転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】

ゼクト

文字の大きさ
346 / 554

非同盟国たちの運命

しおりを挟む

            「さて、最初の国がこの同盟を否定してから2年の間で、いろいろやるしかないか…」

アインは、この後、大陸が、今後、大きく変わっていくきっかけを作ることになった。

アインはそれを行うために、最初に、同盟国に一斉にとある連絡をした。

その内容は・・・

「同盟国に一斉通達。これから先、我々以外の国に対して、戦争をすることが多くなるだろう。
よって、その戦争への参加は自由だが、戦争での活躍によっては、報酬を与えることにする。
まず、最初に、この2か国に攻め込む。」

そしてアインは、国の名前が書いてあるリストを各国に見せた。

「これより、数分の間、この戦争に参加したい国を募集する。それでは、連絡のほうはこちらにしてくれ。」

アインは、連絡先の書いてあるメモを各国に見せた。

その後、通話を切った。

数分後…

「みんな、これからしばらく、ここを離れるね。」

アインは、3人に対して、そう言った。

「何で?」

「じつは、今回の同盟の話で、実家のほうに少し頼みごとをしていたんだけど、それが完成したらしいんだ。」

アインは、いきなり戦争をしてくるためとはいえなかったので、そんな良いわけをした。

「そうなんだ。それじゃあ、結構戻って来れないの?」

「そうだね。まぁ、出来るだけ早く帰ってくるよ。それじゃあ、行ってくる。」

そしてアインは3人といったん別れて、街の外に出た。

街の外に出ると、エリが待っていた。

「お待ちしておりました。アイン様。」

「ありがとう、それで、各国の様子はどう?」

「はい。私たちの同盟国は80国。まぁ、4国はアイン様の国なので、約70国として、今回参戦を表明したのは、4国、まぁ、最初の戦争にしては、多くが参戦したのでは?」

「そうだね。それに今回は戦争をすることを突然言ったから、各国も準備できていなかったんでしょ。」

「そうですね。後は、同盟に参加下は良いものの、この同盟で勝てるのか不安だった国なんかは参戦していないのでは?」

「その可能性も大きいね。まぁ、それは戦争が終わった後に考えよう。それよりも今は、この戦争に勝つことだ。」

「そんなに身構えなくても勝てるのでは?」

「まぁ、勝てるだろうけど、出来るだけ被害が少ないほうが良いじゃん。」

「では、アイン様は、今回の戦争での目標は勝利を通り越して、戦死者の少なさですか?」

「まぁ、向こうの戦死者の数まで考慮しているほどの余裕はないから、今回は同盟国の戦死者の少なさを考えるけどね。」

「分かりました。それでは、わが国の精鋭部隊を…」

「待って、今のところ、僕が各国に紹介をしている第2位の国以外の兵は出来るだけ使わないようにしてもらえない?」

「何故…ですか?」

「この同盟の最終目標は大国たちを倒してまわるということなんだから、出来るだけ同盟の中に大国があることを知られたくないんだよね。」

「そうでしたか…それでは、この戦争での負傷者は多くなってしまうと思うのですが…」

「それは仕方ないことだよ。でも、その中でも出来るだけ負傷者を減らしたいんだ。」

「分かりました……では、今回は、本国のほうからも優秀な兵を何人か持ってきておきますね。彼らに敵国の兵を殲滅してもらって、残りの残党を同盟国に任せましょう。」

「それが一番被害が少なくて住むかな?」

「おそらく…」

「それじゃあ、その作戦で行こう。とりあえず、各国には戦争開始の日時を相談して決めてもらおう。こっちは転移魔法でどうにかなるし。」

こうして、アインによる、非同盟国を減らしていく戦争が始まるのであった。
        
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

間違い転生!!〜神様の加護をたくさん貰っても それでものんびり自由に生きたい〜

舞桜
ファンタジー
「初めまして!私の名前は 沙樹崎 咲子 35歳 自営業 独身です‼︎よろしくお願いします‼︎」  突然 神様の手違いにより死亡扱いになってしまったオタクアラサー女子、 手違いのお詫びにと色々な加護とチートスキルを貰って異世界に転生することに、 だが転生した先でまたもや神様の手違いが‼︎  神々から貰った加護とスキルで“転生チート無双“  瞳は希少なオッドアイで顔は超絶美人、でも性格は・・・  転生したオタクアラサー女子は意外と物知りで有能?  だが、死亡する原因には不可解な点が…  数々の事件が巻き起こる中、神様に貰った加護と前世での知識で乗り越えて、 神々と家族からの溺愛され前世での心の傷を癒していくハートフルなストーリー?  様々な思惑と神様達のやらかしで異世界ライフを楽しく過ごす主人公、 目指すは“のんびり自由な冒険者ライフ‼︎“  そんな主人公は無自覚に色々やらかすお茶目さん♪ *神様達は間違いをちょいちょいやらかします。これから咲子はどうなるのか?のんびりできるといいね!(希望的観測っw) *投稿周期は基本的には不定期です、3日に1度を目安にやりたいと思いますので生暖かく見守って下さい *この作品は“小説家になろう“にも掲載しています

異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします

Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。 相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。 現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

最強無敗の少年は影を従え全てを制す

ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。 産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。 カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。 しかし彼の力は生まれながらにして最強。 そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。

高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません

下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。 横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。 偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。 すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。 兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。 この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。 しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。

備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ

ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。 見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は? 異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。 鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。

前世は最強の宝の持ち腐れ!?二度目の人生は創造神が書き換えた神級スキルで気ままに冒険者します!!

yoshikazu
ファンタジー
主人公クレイは幼い頃に両親を盗賊に殺され物心付いた時には孤児院にいた。このライリー孤児院は子供達に客の依頼仕事をさせ手間賃を稼ぐ商売を生業にしていた。しかしクレイは仕事も遅く何をやっても上手く出来なかった。そしてある日の夜、無実の罪で雪が積もる極寒の夜へと放り出されてしまう。そしてクレイは極寒の中一人寂しく路地裏で生涯を閉じた。 だがクレイの中には創造神アルフェリアが創造した神の称号とスキルが眠っていた。しかし創造神アルフェリアの手違いで神のスキルが使いたくても使えなかったのだ。  創造神アルフェリアはクレイの魂を呼び寄せお詫びに神の称号とスキルを書き換える。それは経験したスキルを自分のものに出来るものであった。  そしてクレイは元居た世界に転生しゼノアとして二度目の人生を始める。ここから前世での惨めな人生を振り払うように神級スキルを引っ提げて冒険者として突き進む少年ゼノアの物語が始まる。

暗殺者から始まる異世界満喫生活

暇人太一
ファンタジー
異世界に転生したが、欲に目がくらんだ伯爵により嬰児取り違え計画に巻き込まれることに。 流されるままに極貧幽閉生活を過ごし、気づけば暗殺者として優秀な功績を上げていた。 しかし、暗殺者生活は急な終りを迎える。 同僚たちの裏切りによって自分が殺されるはめに。 ところが捨てる神あれば拾う神ありと言うかのように、森で助けてくれた男性の家に迎えられた。 新たな生活は異世界を満喫したい。

処理中です...