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第4話 授業で知る常識
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「・・・・おし。今日の授業はこんなもんだ。基本的な事ばかりだが、ここに全く知らない奴もいる。良いきっかけだからな。皆、基本から学び直してくれ。」そう教師が言い、授業が終わっていく。
「宿舎を使う者はいるか?」
そう聞かれ、手を挙げると自分と数人の女生徒であった。
「…ええええええ、この人も!?問題児じゃない!!?」
こいつ、ざわざわしてた時にガンガン言ってきた奴だな。
「俺はアルピエロ。アンタは?」
「私はリンよ。右はアズで、左はカナ。後ろはエリよ」
「…皆、知り合いか?」
「…そうよ!!だから私達の誰かに変な事したら、直ぐに解るんだからね!!」
何故する事前提で話をするんだ。
「大丈夫だ。しないと誓おう」
「・・・そう。それなら良いけど。はっきり言っておくけどね。私、問題児は絶対に信用はしないから。」
肩透かしを喰らった様にリンは引き下がる。
きっと正義感が強いのだろう。
しかし問題児は解せん。
リンはテストで2位だったような、そんな印象がある。
コイツが仲良くしてくれれば、勉強が捗りそうなのに・・・。
そう思いながらも違う事を俺は考えていた。
少し、俺は戸惑った感情を持っていた。
今日の授業が問題だ。
今日の授業は
魔法とは何かという授業と、
魔法の属性とはという授業の内容であった。
他の生徒はさも当然と聞いていた内容であり常識なのだろう。…俺にとっては初耳も良い所だが。
授業内容はこれだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
魔法とは神からの贈り物であり、勉強と鍛錬でのみ開花するものである
魔法の属性は6つ有る。
攻撃の火・回復の水・速度の風・最強の光と闇・そして守りの土。
属性によりランクがあり、自分の属性である土は使う者も少なく、最弱との事。
守りや壁を作り出す事しか出来ない土は、戦場において「直ぐに死ぬ壁役」となっていた。
役割はただ一つ。
「守りを固めて時間を稼ぐ事」であった。
その為、早死にに繋がるとの事であった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
なんなんだ。
・・・・俺は母と約束した。【絶対に生き延びる】と。
なのに何故だ!!!
なんだこれは。
希望を持ってきた学園で戦場の生贄のような扱いだと?
授業で聞いた瞬間に、俺は気が気でなかった。
その際に教師に喰ってかかった。
「…俺、先生に勝ったじゃないですか。土は皆、こんな評価なんですか?」
「さっきは戦い方が良かっただけだ。戦場では役割がある。…土に戦闘センスは意味が無い。」
アルは苛立っていた。
「…どういう意味ですか?」
「…土は時間を稼ぐのが求められる。今は人員もいないし直ぐに最前線に送られて盾にされると思う」
「…戦場でその役割を放棄すると?」
「…反逆者として味方に殺されるな。」
「…そんな!!」
「そんなもんだ。土に生まれた事を悔やむしかない。今生きている土はほぼいないし学生にも殆どいない」
少しだけ希望を持って聞いてみる。
「・・・・希少価値ってあります?」
「前向きだな、お前。…全くないな。経験上、使い切って終わるだけだからな。」
失望した俺は、途方に暮れた。
「・・・・成程。」
その後の教師の発言は、殆ど覚えていない。勿論授業内容も頭になぞ入っていない。
…それほど衝撃的だった。
授業終わりに、教科書を先に読んでも、同じ結果であった。
使用する人間が現在おらず、土魔法を学ぶのは本だけであった。講師なども居ないとの事だ。なので他の魔法と比べて、土魔法自体の研究も進んでおらず、大きな大戦の度に土魔法の強者や知識は使い尽くされてしまっていた。
学園で勉強できる事は、殆どが他の属性の為の時間となっており、土魔法に対しては、敵としての倒し方しかない状態だ。
