入れたいのに入れたいのに入れたいのに「ピュルッ」と出てしまう「元ショタ勇者」の物語

人外倫理

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第二部

ポチタロウと、アンドロイドな幼女(前)

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「・・・これで、信じてもらえたでヤンスか?」



 ランニングシャツをたくし上げ、自分のコアをむき出しにしたままで、な幼女は、そう言った。



 機械を露出した幼女は、どことなく落ち着かない感じで、頬を赤に染めていた。



 その「表情」を見ると、やっぱり人間にしか思えなかった。でも「体の内部」を見ると、機械にしか見えなかった。(内部には基盤で覆われた立方体と、配線が見えていた)



 相当に作り込まれた、高度なアンドロイドなんだと、解釈するしかないようだった。



「・・・信じてもらえたでヤンスか?」



 僕が「表情」と「体の内部(コア)」を交互に眺めていると、アンドロイドな幼女は再び、そう尋ねてきた。



 ランニングシャツをさらにまくりあげて、赤くなった顔の、下半分を隠してしまった。



 おのずと下乳の見える範囲が広がった。乳首が「ギリギリ、見えそうで見えないところ」まで、可視領域が増えた。(チラリと見えるものにヨワヨワな僕は、思わずそれを、ガン見してしまった)



 アンドロイドなこの子にとって「コアを見せている時の羞恥の顔」は「下乳を見られること」以上に、恥ずかしいことのようだった。



 アンドロイドな幼女の羞恥した顔や仕草と、コアを見ながら、僕はまた、何かに目覚めそうになっていた。この子の「コアを見ている時」にまで、ちょっとエッチな気持ちになってしまったのだ><。



 (新しいマニアックな性癖が、開きそうになりつつも)僕はアンドロイドな幼女に、なんとか言葉を返した。



「うん。信じたよ。ごめんね、疑っちゃって・・・」
「信じてもらえて、よかったでヤンス・・・」



 アンドロイドな幼女は、ホッとした顔を浮かべた。おへその辺りの開口部を「カパッ」と閉じて、たくしあげていた服を、元に戻した。



「あっ・・・」



 その途端に、思わず僕は、声を上げてしまった。



「・・・どうしたでヤンスか?」
「なんでもないでヤンス!」



「そうでヤンスか・・・」
「そうでヤンス!」



 一度は止めた「つられて語尾がヤンスになること」を、今回は止められなかった><。



ー もう少し見ていたかった。 ー



 そんな僕がいて、(声まで上げてしまって)また、動揺してしまったのだ。



 なんとかかんとか僕は、サラの言ってくれた「平常心」って言葉を思い出した。心を落ち着かせる為に、深呼吸を始めた。



 でもやっぱり、平常心ではなかったので、僕の深呼吸は(さっきのアンドロイドな幼女の動作確認につられる形で)いつしか「ラジオ体○の深呼吸」になっていた。



■■■■■■
□□□□□□


ポチタロウと、アンドロイドな幼女(前)


■■■■■■
□□□□□□


 
 目の前の女の子が、アンドロイドだという事実を「信じた」とは言いつつも、僕にとってそれは、驚愕してしまう出来事ではあった。



 僕は(○ジオ体操の動きを含んだ上での)深呼吸を何度も繰り返した。



 そのうちに、何故か、アンドロイドな幼女も、その体操に加わった。



 スーまで、同じ動きを始めた。(スーは基本的に好奇心の塊なのだ)



