7 / 43
第一章
第7話 配信 ~これが今回の企画説明だ!~
しおりを挟む
「あっはっはっはっはっはっは!!!!!」
こじんまりとした部屋の中央で笑い転げる髭のおじさん……。
それを見つめるボク(美少女女神)とキレイな女神とサイズのおかしい火竜……。
「っはっはっはっはっは……っは!?え~と、ごほん!」
3分くらい笑い続けてからようやく周囲の視線に気づいたおじさんは慌てて襟を正すがもう遅い。
こんなのだけど1級神である冥神だ。
威厳はない……。
「笑ってる場合じゃないよ冥神さま!」
ボクは少し怒っている。
「すまんすまん。つい面白くてな。いやしかし、このアナトという男は最高だな……ぶふぉっ」
「冥神様……少しお黙りください……」
さすがに諫めようかなと思ったボクの横をさっと移動するキレイな何か……いや、戯神なんだけどね。
「ぐぉお……ぎっ、戯神、やめっ」
「戯神!それはまずい。ストップ!ストップ!」
とつぜん冥神の首を絞めはじめた戯神をボクは慌てて止める。
それはさすがに予想外だ。
自分のことを使われて人間を酷い目にあわせたから怒ってるんだろう。
そう、ここは神界……のとある建物の中の冥神所有の小部屋。
「でも、ちょっとやりすぎてるように感じるのはボクもだよ、冥神さま。アナト、パーティ追放されちゃってるとは思わなかった」
「性急な人間どもだったな。私にとっても予想外だったのは確かだ。まぁ、計画通り冒険に出るところから配信しよう」
『……』
冥神さまは驚いたと言っているが、ニヤニヤしながらそのまま進めようとしている。
火竜は目を閉じて寝て……ないから何か考えてるのかな?珍しい。
むぅ。
今回この企画を実行するにあたって調べたけど、あいつは結構強い。
なんであんなに大量のスキルを持っているのにほとんどが使えなくなっているのかはボクでもわからなかったけど、使えるスキルで頑張ってきたことがわかっている。
不調に陥ったアナトはパーティーを一時離脱して旅に出てもらって、あのパーティーには何かしらの支援をして置く予定だったのに、追放しちゃってるから手が出しづらい。
それに、あんなに無理やり貢献していたメンバーを追放するようなパーティーを支援する気にはならないな。
「それで……冥神様……どうするのです?」
世間一般では絶世の美女とされていることを裏切らない美しい表情を少し歪め、美しいハープのような声で問い詰める戯神とそれを受けるおじさん。
こんな絵を配信したらクレームものだな……。
してるけど……ふっふっふ。
「どうするもなにも、このまま進めるほかないだろう?」
そしてこのおじさん……いや、もうおやじでいいか……は何も考えてない。
「せめて支援はしてもよいのでは?」
たまらずボクは声を上げた。
「支援と言っても、なにをするのだ?せっかく戯神に頼んで引き起こした不調はお前が治してしまったようだし」
おっさんが非難するような視線を向けてくるが……
「完全に治したわけじゃなくて、あくまでも一時しのぎだよ?」
やわらげてあげただけだし、ボクの力が及ばない状況に陥ったら再び不調になるだろう。
だって、不調で体が動かない状態で危険な冒険に放り込むのはさすがにやりすぎじゃないかな?
『では、アイテムを与えればいい』
「アイテムを?」
とつぜんの火竜の言葉に顔をしかめる冥神さま。
めちゃくちゃ嫌そうだな。
おそらくこの配信で得られたお金やアイテムは全て回収するつもりだったんだろう。
次回の製作費とかなんとか言って。
ボクたちに多少の出演料やら製作費はくれるが、残りは毎回持っていく。
まぁ、配信の魔道具や仕組みをつくったのは冥神さまだけど……ケチ!!!
