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夏の夜の悪夢 ②
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俺は、奴ら魔物に殺された。
悔しげに眉間を皺を寄せ、唇を強く噛み締めた。
だが、せめて、行方不明な仲間を探し出してあげたい。
彼等の魂は、きっと孤独に暗い森の中を彷徨っている筈だ。
「さて…と、行くとするか。」
黒須は俺の腕を掴むと、そのまま飛び立とうとする。
「なぁ、やっぱり、駄目か…?どうしても、このままの状態で成仏したくないんだ…」
俺は、首を強く振り頑なに拒んだ。
奴等は、馬鹿やって、警察沙汰になってきたが、俺の大事な仲間だった。
ここで去ったら、全てが終わりになってしまう。
「お前、分かってんのか?化け物になるリスクも承知なんだな?」
「分かってる。だけど、俺の遺体や仲間の遺体、そのままにはしたくないんだ。ずっと、このままで良い訳ないだろ?」
「死霊が現世で自由に行動すると、時間が経つにつれ魂の色相が濁っていくんだ。そして、やがて悪霊と化し黄魔という化け物になるんだ。お前の色相は、その間にもー」
「悪霊になってもいい。」
覚悟は出来ているー。
「面倒な奴だな…」
黒須という死神は、舌打ちすると面倒くさげに頭をボリボリかいた。
「頼む…」
俺は、しきりに懇願する。
ーと、彼女の通信機が、ぷるぷる鳴った。
「ちょっと、待て。」
黒須は、俺を制すると胸ポケットから携帯を取り出し話し始めた。
「はい、黒須。…えっ!?悪霊の集団が…待て、そんなの初耳だぞ。ちゃんと、仕事してたんだろうな…?え、今になって、分かった…?事故多発地帯…?はい、私一人でやれと…?」
黒須は、俯き苦虫を噛み潰したような顔をした。
「ち…っ、うじゃうじゃ、霊が湧いて来やがった…」
黒須は、イラついたような表情をし通信機を切ると、深くため息をついた。
「その霊って、どんな奴らですか…?」
「虚勢を張ったチンピラ風の霊の集団だ。郊外の廃墟を塒にしてるらしい。悪霊化しつつあるみたいだ。多分、お前に関係がある。立ち入り禁止のGREEN・FIELD_アオバ01ビルって、知ってるか?」
「し、知ってます…そこ、よく俺らよくアジトにしていたから…」
「行くぞ。成仏は後だ。あと、これ飲んでろ。飲んで一時間は、進行が止まる。」
黒須は、真剣な眼差しをこちらに向ける。
俺は、黒須から奇妙な丸薬を貰い、飲み干した。
黒須は、脇にあった大型バイクに跨ると、エンジンを回した。
「おい、まさかそのバイクは、お前の…!?」
「上からの支給品だ。今は、時間が無いんだ。しっかり、捕まってろよ!」
黒須は、バイクを飛ばした。
景色は、風の如く目まぐるしく変貌する。
恐る恐るメーターを見ると、時速200キロを超えていた。
改造バイクだろうか?
警察に捕まらないだろうか?