「これって、どんな、意味が、あるの?」



 すでに体を動かしながら、スーはそんなことを聞いてきた。



 ラ○オ体操の意味について、僕は考えたことなんてなかった。



 あやふやな記憶しかなかったけど、こんな風に答えた。



「体を動かして、心もスッキリする・・・その為の体操なんじゃないかな? 僕の元いた世界の国民的体操なんだよ」
「そうなんだ」
「うん」



 そんなことを話しながらも(僕もスーも)ラジ○体操の動きは止めていなかった。



「アンドロイド、って、何?」
「アンドロイドっていうのはね・・・」



・・・
・・・
・・・。



 こんな感じで、スーはそれまで疑問に思っていたことを、僕に尋ねだした。



 これまで、なるべく口を挟まずにスーは僕らの話を聞いてくれていた。でもその間に、スーの好奇心も(僕のTPツッコミたいポイントみたいに)貯まっていたようだった。



 僕はスーの質問に答えながら、ラジオ○操の「深呼吸の部分の動き」を、続けた。(僕らは3人で、その動きを続けた)



 アンドロイドな幼女は、時折、「ヤンス!」「ヤンス!」と、僕の言葉にあいづちを入れた。



 でもそれ以外の言葉は言わなかったし「ヤンス!」とあいずちを打つ度に、体操が少し乱れた。(「体操をするので精一杯」って感じだった)僕は「少し、不器用な子なんだろうな」・・・なんてことを思っていた。



・・・
・・・
・・・。



「いろいろ、わかった。ありがと、ポチにぃ」
「うん。どういたしまして」



 しばらくすると、スーからの質問が終わった。



 誰も言葉を発することもなく、体操だけが続いた。



・・・
・・・
・・・。



「ZZZZZZ」



 糸目のいびきだけが、またホテルのフロントに響き渡っていた。(もう、ちょっとやそっとじゃ起きないんじゃないか、と思った)



 いびきをBGMに、3人でラ○オ体操の深呼吸を繰り返した。



(・・・)



 僕はなんだかそれが、とってもシュールなことに思えてきた。



ー 僕らは一体、何をやっているんだろう? ー



 そんな思いが芽生えてきた。



 すぅーーーーーーーーーーーーっ。




 はぁーーーーーーーーーーーーーーーーーっ。



 ことさら大きく、息を吸って吐いて・・・。僕はそこで体操をやめた。



 このシュールな状況を、終わらせようと思った。



 アンドロイドな幼女に、僕はこう尋ねた。



「・・・あの、えっと、それで君は?」



 「へ?」って感じの顔をした後で、アンドロイドな幼女は、こう答えた。



「・・・そうでヤンス! あっし、急いでいたでヤンス! ネオリス様に連絡をするのは、やめて欲しいでヤンス! それを伝えに来たでヤンス!」



(・・・名前を聞いたつもりだったんだけど・・・)



 僕は名前を聞いたつもりだった。



 アンドロイドな幼女は(慌てて早口で)用件を切り出した。



 また、かみ合わない感じがしたけど、今回は、僕の質問もまずかったように思った。



 この子には、AIにプロンプト(命令文)を与える時みたいに、丁寧な説明をしてあげる方がいいような気がした。その方が精度の高い答えが返ってくるのだろう。なんと言っても、この子はアンドロイドなのだ・・・。



 でも、そこまで思ったところで、胸がチクりと痛んだ。哀しみに似た何かを覚えた。



ー  この子には、ちゃんとした「感情」がある。 ー



 この子と接する中で、僕はそんな風に感じていた。



 なんとなく僕は、AIにプロンプトを与える時みたいに「無機質な感じで、この子に質問をすること」は、したくない、って思った。



 実際にアンドロイドだったとしても、あんまり「アンドロイド」として、扱いたくないと思った。



 うまくは説明ができないんだけれども、なんだか僕は、この子の「人間らしさ」を大切にしてあげたいって思ったのだ。



 最終的には「シュールだな」と感じてしまってはいたけど、一緒にラ○オ体操(の深呼吸の部分)を繰り返して、この子の不器用さなんかを、今回、新しく知れた。それに人間味を感じて、ほっこりもしていたのだ。



ー せめて年下の女の子に話しかけるように・・・なるべく優しく、わかりやすく・・・話しかけてあげよう・・・ ー



 そんなことを思いながら僕は、この子にちゃんと「名前を聞く」ことから、また始めたいと思った。



 それが今一番、必要なことのように思えた。



ーーーーーー



「ひとまず・・・には、なっちゃうだろうけど・・・。僕は、創造者クリエイターさん・・・ネオリスさんに、連絡を取るのを、やめておくよ? だから安心して、ね?」
「ありがとうでヤンス!」



