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side貴族 1割支配
しおりを挟む「ふっふっふ。フハハハハハ。私は最強だ!」
と、エドウィンは城内で、高笑いをしていた。
「くそっ。何でこんな奴に。」
そして、元王国へいたちはエドウィンの前で土下座をしていた。
「あ?そんな口聞いて良いと思ってんのか?お前たちの命は俺が握っているんだぞ!」
エドウィンは、何か文句を言ってきた兵に対しては、ずっとこう言っていた。
「すみません!」
「まぁ良い。それよりも今度の戦争相手を決めるぞ。」
「また戦争をするのですか?」
「ああ、今回のこの戦争によって、この国の大陸の大体の国の強さが分かった。主にここの国の貿易国だがな。」
「王よ。この国は資源大国です。そのため、この国と貿易をやっていた国は大体が、この大陸のトップのほうの国です。」
「そうなのか?」
「はい。」
「そうか…つまり、私はこの大陸のトップの国ですら落とせる戦力を持っているのか?」
「データだけ見ればそういうことになりますね。」
「そうか、それではあまり恐れなくても良いな。」
「はい。」
「それじゃあ、この国の周辺から落としていくか。」
「それが一番効率的だと思います。」
そして、エドウィンはこの国の周りにある国を調べ始めた。
「そうだな。この国の周りにある国は、前に言っていた2国と、小国の国家が3個か。」
「小国ですか?」
「ああ、資料を見るか?」
「見させてください。」
そこには、ほぼ一個の街と変わらないくらいの規模の国があった。
「良くこんなのが国として成立できましたね。」
「何で何だ?」
エドウィンはこの国の元王に聞いてみた。
「は、はい。この大陸では国になる条件などが無く、いってしまえば、一個の村が独立して、国だと言い張ることもできるのです。」
「そうだったのか…それではあまりせめても大きなメリットが無いな。」
エドウィンがそういうと、宰相が1つの案を出してきた。
「でしたら、小規模の軍隊をいくつか作り、1つの軍で1つの国を落としてくるように命令すれば良いのではないでしょうか?そのくらいの小国だったら、小規模部隊でもいけるでしょう。」
「そうか?」
「はい。後は、その国を落としたら、さらに進軍してもらうとか。」
「それだと、さすがに小規模になりすぎるんじゃないのか?」
「しかし、小国の平均兵保有数は200ですよ?それに対して、我々は10万人と今回の戦争で徴兵令を出して集まった、3万人で、13万人ですよ。」
「確かにそう考えると、こちらの軍が圧倒的に多いな。」
「はい。ですから、いくらか分けてもまったく問題が起きないと思います。」
「そうだな、そうしよう。そっちのほうが早くこの大陸を支配できるしな。」
「それでは王よ。命令を。」
「皆の者。自分たちでできる場所まで全力で進軍せよ。」
そして、この命令によって、エドウィンの王国の大陸支配は2日で大陸の1割を支配してしまった。
そして…
???「これはまずいな。」
???「動きますか?」
???「そうするか…」
エドウィン以外の者も動こうとしていたのだった。
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