17 / 91
第一章〜幼少期〜
第一章 第十二話 選択〜今までとこれから〜
しおりを挟む
二人と通話をはじめてしばし時がたちその内容は昔話から能力とこれからに変わっていった。
「学園を受験することはみんな確定した?」
「俺は決まったぞ」
「私も大丈夫!あとは受かればだけど……」
「そこに関してはなんともいえないけどね」
「そういえば二人の神々から授かった能力はどんな感じだった?」
「じゃあ私から私の能力は物理に偏ってるかな。魔法は身体強化以外使えないよ。魔力はあるんだけどね」
「じゃあなみちゃんは典型的な前衛ってことね。私はサポート系のスキルが多かったよ。バフデバフとかテイムとかが得意ね。でも剣を使うとかは無理かな」
「えりちゃんすごいね!テイムとかおもしろそう!グランはどんなの?」
「俺は武器を持って戦うこともできるし魔法も使えるよ」
「じゃあグランはオールラウンダーって感じなのね。なみちゃんの魔法と座学以外心配は要らないみたいね」
「みんなで合格できるようにがんばろう!」
「詳しいステータスは次にあった時で」
「了解!」
「「「じゃあまた」」」
通話が終了するとお昼が近くなっていた。
グランは二人とまた学校に通えるように勉強を始めるのだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
学園入学試験まであと半年を切った頃グランは冒険者ギルドを訪れていた。
冒険者として活動するにはギルドと呼ばれている組合で登録をしなければいけない。
登録は10歳からできるためグランでもできる。
実際グランも登録しようと思っていたが思っていた以上に忙しく後回しになっていた。
「ギルドにははじめて行くけど大丈夫かな?」
「坊主冒険者志望か?試験とかもあるが頑張れよ!」
「はい!ありがとうございます!」
(試験があるのは知らなかったな。まあなんとかなるだろ)
気楽にこれからのことを考えながらグランはギルドの門を叩いた。
「こんにちは。冒険者ギルドへようこそ!冒険者登録ですか?」
「はい!」
「ではこちらの資料に必要事項をお書きになってください」
そう言って受付嬢が渡してきた紙にグランは名前などを書いていく。
(名前は苗字いらないかな。書いてもほぼ平民と扱いは同じだし)
「お願いします!」
「では最後にこちらの魔道具に血を一滴お願いします。それで登録は終了となります」
「あれっ!?試験とかってないんですか?」
「試験は2年前ぐらいに廃止されましたよ?いろいろと不正が出てきましたから。かえって冒険者の死亡率が上がったのです」
「そうだったんですね」
その後冒険者について10分ほどの講習があり登録は無事終了した。
「ありがとうございました!えっと……」
「!失礼しました。私はルキアと言います。今後もよろしくお願いします」
グランは帰るか少し迷ったがまだ時間にも余裕があったためいくつかクエストを受けてみることにした。
とは言っても最低ランクのFランクだから受けられるものも少ないが。
(初めてだし軽めに薬草採取とかにしておくか。でもゴブリンの討伐とかもおもしろそうだな)
そんなことを考えながら悩んでいたが結局薬草採取だけにすることにした。
ギルドを出てフィールドまで来るとグランは早速薬草を探しはじめた。
「そういえばエリザベートが言ってたテイムはおもしろそうだったな。やってみるか。“創造魔法”」
グランは創造魔法でテイムができるようになるか試してみた。
とは言っても創造魔法で創り出せるのはあくまで魔法であってスキルではなかった。
「やっぱりダメか……頑張って地道に探そう」
ただ薬草を探すのは初めてなので前世で読み込んでいた数々のラノベの知識をもとに薬草を採取して行くのであった。
ある程度集まったところでグランは街に帰ることにした。
(転移魔法で帰ってもいいけどなんか魔物とかがいたら戦ってみたいから歩いて帰ろうかな)
グランは今まで使う機会のなかった身体強化魔法とハイAGIのスキル練習も兼ねることにした。
(結構身体強化も使いやすいな。これからは剣の修行にも取り入れていこう!)
「お!また魔物の気配が!探知魔法も便利だな。あれっ?なんか襲われてないか?飛翔、視力強化、聴覚強化、演習速度強化!」
グランは創造魔法で創り出した魔法を使い空から状況を把握した。
「やっぱり襲われていたか!しかも劣勢みたいだっ!」
グランは急いで剣を出し魔法を使う準備をしながら急降下した。
「加勢します!」
「なっ!ダメだ!坊主は離れとけ!」
「大丈夫です!そこで見ていてください!あとあなたたちは護衛に専念してください!連弾火球、風雷嵐、魔力障壁!」
「!?」
「最後はこれで!魔法剣:雷撃!」
(30体近く居たけどなんとかなってよかった。でもこれ程豪勢な馬車だとどっかの大豪商か貴族かな?)