 アンドロイドな幼女は、たちまちまた、嬉しそうな顔になった。 



「・・・慌てなくていいから。ゆっくりでいいから、さ? ・・・まずは、君の名前を、聞かせてくれないかな?」



 僕はニッコリしながら、そう尋ねた。



ー 慌てなくていいから、ゆっくりでいいから ー



 この部分は、僕自身にも言い聞かせていたように思う。



「あっしの名前でヤンスか・・・」



 こう言った後で、アンドロイドな幼女は、少し、哀しそうな顔をした。


 
 表情が、コロコロと変化した。やっぱりアンドロイドだとは思えなかった。



 遠慮がちにではあるものの、僕はこう聞いてみた。



「君は・・・誰かに名前を呼ばれたりとか、したことって、ない?」



「逆に、いろんな名前で呼ばれていたでヤンス・・・」
「そうなんだ・・・。一体、どんな名前で、呼ばれてたの?」



 疑問に思った僕は、それも尋ねてみた。



「サチコであったり、マ○ルであったり、ミ○イユであったり、ミ○ンであったり、ナ○であったり、ツクヨであったり、ジュンコであったり、ショウコであったり、チル○であったり、ズンダモ○であったり、シズクであったり・・・」



・・・
・・・
・・・。



 アンドロイドな幼女の「名前の羅列」は、もの凄い量だった。



 聞いたことのある名前がほとんどだったけど、聞いたことのない名前もいくつかあった。本当にいろいろとあった。



 中には僕の二人の姉の名前まで含まれていた。(あまりにも名前の羅列が多かったので、この時の僕は「ただの偶然の一致」だと思った)



・・・
・・・
・・・。



「データベースによると、以上、でヤンスね・・・」



 そう言ったアンドロイドな幼女は、やっぱりまだ悲痛な面持ちをしていた。



「いっぱい名前があったんだね・・・好きな名前、とかは、なかったの?」



 僕は場を和ます為に、少し明るめに、そう聞いてみた。



「全部、あっしの名前では、ないでヤンス・・・ただその時に、呼ばれてただけの名前でヤンス・・・」
「えっ? ・・・それってどういう・・・こと、なの?」



「あっし、アンドロイドはアンドロイドでも、セクサロイドでヤンスから・・・。自分の名前は、ないでヤンス・・・」



 アンドロイドな幼女は、そう言って笑った。



 でもその笑顔は、痛々しくて、弱々しくて、自嘲を含んだ笑顔に見えた。



(セクサロイドで・・・。名前がない・・・)



・・・
・・・
・・・。



 僕はアンドロイドな幼女に(なるべく「ゆっくり慌てず」を心がけながら)話を聞いていくことにした。



・・・
・・・
・・・。



 この子は、この世界の創造者クリエイター、ネオリスが購入したセクサロイドだった。創造者クリエイターに言われるがままに、姿形や声を変えて、性玩具として、おちんちんを挿入されていたらしい。



 ネオリスは、その際に「設定のモデルにした人物」の名前で、アンドロイドなこの子を呼んだという。つまりネオリスは「この子が名前に上げた、人物(やキャラクター)の、姿や形や声」を、この子に設定して「疑似セックス」を、楽しんでいた訳だ。



 僕はそれを聞いた時、(アンドロイドに処女/非処女があるのかは、知らなかったけど)この子が処女じゃないことに、少しだけショックを受けていた。なんとなく「この子を僕のものにしたい」なんて、思ってしまった。