「そう言うが火神よ。神界のアイテムは人間には強すぎるぞ?」
『ならばあの人間の封印されたスキルを使えるようにするアイテムを渡せばよい。もともと使えるはずのスキルだ』
「うむ……」
冥神がこちらに助け舟を求めているような視線を送ってくるが、おじさんのそんな表情を見ても何も心は動かないので無視した。むしろボクもアナトのためにスキルを介抱して上げるのには大賛成だ。
「では設定はしておこう。どれを解放してやるは投入する投げ銭の額に応じて決めれるように設定しておこう」
そそくさと出ていこうとする冥神さま……これはあれだな。
「金額はもちろん通常の投げ銭、投げアイテムの範囲ですよね?」
「ぐぅ……」
『そうするのがいいな』
恨めしそうな目でこっちを振り返る冥神さま。
とんでもない金額を設定するつもりだったな……ケチ!!!
???:冥神様、さすがに酷くないか?
???:え~と、演出だよな?これ。
???:戯神ちゃんかわゆい!
???:戯神ちゃんに詰め寄られるなんて羨ましい……冥神め!!
???:冥神ひどすぎるぞ~!
???:遊神ちゃん小っちゃい!
「なっ!?!?」
慌てる冥神さま、ウケる。
こんな面白そうな場面を配信しないわけないでしょ?
「さすがにコメントをアナトに届けることはできないから応援コメントとかはムリだけどね~」
まぁ仮に届けても混乱するだけだろうしね。
『光神:アナト頑張れ!』とか届いてもただ驚くだけだろうし。
戦うときとか面白そうなシーンだけでも配信しとけば冥神さまも変なことはできないだろう。
なんたってほかの1級神さまたちも見ていたりするし……。
そもそも隣にいる可愛らしいフォルムだけど可愛らしくないサイズの火竜は火神さまだし……。
さっきみたいに一応の抑止力にはなってる。
でも案外1級神さまたちがいてもこれ以上意味ないとかないよね?
「くっ、配信を回していたのか。たしかに企画会議を配信するのは斬新だ……」
めっちゃ睨んでますけど~。
「きゃ~冥神さま~ステキ~」
???:遊神ちゃんwwwwwwwwwwwwwwww
???:わざとらしすぎて草wwwwww
???:冥神氏ね~!!!!!
???:冥神くさい~~~~
「誹謗中傷はやめたまえ!!!!」
???:(ぶくぶくぶく……ぱたり)
???:(ぶくぶくぶく……ぱたり)
冥神さまが怒ってどこかに向けて手を振った。
うん、これ以上続けてもいいことはないな。そろそろ締めよう。
「さぁさぁ、果たして魔法剣士アナトはどうなるのか?無事に戯神のところまでたどり着けるのか?こうご期待!!!
そして、魔法剣士アナトを応援してくれるなら、この配信が気に入ってくれたなら、アイテムや星評価で応援してほしいな~。ぜひよろしくね♡」
???:遊神ちゃ~~~~ん♡♡
???:このナレーションいいな!戯神様バージョンを待つ。
???:遊神ちゃん頑張って!あと戯神ちゃんをもう一度映して~
???:ちんちくりんはいいから戯神様を(うっとり)
???:おい、お前ら……遊神様は小っちゃくて可愛らしいけど2級神だぞ?
???:ごめんなさいごめんなさいごめんなさい
???:(バカ!こうするんだよ!)遊神たんモエモエキュ~ン♡
うん、最初のコメントのやつ以外、全員ぶっとばそう。
そうしてボクは意識を人間の世界にいる化身に戻すのだった。
戯神のドヤ顔がウザかった……。おしりにアナト挟んでるくせに!!!
こじんまりとした部屋の中央で笑い転げる髭のおじさん……。
それを見つめるボク(美少女女神)とキレイな女神とサイズのおかしい火竜……。
「っはっはっはっはっは……っは!?え~と、ごほん!」
3分くらい笑い続けてからようやく周囲の視線に気づいたおじさんは慌てて襟を正すがもう遅い。
こんなのだけど1級神である冥神だ。
威厳はない……。
「笑ってる場合じゃないよ冥神さま!」
ボクは少し怒っている。
「すまんすまん。つい面白くてな。いやしかし、このアナトという男は最高だな……ぶふぉっ」
「冥神様……少しお黙りください……」
さすがに諫めようかなと思ったボクの横をさっと移動するキレイな何か……いや、戯神なんだけどね。
「ぐぉお……ぎっ、戯神、やめっ」
「戯神!それはまずい。ストップ!ストップ!」
とつぜん冥神の首を絞めはじめた戯神をボクは慌てて止める。
それはさすがに予想外だ。
自分のことを使われて人間を酷い目にあわせたから怒ってるんだろう。
そう、ここは神界……のとある建物の中の冥神所有の小部屋。
「でも、ちょっとやりすぎてるように感じるのはボクもだよ、冥神さま。アナト、パーティ追放されちゃってるとは思わなかった」
「性急な人間どもだったな。私にとっても予想外だったのは確かだ。まぁ、計画通り冒険に出るところから配信しよう」
『……』
冥神さまは驚いたと言っているが、ニヤニヤしながらそのまま進めようとしている。
火竜は目を閉じて寝て……ないから何か考えてるのかな?珍しい。
むぅ。
今回この企画を実行するにあたって調べたけど、あいつは結構強い。
なんであんなに大量のスキルを持っているのにほとんどが使えなくなっているのかはボクでもわからなかったけど、使えるスキルで頑張ってきたことがわかっている。
不調に陥ったアナトはパーティーを一時離脱して旅に出てもらって、あのパーティーには何かしらの支援をして置く予定だったのに、追放しちゃってるから手が出しづらい。
それに、あんなに無理やり貢献していたメンバーを追放するようなパーティーを支援する気にはならないな。
「それで……冥神様……どうするのです?」
世間一般では絶世の美女とされていることを裏切らない美しい表情を少し歪め、美しいハープのような声で問い詰める戯神とそれを受けるおじさん。
こんな絵を配信したらクレームものだな……。
してるけど……ふっふっふ。
「どうするもなにも、このまま進めるほかないだろう?」
そしてこのおじさん……いや、もうおやじでいいか……は何も考えてない。
「せめて支援はしてもよいのでは?」
たまらずボクは声を上げた。
「支援と言っても、なにをするのだ?せっかく戯神に頼んで引き起こした不調はお前が治してしまったようだし」
おっさんが非難するような視線を向けてくるが……
「完全に治したわけじゃなくて、あくまでも一時しのぎだよ?」
やわらげてあげただけだし、ボクの力が及ばない状況に陥ったら再び不調になるだろう。
だって、不調で体が動かない状態で危険な冒険に放り込むのはさすがにやりすぎじゃないかな?
『では、アイテムを与えればいい』
「アイテムを?」
とつぜんの火竜の言葉に顔をしかめる冥神さま。
めちゃくちゃ嫌そうだな。
おそらくこの配信で得られたお金やアイテムは全て回収するつもりだったんだろう。
次回の製作費とかなんとか言って。
ボクたちに多少の出演料やら製作費はくれるが、残りは毎回持っていく。
まぁ、配信の魔道具や仕組みをつくったのは冥神さまだけど……ケチ!!!
「そう言うが火神よ。神界のアイテムは人間には強すぎるぞ?」
『ならばあの人間の封印されたスキルを使えるようにするアイテムを渡せばよい。もともと使えるはずのスキルだ』
「うむ……」
冥神がこちらに助け舟を求めているような視線を送ってくるが、おじさんのそんな表情を見ても何も心は動かないので無視した。むしろボクもアナトのためにスキルを介抱して上げるのには大賛成だ。
「では設定はしておこう。どれを解放してやるは投入する投げ銭の額に応じて決めれるように設定しておこう」
そそくさと出ていこうとする冥神さま……これはあれだな。
「金額はもちろん通常の投げ銭、投げアイテムの範囲ですよね?」
「ぐぅ……」
『そうするのがいいな』
恨めしそうな目でこっちを振り返る冥神さま。
とんでもない金額を設定するつもりだったな……ケチ!!!
???:冥神様、さすがに酷くないか?
???:え~と、演出だよな?これ。
???:戯神ちゃんかわゆい!
???:戯神ちゃんに詰め寄られるなんて羨ましい……冥神め!!
???:冥神ひどすぎるぞ~!
???:遊神ちゃん小っちゃい!
