レンズに映る君の姿

夕悠

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初雪

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「ゆ~きやこんこ あ~られやこんこ ふってはふってはずんずんつ~もる」
早く降らないかなぁ
「久しぶりに見ますね。凪さんが外で乗っ転がってるの」
「最近までずっと暑かったからね。」
ってあれ?なんでいるの
「今授業中なんだけど」
「サボりです。凪さんもでしょ?」
「正解 天気予報で今日ぐらいに雪が降るかもって言ってたから待機してるの」
「雪、好きなんですか?」
「好きっていうか珍しいじゃん」
「まぁ、ほとんど降らないですしね。でも自転車通学の身としては降ってほしくないんですけど」
「それな~ 雨だけでも面倒くさいのに雪とか冷たいし滑るし」
「歳重ねるごとに雪が邪魔になってくるわ~」
「言い方がおじさん臭いですよ。まだ17なんですから」
ん?
「僕まだ16だよ?言ってなかったけ?」
「本当ですか!誕生日っていつですか?」
「12月25!クリスマスと一緒なんだよね。わかりやすくていいでしょ」
「そうですね。覚えました」
「風太の誕生日はいつ?」
「俺は8月5です」
「過ぎてる!!なんか欲しいものある?」
「特に無いですし大丈夫ですよ?」
そうは言ってもな、なんかないかな...
「そうだ!もう購買開いてるからお昼買ってあげるよ」
「財布とってくるから先に行ってって!」
「とってくるってっまだ授業中....」
「へーきへーき」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「しつれしまーす」
財布と...傘も持ってくか
「深水、体調は大丈夫なのか?」
「まだ少し。5限には戻ってきます」
風太にあったら全部治ったけどね
「おい、体調不良って嘘かよ」
「いや?ほんとだよ。ただ今は平気」
「それより昼休み芝山集合ね」
「なんで寒いのに外で食べるんだよ...」
「しつれいしましたー」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「説明しろ」
「説明も何も風太と一緒にお昼食べてるだけだけど」
他になんかあった?
「そこじゃない。なんで体調不良で保健室に行ったお前が外で遊んでんだ?」
「凪先輩具合悪かったんですか。なんで黙ってたんですか」
やばっ
「....怒ってる?」
「はい」
「最初は保健室にいたんだけどさ...」
「その...具合悪いときに一人でいると寂しくなるじゃん?」
「そんときに天気予報思い出して丁度いいから外でてそしたら風太が来てなんか治ったから別にいいかなぁって思って」
「はぁーお前なぁ...」
「今は本当に大丈夫なんですね?」
「うん!全然大丈夫。それに別に風邪とかじゃないから」
「よかった... 今度からは寂しかったら俺を呼んでください」
それは流石に。迷惑かけられないし
「別に迷惑とかじゃないんで頼ってください」
「いいの?ほんとに呼んじゃうよ?」
「全然オッケーです」
「わかった またあったらよろしくね」
「はい」
「話終わったか?ならさっさと昼ごはん食え」
「伊織、食べる前に風太の誕生日のお祝いするんだよ!」
「誕生日?いつ」
「8月5」
「四ヶ月前じゃねぇかww」
いいんだよ。こういうのは気持ちなんだから
「遅れちゃったけど誕生日おめでとう。風太」
「おめっとー」
「ありがとうございます。めっちゃ嬉しいですっ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「お前さー 風太の顔見て治るってなんだよ」
「僕が知りたいぐらいだよ」
「そいうえばさっきの時間なにしたの」
「三角形の内心・外心・重心」
「わかった?」
「半分ぐらい?」
「結構簡単だから頑張れ~」
「うるせぇ お前はメンタル鍛えろ」
「助けてくれる人が二人もいるから別にいいかな~」
「俺達がいつまでもいると思うなよ」
「伊織どっかいっちゃうの....?」
「例え話だって!ほら6限始まるから席も戻れ」
「うん...」
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