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第4章 深い森に迷う二人の姉
第278話 早く帰れば
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壁の前にいたクレアは右腕の袖で壁のゴミを払った。埃の中から壁に描かれた絵が出て来た。壁に描かれた絵は炎の下に巨大な森の絵があり、横にはドラゴンのような生物が描かれていた。
「なんだろうな…… これ?」
「さぁ。わかりません。絵の横に文字が書かれていますね」
絵を指すクレアだった。森や炎の絵の下には古代文明の文字が書かれていた。グレンは彼女が指す文字を見て小さくうなずいた。
「やっぱりキティルを連れてくるしかないか」
「ですね」
二人は遺跡にキティルを連れてくることにした。振り向いて部屋全体を眺めたクレアは入り口を指さした。
「一旦戻ってジャスミンさん達と合流しましょう」
「わかった……」
歩き出そうとするグレンだったが、途中で動作を止めクレアに顔を向けた。
「何か持って帰ろうか?」
「いえ…… 下手に触って遺跡が起動しても良くないですからね。なるべく動かさないでおきましょう」
「そうか」
首を横に振るクレアにグレンはうなずいた。二人は歩き出して部屋を出て行った。通路へと出たグレン達は来た道を戻り石階段を上り地上へと出た。すぐに森に身を隠しジャスミンたちと別れた場所へとやって来た。
「さて……」
上を向いて地面を蹴って浮かび上がるグレンとクレアだった。木の上でジャスミンとメルダは枝に乗り家の監視を続けていた。ジャスミンは枝に腰かけメルダは幹に手をかけ立って居た。グレンとクレアは彼女達がいる反対側の枝の上に乗った。
メルダが視線を横に向け笑った。
「あら早かったじゃない? どうだった?」
「古代遺跡の部屋に本と絵を見つけました。でも、私達だけじゃ何もわかりませんでした」
「そう…… じゃあキティルを連れていかないとダメね」
視線を地下階段に向けるメルダだった。続いてグレンがメルダに口を開く。
「そっちはどうだ?」
「ダメね。家の出入りはなし…… さすがに暇すぎて疲れたわ。ふわあああああ」
ディーアの家に人が出入りすることなく彼女が一人にならずに二人は接触できなかったようだ。監視をするだけで何もできなかったメルダは暇そうに背伸びをしたのだった。
「そうですか…… 昨日一人にしたから今日は動きがないかもですね……」
「どうする?」
「少し早いですが今日は引き上げましょうか。メルダさん。ジャスミンさんいいですか?」
クレアは体を少し前にだしメルダとジャスミンに確認する。
「そうでござるな」
「うん。しょうがないわね…… 帰りましょう」
二人はクレアの言葉にうなずいて返事をした。今日の調査を切り上げ四人は帰還することにした。木から下りた四人はダグオンがキャンプを張っていた野原へと戻り、ガエロの怒りの断崖を超えてツリーローダーへと戻ったのだった。
四人がツリーローダーに戻ると正午を過ぎた辺りだった。
「今…… 昼時よね…… あたしが戻るとよくないわね」
「じゃあ拙者と冒険者ギルドに行くでござるよ。拙者の仕事を少し手伝ってほしいでござる」
「わかったわ。じゃあね。クレア、グレン」
昼食を取る福音派との鉢合わせを避けるため、メルダはジャスミンに付き合って冒険者ギルドへと向かうのだった。
グレンとクレアはグレゴリウスが屋台を営業している広場へやって来た。
「うわぁ…… 混んでるな」
「えぇ。みんな福音派の人達です」
広場の入り口に並ぶフードを被った福音派の男性が列を作って並んでいた。列の横にはルドルフが立っており二人に気づいた。
「グレン……」
「おう。悪いなちょっと通してもらっていいか?」
