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ナーオ・ロウ国編Ⅱ
似た者同士?1
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お見合いをした日から虎の国の王太子様、グレイル・ウェガー様が気になって仕方がなかったのです。
私が緊張しない様にと、義兄弟のショウとその妃で番のユーイ様と、私とグレイル様の4人でのお茶会から始まった交流で、安心して沢山話せたと思ったら、その翌日のお茶会には、ショウもユーイ様もいませんでした…。
2人だけのお茶会だと胸がドキドキして、目も合わせられない私なので、グレイル様に申し訳ないと思う気持ちと、でも、恥ずかしくて顔が上げられなかったんですの。
そうしたら、グレイル様の方から悲しそうな声が聞こえました。
「白花姫、私と目を合わせるのもお嫌なのですか?」と。
慌てて、恥ずかしくて赤くなっていた顔を上げて「違いますわ!ドキドキして、目を合わせたら、何も話せなくなりそうだったんですの!イヤじゃない!」と私が言い切った所で、自分の言った意味を反芻してしまい、顔が更に赤くなりました。
その赤い顔を隠すように下を向くと、私の顎をグレイル様が掴んで私の顔を上に向けました。赤い顔を見られて、恥ずかしくて、自然に涙目になりました。
「そうですか。昨日、沢山話せたので、今日も話を沢山して頂き、あなたの事を沢山聞けるものだと思っていたもので、何も話して頂けなかったのが、私は寂しかったのです。
…すみません。私の早とちりでした。姫の気持ちも態度も考えず、申し訳ありませんでした。
庭を散歩しながらでしたら、2人共、緊張せずに話も出来るでしょうから、散歩を致しましょう。」
私の事を気遣ってくれる優しさに感謝しながら、庭を散歩します。ドキドキしながら、グレイル様と腕を組んでエスコートされながら歩きます。
その2人をヤキモキしながら、出刃亀する王太后様と先王でありました。
先王は早世したと言われているが、実は、早々に引退をして、息子を王に就かせたのだった。
息子である王の手伝いをする気が全くないので、王を引退したのだ。
だから、悠々自適に過ごしていたのだが、先王と言う肩書に仕事を何度か手伝わされたので、引退後の生活に先王と言う事で邪魔されたくなくて、死んだ事にしたのだ。
今は好きな様に生きているのだが、ごく一部の者の中でも知っている者は口を閉ざしているという公然の秘密であった。
先王は引退後を有意義に過ごすと決めた事が、王后様の夫でもあるので、王太后とは普段は別居をしている状態なのであった。
今は便宜上、先王は伯爵を名乗って輸出入業をしている。それも、王の影の筆頭である息子と手がけているのだが、妻である王太后に会いたくて、領地から出て王城の離宮まで会いに来るのだが、今回は、孫娘の見合い相手との交流を好奇心で覗いているのであった。
「ニップ伯爵領は、今、忙しいのではありませんか?」と王太后が問うと、
「問題ない。腕の良い執事と助手がいる。」と答える。
「あの若造は、白花にぞっこんだな。」
「本当に。白花も満更ではない様ですし、良いのではないかと思いますわ。羨ましいですわ。」
「あの若造には白花がいるように、俺にはお前がいるのだよ。そんなに寂しかったのか?」
「ええ、寂しかったですわ。…妹が亡くなったんですもの…。」
「知っている。あいつからも義妹の最後を聞いているし、カッツェからも個人的な手紙が俺宛に来たからな。
でも、お前は寂しいんじゃなくて、悲しいんだろう?」
どうして、こうも、この人は私の気持が分かるのでしょうか。夜になったら、人恋しい気持ちも埋めてくれるのでしょう。わがままを言って、2、3日引き留めようかしら?と考えていると、
「俺もここ暫く休暇も休日もなかったからな、10日程、王城の離宮で滞在するとリンクスに言っておいた。だから、泊めてくれ。俺は妻が不足しているんだ。たっぷりと、お前を補給するつもりだからな。」
そう言って、不敵にニヤリと笑って私を見る姿は、王であった頃から変わっていませんのね。
「私も、夫を沢山補給したいのですわ。」
「了解した。まずは先に、若者達の観察を続けようじゃないか。」
「ええ。」
先王とその妻の後ろで、溜め息をつく者達がいた。
「何十年も夫婦として過ごしているのに、万年新婚夫婦のようで困るなぁ。…離婚した息子の身にもなれ。」
嘆くリンクス王の隣で、王家の影の長である弟が呟いた。
「ふっふっふっ。兄上も焼かない焼かない。父上も母上もお変わりない様で、いつも通りでいらして安心しました。」
