76 / 86
その後の兄と弟。
☆もしもはもしも。(上)
しおりを挟む
※2014年の夏の終り。
エアコンの風を受けて、黄ばんだカーテンが小さく揺れている。外はまだ残暑が厳しいだろうが、病室の中は快適だ。夕方だからか、暑苦しいセミの声もあまり聴こえない。
室内も静かだ。男Ω専用の二人部屋だが、同室の奴のとこにも俺のとこにも、見舞客はほぼ来ない。昼飯の後、使用済みの布おむつと産着をリネン室に置きに行く途中、普通の産後病室の前を通ったが、どこも来客中で賑やかだった。
同室の奴はまだ二十歳そこそこだそうで、小柄で華奢で髪も長く、女と見紛うようななりをしている。こういう奴が出産しても、誰も驚きはしないんだろうな。
かたや俺はといえば、一見、ただのオヤジにしか見えない。産科病棟には場違いな感じだ。時々、巡回の看護師でさえ、俺を見て、産婦のベッドを旦那が横取りしているのかと勘違いし、ギョッとする。せめて十年前なら、こんなに浮かなくて済んだのかなと思う。おチビがちゃんと十月十日で産まれてきていれば。
コットの中が妙に静かだ。俺はベッドの柵に掴まり、よっこらせと身体を起こした。腰骨がギシギシと軋んだ。そうっとコットを引き寄せてみると、チビ助は終電に揺られるお疲れサラリーマンみたいに、深い溜息を吐いた。おっさんっぽいけど、よかった、ちゃんと息してて。
よく寝ているところ、迷惑じゃないだろうか。いや、親が我が子を抱っこするのに、迷惑もなんもなくないか? なんて考えてから、やっぱりチビ助を抱き上げた。チビ助は俺の腕の中でビュンと勢いつけて両手をばんざいの形に上げ、むずかった。でも軽く揺らしながら尻をトントン叩いてやると、すぐまた眠りに落ちた。
チビ助をコットに戻さず、そーっと枕の隣に寝かせて、俺も横になった。やっぱり姿が見えると安心だ。しかし、ベッドの柵の隙間が、チビ助の頭より幅広なのがなぁ。チビ助は自力では動けないが、俺がうっかり寝返りでも打った拍子にチビ助を押してしまったら……。
寝ない、絶対に寝ないぞ! と自分に言い聞かせる。どのみち、あまり眠くないんだけど。
ボーッと黄ばんだカーテンを見上げていて、学校の保健室みたいだなと思った。昔はよく、生理痛でダウンしたなぎさに付き添った。あの頃は、自分がΩであることを深刻に思っていなかった。漠然と、将来は俺も普通の大人の男になると思っていた。もしその通りになっていたら、俺は今も付き添う側だったはずだ。二人目とか、もしかすると三、四人目を産んだ嫁さんのために、足しげく病院に通う俺。それはそれで幸せなんだろうが、そこにいる赤ん坊はチビ助やおチビとは別人だ。
コンコンとノックの音がした。ドアは常に開けっ放しなのに、律儀なことだ。革靴の足音が入ってくる。ゆっくりとした歩みは、看護師や医者でもなく、隣のベッドの奴の番でもない。
「アキ、」
「なんだよ」
「入ってもいいか?」
「どうぞ」
カーテンが少し開いて、長身の男が俺のスペースに入ってきた。
「お見舞いに来たよ」
誓二さんだ。相変わらず身なりと姿勢がよくて、アラフィフには見えない。うーん、バースプランに知玄とお袋以外の面会は全部お断りって書いたんだけどな。ま、この産院、色んな部分が適当だから、仕方ないのか。
そのまま寝てていいと言われたけど、俺は起きて正座し、チビ助を膝の上に抱いた。
「せめて足は崩しなよ」
俺は首を横に振った。ケツが痛いと、結局この座り方が一番楽なんだ。
「これ、少ないけど。お返しはいいからな。そしてこれは坊やにお土産。で、これはお前のおやつ」
「ありがと」
誓二さんは俺の目の前にのし袋と小さなケーキの箱を起き、サイドテーブルに紙袋を置いて、パイプ椅子に腰を下ろした。そして興味深そうに俺をしげしげとみる。なんだかバツが悪い。と、ちょうど良いタイミングで、チビ助がくわぁと欠伸をし、目をあけた。
「抱っこしてみる?」
