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冬の日(2)
しおりを挟む鏡開きの頃にはホタルと俺が暮らす家はお餅だらけになった。
いろんなニンゲンギツネが「取り換えて」とホタルを訪ねてやって来たからだ。たくさん買っておいた赤いきつねや紺のきつねそばとホタルが交換してあげると、みんな「やった!」と大喜びする。
べつに自分はそれほど餅が好きじゃないのに、みんなが喜ぶなら、という理由で取り換えてあげるホタルは優しい。本人に言ったら「俺は優しくなんかない」とそっぽを向いてしまうから、俺の心の中で思うだけにしている。
「ニンゲンギツネも餅をつくの?」
「まさか。ニンゲンギツネは怠け者だからせっせと餅をつくなんて出来ないさ。人間が作った餅が一番うまい」
確かに餅をつくのは大変な仕事だ。俺だってやったことはないし、きっと出来ないだろう。だけど、もふもふの狐達が杵と臼を使って餅つきをしていたらどんなに可愛いだろう、って密かに想像していた俺はちょっとだけガッカリした。
餅を食べる時はホタルが火鉢を使う。ホタルはすごく器用だから、おにぎりやお饅頭、キノコや干し芋も、たいていのものはおいしく焼いてくれる。冬だけしか食べられない温かいものは特別おいしい。
一度、ホタルの目を盗んでチョコレートを炭に近づけようとしたことがバレた時はすごい剣幕で叱られた。とろっとしたチョコレートが食べたかったから、と言い訳することも許されず、泣きながら「ごめんなさい」と謝った。「火では遊ぶな」とホタルが怒っているのは、俺のためだってわかっていたからすごく反省した。
そういう出来事もあったけれど、火鉢なんて、人間の世界では実物を一度も見たことなんてないから、今はホタルが何かを焼くのをじっと眺めて、「すごい、すごいね」とはしゃぐことにしている。そんな俺を見てホタルは「そんなに珍しいのか」と笑う。
雪が降っている日のお昼ご飯に、ホタルは赤いきつねと、それから餅を焼いてくれた。
火鉢の側は暖かいし、餅が膨らむのをホタルの側で待つのは楽しい。強い火力で一気に焼くのがコツなんだと言うホタルの話に耳を傾けながら、じっと餅を見つめていた。
「見て! 膨らんだよ」
ぱっと顔を上げるとホタルと目があった。にゅうっとホタルの目が細められて、それから「ふっふ……」と笑うのが聞こえる。そうか、ホタルだってずっと一緒に見ていたんだから、言われなくたって餅が膨らんだことは知っているんだと思ったら、急に恥ずかしくなってしまった。
「どうした? アオイ」
「……なんでもないよ」
「ん……? さては腹がへっているんだな」
アオイは餅が好きだからな、とホタルが笑う。餅というか、餅が焼けるのを一緒に眺めて、それから二人で「おいしいね」と分け合う、ホタルとの時間が俺は好きなんだと思う。
ホタルは「まだまだ大きくなるんだからたくさん食べろ」って、せっかく焼いた餅のほとんどを俺にくれた。
「もう俺は小さい子供じゃないよ」「少しずつ大人になっているのに……」と心の中では思っているけれど、こんがりと焼けた餅を赤いきつねに入れて食べるのがおいしくて、結局ホタルの分も食べた。
「ふー……お腹がいっぱいで、体もあったかい。火鉢ってすごいね、便利だね」
「この火鉢は独り立ちした時に買ったんだ。……俺の母親はニンゲンギツネの中でも、ご先祖の名残が強く出ていたのか火やそれを連想させるものが大嫌いでね……。俺の家には火鉢どころか、コタツやストーブといった部屋が暖まるようなものは何もなかった」
「そうなの?」
山の奥で暮らしているというホタルのお母さんに俺は会ったことがない。「アオイのことをヒナタから聞いて、うちの両親は三日三晩勝手に宴を開いた」とホタルは言っていたから、俺がホタルと一緒に暮らすことは許してもらえているんだろうけど……。
お父さんやお母さんにずっと会わなくて寂しくないのか聞いたら、「会うといちいち面倒だから」「お互い1200年も寿命があるから十年ぐらい会わなくたってどうってことはない」ってホタルは言う。
そうなのかなあ、そんなことを思いながら勝手にホタルのお母さんを想像する。きっと、ホタルのお母さんもホタルみたいに綺麗な銀狐なんだろう。
「……小さくてまだ人間の姿に化けることも出来なかった俺が雪の中で遊んでいると、母親が俺を迎えに来るんだ。それから家に戻って、狐の姿になった母親と一緒に布団で昼寝をするのが暖かくて気持ちがよくて……。あの頃の俺は寒い寒い雪の日が一番好きだったような気がするな」
真っ白な雪の中を、銀狐のお母さんと子供が遊んでいる様子や、布団で丸まって寝ている姿が俺の頭に浮かぶ。なんて、可愛くて、幸せな光景なんだろう。お母さんと一緒に眠ったことをあまり覚えていない俺はホタルのことをすごく羨ましいと感じた。
「……そっか。うん、俺も冬が好きだよ。ホタルと火鉢でいろいろなものを焼けるから」