「あんな事があったから母上が気落ちしていると思っていたのだ。そこへ父上を呼ぼうと考えていたら、ひょっこりと王城に来ているんだものなぁ。相変わらず、父上は凄いよなぁ。」
「領地に母上が伯爵夫人として来ていて滞在していても、仕事に連れて行くほど仲が良いですし、ね。」
「白花の見合いも順調のようだし、仕事に戻る。カッツェと先の宰相殿とイッチェンまでもが、な、まだ本調子ではないのでな。」
「兄上も無茶をしないで下さいね。後で、兄上のお好きな差し入れをお持ち致しますよ。」
「そっちこそ、無茶をするなよ。いいな、弟よ。」
影として存在している弟の本当の名を呼べぬ王は、弟が死なぬように祈るしかない自身を思い、溜め息をついた。
「はい、はい。私も仕事に戻りますから。」
リンクス王とその弟は、仕事に戻っていった。その歩いて去って行く後ろ姿を見て、先王だった者が言った。
「息子達も忙しそうだな。」と。
「ええ。でも、結婚してくれないのは困りますわ。」
「決まる時は決まるさ。」
「そうね、そういうものでしたわね…。」
「孫娘の花嫁衣装は?」
「戻ってすぐに作らせ始めたので、もうすぐ出来上がるわ。
針子達も20人体制で、嫁入りで持たせる衣装と小物を作っているわ。」
「女神さまのお告げ通りに、か?」
「そうよ。苦労したから、帰国後すぐに結婚するだろうって。」
「リンクスは、すぐだと思っていないから、のんびりしているのだな?」
「まったく、あの子は鈍感過ぎなのよ。」
だから、妻にも離婚されたのよと続きそうな気配を感じたのかどうかは分からないが、先王が息子達について語る。
「兄弟で足して、2で割って分け合えば丁度良いのにな。上手くいかないものだな。」と。
「今夜はあなたと白花との面会予定もあるのでしょう?」
「お前も一緒だよ。俺一人では寂し過ぎるからな。」
「うふふ、嬉しいお誘いね。」
「当り前だ。お前がいなくては生きていけないのだ。いつになったら、俺の領地へ来るのだ?」
この人のこう言う所に心を救われてきたのだわと思いながら、夫へ返事をしたのです。
「女神さまの手伝いがまだあるの。その代わりに、私とあなたの過ごす穏やかな時間を予定されている時よりも、私の働きに応じて増やしてくれるのだと女神さまが約束してくれているの。」
「欲張りなお前らしいな。」
「あなたと過ごす時間を増やす為に頑張っているのよ。今夜からは褒めて欲しいわ。」
「寝室で沢山褒めてやるからな。」
「まぁ!えっちねぇ。」
「王の血筋の子供が増えても構わないからな。気にしないでおく。」
息子達が居なくなったからって、この手の話をするんですもの。分かっていて話をするのだから、質が悪いわ。
その日、出された王家の影の報告書の最後の行には、「先王ご夫婦が羨ましい。私も番が欲しい。」と、書いてあったのだった。
私が緊張しない様にと、義兄弟のショウとその妃で番のユーイ様と、私とグレイル様の4人でのお茶会から始まった交流で、安心して沢山話せたと思ったら、その翌日のお茶会には、ショウもユーイ様もいませんでした…。
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そうしたら、グレイル様の方から悲しそうな声が聞こえました。
「白花姫、私と目を合わせるのもお嫌なのですか?」と。
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「そうですか。昨日、沢山話せたので、今日も話を沢山して頂き、あなたの事を沢山聞けるものだと思っていたもので、何も話して頂けなかったのが、私は寂しかったのです。
…すみません。私の早とちりでした。姫の気持ちも態度も考えず、申し訳ありませんでした。
庭を散歩しながらでしたら、2人共、緊張せずに話も出来るでしょうから、散歩を致しましょう。」
私の事を気遣ってくれる優しさに感謝しながら、庭を散歩します。ドキドキしながら、グレイル様と腕を組んでエスコートされながら歩きます。
その2人をヤキモキしながら、出刃亀する王太后様と先王でありました。
先王は早世したと言われているが、実は、早々に引退をして、息子を王に就かせたのだった。
息子である王の手伝いをする気が全くないので、王を引退したのだ。
だから、悠々自適に過ごしていたのだが、先王と言う肩書に仕事を何度か手伝わされたので、引退後の生活に先王と言う事で邪魔されたくなくて、死んだ事にしたのだ。
今は好きな様に生きているのだが、ごく一部の者の中でも知っている者は口を閉ざしているという公然の秘密であった。
先王は引退後を有意義に過ごすと決めた事が、王后様の夫でもあるので、王太后とは普段は別居をしている状態なのであった。
