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公国認定
しおりを挟むそしてアインは本部に着いた。
「アイン様、ようこそいらっしゃいました。」
「あれ?何ですでにいるの?」
「すでにキング・オブ・ドラゴンが出たことは報告を受けています。」
「なるほどね。それじゃあ何をしたいかも分かってる?」
「はい。このことを全国に報告して、アイン様のお力を知らしめるのですね。」
「違うよ!僕は静かな生活がしたいんだから、それはやめてよ。」
「では、どうすれば良いのですか?」
「とりあえず、今回は僕のクランのメンバーがたまたま近くにいて、協力して倒したということにしておいて。」
「それで良いのですか?」
「うん。」
「それでは報酬は今、渡してしまいますね。」
そしてアインはキング・オブ・ドラゴンの報酬金をもらった。
「ありがとう。それじゃあもう行くね。」
「どこかに用があるのですか?」
「一応、国の中にSSランク級モンスターが出たんだから国王様に報告してくるよ。」
「分かりました。行ってらっしゃいませ。」
そしてアインは王城に向かった。
王城についた後、アインは近くの人に謁見の時間が空いているかを聞いた。
「謁見ですか?たぶん今は何もないと思いますけど…」
「分かりました。ありがとうございます。」
そして執務室にむかった。
「王様。」
「?何だアイン。お前が何の連絡もなく王城に来るとは。」
「王様に報告したいことがあります。」
「何だ?」
「実は学校の近くにある山にキング・オブ・ドラゴンが出ました。」
「何だと!?それでは国の全兵をあげて、討伐に行かなくては…」
「キング・オブ・ドラゴンは倒したのですが、その後処理について困ってまして…」
「さらっとSSランク級モンスターを倒したとか言ってるけど…それで後処理の何に困っているのだ?」
「あのドラゴンはいろんな人に見られてしまいました。そのため、人々は恐怖し、急に消えたドラゴンに戸惑っているでしょう。そのため、何とか僕以外の人が倒したとしたいのです。」
「アイン以外にあんなのを倒せる奴がいるのか?」
「倒せる人は何人か今いますけど、大体の人が僕に関係していて、たどっていくと僕にたどり着いちゃうのですよ。」
「なるほど、それではクランのメンバーが倒したということにすれば良いのではないか?」
「僕もそうしたいのですが、王様の言葉がないと信頼してもらえないと思いました。」
「分かった、それでは私から国内にお前のクランな倒したことを報告しておこう。」
「ありがとうございます。」
「それでアイン。他にも話したいことがある。」
「何でしょうか?」
「お前の領地を公国にしないか?」
「どうしてですか?」
内心アインは王国から切り離されるかと思ってびっくりしていた。
「実はいま、国内ではアインの領地の力が強すぎるのだ。」
「はい。」
「そのため、反逆された場合、どうやっても勝てないのだ。」
「反逆なんてするつもりないですよ。」
「それでも上層部は恐れているのだ。そのためアインを公国とし、対等な関係になろうと考えたのだ。」
「そこまで考えてくださっているのなら、私に反対する気はありません。」
「それでは明日からアインの領地は公国を名乗ることを許す。」
「了解しました。」
「それではわが国と同盟を組もうか。」
そしてアインと王様はこれからについてを話していった。
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