 たぶん嫉妬の一種だったんだろうと思う。



 その後で「姿形や声を好きに変えられる子と、エッチができるなんて、最高か!」なんて、やっぱりエッチなことも思ってしまった><。



 アンドロイドな幼女から、この話を聞かされた時、僕は思わず「ポ○モンのアセ○ラちゃんにも、なれるの!?」って聞いてしまいそうになったくらいだ><(アンドロイドな幼女の猫口から、僕はアセ○ラちゃんを連想してしまった。ポケ○ンのア○ロラちゃんは、死ぬ前の僕の「お気に入り」だった)



 さすがにそれを聞くことはしなかった。



 そんな場合ではないと判断して、自重した。



 この子が浮かべた痛々しい笑顔は、昔の僕の笑顔に、似ている気がした。



 嫌なことをされているのに、それでも笑っていた、あの頃の僕の、卑屈な笑顔に・・・。



ーーーーーー



 さらに深掘りして聞いていくと、こんな事実が分かった。



 ・エッチをされるのは、嫌じゃなかったこと。むしろそれが「セクサロイドの本分」で、やりがいを感じていたこと。



・糸目が現れて、創作クリエイトポイントを稼いだこと。そのポイントで、ネオリスが別の世界で人気のあるキャラクター(この場合の「キャラクター」とは僕達みたいに「配信されてしまっている人物」のことだ)の「オリジナル」や「コピー」と、エッチなことを始めたこと。そうして、この子の役割が失われてしまったこと。



・しばらくの間、放置された上に、新たに与えられた役割は「僕らと糸目が会うこと」の監視役だったこと。(ネオリスも、糸目のことは、持て余し気味だったらしく、僕らと糸目の会合を心配していたらしい。この子がそれを見張る役割を与えられたらしい)



・僕らに「死の危険があるような危害が及ぶ」か、逆に僕らが「ネオリスにとって、不都合な行動を開始した場合」に、それを止めるように言われていたこと。



・セクサロイドながらに、新しい(自分の本分とは違う)任務を全うしようとしたけど、自分の本分とはかけ離れ過ぎていて、哀しくなってしまったこと。



・本分が失われてしまった上に、今回、僕が「名前を聞いた」せいで、自分には名前がないことに「気づいて」しまったこと。



 こんなことを教えてもらった。



 この子は実際に、セックスをするためのアンドロイドかつ、高次の作ったセクサロイドだった。(乳首が硬くなったことについても、僕はそれで納得した)



 ちなみに僕らに会いに来た時に、ランニングシャツに下駄かつ、ツインテールだったのは、そういう「キャラクター」が別の世界の創造者クリエイターの配信に登場していて、その子を模して「設定」されたのが、理由だった。



 「オリジナル」や「コピー」と「実際にエッチなことができる」ようになったネオリスは、そっちに入れあげてしまい、今回の任務まで、この子は「その時の姿のままで」放置されていたらしい・・・。



・・・
・・・
・・・。



 これらの話を聞き出すのには、長い時間がかかった。



 僕とこの子の間には「価値観の違い」もあった。



 話を聞き始めた当初、僕は、この子が、セクサロイドであることに、哀れみを感じてしまった。



 言われるがままに「エッチなことをされる」ことに対して、嫌悪を抱いていたんじゃないか? って思った。でも、それは大きな勘違いだった。



 むしろ、この子にとって「エッチなこと」は「本分」で、喜びですらあったらしい。(この子が言っていた「胸を揉まれるのは、あっしの本分でヤンス」という言葉の意味が、ここでやっと、僕の中で繋がった)



 この子が哀しそうな顔で笑っていたのは「セクサロイドであること」ではなくて、その「本分が失われたこと」と「名前がないこと」の方だった。



 「オリジナル」と「コピー」って言葉についても(なんとなくニュアンスで分かったんだけど)尋ねてみた。でも、これについてアンドロイドな幼女はただ「気合いでヤンス」と、訳のわからないことを言った。