今は便宜上、先王は伯爵を名乗って輸出入業をしている。それも、王の影の筆頭である息子と手がけているのだが、妻である王太后に会いたくて、領地から出て王城の離宮まで会いに来るのだが、今回は、孫娘の見合い相手との交流を好奇心で覗いているのであった。
「ニップ伯爵領は、今、忙しいのではありませんか?」と王太后が問うと、
「問題ない。腕の良い執事と助手がいる。」と答える。
「あの若造は、白花にぞっこんだな。」
「本当に。白花も満更ではない様ですし、良いのではないかと思いますわ。羨ましいですわ。」
「あの若造には白花がいるように、俺にはお前がいるのだよ。そんなに寂しかったのか?」
「ええ、寂しかったですわ。…妹が亡くなったんですもの…。」
「知っている。あいつからも義妹の最後を聞いているし、カッツェからも個人的な手紙が俺宛に来たからな。
でも、お前は寂しいんじゃなくて、悲しいんだろう?」
どうして、こうも、この人は私の気持が分かるのでしょうか。夜になったら、人恋しい気持ちも埋めてくれるのでしょう。わがままを言って、2、3日引き留めようかしら?と考えていると、
「俺もここ暫く休暇も休日もなかったからな、10日程、王城の離宮で滞在するとリンクスに言っておいた。だから、泊めてくれ。俺は妻が不足しているんだ。たっぷりと、お前を補給するつもりだからな。」
そう言って、不敵にニヤリと笑って私を見る姿は、王であった頃から変わっていませんのね。
「私も、夫を沢山補給したいのですわ。」
「了解した。まずは先に、若者達の観察を続けようじゃないか。」
「ええ。」
先王とその妻の後ろで、溜め息をつく者達がいた。
「何十年も夫婦として過ごしているのに、万年新婚夫婦のようで困るなぁ。…離婚した息子の身にもなれ。」
嘆くリンクス王の隣で、王家の影の長である弟が呟いた。
「ふっふっふっ。兄上も焼かない焼かない。父上も母上もお変わりない様で、いつも通りでいらして安心しました。」
「あんな事があったから母上が気落ちしていると思っていたのだ。そこへ父上を呼ぼうと考えていたら、ひょっこりと王城に来ているんだものなぁ。相変わらず、父上は凄いよなぁ。」
「領地に母上が伯爵夫人として来ていて滞在していても、仕事に連れて行くほど仲が良いですし、ね。」
「白花の見合いも順調のようだし、仕事に戻る。カッツェと先の宰相殿とイッチェンまでもが、な、まだ本調子ではないのでな。」
「兄上も無茶をしないで下さいね。後で、兄上のお好きな差し入れをお持ち致しますよ。」
「そっちこそ、無茶をするなよ。いいな、弟よ。」
影として存在している弟の本当の名を呼べぬ王は、弟が死なぬように祈るしかない自身を思い、溜め息をついた。
「はい、はい。私も仕事に戻りますから。」
リンクス王とその弟は、仕事に戻っていった。その歩いて去って行く後ろ姿を見て、先王だった者が言った。
「息子達も忙しそうだな。」と。
「ええ。でも、結婚してくれないのは困りますわ。」
「決まる時は決まるさ。」
「そうね、そういうものでしたわね…。」
「孫娘の花嫁衣装は?」
「戻ってすぐに作らせ始めたので、もうすぐ出来上がるわ。
針子達も20人体制で、嫁入りで持たせる衣装と小物を作っているわ。」
「女神さまのお告げ通りに、か?」
「そうよ。苦労したから、帰国後すぐに結婚するだろうって。」
「リンクスは、すぐだと思っていないから、のんびりしているのだな?」
「まったく、あの子は鈍感過ぎなのよ。」
だから、妻にも離婚されたのよと続きそうな気配を感じたのかどうかは分からないが、先王が息子達について語る。
「兄弟で足して、2で割って分け合えば丁度良いのにな。上手くいかないものだな。」と。
「今夜はあなたと白花との面会予定もあるのでしょう?」
「お前も一緒だよ。俺一人では寂し過ぎるからな。」
「うふふ、嬉しいお誘いね。」
「当り前だ。お前がいなくては生きていけないのだ。いつになったら、俺の領地へ来るのだ?」
この人のこう言う所に心を救われてきたのだわと思いながら、夫へ返事をしたのです。
「女神さまの手伝いがまだあるの。その代わりに、私とあなたの過ごす穏やかな時間を予定されている時よりも、私の働きに応じて増やしてくれるのだと女神さまが約束してくれているの。」
「欲張りなお前らしいな。」
「あなたと過ごす時間を増やす為に頑張っているのよ。今夜からは褒めて欲しいわ。」
「寝室で沢山褒めてやるからな。」
「まぁ!えっちねぇ。」
「王の血筋の子供が増えても構わないからな。気にしないでおく。」
息子達が居なくなったからって、この手の話をするんですもの。分かっていて話をするのだから、質が悪いわ。
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