俺の脳内に不安が過ぎった。
「お、おい、大丈夫か」
「大丈夫だ。バイクを飛ばす間は、警察に私の姿は見えてない。そもそも、私は死神だから、アウトローなんだよ。」
背後に、激しいバイク音が轟いた。
振り向くと、そこには、柴村、水嶋、木村の姿があった。
だが、彼等の様子は明らかにおかしいー。
「ちっ、手遅れか…。」
黒須は、苦虫を噛み締めたような顔をした。
「え…?彼等の色相は、どうなってるんですか…?」
俺は、急に不安になった。
「十段階でいうと、8から9位だろうな…ここまで来ると、流石の私でも手こずるぞ…」
黒須は、顔を顰めながらUターンすると、鎌を携え彼等三人と対峙した。
「よぉ、喜多村!」
水嶋が、陽気な声で手を振った。
だが、彼の顔は青白く額からは血がひたひたと滝のように流れていた。
「元気してたか…?」
青柳は、愛想良く手を振った。
調子の良い関西弁は、相変わらずだ。そのギャップに、俺はゾッとしてしまった。
「お前ら…殺されてなかったのか、良かった…」
俺は、青ざめ恐る恐る心に無いことを言った。
「はぁ?殺されたと、俺らが死んだと思ってんのか…?」
水嶋は、鬼のような形相で眉間に皺を寄せている。その間にも、血はドクドクと垂れ流れている。
「お前、どいつの味方なんだよ…?!」
木村も声を荒げた。彼の首からは血が噴き出し続けていた。
彼らから、黒紫色の、奇妙なオーラがゆらゆらと現れた。
俺は、戦慄した。
「大丈夫だ。お前は、私が守る。」
黒須は、鎌を構えながらバイクから降りた。
「お前、…本当に狩るのか?」
「ああ。これが、私の仕事だからだ。先ずは、荒ぶる魂を浄化するのが先だ。」
黒須は、バイクから降り、自身の胸元からジャラジャラ鎖を取り出すと、三人組の身体に巻きつこうとした。
「だから、それは、効かないんだよ…!俺らは、最強なんだからよ…!」
三人組は、声を荒らげてゲラゲラ高笑いをし、パチンと鎖を弾き返した。
生前の彼等ではないー。
悪意を前面に押し出している。
「なんか、様子がおかしいー」
黒須は眉間に皺を寄せる。強く拳を固め、鎌を握り締める。
「やぁ、相変わらずだね。」
その声に、黒須はピクッと動きを固めて瞳孔を大きく収縮した。
「元気そうで、何よりだよ。」
声のする方を振り返ると、そこには、鎌を携えた小柄な女がじっと佇んでいた。
「…アオサか…?」
黒須は、瞳孔を揺らしながらその死神の方を振り向いた。
彼女は、林檎をシャクッと齧る。
鮮やかな銀髪を風になびかせ、紅の瞳をこちらに向ける。
彼女は中性的であり、女性のような少年のような不思議な雰囲気を醸し出している。
「お前の仲間じゃないのか…?」
俺は、恐る恐る黒須に尋ねた。
直感で二人は敵対者なのは、分かった。生前、こういう状況によくあってきたからだ。
「コイツは、仲間なんかじゃない。私の友を殺しやがった。無惨なやり方でな…他にも、何人もの犠牲者が…」
黒須は、怒りでプルプル震えているようだった。
「無惨だなんて、人聞きの悪い…私は、ただ人助けをしていただけだよ。時雨君、あんなに困っていたもんだからね…」
アオサは、悪びれもせず再び林檎を齧る。
奇妙な沈黙と不穏な空気が流れた。
ーと、黒須の右頬を強い風の刃がかすった。
「おら、姉ちゃん、余所見すんなよ。」
青柳が、右掌から空気のような弾丸を飛ばす。その弾丸は、ほのかにオレンジ色の炎を纏っていた。
黒須は、何を感じたのか、ハッとし眼の瞳孔を縮めるり
「ほら、ほら、君の相手は、彼等だろう。」
アオサは、パンパン手を叩き仰いだ。
「お前、彼等に何をした?」
