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皆。夜遊びはやめようね。
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いつものメンバー。いつもの場所で。今日も俺たちは遊んでいる。
帰ることになって、仲間の中でも一番仲の良い紫乃(♂)と家までの道を歩いていると、不意に声をかけられた。
「君たち可愛いね~。俺らと遊ばない?」
…一応言っておくが、俺らは二人とも男だ。完璧に。
だが、最近はこんな風に声をかけられるのも少なくない。
いや、多い。とても、とてつもなく多い。
「ねえねえ。聞いてるの?」
「「てめぇらみたいなのと遊ぶほど困ってねぇよ」」
紫乃も鬱陶しいと思っていたのか、声がとても不機嫌だった。
そんな俺らのはもりにナンパ野郎達は拳を強く握り、何かに必死に耐えているようだった。
「てめぇら…ちょっと可愛い顔してるからって調子にのってんじゃねぇぞっ!」
漫画とか小説でよくある台詞言って恥ずかしくないのかよ…と心の中で毒づく。
「…可愛くないし、調子にものってないから…」
そう言ったが相手には全く伝わっていない。
「うるせぇ!!気絶させてでもつれてくぞっ!」と仲間に声をかけ、殴りかかろうとしたのだが、進んできた方とは真逆の方向へ吹っ飛んでいった。
さすがに俺らもビックリしてパッと上を見上げると、強面のお兄さん二人がこちらを見ていた。
「「…」」
なんでこんなに見られてんの?視線がいったい…。
「…なぁ、お前。」
「え…俺?…ですか?」
あっぶねー。敬語忘れちゃだめだろ。明らかに年上だし、
「無理に敬語使おうとすんな。バカがわかるぞ。」
「……は、はぁぁああぁぁぁああぁぁ?!」
「…落ち着け皐月。こいつら朝霧組のやつらだ。」
「朝霧組?」
「あぁ。裏社会のトップ。今じゃ知らないやつなんてお前くらいだよ。」
「そんなにすごいのかよ…」
「すごいなんてもんじゃねぇよ。トップだぞ?」
…トップ………頂点。てっぺん?裏社会の…トップ…?!
「おいっ!!それヤバイんじゃねぇのか?!」
「今さら気づいてんじゃねえよ…とにかく今は、やり過ごす…」
や、やり過ごすって……どうやって…
帰ることになって、仲間の中でも一番仲の良い紫乃(♂)と家までの道を歩いていると、不意に声をかけられた。
「君たち可愛いね~。俺らと遊ばない?」
…一応言っておくが、俺らは二人とも男だ。完璧に。
だが、最近はこんな風に声をかけられるのも少なくない。
いや、多い。とても、とてつもなく多い。
「ねえねえ。聞いてるの?」
「「てめぇらみたいなのと遊ぶほど困ってねぇよ」」
紫乃も鬱陶しいと思っていたのか、声がとても不機嫌だった。
そんな俺らのはもりにナンパ野郎達は拳を強く握り、何かに必死に耐えているようだった。
「てめぇら…ちょっと可愛い顔してるからって調子にのってんじゃねぇぞっ!」
漫画とか小説でよくある台詞言って恥ずかしくないのかよ…と心の中で毒づく。
「…可愛くないし、調子にものってないから…」
そう言ったが相手には全く伝わっていない。
「うるせぇ!!気絶させてでもつれてくぞっ!」と仲間に声をかけ、殴りかかろうとしたのだが、進んできた方とは真逆の方向へ吹っ飛んでいった。
さすがに俺らもビックリしてパッと上を見上げると、強面のお兄さん二人がこちらを見ていた。
「「…」」
なんでこんなに見られてんの?視線がいったい…。
「…なぁ、お前。」
「え…俺?…ですか?」
あっぶねー。敬語忘れちゃだめだろ。明らかに年上だし、
「無理に敬語使おうとすんな。バカがわかるぞ。」
「……は、はぁぁああぁぁぁああぁぁ?!」
「…落ち着け皐月。こいつら朝霧組のやつらだ。」
「朝霧組?」
「あぁ。裏社会のトップ。今じゃ知らないやつなんてお前くらいだよ。」
「そんなにすごいのかよ…」
「すごいなんてもんじゃねぇよ。トップだぞ?」
…トップ………頂点。てっぺん?裏社会の…トップ…?!
「おいっ!!それヤバイんじゃねぇのか?!」
「今さら気づいてんじゃねえよ…とにかく今は、やり過ごす…」
や、やり過ごすって……どうやって…
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