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閑話
閑話 釈然
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イライザは暁の光という冒険者パーティーの屋敷に雇われたメイドだった。
冒険者パーティーの屋敷に勤めていたが、雇ったのはそのメンバーの一人、女神官のポーナの父親だ。
ポーナの父親はポーナに不便な思いをさせないように、彼女を含め数人のメイドを雇い、交代で通わせていたのだった。
主人となったポーナは表面上は穏やかで優し気な女性だった。
しかし、その性根は腐っていた。
自分の周りの人間をことごとく才能のない人間と切り捨て、そして人間として扱わない。
才能のない人間は自分のための道具であり、どう扱おうが問題ないと思い込んでいる。
そんな女だった。
イライザもまた、道具として扱われた。
ポーナは道具に完璧を求めた。
わずかな失敗すら許さず、罰を与えた。
その罰も、自らの手を汚すことはしない。指示を出しメイド同士で互いに傷つけさせたのだ。
罰によってメイドの不仲を煽り、恨みによって互いに監視させていた。
ポーナに仕えたメイドたちはことごとく性格が歪んだ。
まれに染まらない人間はいたが、そういう者たちは辞めていった。
辞めていった人間は使えない道具のレッテルを貼られ、ポーナは噂を流すことで他所でメイドとして働けなくした。
メイドから辞めるという逃げ道を無くし、よりポーナにとって利用しやすい状況にしていったのだった。
ポーナの下でメイドとして働くのは苦痛だったが、逃げてしまえば今後メイドとして働けなくなる。
ポーナに従うしかない。
精神を擦り減らされ、まともな判断ができなくなる。休日ですら、心が休まらなくなった。
そんな荒んだ心のはけ口が、同じ屋敷で働いている万能職の少年だった。
屋敷の中の最底辺に位置したその少年はよく働き、そしてよく罵られていた。暁の光のメンバーたちが手を上げているのを何度も見かけた。
少年が叱られるのを見る度に、自分より下がいると思えた。自分よりつらい立場の者がいることで、安心できたのだった。
イライザが直接手を下したことはないが、助けたこともない。
万能職の少年を助けることで、ポーナたちの不興を買うのを恐れて、手を出すことができなかった。
……いや、それは言い訳だろう。
イライザ自身が少年を見下し、無能な道具として切り捨てようとしていたのだ。
ポーナの考え方で自分が辛い思いをしているにも関わらず、イライザ自身もポーナの考え方に染まっていたのだった。
しかし、ある日、そんな状況が変わった。
全てが、ひっくり返った。
暁の光の壊滅。
ポーナはベッドの上で身動きすらできない無残な姿で帰ってきた。
メイドに世話をされるだけの、ただの不愉快な肉塊に成り下がったのである。
勇者パーティーに選ばれ、栄光の道を進んでいたはずの暁の光はもうない。
生き残ったのはポーナと、どこか頭の足りなさそうなタンク役の戦士だけだった。
傷つき価値を無くしたポーナに父親は失望し、見捨てた。
ポーナの父親にとっては、ポーナもまた道具だったのだ。
壊れた道具に価値はない。あっさりと見捨て、見舞いに来ることすらなかった。
ざまあみろ!その姿を見て、イライザは思った。
自分のことを道具としか見てない人間が、壊れた道具になったことを喜んだ。
醜くなった姿を見る度に、心が軽くなるのを感じた。
この機を狙って辞めていったメイドもいたが、イライザはポーナの今の姿を見続けるために残ったのだった。
ポーナの動かせない身体の世話をするときに、わざと痛みを与える。
ポーナが苦痛に叫び、身を悶えさせるのを見てイライザは喜びを覚えた。
あれだけ高貴なフリをしていたくせに、ちょっと痛みを与えるだけでポーナは口汚くイライザのことを罵った。
その罵りを聞く度に、嬉しくなった。
言葉で罵るだけで、もう、ポーナはイライザに苦痛を与えることはできない。
目の前にあるのはただの惨めな壊れた人形なのだ。
イライザは日々、壊れた人形で人形遊びをした。
人形遊びを楽しむだけで、仕事をしていると認められ、金を得ることができる。
イライザが遊ぶ度に、人形は苦痛で身を捩じらせて叫びをあげる。
その状況を楽しんでいた。
苦労した自分に対しての、神が与えた褒美だと考えた。
やはり神は正しい者の味方なんだとすら、思った。
この屋敷には誰も訪れない。
事件の事情聴取に来た冒険者ギルドの人間すら、傷ついた姿を見られたくないポーナが近づけさせなかった。
壊れた人形なのに、ポーナの権威はまだ有効だった。
……そんな日々が半年ほど続いたある日。
誰も訪れることがない屋敷に来客があった。
どこかの貴族か商人の使用人だろう。小ぎれいな服を着た、鍛えた身体の、初老の男だった。腰に剣を下げており、護衛か何かなのだろう。
「ポーナさんにお届け物だ」
「どなたからでしょうか?」
配達人には見えない男を、イライザは警戒した。
「誰からかは、言えない。ただ、オレはコラルド商会の者だ。それで信用してほしい」
「はあ……」
別にポーナを害するような物であっても、イライザは別にかまわない。
すでに人形は壊れているのだ。
イライザが荷物を受け取ると、男は去っていった。
「なにかしら?」
受け取ったのは、小さな木箱だった。
軽く揺すってみると、チャポチャポと液体が揺れている音がする。
届け物で液体だと、酒だろうか?ポーナがすでに壊れていることを知らない誰かが贈ったものだろうか?
とりあえず、イライザは荷物を開封することにした。
主に危険が及ばないように、届いた荷物を事前に使用人が開封して確認しておくのはよくあることだ。
それに、壊れた人形に必要ない物なら、イライザがもらってしまおうと思っていた。
どうせ咎める人間は誰もいない。
開封すると、そこに入っていたのは魔法薬だった。
瓶に張り付けてあるラベルを読むと、イライザは息を呑んだ。
「……超位の、治癒魔法薬!?古傷も、部位欠損も治す?なにこれ?」
魔法薬には、小さなメモが添えられていた。
そこには、見たことのある筆跡で『魔力中毒が治ったら飲んでください』と書かれていた。
署名はない。しかし、イライザには心当たりがあった。
「…………くだらない……」
気付けば、呟いていた。
自分でも驚くほどの、冷たい声だった。
その言葉は、治癒魔法薬を送ってきた人物に対してのものではなかった。
イライザ自身に向けられたものだ。
なんて自分はくだらない人間だったのだろう。
くだらない復讐心に心を汚し、つまらないことをやっていたのだろう。
あの少年はあんなことをされていたのに、恨みすら持っていないのだ。
ポーナのような女に対してすら、危機に陥れば施しをする清らかな心を持っている。それなのに自分は、なんてくだらない人間だったのだろう。
自分はいつの間に、他人を見下す人間に成り下がっていたのか。
溢れてくる感情に、いつのまにか嗚咽を上げて泣きじゃくっていた。
「こんなところ、辞めよう」
イライザは決心する。
その顔は涙に汚れていたが、晴れやかなものだった。
こうして、イライザはポーナの屋敷からも、復讐心からも解放されたのだった。
治癒魔法薬はポーナの父親に預けられたが、その行方は分からない。
冒険者パーティーの屋敷に勤めていたが、雇ったのはそのメンバーの一人、女神官のポーナの父親だ。
ポーナの父親はポーナに不便な思いをさせないように、彼女を含め数人のメイドを雇い、交代で通わせていたのだった。
主人となったポーナは表面上は穏やかで優し気な女性だった。
しかし、その性根は腐っていた。
自分の周りの人間をことごとく才能のない人間と切り捨て、そして人間として扱わない。
才能のない人間は自分のための道具であり、どう扱おうが問題ないと思い込んでいる。
そんな女だった。
イライザもまた、道具として扱われた。
ポーナは道具に完璧を求めた。
わずかな失敗すら許さず、罰を与えた。
その罰も、自らの手を汚すことはしない。指示を出しメイド同士で互いに傷つけさせたのだ。
罰によってメイドの不仲を煽り、恨みによって互いに監視させていた。
ポーナに仕えたメイドたちはことごとく性格が歪んだ。
まれに染まらない人間はいたが、そういう者たちは辞めていった。
辞めていった人間は使えない道具のレッテルを貼られ、ポーナは噂を流すことで他所でメイドとして働けなくした。
メイドから辞めるという逃げ道を無くし、よりポーナにとって利用しやすい状況にしていったのだった。
ポーナの下でメイドとして働くのは苦痛だったが、逃げてしまえば今後メイドとして働けなくなる。
ポーナに従うしかない。
精神を擦り減らされ、まともな判断ができなくなる。休日ですら、心が休まらなくなった。
そんな荒んだ心のはけ口が、同じ屋敷で働いている万能職の少年だった。
屋敷の中の最底辺に位置したその少年はよく働き、そしてよく罵られていた。暁の光のメンバーたちが手を上げているのを何度も見かけた。
少年が叱られるのを見る度に、自分より下がいると思えた。自分よりつらい立場の者がいることで、安心できたのだった。
イライザが直接手を下したことはないが、助けたこともない。
万能職の少年を助けることで、ポーナたちの不興を買うのを恐れて、手を出すことができなかった。
……いや、それは言い訳だろう。
イライザ自身が少年を見下し、無能な道具として切り捨てようとしていたのだ。
ポーナの考え方で自分が辛い思いをしているにも関わらず、イライザ自身もポーナの考え方に染まっていたのだった。
しかし、ある日、そんな状況が変わった。
全てが、ひっくり返った。
暁の光の壊滅。
ポーナはベッドの上で身動きすらできない無残な姿で帰ってきた。
メイドに世話をされるだけの、ただの不愉快な肉塊に成り下がったのである。
