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精霊の涙編
風竜
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「ここか……随分長い渓谷だな」
王都から東に位置するこの大渓谷は、アルベール王国とシン聖王国を分断している。
ここを繋ぐのはたった一つの橋だけだ。石造りのこの橋は二十年の時をかけて作られたものだ。
「あぁ。このどこかにいるらしいぜ」
「まじかよ! 北か南かもわからねーのかよ!?」
レウスが呆れるように地平線まで続く渓谷を見渡している。
「これは……さすがに広すぎない?」
「ルウ君、どうするの?」
アリスが見上げるようにルシウスを見つめる。
「一旦南北に分かれて探そう。見つけたら遠距離通信で連絡だ」
「分かったわ。どう分かれる?」
「北は俺が行くから、みんなは南を頼む」
「ルウ君一人で行くの?」
「あぁ。俺一人なら飛んでいけるからな」
「そういやルシウスは飛べるんだったな」
イザベラも真祖との戦いでルシウスが飛べることは知っていた。
「そうだ。それじゃあまたあとでな」
「気をつけてね」
『風の翼』
風の翼を展開し、ルシウスは渓谷を北へと飛んでいった。
「いいなぁあれ……なんで俺たちできねーんだろ」
「いつかできるよ。ほら、行くよ?」
六人は地平線に消えたルシウスから視線を外し、通常の身体強化をかけて南へと駆けだした。
◆
「うーん、いないなぁ」
ルシウスの魔力感知範囲は広い。空を高速移動しながら常に魔力感知をしているが、それでも大きな魔力は引っかからない。
「これは南だったか……」
ルシウスが引き返そうとしたその時--
--上空から風の大槌が振り下ろされた。
轟、と大気を揺らしてルシウスに襲いかかった。
『水の聖域!』
瞬間--ルシウスを水球が包み込む。風の大槌は、ルシウスを水球ごと大地へ叩きつけるが、その破壊のほとんどは水球に衝撃を殺された。
(こいつ! 完全に魔力を隠蔽してやがった!)
「私の領域を無遠慮に飛ぶ人間を落とそうとしたのだけれど、まさか私の攻撃を防ぐとはね。あなた何しに来たの?」
風を纏う属性竜--風竜が暴風と共に大地へと降り立った。
(こいつ雌かよ)
「ちょっと頼みがあって来たんだが、聞いてくれるのか?」
「矮小な存在の話を聞く気は無い……と言いたいところだけど、あなたはそうじゃなさそうね。聞くだけ聞いてあげる」
その言葉と同時、風竜を取り巻いていた暴風が消失した。それを見てルシウスは目的を告げる。
「あんたの鱗を……何枚かくれないか?」
「……何故私が人間に鱗をあげないといけないのかしら?」
「どうしても必要なんだ……ダメか?」
「……ただあげるってだけじゃ面白くないわね。あなた、一撃だけ私に魔法を使いなさい。それで私に傷をつけることができればあげる。ただし--」
「ホントか!?」
「それで私に傷がつかなければ、私があなたを殺すわ。」
(うーん……大丈夫だとは思うけど一応確認しとくか。 鑑定)
シルヴィラ〈風竜〉
魔力=2289000
状態=竜化
(うわ……あいつより低いとはいえ、ほとんど深淵並だな……よし、それなりでいくか)
「分かった。それでいいよ」
ルシウスは基本となる魔法名を紡ぐ。
『魔力炉=臨界起動』
魔法属性=無
性質=魔力変換
生成対象=魔力
変換効率=1:3
消費魔力=全魔力
稼働時間=1
変換効率は最近無理を通して少しずつ慣れ始めた1:3に設定しており、稼働時間は一分だ。
一撃だけであればこれで問題はなく、時間を一分にすることで魔力消費を抑える。
ここまでの強化をすることは、深淵クラスを相手にしない限りほとんどなく、いつも魔力を使い切るため気を失っていたが、稼働時間を過ぎて魔力が残っていれば意識を失わないことが分かっている。