 僕はそこで、何か違和感を覚えた。



 糸目の言葉の中にも「オリジナル」って言葉は出てきた。



 僕のお嫁さんのうちの誰か一人の「処女を売れ」なんて、失礼な話が出てきた時に、糸目は、こんなことを言っていたのだ。



ー オリジナルの女の子なら、高く売れるからさ? ー


 
 そこから僕はこう推測していた。



 配信に登場していた「女の子本人」のことを「オリジナル」と言うんじゃないかと。



 それを踏まえて考えてみるに「コピー」というのはきっと、配信に登場していた女の子の「クローン」だかなんだかのことなんだろう。



 ネオリスはたぶん、配信に登場していた女の子本人、もしくはそのクローン的な何かと、エッチなことをしていたのだろう。(やっぱりそれについては、正直「羨ましい」って思ってしまった><)



 糸目が言ったとおりだと、それにはポイントを大量に消費するハズだった。(高値で「売れる」ってことは「買う」のにもポイントを大量に必要とするのだろう)でもポイントが貯まったおかげで、ネオリスは、それができるようになった。



 僕は「答えられなかったら、答えなくていいよ」と前置きをした上で、アンドロイドな幼女に、僕の「オリジナル」と「コピー」についての推測が合っているか? を質問してみた。


 アンドロイドな幼女は「そのとおりでヤンス」と、素直に答えた。



 「オリジナル」って言葉について尋ねた時、この子は「気合いでヤンス」と答えた。でも、僕が言ったことは「合っている」と、答えた。



 そこから僕は推理した。



 この子にはきっと「言ってはいけないこと」があって、それをごまかすように、言われていたんじゃないだろうか? でも、この子が不器用だったものだから「気合いでヤンス」と、言うことしか、できなかったんじゃないだろうか?



 これについても尋ねてみたら、アンドロイドな幼女は「そのとおりでヤンス」と答えた。



 そこからさらに、僕は推理を重ねた。(ラジ○体操が効果的だったのかもしれない。僕の頭の回転は、少し回復した感じだった)



 この子は「言ってはいけないこと」は「言わないように」命令されていた。けれども、「それがバレてしまった際」に「その質問を、なんとかはぐらかせ」的な命令はされてなかったんじゃないだろうか? ・・・こんなことを思ったのだ。



 これも聞いてみたんだけど、やっぱりまた「そのとおりでヤンス」と、言葉が返ってきた。


 この子と、かみ合わなかった理由が、少しわかった。



 僕とこの子の価値観の違いもあったし、この子自身の「天然」部分も、きっと含まれてはいるんだろう。けれども、この世界の創造者クリエイター、ネオリスによる「制約」のせいで、かみ合わなくなっていた部分もあったのだ。



 また、少しずつ「この世界のこと」や、「創造者クリエイターについて」が、わかり始めた。



 僕は少し興奮していた。



 聞き方次第では、この子自身から、いろんなことを聞けるんじゃないか? なんてことを思った。



(お前、すげー時は、やっぱりすげーな!)



 僕の推理を聞いたサラも、そんな感じで興奮していた。



 会ってから、サラはずっと僕を応援してくれていた。そんなサラに僕は格好悪いところばかり見せてきた。それでもずっと僕を励まし続けてくれていたサラに、喜んでもらえて、とっても嬉しかった。



 それと同時に、今回は少しはうまくやれた気がして、僕は少しだけホッとしていた。



 この子の「気合い」って言葉が「言ってはいけないこと」の代名詞だったことにも、ホッとしていた。 



 それってつまりは「アンドロイド」が「気合い」で飛んでいた。・・・って訳ではなかったってことなのだ。何かしら「言ってはいけない技術」で浮遊していたのだ。



ー アンドロイドなこの子は「気合い」で「飛んでいた」わけではなかった。 ー



 この事実も(僕にとっては)とっても重要なことだった。



 僕にはやっぱり「ロボ」的なものへのこだわりがあったし、この子自身が「僕をおちょくろうとしたり、ふざけていた」って訳ではなかったことが、ちゃんとわかったから。



 この子が、悪い子ではないんだと、ちゃんと、わかったから。


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