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第1話 転生?なにそれ
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おいおいおいおい、竜や悪魔の存在を信じていないって? 異世界や転生が夢の話だって? 確かにそう思うやつもいるかもしれない。だが信じている奴もいる。実際その一人が俺だよ。俺が誰だって? それは秘密さ。それで、話は戻るが俺は思うんだよ。狂信している奴が見ることができる。信仰している奴が聞くことができる。そうだろう? だから何事もないことを疑うなとは言わねえが、信じてみるってことも大切なんじゃねぇかな。おりゃあそう思うぜ。相棒。
「俺は転生者だ」
と言われてそれを信じる人がこの世にどれだけいるだろうか。多分、俺は信じない。転生ってゲームや漫画の世界の話だし、そもそもそういう宗教的なものはあまり信じていない。
というのが俺の持論だった。
そんな話をなぜしたのか。それは俺の入っているサークルがオカルトサークルだったからだ。黒魔術やUFO、UMAなど世界の不思議なものを研究しているサークルで所謂不思議ちゃんの集まりだった。
そのサークル活動中に『異世界はあるのか』という議題になった。議論はあっさりと決まり異世界はあるかどうかわからないという結果になり、在る派無い派両陣営とも不完全燃焼で終わってしまった。そうなるとやはり最近流行りの異世界への転移や転生といった話題に移っていくのは至極当然のことだろう。
議論は白熱した。転生は存在する派の信じる力は圧巻で過去のデータや、実際に転生したといわれるテレビにも引っ張りだこな人物との対談といった様々な研究成果を打ち立てていきたため転生は存在する派の勝ちに見えた。
しかし、一年後状況は一変した。
転生したといわれる人物が詐欺罪で捕まってしまったのだ。転生は存在する勢の牙城はここにきて崩れボロボロと崩れ始めた。
そんな面白サークルに入って大学生活を送っていた。普通に友達がいて、単位を落とさないほどの成績をとった。ただ、普通じゃなかったがある。それは、少しだけ、いや少し以上に人より虫が好きすぎたところだ。小さなころから採取や飼育、標本作りに励み、大学生になってある程度の自由が利くようになると家や借りたコンテナにはたくさんの虫を飼育するようになり、多い時には数百種類にもなった。
学校はなくサークルもない今日、山梨県にある、とある山に来ていた。車で四時間ほど掛かってしまったが、この日のために準備をしてきたことを思えば一瞬のことのようだった。
「あちぃ」
日差しがらんらんと照り付ける中、真夏の昼の山道を進んだ。
周りを見渡せばクヌギやコナラといったとある虫が好むであろう木がたくさんあった。もちろん周囲の木をくまなく探索してもよいのだが、俺には向かうべき場所があった。山道はきちんと整備されているが桟橋を渡るときだけ、手すりがないことに恐怖をしたのはご愛敬だ。
しばらくして、歩いていると大樹とそのふもとの祠が見えた。
とても大きな木で樹齢は軽く百年は超えているだろう。近くで見るとそのてっぺんは全く見えそうにない。
祠は小さく古いものだったが、なぜか目を離すことができない雰囲気を纏っていた。
祠に近づきお供えをする。
何のためにするのかはいまいちわかっていないが付近の虫を採取する以上必要な気がしたため行っていた。
手を合わせて祈った後、祠の近くに荷物を置き早速とばかりに採取を始めた。
初めに目を付けたのは、朽木だった。風にあおられ雨にさらされた朽木は程よく腐っていてカバンから出したトンカチで削ると目当てのものが出てきた。
「見つけたぞ~、オオクワ~」
黒いダイヤモンドのような光沢をもつオオクワガタを見つけると自然と笑みがこぼれる。
「幸先いいなぁ」
朽木を後にし次の場所へ向かう。
何度か朽木や幹といったものを調べ採取をすると、木々の合間に少し開けた場所があることに気が付いた。早くもここまで進んでしまったことに驚き、その場所に向かう。
開けた場所に着くと、一面の白。それも聖なる光を彷彿させる純白に目を奪われた。
「何度来てもすごいなここは」
この山の一角にある花畑。そこに咲き誇るのは白百合だった。
白百合の近くまでいくと甘く濃厚で強い香りが鼻腔を刺激した。酔っぱらったようなか感覚に襲われるも振り払い、ここでも採取を始める。
幾ばくか時間がたつと辺りが暗くなってきた。
今日は近くにある旅館に泊まる予定になっている。
あまり遅くなってしまうと迷惑になるだろうと思い、帰路につこう…と、したとき雨の香がした。このままでは降り始めてしまう。荷物を片付け百合畑を後にした。
一瞬百合畑に白い服を着た少女が見えたのは気のせいだろうと思いながら。
ハンチング帽を深くかぶり雨をしのぎながら走る。山の天気は変わりやすいというが朝あれだけ晴れていたのを思い出すとげんなりする。
走っていると桟橋に着いた。下が谷であるここはかなり危険なため細心の注意を払いゆっくり一歩、また一歩と歩を進める。
運命というのはいたずらなもので先ほどまで全く吹いていなかった風が大きく吹き始めた。
―落ちる!
雨で滑りやすい木の橋に足を滑らせ体制を崩し、落ちた。
「うわああああああああああああああああああ」
心の底から出す悲鳴、その心はただ恐怖だった。
橋から投げ出された俺は、少しでも生きようと空中でもがいた。シャカシャカとビデオの早送りのように進んでいく光景。手を伸ばして助かろうとするものの、見上げれば自分をあざ笑うように遠くに見える桟橋があった。
ああ、死んでしまうんだ…
そう思ってしまったとき半ば現実を受け止めていなかった脳がそれを理解した。
死!?
死ぬの?
やばい、やばい、やばい、やばい、やばい。
そう思いながらふと下を向いてしまう。
嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ嫌、嫌、嫌、嫌、嫌、嫌、嫌、嫌、嫌、嫌、嫌、嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌、いや、いや、いやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ、いやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ。
―ドンッ
享年21歳。これが俺、六角《ろっかく》 蓮《れん》の最後だった。
「俺は転生者だ」
と言われてそれを信じる人がこの世にどれだけいるだろうか。多分、俺は信じない。転生ってゲームや漫画の世界の話だし、そもそもそういう宗教的なものはあまり信じていない。
というのが俺の持論『だった』。
そう、だったのだ。それは現在の状況を見れば分かるだろう。
ぷにぷにとしたお手て、体は柔らかく、顔まで曲がり口で咥えることのできる足。
俺は赤子だ。
「俺は転生者だ」
と言われてそれを信じる人がこの世にどれだけいるだろうか。多分、俺は信じない。転生ってゲームや漫画の世界の話だし、そもそもそういう宗教的なものはあまり信じていない。
というのが俺の持論だった。
そんな話をなぜしたのか。それは俺の入っているサークルがオカルトサークルだったからだ。黒魔術やUFO、UMAなど世界の不思議なものを研究しているサークルで所謂不思議ちゃんの集まりだった。
そのサークル活動中に『異世界はあるのか』という議題になった。議論はあっさりと決まり異世界はあるかどうかわからないという結果になり、在る派無い派両陣営とも不完全燃焼で終わってしまった。そうなるとやはり最近流行りの異世界への転移や転生といった話題に移っていくのは至極当然のことだろう。
議論は白熱した。転生は存在する派の信じる力は圧巻で過去のデータや、実際に転生したといわれるテレビにも引っ張りだこな人物との対談といった様々な研究成果を打ち立てていきたため転生は存在する派の勝ちに見えた。
しかし、一年後状況は一変した。
転生したといわれる人物が詐欺罪で捕まってしまったのだ。転生は存在する勢の牙城はここにきて崩れボロボロと崩れ始めた。
そんな面白サークルに入って大学生活を送っていた。普通に友達がいて、単位を落とさないほどの成績をとった。ただ、普通じゃなかったがある。それは、少しだけ、いや少し以上に人より虫が好きすぎたところだ。小さなころから採取や飼育、標本作りに励み、大学生になってある程度の自由が利くようになると家や借りたコンテナにはたくさんの虫を飼育するようになり、多い時には数百種類にもなった。
学校はなくサークルもない今日、山梨県にある、とある山に来ていた。車で四時間ほど掛かってしまったが、この日のために準備をしてきたことを思えば一瞬のことのようだった。
「あちぃ」
日差しがらんらんと照り付ける中、真夏の昼の山道を進んだ。
周りを見渡せばクヌギやコナラといったとある虫が好むであろう木がたくさんあった。もちろん周囲の木をくまなく探索してもよいのだが、俺には向かうべき場所があった。山道はきちんと整備されているが桟橋を渡るときだけ、手すりがないことに恐怖をしたのはご愛敬だ。
しばらくして、歩いていると大樹とそのふもとの祠が見えた。
とても大きな木で樹齢は軽く百年は超えているだろう。近くで見るとそのてっぺんは全く見えそうにない。
祠は小さく古いものだったが、なぜか目を離すことができない雰囲気を纏っていた。
祠に近づきお供えをする。
何のためにするのかはいまいちわかっていないが付近の虫を採取する以上必要な気がしたため行っていた。
手を合わせて祈った後、祠の近くに荷物を置き早速とばかりに採取を始めた。
初めに目を付けたのは、朽木だった。風にあおられ雨にさらされた朽木は程よく腐っていてカバンから出したトンカチで削ると目当てのものが出てきた。
「見つけたぞ~、オオクワ~」
黒いダイヤモンドのような光沢をもつオオクワガタを見つけると自然と笑みがこぼれる。
「幸先いいなぁ」
朽木を後にし次の場所へ向かう。
何度か朽木や幹といったものを調べ採取をすると、木々の合間に少し開けた場所があることに気が付いた。早くもここまで進んでしまったことに驚き、その場所に向かう。
開けた場所に着くと、一面の白。それも聖なる光を彷彿させる純白に目を奪われた。
「何度来てもすごいなここは」
この山の一角にある花畑。そこに咲き誇るのは白百合だった。
白百合の近くまでいくと甘く濃厚で強い香りが鼻腔を刺激した。酔っぱらったようなか感覚に襲われるも振り払い、ここでも採取を始める。
幾ばくか時間がたつと辺りが暗くなってきた。
今日は近くにある旅館に泊まる予定になっている。
あまり遅くなってしまうと迷惑になるだろうと思い、帰路につこう…と、したとき雨の香がした。このままでは降り始めてしまう。荷物を片付け百合畑を後にした。
一瞬百合畑に白い服を着た少女が見えたのは気のせいだろうと思いながら。
ハンチング帽を深くかぶり雨をしのぎながら走る。山の天気は変わりやすいというが朝あれだけ晴れていたのを思い出すとげんなりする。
走っていると桟橋に着いた。下が谷であるここはかなり危険なため細心の注意を払いゆっくり一歩、また一歩と歩を進める。
運命というのはいたずらなもので先ほどまで全く吹いていなかった風が大きく吹き始めた。
―落ちる!
雨で滑りやすい木の橋に足を滑らせ体制を崩し、落ちた。
「うわああああああああああああああああああ」
心の底から出す悲鳴、その心はただ恐怖だった。
橋から投げ出された俺は、少しでも生きようと空中でもがいた。シャカシャカとビデオの早送りのように進んでいく光景。手を伸ばして助かろうとするものの、見上げれば自分をあざ笑うように遠くに見える桟橋があった。
ああ、死んでしまうんだ…
そう思ってしまったとき半ば現実を受け止めていなかった脳がそれを理解した。
死!?
死ぬの?
やばい、やばい、やばい、やばい、やばい。
そう思いながらふと下を向いてしまう。
嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ嫌、嫌、嫌、嫌、嫌、嫌、嫌、嫌、嫌、嫌、嫌、嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌、いや、いや、いやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ、いやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ。
―ドンッ
享年21歳。これが俺、六角《ろっかく》 蓮《れん》の最後だった。
「俺は転生者だ」
と言われてそれを信じる人がこの世にどれだけいるだろうか。多分、俺は信じない。転生ってゲームや漫画の世界の話だし、そもそもそういう宗教的なものはあまり信じていない。
というのが俺の持論『だった』。
そう、だったのだ。それは現在の状況を見れば分かるだろう。
ぷにぷにとしたお手て、体は柔らかく、顔まで曲がり口で咥えることのできる足。
俺は赤子だ。
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