深淵相手にそんな余裕はないので、結局は意識を失うことがほとんどなのだが。
「……え?」
シルヴィラは突如嵐のように吹き荒れる、ルシウスの魔力の奔流に視界を奪われた。
その魔力は、風属性の頂点である自身をして遙かに見上げる程のものであった。
そして身体強化の魔法名が紡がれた。
『電光石火-黒炎』
魔法属性=雷火
形状=纏
特殊=麻痺 火傷
魔力減衰=2
持続魔力=960
強化=13000×2×2
魔力=4608000
速度=3000×2×2
追加効果=簒奪の黒炎
(精霊化を除けば、現状のほぼ最大強化だ。深淵にもダメージ入るし、こいつなら確実だろ)
ルシウスの紡いだ魔法名は、これまでの身体強化とは少し変わっていた。
身体強化に対して、二属性を同時に付与する考え方ではなく、雷の身体強化に黒炎を追加するイメージだ。
そうすることで、黒炎固有のものだとは思うが、追加効果を得ることに成功していた。
簒奪の黒炎は、身に纏う黒炎でダメージを与えた対象から魔力を吸収する効果がある。
そしてバチバチと、ルシウスの纏う白雷が右腕に収束していき、砲身を象る。そして--
「--ま、待って! 待ってってば!」
シルヴィラは取り乱すようにルシウスを制止する。
「ん?」
極限まで収束された白雷を維持したままルシウスが顔をあげる。
「ん? じゃないわよ! その頭のおかしい魔法を止めて!」
「え、だって鱗が--」
「--そんなのあげるから!」
必死の形相で、もはや懇願するように訴えるシルヴィラ。それを見てルシウスは身体強化を解いた。
「くれるならいいけど……なんでいきなり?」
「あなたバカなの!?」
「バ、バカって失礼な! あんたがやれって言ったんだろ!?」
「バカ! あんなイかれた魔力ぶっ放そうとする人間がいるなんて思わないわよ! バカ!」
「なっ……! バカバカ言うな!」
二人の争いはこの後もしばらく続いた。
王都から東に位置するこの大渓谷は、アルベール王国とシン聖王国を分断している。
ここを繋ぐのはたった一つの橋だけだ。石造りのこの橋は二十年の時をかけて作られたものだ。
「あぁ。このどこかにいるらしいぜ」
「まじかよ! 北か南かもわからねーのかよ!?」
レウスが呆れるように地平線まで続く渓谷を見渡している。
「これは……さすがに広すぎない?」
「ルウ君、どうするの?」
アリスが見上げるようにルシウスを見つめる。
「一旦南北に分かれて探そう。見つけたら遠距離通信で連絡だ」
「分かったわ。どう分かれる?」
「北は俺が行くから、みんなは南を頼む」
「ルウ君一人で行くの?」
「あぁ。俺一人なら飛んでいけるからな」
「そういやルシウスは飛べるんだったな」
イザベラも真祖との戦いでルシウスが飛べることは知っていた。
「そうだ。それじゃあまたあとでな」
「気をつけてね」
『風の翼』
風の翼を展開し、ルシウスは渓谷を北へと飛んでいった。
「いいなぁあれ……なんで俺たちできねーんだろ」
「いつかできるよ。ほら、行くよ?」
六人は地平線に消えたルシウスから視線を外し、通常の身体強化をかけて南へと駆けだした。
◆
「うーん、いないなぁ」
ルシウスの魔力感知範囲は広い。空を高速移動しながら常に魔力感知をしているが、それでも大きな魔力は引っかからない。
「これは南だったか……」
ルシウスが引き返そうとしたその時--
--上空から風の大槌が振り下ろされた。
轟、と大気を揺らしてルシウスに襲いかかった。
『水の聖域!』
瞬間--ルシウスを水球が包み込む。風の大槌は、ルシウスを水球ごと大地へ叩きつけるが、その破壊のほとんどは水球に衝撃を殺された。
(こいつ! 完全に魔力を隠蔽してやがった!)