「あぁ。かまわんぞ」
ルドルフは体を横にした。二人は列の横を通り過ぎて屋台の前へと移動した。
「いらっしゃいま…… あれ!? グレンさんにクレアさん…… 早いですね」
「あぁ。今日はもう仕事が終わったんだ。忙しいみたいだから俺達は端にいるな」
キティルが二人に気づいて声をかけた。右手をあげキティルに返事をしたグレンは屋台の裏へとひっこんだ。屋台の裏ではグレゴリウスが洗い場で皿を洗っていた。彼の後ろには皮を向きかけの芋が籠に入ってころがっている。
「グレンさん! クレアさん! ちょうど良かった」
「へっ!?」
洗い場で振り向いて二人が居るのを見てグレゴリウスは嬉しそうに笑った。彼は洗い場から出てグレンに向かって積み上がった皿を指す。
「はい。じゃあグレンさんは洗い物をお願いします。クレアさんは野菜の皮むきをお願いします」
「えっ!? 俺達も手伝うのかよ?」
「当たり前です! 営業中で忙しいんですよ!!」
「「はっはい! やります!」」
作業を手伝うように言われ驚くグレンを、グレゴリスは眉間にシワを寄せフライ返しを突きつけるように前に向け叱りつけた。グレゴリウスはいつになく気迫が溢れ、グレンとクレアは思わず返事をした。
鼻息荒く洗い場からグレゴリウスは調理場へと戻るグレゴリスだった。
「なんかすごい迫力だったな…… さすが皇子だ……」
「えぇ」
グレンとクレアは顔を見合せ困惑した表情を浮かべる。屋台の向こうで三人のやり取りを見ていたオリビアが笑った。
「はははっ。グレは料理に対しては真面目だからな」
「オッちゃん! 手を止めない!」
「わっわかった」
フライ返しでオリビアを指し注意するグレゴリスだった。オリビアは慌てて屋台から客席へと向かって行った。グレンとクレアは昼食の混雑が終わるまで屋台の手伝いをするのだった。
十三時を過ぎると福音派の男性が徐々に少なくなっていった。
「さて…… 全席に料理でましたね」
屋台から客席を見渡し嬉しそうに笑うグレゴリスだった。客席を埋めた福音派の男性たちに料理が届いているのをグレゴリウスは確認したようだ。
ちなみにグレゴリウスは背が低く地面に立っただけでは屋台のカウンターから外を覗けない。彼の足元にはカウンターの上に顔を出せるように木製の踏み台が置かれている。
「じゃあちょっと行きましょうか……」
踏み台から下りたグレゴリウスは、屋台の作業台の下へと体を突っ込んだ。腰を突き出した姿勢でスカートの裾がまくれグレゴリウスの青い下着が覗いている。
「あったあった」
作業台の下から真新しい白いコックコートとズボンを取り出した。
彼はエプロンを外して作業場に置くと、コックコートとズボンを持って洗い場の近くへとやってきた。ズボンを
「ちょっ?! 何しているんだ?」
「えっ!?」
グレンは背後で動くグレゴリスの気配を感じて振り向いた。そこにはワンピースの上からズボンを履こうとしているグレゴリスが見えた。
「何って着替えているだけですよ」
「まぁそうだけど…… いきなり近くで着替えるなよ」
「えぇ!? 良いじゃないですか!? グレンさんと僕は男同士ですし…… クレアさんの近くとかだと気まずいですよ」
「そりゃあそうだけど…… おい!」
話しながらグレゴリスはワンピースを脱ぎ、グレンは慌てて目を逸らした。ズボンを履き上半身は真っ白なシャツ一枚になった、グレゴリスの体は薄っすらと透け、胸にはピンクの小さい丸が浮いていた。
「ちょっと行って来ます」
「えっ!? あぁ」
グレゴリウスがほほ笑みグレンに手をあげた。コックコートを着て髪をコック帽の中に押し込んだ彼は、作業台に置いたエプロンを締め直し屋台から出て行った。
ささっと着替えて出て行ったグレゴリウスは呆然と見送るグレンだった。グレンの横にすっとクレアが近づいて来て冷たい目を彼に向けた。
