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第四章 動く歯車
ルヒトの決意 ルヒト視点あり
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___________________ルヒト視点_______________
「やっぱり夜は冷えるなぁ、........ふぅ、すっかり遅くなっちゃった、早く戻らないと。」
僕はおぼろ月の光に照らされた夜道を走っていた。その道は道がギリギリ見えるか見えないかぐらい暗い夜道でなんだか胸の中がモヤモヤする、不吉なことが起きそうな予感があった。走っていくといきなり陰から黒い何かが出てきた、それは大きい狼だった。
「我が名はガウル、ローク様から直々に頂いた名だ。」
そう名乗った狼、いやガウルは...ロークはテイムしていたのか、なんかどんどん自分から離れていくようで怖かった。
「えっと、その、僕に何のようですか?わざわざ僕の目の前まで来て...」
「お前のせいで我が主がベットに寝たきりだ。お前が目の前に現れるからだ我が主はお前のせいで今悩んでいるのだ
せっかくここまで来たんだぞ!?ここまで来て‼復讐を諦めるわけには行かないのだ」
復讐!?なんでそんなことをする必要があるのか、それにアネモネ・アリウムからロークに変わったのも気になる。
「ねえ何かあったの、復讐って、一体何があったの!?」
「ガウル!!!何をやってる‼戻れ‼」
芯の通った強い声でその人はガウルを怒った。その声はやっぱりロークだった。ガウルはその声を聞いた途端、陰にまた戻った。そしてロークは俺を見た瞬間建物の陰に逃げ出そうとしていた。
「あっ.....あのさローク待って‼…僕さ、ちゃんと頭冷やしたから」
そう言うとピタッとロークは陰に入るのをやめた。
「アネモネ、両親が有名な冒険者だよね?名字持ってるし....僕、ずっと一人だったんだ、ずっと家が貧乏だったから、服もボロボロでずっとみんなに避けられてた、それがずっと寂しくていっつも隅っこで泣いてた、覚えてる?それで、僕がまた隅っこで泣いてるとその時たまたまアネモネの両親に依頼を出していたから僕がいる村に来たでしょ?そしたらアネモネ、僕を見たら真っ先に「友だちになろう」って言ってきてくれたよね。すっごく嬉しくて、初めての友達が出来て、そっから僕毎日が楽しかったんだ、といってもアネモネが村にいるときだけだけど....その後に残念なことがあったのを知ったときに僕あのときの恩返しをしたいって思ったんだ‼またあったときに僕‼役に立つことをしようってだからなんで今ここにアネモネが居ないのとかもう聞かないし詮索もしないもう何も忘れるから&だから‼こっからは新しく僕と友だちになろう‼」
そう言って俺は手をロークに差し出した。ロークの顔を見るとびっくりしたような、泣きそうな、そんな顔をしながら胸をキュッと締めていた。
「........お願いします、ルヒトさん。」
そう言って胸を締めていない方の手で僕の手をギュッと締めた。僕はなんだかそれが妙にくすぐったくてついにやけてしまった。そうするとロークは顔を真っ赤にして急いで宿がある方に戻っていった。空をなんとなくみやげていたら雲がかかってないきれいな満月が現れていた。
「おやおや、今日は月がきれいですね~こんな日は計画がうまくいく気がしてならないよ?そう思わないかい?少年よ?」
いつの間にか隣には爽やかそうな青年が月をみやげていた。僕はなんだかその姿が気味が悪かった。
「えっええ、そうですね?..........あの、僕はこの辺で失礼します。」
そう言って俺は小走りで家に戻ろうとした。だけど僕の手をグッと勢いよく引っ張った。
「おいおいちょっとまってくれよ。逃げるなんてひどいじゃないか、ちょっと傷ついたよ。ところで計画はうまくいく気がしてならないよ、楽しみだねぇ」
そう言って男はにやぁとした笑みを最後に見た。
「やっぱり夜は冷えるなぁ、........ふぅ、すっかり遅くなっちゃった、早く戻らないと。」
僕はおぼろ月の光に照らされた夜道を走っていた。その道は道がギリギリ見えるか見えないかぐらい暗い夜道でなんだか胸の中がモヤモヤする、不吉なことが起きそうな予感があった。走っていくといきなり陰から黒い何かが出てきた、それは大きい狼だった。
「我が名はガウル、ローク様から直々に頂いた名だ。」
そう名乗った狼、いやガウルは...ロークはテイムしていたのか、なんかどんどん自分から離れていくようで怖かった。
「えっと、その、僕に何のようですか?わざわざ僕の目の前まで来て...」
「お前のせいで我が主がベットに寝たきりだ。お前が目の前に現れるからだ我が主はお前のせいで今悩んでいるのだ
せっかくここまで来たんだぞ!?ここまで来て‼復讐を諦めるわけには行かないのだ」
復讐!?なんでそんなことをする必要があるのか、それにアネモネ・アリウムからロークに変わったのも気になる。
「ねえ何かあったの、復讐って、一体何があったの!?」
「ガウル!!!何をやってる‼戻れ‼」
芯の通った強い声でその人はガウルを怒った。その声はやっぱりロークだった。ガウルはその声を聞いた途端、陰にまた戻った。そしてロークは俺を見た瞬間建物の陰に逃げ出そうとしていた。
「あっ.....あのさローク待って‼…僕さ、ちゃんと頭冷やしたから」
そう言うとピタッとロークは陰に入るのをやめた。
「アネモネ、両親が有名な冒険者だよね?名字持ってるし....僕、ずっと一人だったんだ、ずっと家が貧乏だったから、服もボロボロでずっとみんなに避けられてた、それがずっと寂しくていっつも隅っこで泣いてた、覚えてる?それで、僕がまた隅っこで泣いてるとその時たまたまアネモネの両親に依頼を出していたから僕がいる村に来たでしょ?そしたらアネモネ、僕を見たら真っ先に「友だちになろう」って言ってきてくれたよね。すっごく嬉しくて、初めての友達が出来て、そっから僕毎日が楽しかったんだ、といってもアネモネが村にいるときだけだけど....その後に残念なことがあったのを知ったときに僕あのときの恩返しをしたいって思ったんだ‼またあったときに僕‼役に立つことをしようってだからなんで今ここにアネモネが居ないのとかもう聞かないし詮索もしないもう何も忘れるから&だから‼こっからは新しく僕と友だちになろう‼」
そう言って俺は手をロークに差し出した。ロークの顔を見るとびっくりしたような、泣きそうな、そんな顔をしながら胸をキュッと締めていた。
「........お願いします、ルヒトさん。」
そう言って胸を締めていない方の手で僕の手をギュッと締めた。僕はなんだかそれが妙にくすぐったくてついにやけてしまった。そうするとロークは顔を真っ赤にして急いで宿がある方に戻っていった。空をなんとなくみやげていたら雲がかかってないきれいな満月が現れていた。
「おやおや、今日は月がきれいですね~こんな日は計画がうまくいく気がしてならないよ?そう思わないかい?少年よ?」
いつの間にか隣には爽やかそうな青年が月をみやげていた。僕はなんだかその姿が気味が悪かった。
「えっええ、そうですね?..........あの、僕はこの辺で失礼します。」
そう言って俺は小走りで家に戻ろうとした。だけど僕の手をグッと勢いよく引っ張った。
「おいおいちょっとまってくれよ。逃げるなんてひどいじゃないか、ちょっと傷ついたよ。ところで計画はうまくいく気がしてならないよ、楽しみだねぇ」
そう言って男はにやぁとした笑みを最後に見た。
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