「なっ!?!?」
慌てる冥神さま、ウケる。
こんな面白そうな場面を配信しないわけないでしょ?
「さすがにコメントをアナトに届けることはできないから応援コメントとかはムリだけどね~」
まぁ仮に届けても混乱するだけだろうしね。
『光神:アナト頑張れ!』とか届いてもただ驚くだけだろうし。
戦うときとか面白そうなシーンだけでも配信しとけば冥神さまも変なことはできないだろう。
なんたってほかの1級神さまたちも見ていたりするし……。
そもそも隣にいる可愛らしいフォルムだけど可愛らしくないサイズの火竜は火神さまだし……。
さっきみたいに一応の抑止力にはなってる。
でも案外1級神さまたちがいてもこれ以上意味ないとかないよね?
「くっ、配信を回していたのか。たしかに企画会議を配信するのは斬新だ……」
めっちゃ睨んでますけど~。
「きゃ~冥神さま~ステキ~」
???:遊神ちゃんwwwwwwwwwwwwwwww
???:わざとらしすぎて草wwwwww
???:冥神氏ね~!!!!!
???:冥神くさい~~~~
「誹謗中傷はやめたまえ!!!!」
???:(ぶくぶくぶく……ぱたり)
???:(ぶくぶくぶく……ぱたり)
冥神さまが怒ってどこかに向けて手を振った。
うん、これ以上続けてもいいことはないな。そろそろ締めよう。
「さぁさぁ、果たして魔法剣士アナトはどうなるのか?無事に戯神のところまでたどり着けるのか?こうご期待!!!
そして、魔法剣士アナトを応援してくれるなら、この配信が気に入ってくれたなら、アイテムや星評価で応援してほしいな~。ぜひよろしくね♡」
???:遊神ちゃ~~~~ん♡♡
???:このナレーションいいな!戯神様バージョンを待つ。
???:遊神ちゃん頑張って!あと戯神ちゃんをもう一度映して~
???:ちんちくりんはいいから戯神様を(うっとり)
???:おい、お前ら……遊神様は小っちゃくて可愛らしいけど2級神だぞ?
???:ごめんなさいごめんなさいごめんなさい
???:(バカ!こうするんだよ!)遊神たんモエモエキュ~ン♡
うん、最初のコメントのやつ以外、全員ぶっとばそう。
そうしてボクは意識を人間の世界にいる化身に戻すのだった。
戯神のドヤ顔がウザかった……。おしりにアナト挟んでるくせに!!!
10
あなたにおすすめの小説
ダンジョンで有名モデルを助けたら公式配信に映っていたようでバズってしまいました。
夜兎ましろ
ファンタジー
高校を卒業したばかりの少年――夜見ユウは今まで鍛えてきた自分がダンジョンでも通用するのかを知るために、はじめてのダンジョンへと向かう。もし、上手くいけば冒険者にもなれるかもしれないと考えたからだ。
ダンジョンに足を踏み入れたユウはとある女性が魔物に襲われそうになっているところに遭遇し、魔法などを使って女性を助けたのだが、偶然にもその瞬間がダンジョンの公式配信に映ってしまっており、ユウはバズってしまうことになる。
バズってしまったならしょうがないと思い、ユウは配信活動をはじめることにするのだが、何故か助けた女性と共に配信を始めることになるのだった。
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
追放された最強ヒーラーは、美少女令嬢たちとハーレム生活を送る ~公爵令嬢も義妹も幼馴染も俺のことを大好きらしいので一緒の風呂に入ります~
軽井広@北欧美少女 書籍化!
