちなさいよ…… はぁはぁ」
ドリアーノの実が生い茂る森の奥から声が聞こえて、オリビアが姿を現す。続いてグレゴリウスとメルダが彼女に続いて森から出て来た。三人はドリアーノの実が詰まった籠を抱えている。
「おや…… グレン君たちも……」
「本当だ。グレンさんだ」
グレンを見つけたオリビアとグレゴリウスが嬉しそうに笑っていた。三人は歩く速度をあげグレン達の元へ向かう。
「「がうあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」」
オリビアたちの背後から二頭のドリアロンエイプが現れた。
「しつこいな……」
「やっぱり倒しておくべきだったわね」
振り向いた籠を地面に置き背中のメイスに手をかけるオリビア、彼女の横で同じように弓をだして構えるメルだった。
皆が森から現れたドリアロンエイプへと視線を集中させていた。ドリアロンエイプの左斜め後ろにある木にわずかな異変が現れる。緑と黄色の枝がわずかに震え黒い二つの点がぎょろっと動いたのだ。
「チッ!!! 伏せろおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」
グレンの声が響いた。メルダは素早く地面に飛び込み伏せていた。オリビアもグレンに従い伏せようとした。
「えっえっ!?」
「あっ! グレ!!!」
遅れたグレゴリウスだった。オリビアがすぐに立ち上がり彼に向かって飛び込んだ。
「キーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!」
声が響き直後に空気を切り裂くような音をし、影がドリアロンエイプの左から右へと飛んで行った。直後にドリアロンエイプの首が地面へと転がるのだった。
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