勇者パーティーに選ばれ、栄光の道を進んでいたはずの暁の光はもうない。
生き残ったのはポーナと、どこか頭の足りなさそうなタンク役の戦士だけだった。
傷つき価値を無くしたポーナに父親は失望し、見捨てた。
ポーナの父親にとっては、ポーナもまた道具だったのだ。
壊れた道具に価値はない。あっさりと見捨て、見舞いに来ることすらなかった。
ざまあみろ!その姿を見て、イライザは思った。
自分のことを道具としか見てない人間が、壊れた道具になったことを喜んだ。
醜くなった姿を見る度に、心が軽くなるのを感じた。
この機を狙って辞めていったメイドもいたが、イライザはポーナの今の姿を見続けるために残ったのだった。
ポーナの動かせない身体の世話をするときに、わざと痛みを与える。
ポーナが苦痛に叫び、身を悶えさせるのを見てイライザは喜びを覚えた。
あれだけ高貴なフリをしていたくせに、ちょっと痛みを与えるだけでポーナは口汚くイライザのことを罵った。
その罵りを聞く度に、嬉しくなった。
言葉で罵るだけで、もう、ポーナはイライザに苦痛を与えることはできない。
目の前にあるのはただの惨めな壊れた人形なのだ。
イライザは日々、壊れた人形で人形遊びをした。
人形遊びを楽しむだけで、仕事をしていると認められ、金を得ることができる。
イライザが遊ぶ度に、人形は苦痛で身を捩じらせて叫びをあげる。
その状況を楽しんでいた。
苦労した自分に対しての、神が与えた褒美だと考えた。
やはり神は正しい者の味方なんだとすら、思った。
この屋敷には誰も訪れない。
事件の事情聴取に来た冒険者ギルドの人間すら、傷ついた姿を見られたくないポーナが近づけさせなかった。
壊れた人形なのに、ポーナの権威はまだ有効だった。
……そんな日々が半年ほど続いたある日。
誰も訪れることがない屋敷に来客があった。
どこかの貴族か商人の使用人だろう。小ぎれいな服を着た、鍛えた身体の、初老の男だった。腰に剣を下げており、護衛か何かなのだろう。
「ポーナさんにお届け物だ」
「どなたからでしょうか?」
配達人には見えない男を、イライザは警戒した。
「誰からかは、言えない。ただ、オレはコラルド商会の者だ。それで信用してほしい」
「はあ……」
別にポーナを害するような物であっても、イライザは別にかまわない。
すでに人形は壊れているのだ。
イライザが荷物を受け取ると、男は去っていった。
「なにかしら?」
受け取ったのは、小さな木箱だった。
軽く揺すってみると、チャポチャポと液体が揺れている音がする。
届け物で液体だと、酒だろうか?ポーナがすでに壊れていることを知らない誰かが贈ったものだろうか?
とりあえず、イライザは荷物を開封することにした。
主に危険が及ばないように、届いた荷物を事前に使用人が開封して確認しておくのはよくあることだ。
それに、壊れた人形に必要ない物なら、イライザがもらってしまおうと思っていた。
どうせ咎める人間は誰もいない。
開封すると、そこに入っていたのは魔法薬だった。
瓶に張り付けてあるラベルを読むと、イライザは息を呑んだ。
「……超位の、治癒魔法薬!?古傷も、部位欠損も治す?なにこれ?」
魔法薬には、小さなメモが添えられていた。
そこには、見たことのある筆跡で『魔力中毒が治ったら飲んでください』と書かれていた。
署名はない。しかし、イライザには心当たりがあった。
「…………くだらない……」
気付けば、呟いていた。
自分でも驚くほどの、冷たい声だった。
その言葉は、治癒魔法薬を送ってきた人物に対してのものではなかった。
イライザ自身に向けられたものだ。
なんて自分はくだらない人間だったのだろう。
くだらない復讐心に心を汚し、つまらないことをやっていたのだろう。
あの少年はあんなことをされていたのに、恨みすら持っていないのだ。
ポーナのような女に対してすら、危機に陥れば施しをする清らかな心を持っている。それなのに自分は、なんてくだらない人間だったのだろう。
自分はいつの間に、他人を見下す人間に成り下がっていたのか。
溢れてくる感情に、いつのまにか嗚咽を上げて泣きじゃくっていた。
「こんなところ、辞めよう」
イライザは決心する。
その顔は涙に汚れていたが、晴れやかなものだった。
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