「何って、力を与えて本能を引き出してあげただけだよ。彼等の復讐したい気持ちを叶えてあげげようと思ったんだ。まさか、こんなに狂暴化するとは思わなかったけどねー。心の根っこでは、余程、鬱憤が溜まっていたんだね…」
アオサは、両眼を細めながら愉快そうにその光景を見つめていた。
「オラオラ、こっち見ろよー寂しいだろ?」
「遊ぼうぜ、相棒。」
水嶋と木村も、乱暴そうに声を荒らげながら捲し立てていた。
生前の温和で無邪気な三人組が、まるで悪魔に取り憑かれたかのように邪悪な笑みと獰猛な猛獣のような雄叫びを上げていた。
俺は、動揺と悲しみと絶望が一気に押し寄せ、瞳孔を小刻みに揺らしている事しか出来なかった。
俺と黒須は、この地獄の光景に戦慄し氷のように動きを固めた。
「大変だね。これは。」
アオサは、左右不均等な意味深な奇妙な笑みを浮かべていた。
彼女の右口元から鋭い八重歯がちらつかせ、それはまるで、悪魔のような笑みにも見えた。
悔しげに眉間を皺を寄せ、唇を強く噛み締めた。
だが、せめて、行方不明な仲間を探し出してあげたい。
彼等の魂は、きっと孤独に暗い森の中を彷徨っている筈だ。
「さて…と、行くとするか。」
黒須は俺の腕を掴むと、そのまま飛び立とうとする。
「なぁ、やっぱり、駄目か…?どうしても、このままの状態で成仏したくないんだ…」
俺は、首を強く振り頑なに拒んだ。
奴等は、馬鹿やって、警察沙汰になってきたが、俺の大事な仲間だった。
ここで去ったら、全てが終わりになってしまう。
「お前、分かってんのか?化け物になるリスクも承知なんだな?」
「分かってる。だけど、俺の遺体や仲間の遺体、そのままにはしたくないんだ。ずっと、このままで良い訳ないだろ?」
「死霊が現世で自由に行動すると、時間が経つにつれ魂の色相が濁っていくんだ。そして、やがて悪霊と化し黄魔という化け物になるんだ。お前の色相は、その間にもー」
「悪霊になってもいい。」
覚悟は出来ているー。
「面倒な奴だな…」
黒須という死神は、舌打ちすると面倒くさげに頭をボリボリかいた。
「頼む…」
俺は、しきりに懇願する。
ーと、彼女の通信機が、ぷるぷる鳴った。
「ちょっと、待て。」
黒須は、俺を制すると胸ポケットから携帯を取り出し話し始めた。
「はい、黒須。…えっ!?悪霊の集団が…待て、そんなの初耳だぞ。ちゃんと、仕事してたんだろうな…?え、今になって、分かった…?事故多発地帯…?はい、私一人でやれと…?」
黒須は、俯き苦虫を噛み潰したような顔をした。
「ち…っ、うじゃうじゃ、霊が湧いて来やがった…」
黒須は、イラついたような表情をし通信機を切ると、深くため息をついた。
「その霊って、どんな奴らですか…?」
「虚勢を張ったチンピラ風の霊の集団だ。郊外の廃墟を塒にしてるらしい。悪霊化しつつあるみたいだ。多分、お前に関係がある。立ち入り禁止のGREEN・FIELD_アオバ01ビルって、知ってるか?」
「し、知ってます…そこ、よく俺らよくアジトにしていたから…」
「行くぞ。成仏は後だ。あと、これ飲んでろ。飲んで一時間は、進行が止まる。」
黒須は、真剣な眼差しをこちらに向ける。
俺は、黒須から奇妙な丸薬を貰い、飲み干した。
黒須は、脇にあった大型バイクに跨ると、エンジンを回した。
「おい、まさかそのバイクは、お前の…!?」
「上からの支給品だ。今は、時間が無いんだ。しっかり、捕まってろよ!」
黒須は、バイクを飛ばした。
景色は、風の如く目まぐるしく変貌する。
恐る恐るメーターを見ると、時速200キロを超えていた。
改造バイクだろうか?
警察に捕まらないだろうか?