「皆さん無事ですか!?」
「あ、ああ……。大丈夫だ。助けてもらっておいて悪いのだがそれ以上馬車には近寄らないでいただけるかな?」
「?わかりました」
(それほどまでにやんごとなき身分の人なのだろうかな?まあさっさと立ち去るとしよう!カノンにバレたら大変だからね)
「ではこれで失礼します。皆さんお気をつけて!」
「ああ……。すまぬな」
グランはそういうと家に向かって走り出したのであった。
「学園を受験することはみんな確定した?」
「俺は決まったぞ」
「私も大丈夫!あとは受かればだけど……」
「そこに関してはなんともいえないけどね」
「そういえば二人の神々から授かった能力はどんな感じだった?」
「じゃあ私から私の能力は物理に偏ってるかな。魔法は身体強化以外使えないよ。魔力はあるんだけどね」
「じゃあなみちゃんは典型的な前衛ってことね。私はサポート系のスキルが多かったよ。バフデバフとかテイムとかが得意ね。でも剣を使うとかは無理かな」
「えりちゃんすごいね!テイムとかおもしろそう!グランはどんなの?」
「俺は武器を持って戦うこともできるし魔法も使えるよ」
「じゃあグランはオールラウンダーって感じなのね。なみちゃんの魔法と座学以外心配は要らないみたいね」
「みんなで合格できるようにがんばろう!」
「詳しいステータスは次にあった時で」
「了解!」
「「「じゃあまた」」」
通話が終了するとお昼が近くなっていた。
グランは二人とまた学校に通えるように勉強を始めるのだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
学園入学試験まであと半年を切った頃グランは冒険者ギルドを訪れていた。
冒険者として活動するにはギルドと呼ばれている組合で登録をしなければいけない。
登録は10歳からできるためグランでもできる。
実際グランも登録しようと思っていたが思っていた以上に忙しく後回しになっていた。
「ギルドにははじめて行くけど大丈夫かな?」
「坊主冒険者志望か?試験とかもあるが頑張れよ!」
「はい!ありがとうございます!」
(試験があるのは知らなかったな。まあなんとかなるだろ)
気楽にこれからのことを考えながらグランはギルドの門を叩いた。
「こんにちは。冒険者ギルドへようこそ!冒険者登録ですか?」
「はい!」
「ではこちらの資料に必要事項をお書きになってください」
そう言って受付嬢が渡してきた紙にグランは名前などを書いていく。
(名前は苗字いらないかな。書いてもほぼ平民と扱いは同じだし)
「お願いします!」
「では最後にこちらの魔道具に血を一滴お願いします。それで登録は終了となります」
「あれっ!?試験とかってないんですか?」
「試験は2年前ぐらいに廃止されましたよ?いろいろと不正が出てきましたから。かえって冒険者の死亡率が上がったのです」
「そうだったんですね」
その後冒険者について10分ほどの講習があり登録は無事終了した。
「ありがとうございました!えっと……」
「!失礼しました。私はルキアと言います。今後もよろしくお願いします」
グランは帰るか少し迷ったがまだ時間にも余裕があったためいくつかクエストを受けてみることにした。
とは言っても最低ランクのFランクだから受けられるものも少ないが。
(初めてだし軽めに薬草採取とかにしておくか。でもゴブリンの討伐とかもおもしろそうだな)
そんなことを考えながら悩んでいたが結局薬草採取だけにすることにした。
ギルドを出てフィールドまで来るとグランは早速薬草を探しはじめた。
「そういえばエリザベートが言ってたテイムはおもしろそうだったな。やってみるか。“創造魔法”」
グランは創造魔法でテイムができるようになるか試してみた。
とは言っても創造魔法で創り出せるのはあくまで魔法であってスキルではなかった。
「やっぱりダメか……頑張って地道に探そう」
ただ薬草を探すのは初めてなので前世で読み込んでいた数々のラノベの知識をもとに薬草を採取して行くのであった。
ある程度集まったところでグランは街に帰ることにした。
(転移魔法で帰ってもいいけどなんか魔物とかがいたら戦ってみたいから歩いて帰ろうかな)
グランは今まで使う機会のなかった身体強化魔法とハイAGIのスキル練習も兼ねることにした。
(結構身体強化も使いやすいな。これからは剣の修行にも取り入れていこう!)
「お!また魔物の気配が!探知魔法も便利だな。あれっ?なんか襲われてないか?飛翔、視力強化、聴覚強化、演習速度強化!」
グランは創造魔法で創り出した魔法を使い空から状況を把握した。
「やっぱり襲われていたか!しかも劣勢みたいだっ!」
グランは急いで剣を出し魔法を使う準備をしながら急降下した。
「加勢します!」
「なっ!ダメだ!坊主は離れとけ!」
「大丈夫です!そこで見ていてください!あとあなたたちは護衛に専念してください!連弾火球、風雷嵐、魔力障壁!」
「!?」
「最後はこれで!魔法剣:雷撃!」
(30体近く居たけどなんとかなってよかった。でもこれ程豪勢な馬車だとどっかの大豪商か貴族かな?)
「皆さん無事ですか!?」
「あ、ああ……。大丈夫だ。助けてもらっておいて悪いのだがそれ以上馬車には近寄らないでいただけるかな?」
「?わかりました」
(それほどまでにやんごとなき身分の人なのだろうかな?まあさっさと立ち去るとしよう!カノンにバレたら大変だからね)
「ではこれで失礼します。皆さんお気をつけて!」
「ああ……。すまぬな」
グランはそういうと家に向かって走り出したのであった。
3
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
序盤でざまぁされる人望ゼロの無能リーダーに転生したので隠れチート主人公を追放せず可愛がったら、なぜか俺の方が英雄扱いされるようになっていた
砂礫レキ
ファンタジー
35歳独身社会人の灰村タクミ。
彼は実家の母から学生時代夢中で書いていた小説をゴミとして燃やしたと電話で告げられる。
そして落ち込んでいる所を通り魔に襲われ死亡した。
死の間際思い出したタクミの夢、それは「自分の書いた物語の主人公になる」ことだった。
その願いが叶ったのか目覚めたタクミは見覚えのあるファンタジー世界の中にいた。
しかし望んでいた主人公「クロノ・ナイトレイ」の姿ではなく、
主人公を追放し序盤で惨めに死ぬ冒険者パーティーの無能リーダー「アルヴァ・グレイブラッド」として。
自尊心が地の底まで落ちているタクミがチート主人公であるクロノに嫉妬する筈もなく、
寧ろ無能と見下されているクロノの実力を周囲に伝え先輩冒険者として支え始める。
結果、アルヴァを粗野で無能なリーダーだと見下していたパーティーメンバーや、
自警団、街の住民たちの視線が変わり始めて……?
更新は昼頃になります。
42歳メジャーリーガー、異世界に転生。チートは無いけど、魔法と元日本最高級の豪速球で無双したいと思います。
町島航太
ファンタジー
かつて日本最強投手と持て囃され、MLBでも大活躍した佐久間隼人。
しかし、老化による衰えと3度の靭帯損傷により、引退を余儀なくされてしまう。
失意の中、歩いていると球団の熱狂的ファンからポストシーズンに行けなかった理由と決めつけられ、刺し殺されてしまう。
だが、目を再び開くと、魔法が存在する世界『異世界』に転生していた。
荷物持ちの代名詞『カード収納スキル』を極めたら異世界最強の運び屋になりました
夢幻の翼
ファンタジー
使い勝手が悪くて虐げられている『カード収納スキル』をメインスキルとして与えられた転生系主人公の成り上がり物語になります。
スキルがレベルアップする度に出来る事が増えて周りを巻き込んで世の中の発展に貢献します。
ハーレムものではなく正ヒロインとのイチャラブシーンもあるかも。
驚きあり感動ありニヤニヤありの物語、是非一読ください。
※カクヨムで先行配信をしています。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
転生したら最強種の竜人かよ~目立ちたくないので種族隠して学院へ通います~
ゆる弥
ファンタジー
強さをひた隠しにして学院の入学試験を受けるが、強すぎて隠し通せておらず、逆に目立ってしまう。
コイツは何かがおかしい。
本人は気が付かず隠しているが、周りは気付き始める。
目立ちたくないのに国の最高戦力に祭り上げられてしまう可哀想な男の話。
【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。
ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。
剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。
しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。
休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう…
そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。
ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。
その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。
それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく……
※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。
ホットランキング最高位2位でした。
カクヨムにも別シナリオで掲載。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる