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5位の国と7位の国の戦争
しおりを挟む~5位の国にて~
「王様、最近あの会議にまったく参加しない国がここに対して、戦争を仕掛けようと思っているそうですよ。」
「そうなのか?でも大丈夫だろう。」
「は~。王様はいつもマイペースですね。」
「大丈夫だって、それにあの国についてはいろんな国が調べているが、どの国よりも弱いらしいぞ。」
「それは分かっていますが、それでも戦争となると用意をしておかないといけないですよ。」
「それなら王都内の兵士と、この王都の周辺の街にいる兵に連絡を入れておいてくれ~。」
「分かりました。それでは言っておきますね。」
~7位の国にて~
「宰相よ、最近そなたの顔色が悪いが何かあったか?」
「いえ、何もありません。」
「そうか…何かあったらすぐに言うんだぞ。」
「はい。」
(まずい、このままだと王都の食料がなくなってしまう。)
「しかし王様、私から意見があります。」
「何だ?」
「我々の国が強いということを他の国に知らしめたいとは思いませんか?」
「確かにそうだな。我が国は昔に一回負けたことによって弱い国だと思われているかもしれない。そんなことはあってはならん。私の国は最強なのだ。」
「私もそう思います。そのため、他の国に対して戦争を仕掛けたいと思います。」
「そうか、兵士の準備はできているのか?」
「いえ、兵の数はこの王都の兵しかいません。それに他の街にいる兵は弱すぎて使い物にならないでしょう。」
「それで大丈夫なのか?」
「はい。私たちの国は外交はしていないので、正確なことは分からないですが、この国が最強でしょうから、この数の兵で十分でしょう。」
「そうだな。この国は最強なんだ。どうせ周りの国は兵の平均Lv15くらいだろう。」
「そうですね。それに対して我々の国の兵の平均Lvは25。負けることはないでしょう。」
「それでは早速他の国に攻め込むのだー。」
「了解しました。」
そして、7位の国は5位の国に宣戦布告をした。
~5位の国~
「王様、ついにあの国が宣戦布告をしてきました。」
「え、本当に戦争を吹っかけてきたの!?」
「はい。」
「そうなのか…それじゃあ迎え撃とう。」
「はい。元々そのつもりです。それでは全兵に言ってきますね。」
「よろしく頼んだ。」
両国が戦争をすることを決めたため、戦争が始まった。
~アイン~
「ついに始まったね。」
「そうですね。おそらく5位の国が勝つでしょう。」
「僕もそう思うよ。だって7位の国の兵の平均Lvは25でしょ。あの5位の国はLv35くらいあったはずだもん。」
「そうですね。それに7位の国は兵も最近は満足な食事を与えられてなくて、ぜんぜん絶好調じゃないですもの。」
「それに兵の数もぜんぜんいないしね。」
「これはもう結果は分かりますね。」
「そうだね。これは一方的な結果になるね。」
そう言っていた結果、本当に一方的な戦いになり、5位の国がほとんど被害を出さずに勝って行ったのだった。
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