「エッチ! 着替えなんか覗いて」
「なっなんだよ! 勝手にあいつが着替えたんだろ!」
グレンは出て行ったグレゴリウスを指した叫んだ。グレンの言葉を聞いたクレアは不満げに口を尖らせるのだった。
「なんだろうな…… これ?」
「さぁ。わかりません。絵の横に文字が書かれていますね」
絵を指すクレアだった。森や炎の絵の下には古代文明の文字が書かれていた。グレンは彼女が指す文字を見て小さくうなずいた。
「やっぱりキティルを連れてくるしかないか」
「ですね」
二人は遺跡にキティルを連れてくることにした。振り向いて部屋全体を眺めたクレアは入り口を指さした。
「一旦戻ってジャスミンさん達と合流しましょう」
「わかった……」
歩き出そうとするグレンだったが、途中で動作を止めクレアに顔を向けた。
「何か持って帰ろうか?」
「いえ…… 下手に触って遺跡が起動しても良くないですからね。なるべく動かさないでおきましょう」
「そうか」
首を横に振るクレアにグレンはうなずいた。二人は歩き出して部屋を出て行った。通路へと出たグレン達は来た道を戻り石階段を上り地上へと出た。すぐに森に身を隠しジャスミンたちと別れた場所へとやって来た。
「さて……」
上を向いて地面を蹴って浮かび上がるグレンとクレアだった。木の上でジャスミンとメルダは枝に乗り家の監視を続けていた。ジャスミンは枝に腰かけメルダは幹に手をかけ立って居た。グレンとクレアは彼女達がいる反対側の枝の上に乗った。
メルダが視線を横に向け笑った。
「あら早かったじゃない? どうだった?」
「古代遺跡の部屋に本と絵を見つけました。でも、私達だけじゃ何もわかりませんでした」
「そう…… じゃあキティルを連れていかないとダメね」
視線を地下階段に向けるメルダだった。続いてグレンがメルダに口を開く。
「そっちはどうだ?」
「ダメね。家の出入りはなし…… さすがに暇すぎて疲れたわ。ふわあああああ」
ディーアの家に人が出入りすることなく彼女が一人にならずに二人は接触できなかったようだ。監視をするだけで何もできなかったメルダは暇そうに背伸びをしたのだった。
「そうですか…… 昨日一人にしたから今日は動きがないかもですね……」
「どうする?」
「少し早いですが今日は引き上げましょうか。メルダさん。ジャスミンさんいいですか?」
クレアは体を少し前にだしメルダとジャスミンに確認する。
「そうでござるな」
「うん。しょうがないわね…… 帰りましょう」
二人はクレアの言葉にうなずいて返事をした。今日の調査を切り上げ四人は帰還することにした。木から下りた四人はダグオンがキャンプを張っていた野原へと戻り、ガエロの怒りの断崖を超えてツリーローダーへと戻ったのだった。
四人がツリーローダーに戻ると正午を過ぎた辺りだった。
「今…… 昼時よね…… あたしが戻るとよくないわね」
「じゃあ拙者と冒険者ギルドに行くでござるよ。拙者の仕事を少し手伝ってほしいでござる」
「わかったわ。じゃあね。クレア、グレン」
昼食を取る福音派との鉢合わせを避けるため、メルダはジャスミンに付き合って冒険者ギルドへと向かうのだった。
グレンとクレアはグレゴリウスが屋台を営業している広場へやって来た。
「うわぁ…… 混んでるな」
「えぇ。みんな福音派の人達です」
広場の入り口に並ぶフードを被った福音派の男性が列を作って並んでいた。列の横にはルドルフが立っており二人に気づいた。
「グレン……」
「おう。悪いなちょっと通してもらっていいか?」
「あぁ。かまわんぞ」
ルドルフは体を横にした。二人は列の横を通り過ぎて屋台の前へと移動した。
「いらっしゃいま…… あれ!? グレンさんにクレアさん…… 早いですね」