「私の領域を無遠慮に飛ぶ人間を落とそうとしたのだけれど、まさか私の攻撃を防ぐとはね。あなた何しに来たの?」
風を纏う属性竜--風竜が暴風と共に大地へと降り立った。
(こいつ雌かよ)
「ちょっと頼みがあって来たんだが、聞いてくれるのか?」
「矮小な存在の話を聞く気は無い……と言いたいところだけど、あなたはそうじゃなさそうね。聞くだけ聞いてあげる」
その言葉と同時、風竜を取り巻いていた暴風が消失した。それを見てルシウスは目的を告げる。
「あんたの鱗を……何枚かくれないか?」
「……何故私が人間に鱗をあげないといけないのかしら?」
「どうしても必要なんだ……ダメか?」
「……ただあげるってだけじゃ面白くないわね。あなた、一撃だけ私に魔法を使いなさい。それで私に傷をつけることができればあげる。ただし--」
「ホントか!?」
「それで私に傷がつかなければ、私があなたを殺すわ。」
(うーん……大丈夫だとは思うけど一応確認しとくか。 鑑定)
シルヴィラ〈風竜〉
魔力=2289000
状態=竜化
(うわ……あいつより低いとはいえ、ほとんど深淵並だな……よし、それなりでいくか)
「分かった。それでいいよ」
ルシウスは基本となる魔法名を紡ぐ。
『魔力炉=臨界起動』
魔法属性=無
性質=魔力変換
生成対象=魔力
変換効率=1:3
消費魔力=全魔力
稼働時間=1
変換効率は最近無理を通して少しずつ慣れ始めた1:3に設定しており、稼働時間は一分だ。
一撃だけであればこれで問題はなく、時間を一分にすることで魔力消費を抑える。
ここまでの強化をすることは、深淵クラスを相手にしない限りほとんどなく、いつも魔力を使い切るため気を失っていたが、稼働時間を過ぎて魔力が残っていれば意識を失わないことが分かっている。
深淵相手にそんな余裕はないので、結局は意識を失うことがほとんどなのだが。
「……え?」
シルヴィラは突如嵐のように吹き荒れる、ルシウスの魔力の奔流に視界を奪われた。
その魔力は、風属性の頂点である自身をして遙かに見上げる程のものであった。
そして身体強化の魔法名が紡がれた。
『電光石火-黒炎』
魔法属性=雷火
形状=纏
特殊=麻痺 火傷
魔力減衰=2
持続魔力=960
強化=13000×2×2
魔力=4608000
速度=3000×2×2
追加効果=簒奪の黒炎
(精霊化を除けば、現状のほぼ最大強化だ。深淵にもダメージ入るし、こいつなら確実だろ)
ルシウスの紡いだ魔法名は、これまでの身体強化とは少し変わっていた。
身体強化に対して、二属性を同時に付与する考え方ではなく、雷の身体強化に黒炎を追加するイメージだ。
そうすることで、黒炎固有のものだとは思うが、追加効果を得ることに成功していた。
簒奪の黒炎は、身に纏う黒炎でダメージを与えた対象から魔力を吸収する効果がある。
そしてバチバチと、ルシウスの纏う白雷が右腕に収束していき、砲身を象る。そして--
「--ま、待って! 待ってってば!」
シルヴィラは取り乱すようにルシウスを制止する。
「ん?」
極限まで収束された白雷を維持したままルシウスが顔をあげる。
「ん? じゃないわよ! その頭のおかしい魔法を止めて!」
「え、だって鱗が--」
「--そんなのあげるから!」
必死の形相で、もはや懇願するように訴えるシルヴィラ。それを見てルシウスは身体強化を解いた。
「くれるならいいけど……なんでいきなり?」
「あなたバカなの!?」
「バ、バカって失礼な! あんたがやれって言ったんだろ!?」
「バカ! あんなイかれた魔力ぶっ放そうとする人間がいるなんて思わないわよ! バカ!」
「なっ……! バカバカ言うな!」
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◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
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