俺の脳内に不安が過ぎった。
「お、おい、大丈夫か」
「大丈夫だ。バイクを飛ばす間は、警察に私の姿は見えてない。そもそも、私は死神だから、アウトローなんだよ。」
背後に、激しいバイク音が轟いた。
振り向くと、そこには、柴村、水嶋、木村の姿があった。
だが、彼等の様子は明らかにおかしいー。
「ちっ、手遅れか…。」
黒須は、苦虫を噛み締めたような顔をした。
「え…?彼等の色相は、どうなってるんですか…?」
俺は、急に不安になった。
「十段階でいうと、8から9位だろうな…ここまで来ると、流石の私でも手こずるぞ…」
黒須は、顔を顰めながらUターンすると、鎌を携え彼等三人と対峙した。
「よぉ、喜多村!」
水嶋が、陽気な声で手を振った。
だが、彼の顔は青白く額からは血がひたひたと滝のように流れていた。
「元気してたか…?」
青柳は、愛想良く手を振った。
調子の良い関西弁は、相変わらずだ。そのギャップに、俺はゾッとしてしまった。
「お前ら…殺されてなかったのか、良かった…」
俺は、青ざめ恐る恐る心に無いことを言った。
「はぁ?殺されたと、俺らが死んだと思ってんのか…?」
水嶋は、鬼のような形相で眉間に皺を寄せている。その間にも、血はドクドクと垂れ流れている。
「お前、どいつの味方なんだよ…?!」
木村も声を荒げた。彼の首からは血が噴き出し続けていた。
彼らから、黒紫色の、奇妙なオーラがゆらゆらと現れた。
俺は、戦慄した。
「大丈夫だ。お前は、私が守る。」
黒須は、鎌を構えながらバイクから降りた。
「お前、…本当に狩るのか?」
「ああ。これが、私の仕事だからだ。先ずは、荒ぶる魂を浄化するのが先だ。」
黒須は、バイクから降り、自身の胸元からジャラジャラ鎖を取り出すと、三人組の身体に巻きつこうとした。
「だから、それは、効かないんだよ…!俺らは、最強なんだからよ…!」
三人組は、声を荒らげてゲラゲラ高笑いをし、パチンと鎖を弾き返した。
生前の彼等ではないー。
悪意を前面に押し出している。
「なんか、様子がおかしいー」
黒須は眉間に皺を寄せる。強く拳を固め、鎌を握り締める。
「やぁ、相変わらずだね。」
その声に、黒須はピクッと動きを固めて瞳孔を大きく収縮した。
「元気そうで、何よりだよ。」
声のする方を振り返ると、そこには、鎌を携えた小柄な女がじっと佇んでいた。
「…アオサか…?」
黒須は、瞳孔を揺らしながらその死神の方を振り向いた。
彼女は、林檎をシャクッと齧る。
鮮やかな銀髪を風になびかせ、紅の瞳をこちらに向ける。
彼女は中性的であり、女性のような少年のような不思議な雰囲気を醸し出している。
「お前の仲間じゃないのか…?」
俺は、恐る恐る黒須に尋ねた。
直感で二人は敵対者なのは、分かった。生前、こういう状況によくあってきたからだ。
「コイツは、仲間なんかじゃない。私の友を殺しやがった。無惨なやり方でな…他にも、何人もの犠牲者が…」
黒須は、怒りでプルプル震えているようだった。
「無惨だなんて、人聞きの悪い…私は、ただ人助けをしていただけだよ。時雨君、あんなに困っていたもんだからね…」
アオサは、悪びれもせず再び林檎を齧る。
奇妙な沈黙と不穏な空気が流れた。
ーと、黒須の右頬を強い風の刃がかすった。
「おら、姉ちゃん、余所見すんなよ。」
青柳が、右掌から空気のような弾丸を飛ばす。その弾丸は、ほのかにオレンジ色の炎を纏っていた。
黒須は、何を感じたのか、ハッとし眼の瞳孔を縮めるり
「ほら、ほら、君の相手は、彼等だろう。」
アオサは、パンパン手を叩き仰いだ。
「お前、彼等に何をした?」
「何って、力を与えて本能を引き出してあげただけだよ。彼等の復讐したい気持ちを叶えてあげげようと思ったんだ。まさか、こんなに狂暴化するとは思わなかったけどねー。心の根っこでは、余程、鬱憤が溜まっていたんだね…」
アオサは、両眼を細めながら愉快そうにその光景を見つめていた。
「オラオラ、こっち見ろよー寂しいだろ?」
「遊ぼうぜ、相棒。」
水嶋と木村も、乱暴そうに声を荒らげながら捲し立てていた。
生前の温和で無邪気な三人組が、まるで悪魔に取り憑かれたかのように邪悪な笑みと獰猛な猛獣のような雄叫びを上げていた。
俺は、動揺と悲しみと絶望が一気に押し寄せ、瞳孔を小刻みに揺らしている事しか出来なかった。
俺と黒須は、この地獄の光景に戦慄し氷のように動きを固めた。
「大変だね。これは。」
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