「あぁ。今日はもう仕事が終わったんだ。忙しいみたいだから俺達は端にいるな」
キティルが二人に気づいて声をかけた。右手をあげキティルに返事をしたグレンは屋台の裏へとひっこんだ。屋台の裏ではグレゴリウスが洗い場で皿を洗っていた。彼の後ろには皮を向きかけの芋が籠に入ってころがっている。
「グレンさん! クレアさん! ちょうど良かった」
「へっ!?」
洗い場で振り向いて二人が居るのを見てグレゴリウスは嬉しそうに笑った。彼は洗い場から出てグレンに向かって積み上がった皿を指す。
「はい。じゃあグレンさんは洗い物をお願いします。クレアさんは野菜の皮むきをお願いします」
「えっ!? 俺達も手伝うのかよ?」
「当たり前です! 営業中で忙しいんですよ!!」
「「はっはい! やります!」」
作業を手伝うように言われ驚くグレンを、グレゴリスは眉間にシワを寄せフライ返しを突きつけるように前に向け叱りつけた。グレゴリウスはいつになく気迫が溢れ、グレンとクレアは思わず返事をした。
鼻息荒く洗い場からグレゴリウスは調理場へと戻るグレゴリスだった。
「なんかすごい迫力だったな…… さすが皇子だ……」
「えぇ」
グレンとクレアは顔を見合せ困惑した表情を浮かべる。屋台の向こうで三人のやり取りを見ていたオリビアが笑った。
「はははっ。グレは料理に対しては真面目だからな」
「オッちゃん! 手を止めない!」
「わっわかった」
フライ返しでオリビアを指し注意するグレゴリスだった。オリビアは慌てて屋台から客席へと向かって行った。グレンとクレアは昼食の混雑が終わるまで屋台の手伝いをするのだった。
十三時を過ぎると福音派の男性が徐々に少なくなっていった。
「さて…… 全席に料理でましたね」
屋台から客席を見渡し嬉しそうに笑うグレゴリスだった。客席を埋めた福音派の男性たちに料理が届いているのをグレゴリウスは確認したようだ。
ちなみにグレゴリウスは背が低く地面に立っただけでは屋台のカウンターから外を覗けない。彼の足元にはカウンターの上に顔を出せるように木製の踏み台が置かれている。
「じゃあちょっと行きましょうか……」
踏み台から下りたグレゴリウスは、屋台の作業台の下へと体を突っ込んだ。腰を突き出した姿勢でスカートの裾がまくれグレゴリウスの青い下着が覗いている。
「あったあった」
作業台の下から真新しい白いコックコートとズボンを取り出した。
彼はエプロンを外して作業場に置くと、コックコートとズボンを持って洗い場の近くへとやってきた。ズボンを
「ちょっ?! 何しているんだ?」
「えっ!?」
グレンは背後で動くグレゴリスの気配を感じて振り向いた。そこにはワンピースの上からズボンを履こうとしているグレゴリスが見えた。
「何って着替えているだけですよ」
「まぁそうだけど…… いきなり近くで着替えるなよ」
「えぇ!? 良いじゃないですか!? グレンさんと僕は男同士ですし…… クレアさんの近くとかだと気まずいですよ」
「そりゃあそうだけど…… おい!」
話しながらグレゴリスはワンピースを脱ぎ、グレンは慌てて目を逸らした。ズボンを履き上半身は真っ白なシャツ一枚になった、グレゴリスの体は薄っすらと透け、胸にはピンクの小さい丸が浮いていた。
「ちょっと行って来ます」
「えっ!? あぁ」
グレゴリウスがほほ笑みグレンに手をあげた。コックコートを着て髪をコック帽の中に押し込んだ彼は、作業台に置いたエプロンを締め直し屋台から出て行った。
ささっと着替えて出て行ったグレゴリウスは呆然と見送るグレンだった。グレンの横にすっとクレアが近づいて来て冷たい目を彼に向けた。
「エッチ! 着替えなんか覗いて」
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