もふもふした柔らかいホタルの毛の手触りや、小さな前足。暖かい布団の中。いろいろな手触りや温度を思い出しながら、火鉢に手をかざした。
◇◆◇
その日の昼は布団を敷いた後、「ああ、寒い寒い」とホタルはなぜか狐の姿に戻ってしまった。
「ホタル? どうして狐になってるの?」
「フン、フン」
「寒いの? それとも疲れてる……?」
「……フン」
普段は滅多に狐の姿にならないのに今日はどうしたんだろう? 理由は教えてくれないまま、ホタルはさっさと布団に潜り込んで横になってしまった。時々聞こえる「ギャ、ギャ」という短い鳴き声が、俺には何を言っているのか全然わからないけれど、なんとなく「早く布団においで」と言われているような気がしたから、俺も横になった。
「わあ、暖かい。ホタルってすごいね……」
「……フン」
胸をてしてしと前足で叩かれる。「当たり前だろ」と言われているんだろうか。なんだかおかしくてクスクス笑うと、ホタルが不満そうに鼻を鳴らした。
「うー……すごく暖かくて気持ちいい。布団から出られなくなってしまいそう……」
ふわふわの毛で覆われたホタルの体をぎゅっと抱き寄せる。人間の体でいる時よりもホタルの体温が高いからなのか、いつもの添い寝よりもずっと暖かい。小さい頃のホタルもきっと、気持ちがよくて、暖かくて、嬉しかったんだろう。子供の頃の自分の大事な思い出を分けてくれようとするホタルはやっぱり優しい。
不思議なことに自分よりも小さくてもふもふしたホタルを抱き締めていると、「ホタルのお母さんもこんなふうにホタルを可愛いって思っていたのかなあ」という気持ちになった。いつもホタルに守られてばかりで、自分では何も出来ない俺がそんなことを考えるのはおかしなことかもしれないけれど、「可愛い、大好き」という思いでいるとじんわりと胸が温かくなる。
あまり知らなかった気持ちだ、とホタルに頬擦りすると、ぺろっと唇を舐められる。目を閉じてうとうとしながら暖かい布団の中でぴったりと体をくっつけていた。
いつもはおやつの時間には起こされるのに、今日は目を覚ましそうになるたびに「もっと眠っていていい。暖かくて気持ちがいいだろ?」とホタルが優しく言うから、それで夕方まで眠ってしまった。
◇◆◇
「なあ、アオイ。ついさっきまで眠っていたんだから、今日はまだ眠くないだろう?」
「うん……? うん、そうだね、今日は眠くなるまで長い本を読もうかな……」
さっきまで鏡の前で髪をといていたのに、いつの間にかホタルは俺の寝転んでいる布団に潜り込んでいた。時々、ホタルはこんなふうに音もなく俺に近づくことがある。実際見たわけではないけど、蛇みたいににょろにょろと移動しているんじゃないかって、俺は思っている。
「……本はいつでも読めるだろう。明日は大雪で外ではどうせ遊べないだろうから、明日読めばいい」
「えー……」
頭がスッキリしている朝や昼の読書もいいけれど、寝る前に布団の中で眠たくなるまで本を読むのだって俺は好きだから「今読みたい」とホタルに抗議をした。
「それにちっとも眠くない。他にすることもないし、本を読んで起きていたいよ」
そう言ってから、ホタルも全然眠くないなら一緒に遊ぶのもいいかもしれない、とも思った。まだ将棋もチェスもホタルやヒナタに最近教えてもらったばかりだから、せっかくなら練習がしたい。
だけど、ホタルはにやっと笑ってから「することがないだって……?」と俺の体に覆い被さってきた。あっ、これはエッチをしようって誘われてるんだ、と気がついた時には、布団から出ていて冷えていたはずの顔が一気に熱くなる。
さらさらと揺れる髪や、すべすべしたホタルの肌は、いつだってよく手入れをされていて綺麗で、普段はどれだけ眺めたって飽きないけど、こういう時はなんだか目を逸らしてしまいたくなるくらい、ホタルを見るとドキドキする。それで、「ほら、本はまた明日」と言われるのにおとなしく本を手渡した。
「昼間はずっと我慢していたんだ。少しでいいから……」
「昼間? 昼寝の時……?」
「……喜ぶだろうと思って、人間の好みそうな狐らしい振る舞いで甘えてみたら、そういう気分になった」
「えー、ふふっ……」
いつも、エッチがしたいなってソワソワしているのは俺だけだと思っていた。だから、ホタルでもそんなことがあるんだ、と思うと嬉しくてそれで笑ってしまった。「笑うな」と俺の体を捕まえてから、顔を近づけてくるホタルの唇のふちも微笑んでいる。
ホタルにとってはまだまだ子供の俺が「可愛い」なんて言ったら、やっぱり怒るかな。そんなことを考えながら、ホタルの頬に唇で触れる。でもやっぱり、「このために今日はたくさん昼寝をさせたんだ」と言うホタルは可愛い。だから、「可愛い、大好き」って気持ちは隠して、ホタルの体に自分の脚を絡ませた。
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