間を持たせるためにチビ助を使うようだが、どうせ誓二さんは産まれたての赤ん坊を抱っこしたくて、わざわざ遠路はるばるやって来たんだ。案の定、誓二さんは「いいの?」と腰を上げた。俺は誓二さんにチビ助を預けた。大柄な誓二さんの腕の中にすっぽりつつまれると、ただでさえ小さいチビ助は、ほんとうに小さく見える。
「ちっちゃいなぁ。アキによく似てる。というより、徳治兄に似てるのかな、あはは」
誓二さんは嬉しそうだ。ほんとうなら、俺がこの人を父親にしてやるはずだった。十代の頃、年々悪化する発情期の間に匿ってもらう代わりに、俺は将来この人の子供を産んでやると約束した。誓二さんの婚約者だった暁美ちゃんが子供を産めない体質だったからだ。
もしも暁美ちゃんが不慮の事故で死んでいなければ、今頃俺は、誓二さん夫婦の為に二人目か3人目の赤ん坊を産んでいたかもしれん。または、暁美ちゃんの死後、俺が逃げなければ、誓二さんは今頃、俺の産んだ子の父親だったかもしれん。
「俺が坊やを見ている間に、ケーキ食べちゃいな。お前が好きなやつを買ってきたんだから」
誓二さんがそう言うので、俺は小さな箱を開けた。中には俺の好物のチーズケーキが入っていた。有り難くいただくことにする。ひと匙すくって口にすると、懐かしい味がした。
「ん、美味い」
俺が言うと、誓二さんは目を細めて頷いた。
美味いのはいいけど、チビ助がむずかり始めた。しきりに舌をペロペロし、小さな拳をしゃぶり、まだよく見えないはずの目でこっちを見る。不思議なことに、俺が何か食べようとするといつもこうだ。絶妙なタイミングで腹が減ったとアピールしだす。
チビ助に大声で泣かれて隣の奴を起こしてしまうのもなんだから、俺はケーキを諦めてテーブルに置き、誓二さんからチビ助を返してもらった。誓二さんの前では、今更遠慮することはない。俺はパジャマの前を開けて、チビ助を抱き寄せた。
エアコンの風を受けて、黄ばんだカーテンが小さく揺れている。外はまだ残暑が厳しいだろうが、病室の中は快適だ。夕方だからか、暑苦しいセミの声もあまり聴こえない。
室内も静かだ。男Ω専用の二人部屋だが、同室の奴のとこにも俺のとこにも、見舞客はほぼ来ない。昼飯の後、使用済みの布おむつと産着をリネン室に置きに行く途中、普通の産後病室の前を通ったが、どこも来客中で賑やかだった。
同室の奴はまだ二十歳そこそこだそうで、小柄で華奢で髪も長く、女と見紛うようななりをしている。こういう奴が出産しても、誰も驚きはしないんだろうな。
かたや俺はといえば、一見、ただのオヤジにしか見えない。産科病棟には場違いな感じだ。時々、巡回の看護師でさえ、俺を見て、産婦のベッドを旦那が横取りしているのかと勘違いし、ギョッとする。せめて十年前なら、こんなに浮かなくて済んだのかなと思う。おチビがちゃんと十月十日で産まれてきていれば。
コットの中が妙に静かだ。俺はベッドの柵に掴まり、よっこらせと身体を起こした。腰骨がギシギシと軋んだ。そうっとコットを引き寄せてみると、チビ助は終電に揺られるお疲れサラリーマンみたいに、深い溜息を吐いた。おっさんっぽいけど、よかった、ちゃんと息してて。
よく寝ているところ、迷惑じゃないだろうか。いや、親が我が子を抱っこするのに、迷惑もなんもなくないか? なんて考えてから、やっぱりチビ助を抱き上げた。チビ助は俺の腕の中でビュンと勢いつけて両手をばんざいの形に上げ、むずかった。でも軽く揺らしながら尻をトントン叩いてやると、すぐまた眠りに落ちた。
チビ助をコットに戻さず、そーっと枕の隣に寝かせて、俺も横になった。やっぱり姿が見えると安心だ。しかし、ベッドの柵の隙間が、チビ助の頭より幅広なのがなぁ。チビ助は自力では動けないが、俺がうっかり寝返りでも打った拍子にチビ助を押してしまったら……。
寝ない、絶対に寝ないぞ! と自分に言い聞かせる。どのみち、あまり眠くないんだけど。
ボーッと黄ばんだカーテンを見上げていて、学校の保健室みたいだなと思った。昔はよく、生理痛でダウンしたなぎさに付き添った。あの頃は、自分がΩであることを深刻に思っていなかった。漠然と、将来は俺も普通の大人の男になると思っていた。もしその通りになっていたら、俺は今も付き添う側だったはずだ。二人目とか、もしかすると三、四人目を産んだ嫁さんのために、足しげく病院に通う俺。それはそれで幸せなんだろうが、そこにいる赤ん坊はチビ助やおチビとは別人だ。
コンコンとノックの音がした。ドアは常に開けっ放しなのに、律儀なことだ。革靴の足音が入ってくる。ゆっくりとした歩みは、看護師や医者でもなく、隣のベッドの奴の番でもない。
「アキ、」
「なんだよ」
「入ってもいいか?」
「どうぞ」
カーテンが少し開いて、長身の男が俺のスペースに入ってきた。
「お見舞いに来たよ」
誓二さんだ。相変わらず身なりと姿勢がよくて、アラフィフには見えない。うーん、バースプランに知玄とお袋以外の面会は全部お断りって書いたんだけどな。ま、この産院、色んな部分が適当だから、仕方ないのか。
そのまま寝てていいと言われたけど、俺は起きて正座し、チビ助を膝の上に抱いた。
「せめて足は崩しなよ」
俺は首を横に振った。ケツが痛いと、結局この座り方が一番楽なんだ。
「これ、少ないけど。お返しはいいからな。そしてこれは坊やにお土産。で、これはお前のおやつ」
「ありがと」
誓二さんは俺の目の前にのし袋と小さなケーキの箱を起き、サイドテーブルに紙袋を置いて、パイプ椅子に腰を下ろした。そして興味深そうに俺をしげしげとみる。なんだかバツが悪い。と、ちょうど良いタイミングで、チビ助がくわぁと欠伸をし、目をあけた。
「抱っこしてみる?」
間を持たせるためにチビ助を使うようだが、どうせ誓二さんは産まれたての赤ん坊を抱っこしたくて、わざわざ遠路はるばるやって来たんだ。案の定、誓二さんは「いいの?」と腰を上げた。俺は誓二さんにチビ助を預けた。大柄な誓二さんの腕の中にすっぽりつつまれると、ただでさえ小さいチビ助は、ほんとうに小さく見える。
「ちっちゃいなぁ。アキによく似てる。というより、徳治兄に似てるのかな、あはは」
誓二さんは嬉しそうだ。ほんとうなら、俺がこの人を父親にしてやるはずだった。十代の頃、年々悪化する発情期の間に匿ってもらう代わりに、俺は将来この人の子供を産んでやると約束した。誓二さんの婚約者だった暁美ちゃんが子供を産めない体質だったからだ。
もしも暁美ちゃんが不慮の事故で死んでいなければ、今頃俺は、誓二さん夫婦の為に二人目か3人目の赤ん坊を産んでいたかもしれん。または、暁美ちゃんの死後、俺が逃げなければ、誓二さんは今頃、俺の産んだ子の父親だったかもしれん。
「俺が坊やを見ている間に、ケーキ食べちゃいな。お前が好きなやつを買ってきたんだから」
誓二さんがそう言うので、俺は小さな箱を開けた。中には俺の好物のチーズケーキが入っていた。有り難くいただくことにする。ひと匙すくって口にすると、懐かしい味がした。
「ん、美味い」
俺が言うと、誓二さんは目を細めて頷いた。
美味いのはいいけど、チビ助がむずかり始めた。しきりに舌をペロペロし、小さな拳をしゃぶり、まだよく見えないはずの目でこっちを見る。不思議なことに、俺が何か食べようとするといつもこうだ。絶妙なタイミングで腹が減ったとアピールしだす。
チビ助に大声で泣かれて隣の奴を起こしてしまうのもなんだから、俺はケーキを諦めてテーブルに置き、誓二さんからチビ助を返してもらった。誓二さんの前では、今更遠慮することはない。俺はパジャマの前を開けて、チビ助を抱き寄せた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
不遇聖女様(男)は、国を捨てて闇落ちする覚悟を決めました!
ミクリ21
BL
聖女様(男)は、理不尽な不遇を受けていました。
その不遇は、聖女になった7歳から始まり、現在の15歳まで続きました。
しかし、聖女ラウロはとうとう国を捨てるようです。
何故なら、この世界の成人年齢は15歳だから。
聖女ラウロは、これからは闇落ちをして自由に生きるのだ!!(闇落ちは自称)
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
【完結済】極上アルファを嵌めた俺の話
降魔 鬼灯
BL
ピアニスト志望の悠理は子供の頃、仲の良かったアルファの東郷司にコンクールで敗北した。
両親を早くに亡くしその借金の返済が迫っている悠理にとって未成年最後のこのコンクールの賞金を得る事がラストチャンスだった。
しかし、司に敗北した悠理ははオメガ専用の娼館にいくより他なくなってしまう。
コンサート入賞者を招いたパーティーで司に想い人がいることを知った悠理は地味な自分がオメガだとバレていない事を利用して司を嵌めて慰謝料を奪おうと計画するが……。
借金のカタで二十歳上の実業家に嫁いだΩ。鳥かごで一年過ごすだけの契約だったのに、氷の帝王と呼ばれた彼に激しく愛され、唯一無二の番になる
水凪しおん
BL
名家の次男として生まれたΩ(オメガ)の青年、藍沢伊織。彼はある日突然、家の負債の肩代わりとして、二十歳も年上のα(アルファ)である実業家、久遠征四郎の屋敷へと送られる。事実上の政略結婚。しかし伊織を待ち受けていたのは、愛のない契約だった。
「一年間、俺の『鳥』としてこの屋敷で静かに暮らせ。そうすれば君の家族は救おう」
過去に愛する番を亡くし心を凍てつかせた「氷の帝王」こと征四郎。伊織はただ美しい置物として鳥かごの中で生きることを強いられる。しかしその瞳の奥に宿る深い孤独に触れるうち、伊織の心には反発とは違う感情が芽生え始める。
ひたむきな優しさは、氷の心を溶かす陽だまりとなるか。
孤独なαと健気なΩが、偽りの契約から真実の愛を見出すまでの、切なくも美しいシンデレラストーリー。
【16+4話完結】虚な森の主と、世界から逃げた僕〜転生したら甘すぎる独占欲に囚われました〜
キノア9g
BL
「貴族の僕が異世界で出会ったのは、愛が重すぎる“森の主”でした。」
平凡なサラリーマンだった蓮は、気づけばひ弱で美しい貴族の青年として異世界に転生していた。しかし、待ち受けていたのは窮屈な貴族社会と、政略結婚という重すぎる現実。
そんな日常から逃げ出すように迷い込んだ「禁忌の森」で、蓮が出会ったのは──全てが虚ろで無感情な“森の主”ゼルフィードだった。
彼の周囲は生命を吸い尽くし、あらゆるものを枯らすという。だけど、蓮だけはなぜかゼルフィードの影響を受けない、唯一の存在。
「お前だけが、俺の世界に色をくれた」
蓮の存在が、ゼルフィードにとってかけがえのない「特異点」だと気づいた瞬間、無感情だった主の瞳に、激しいまでの独占欲と溺愛が宿る。
甘く、そしてどこまでも深い溺愛に包まれる、異世界ファンタジー
夫婦喧嘩したのでダンジョンで生活してみたら思いの外快適だった
ミクリ21 (新)
BL
夫婦喧嘩したアデルは脱走した。
そして、連れ戻されたくないからダンジョン暮らしすることに決めた。
旦那ラグナーと義両親はアデルを探すが当然みつからず、実はアデルが神子という神託があってラグナー達はざまぁされることになる。
アデルはダンジョンで、たまに会う黒いローブ姿の男と惹かれ合う。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる