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3章

14話《交わり》

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 「あの……それで俺は今日、何をやればいいんですか?」

 俺はベットの端に腰を掛け、雅斗さんに聞いた。
 彼は俺を見つめて答えた。
 
 「今日は仕事はいいよ」

 「そうですか、じゃあ今日は帰っても……」
 
 「そんなこと言った?仕事は、だよ」

 雅斗さんは嘲笑い、俺をベットに押し倒した。
 
 「今日は俺だけを見ろ、気持ちよくしてやっから」

 「え、雅斗さっ……んぅ……」

 押し倒されたまま、強引にキスをされた。
 唇の割れ目を幾度も舐められ、ゆっくりと舌が中に入ってくる。
 未だになれないこの感覚は抗えない欲と快感を産み、ずんずんと俺を侵食していく。
 くちゅくちゅと艶やかな水音を立て、激しいキスに溺れる。

 「ふぁ、んぅ……」
  
 俺はいつの間にか雅斗さんの体に腕を掛け、抱きついていた。
 彼を求めているのが恥ずかしくて仕方ないのだか、それほど今は彼に夢中だった。

 「愁里、お前なんでそんなに可愛いんだよ……」

 「知らなっ、ぁふ……ん」

 唇を離され、少し寂しくなるが雅斗さんも俺の事を求めていてくれているのだと思うと幸せを感じた。
 彼は俺の身に付けているものすべてを取り除き始め、直ぐに俺は全裸になり、火照った体を露わにした。
 雅斗さんは俺の足の間に入り、胸に人差し指を宛がった。
 
 「お前、ここ弱いんだったよな」

 つんっと乳首を弾かれて小さく呻き、頷いた。

 「もう立ってんじゃん、乳首もここも。やっぱり変態だな、キスだけでこんなに……」

  「んぁっ、やっ……」

 キスでいつもより弱くなった乳首を摘まれ、俺は喘いた。
 続けざまにペ二スを擦られたり、扱かれたりされ体が汗ばみ始めた。

 「雅斗さ、ん……俺……」

 ふるふると首を横に振りながら、雅斗さんに訴えると、腫れぼたった乳首を捏ね回しながら彼は反応してくれた。

 「何?」

 「今日は乳首じゃなくて、雅斗さんのでイきたいっ……」

 頬を赤らめながら俺はそう呟いた。

 「お前、そんなに煽っていいの?手加減は……」

 「激しくしてもいいから。早く雅斗さんが欲しい」

 俺は雅斗さんの言葉を遮り、足を開いてから緩んだアナルを広げ、そう言った。

 「分かった。止めてって言ってももうやめないからな」

 彼は直ぐにズボンと下着を下げ、ペ二スを取り出し俺のアナルの入口に押し当てた。

 「挿れるぞ……」

 「うん、来て……っ」

 めりめりと俺の中に入ってくる感覚が全身を震わせて快感を与えてくる。

 「お前、最初っからキツすぎ、ちょっと緩めろ……」

 「あぁっ、そんな、無理ぃ……」

 気持ちよさに、俺は直ぐ中を締め付けてしまった。
 でも、緩めないと奥に来て貰えないから俺は体から力を少し抜いた。
 それと同時に彼のペ二スが一気に入ってきた。

 「あぁっ、そんな、急に……」

 「良かったのか?お前のペ二ス、先走りめっちゃ漏らしてるじゃん」

 「そんなの言わなくていぃっ……」

 「恥ずかしがるのか?今更だな。ま、俺ももう限界だし動くぞ」

 「うん、いっぱい突いて……」


 __俺は、雅斗の大きなペ二スに最奥と前立腺をめいいっぱい突かれ、何度もイき狂った。
 今ベッドに横たわるのは、微笑む俺と幸せそうに俺の頬にキスをする雅斗さんであった。
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