しかも簡単に倒せるようなやり方ばかりが揃っており、狩りやすい相手だそうだ。
こんな貰いたくない知識を抱えて、俺は宿舎へと向かっていった。
「宿舎を使う者はいるか?」
そう聞かれ、手を挙げると自分と数人の女生徒であった。
「…ええええええ、この人も!?問題児じゃない!!?」
こいつ、ざわざわしてた時にガンガン言ってきた奴だな。
「俺はアルピエロ。アンタは?」
「私はリンよ。右はアズで、左はカナ。後ろはエリよ」
「…皆、知り合いか?」
「…そうよ!!だから私達の誰かに変な事したら、直ぐに解るんだからね!!」
何故する事前提で話をするんだ。
「大丈夫だ。しないと誓おう」
「・・・そう。それなら良いけど。はっきり言っておくけどね。私、問題児は絶対に信用はしないから。」
肩透かしを喰らった様にリンは引き下がる。
きっと正義感が強いのだろう。
しかし問題児は解せん。
リンはテストで2位だったような、そんな印象がある。
コイツが仲良くしてくれれば、勉強が捗りそうなのに・・・。
そう思いながらも違う事を俺は考えていた。
少し、俺は戸惑った感情を持っていた。
今日の授業が問題だ。
今日の授業は
魔法とは何かという授業と、
魔法の属性とはという授業の内容であった。
他の生徒はさも当然と聞いていた内容であり常識なのだろう。…俺にとっては初耳も良い所だが。
授業内容はこれだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
魔法とは神からの贈り物であり、勉強と鍛錬でのみ開花するものである
魔法の属性は6つ有る。
攻撃の火・回復の水・速度の風・最強の光と闇・そして守りの土。
属性によりランクがあり、自分の属性である土は使う者も少なく、最弱との事。
守りや壁を作り出す事しか出来ない土は、戦場において「直ぐに死ぬ壁役」となっていた。
役割はただ一つ。
「守りを固めて時間を稼ぐ事」であった。
その為、早死にに繋がるとの事であった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
なんなんだ。
・・・・俺は母と約束した。【絶対に生き延びる】と。
なのに何故だ!!!
なんだこれは。
希望を持ってきた学園で戦場の生贄のような扱いだと?
授業で聞いた瞬間に、俺は気が気でなかった。
その際に教師に喰ってかかった。
「…俺、先生に勝ったじゃないですか。土は皆、こんな評価なんですか?」
「さっきは戦い方が良かっただけだ。戦場では役割がある。…土に戦闘センスは意味が無い。」
アルは苛立っていた。
「…どういう意味ですか?」
「…土は時間を稼ぐのが求められる。今は人員もいないし直ぐに最前線に送られて盾にされると思う」
「…戦場でその役割を放棄すると?」
「…反逆者として味方に殺されるな。」
「…そんな!!」
「そんなもんだ。土に生まれた事を悔やむしかない。今生きている土はほぼいないし学生にも殆どいない」
少しだけ希望を持って聞いてみる。
「・・・・希少価値ってあります?」
「前向きだな、お前。…全くないな。経験上、使い切って終わるだけだからな。」
失望した俺は、途方に暮れた。
「・・・・成程。」
その後の教師の発言は、殆ど覚えていない。勿論授業内容も頭になぞ入っていない。
…それほど衝撃的だった。
授業終わりに、教科書を先に読んでも、同じ結果であった。
使用する人間が現在おらず、土魔法を学ぶのは本だけであった。講師なども居ないとの事だ。なので他の魔法と比べて、土魔法自体の研究も進んでおらず、大きな大戦の度に土魔法の強者や知識は使い尽くされてしまっていた。
学園で勉強できる事は、殆どが他の属性の為の時間となっており、土魔法に対しては、敵としての倒し方しかない状態だ。
しかも簡単に倒せるようなやり方ばかりが揃っており、狩りやすい相手だそうだ。
こんな貰いたくない知識を抱えて、俺は宿舎へと向かっていった。
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