青春の存在しない世界からの住人

にしめ

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帰還

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別世界で生活して1ヶ月と2日経った日私は自分の世界に帰ってきた。
なぜ、自分のいた世界だとわかったのかと言うと、私の嫌いな青春が教室に溢れていたからだ。
でも、私はこの青春を嬉しく思った。
部活の話で盛り上がる運動部系の人達、カップル、人気芸能人の話で盛り上がる女子達を見てこんなに嬉しくなったのは一生に一度この時だけだった。
とにかく、月葉高校2年5組に戻って来れたことに感謝をしていた。
「相田!ようやく起きたね!朝からずっと寝てるから心配したわ~」
それは、友人の田中だった。
「どうしたの?昨日もしかしてオールした?」
「いや、違うよ。」
田中と久しぶりに話した。
「でもね、夢を見てた。」
「夢?」
「うん、青春のない5組に行ってしまう夢。」
田中はあんたの願望通りじゃんといい、良かったねと言ってきた。
良くないよ…田中…
青春はこのクラスには必要だよ。
山崎先生もね。
私は、この別世界に行っていたことを夢だとは思わない。夢にしては現実味もあり長かったから。
でも、結局…あの奇妙な世界や似た世界の私は私があの世界にいた期間どこにいたんだろう?
私は、授業を終えて家に帰る準備をした。
そして、日直のため黒板の日付を変更した。
あれ?今月って6月だっけ?
まぁいいか。
私は月葉高校2年5組から帰った。
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