ファンタジー
白魔道師のクリスは、宮廷魔導師団の副団長として、王国の戦争での勝利に貢献してきた。だが、国王の非道な行いに批判的なクリスは、反逆の疑いをかけられ宮廷を追放されてしまう。
そんなクリスに与えられた国からの新たな命令は、逃亡した美少女公爵令嬢を捕らえ、処刑することだった。彼女は敵国との内通を疑われ、王太子との婚約を破棄されていた。だが、無実を訴える公爵令嬢のことを信じ、彼女を助けることに決めるクリス。
クリスは国のためではなく、自分のため、そして自分を頼る少女のために、自らの力を使うことにした。やがて、同じような境遇の少女たちを助け、クリスは彼女たちと暮らすことになる。
一方、クリスのいなくなった王国軍は、隣国との戦争に負けはじめた……。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
~唯一王の成り上がり~ 外れスキル「精霊王」の俺、パーティーを首になった瞬間スキルが開花、Sランク冒険者へと成り上がり、英雄となる
静内燕
ファンタジー
【カクヨムコン最終選考進出】
【複数サイトでランキング入り】
追放された主人公フライがその能力を覚醒させ、成り上がりっていく物語
主人公フライ。
仲間たちがスキルを開花させ、パーティーがSランクまで昇華していく中、彼が与えられたスキルは「精霊王」という伝説上の生き物にしか対象にできない使用用途が限られた外れスキルだった。
フライはダンジョンの案内役や、料理、周囲の加護、荷物持ちなど、あらゆる雑用を喜んでこなしていた。
外れスキルの自分でも、仲間達の役に立てるからと。
しかしその奮闘ぶりは、恵まれたスキルを持つ仲間たちからは認められず、毎日のように不当な扱いを受ける日々。
そしてとうとうダンジョンの中でパーティーからの追放を宣告されてしまう。
「お前みたいなゴミの変わりはいくらでもいる」
最後のクエストのダンジョンの主は、今までと比較にならないほど強く、歯が立たない敵だった。
仲間たちは我先に逃亡、残ったのはフライ一人だけ。
そこでダンジョンの主は告げる、あなたのスキルを待っていた。と──。
そして不遇だったスキルがようやく開花し、最強の冒険者へとのし上がっていく。
一方、裏方で支えていたフライがいなくなったパーティーたちが没落していく物語。
イラスト 卯月凪沙様より
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
外れギフト魔石抜き取りの奇跡!〜スライムからの黄金ルート!婚約破棄されましたのでもうお貴族様は嫌です〜
KeyBow
ファンタジー
この世界では、数千年前に突如現れた魔物が人々の生活に脅威をもたらしている。中世を舞台にした典型的なファンタジー世界で、冒険者たちは剣と魔法を駆使してこれらの魔物と戦い、生計を立てている。
人々は15歳の誕生日に神々から加護を授かり、特別なギフトを受け取る。しかし、主人公ロイは【魔石操作】という、死んだ魔物から魔石を抜き取るという外れギフトを授かる。このギフトのために、彼は婚約者に見放され、父親に家を追放される。
運命に翻弄されながらも、ロイは冒険者ギルドの解体所部門で働き始める。そこで彼は、生きている魔物から魔石を抜き取る能力を発見し、これまでの外れギフトが実は隠された力を秘めていたことを知る。
ロイはこの新たな力を使い、自分の運命を切り開くことができるのか?外れギフトを当りギフトに変え、チートスキルを手に入れた彼の物語が始まる。
勇者パーティーに追放された支援術士、実はとんでもない回復能力を持っていた~極めて幅広い回復術を生かしてなんでも屋で成り上がる~
名無し
ファンタジー
突如、幼馴染の【勇者】から追放処分を言い渡される【支援術士】のグレイス。確かになんでもできるが、中途半端で物足りないという理不尽な理由だった。
自分はパーティーの要として頑張ってきたから納得できないと食い下がるグレイスに対し、【勇者】はその代わりに【治癒術士】と【補助術士】を入れたのでもうお前は一切必要ないと宣言する。
もう一人の幼馴染である【魔術士】の少女を頼むと言い残し、グレイスはパーティーから立ち去ることに。
だが、グレイスの【支援術士】としての腕は【勇者】の想像を遥かに超えるものであり、ありとあらゆるものを回復する能力を秘めていた。
グレイスがその卓越した技術を生かし、【なんでも屋】で生計を立てて評判を高めていく一方、勇者パーティーはグレイスが去った影響で歯車が狂い始め、何をやっても上手くいかなくなる。
人脈を広げていったグレイスの周りにはいつしか賞賛する人々で溢れ、落ちぶれていく【勇者】とは対照的に地位や名声をどんどん高めていくのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる