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「なるほどね」
レイから最後まで話を聞いたアランは、そう言って考え込んだ。
黙ってアランの次の言葉を待つ。
「エリーはこのままアトラニア王国で学院に入学しよう。ウインティア王国の学園で悪役令嬢にされても結果は幸せになれるんだろ?」
レイが頷く。
「ウインティア王国にいないならゲームのように断罪されることはない。そっちは放っといて大丈夫。」
私も頷く。
「心配なのはレイだよ。ウインティア王国のヒロインのように、アトラニア王国のヒロインがレイを陥れようと自作自演で罪を擦り付けてくるかもしれない。」
怖っ!
「低位貴族の令嬢が高位貴族の令息を狙うのは当たり前だよ。誰だって少しでもいい生活がしたいだろ?実際、狙っている令嬢ばかりだよ。」
そうなの?
「僕たち貴族の男は13歳頃になれば教育の中に、そんな令嬢の対策の仕方も入っているらしいんだよ。これは伯父上に聞いたんだけどね。それでも騙される男はいるらしいよ。中には本当にいい子もいるんだろうけどね。だからヒロインだけじゃないよ。王子まで狙うのはただのバカのすることだけどね。」
マジ?
そんな教育があるの?
じゃあ、女側は男を落とす教育があるの?
「エリー馬鹿なこと考えないの」
なぜバレた?
「だから、ヒロインの男爵令嬢には気をつけないといけない。教育を受けた男たちを虜にするんだからね」
女子力が高いのかしら?
「そして、もしヒロインまでゲームの内容を知っていたら?ここに2人も転生者がいるんだ。ありえない話じゃない。」
それは厄介ね。
「僕たち3人が入学するまで後3年近くある。それまでに友情を深めてお互い信頼を得られるようになろう。」
いきなりレイが立ち上がった。
「わたしは大好きなアランのことを最初から信じているわ!何があっても信じるって誓える!だから誰も信じないような話しもアランに話せたの!」
言ってしまった!とレイが横にあったクッションで顔を隠してしまった。
あ~あ、このアランの顔を見ていないなんてレイってばタイミング悪すぎるよ。
同じ12歳なのにこんな顔ができるんだ。
アランが先に大人になったような気がする。
私、お姉ちゃんなのに置いて行かれたようで少し寂しい。
「レイ、僕を見て?」
クッションから目だけ出したレイに「僕もレイと2人だけで話がしたいんだ。いいかな?」
部屋にまだ12歳とはいえ、異性を2人だけにする訳にはいかず、アランとレイは庭園を散歩することになった。
アラン告白でもするの?
お姉ちゃんアランのためならずっと1人ぼっちで待つことも平気だからね!
あとで詳しく話してね!
「レイ、エリーのことでまだ話していない事があるよね?聞かせて欲しい。」
「なんで分かったの?アラン」
「話している間もずっとレイを見ていたからね。」
照れながらもレイは隠さず全てを話してくれた。
エリーを一途に思う王子には弟として感謝したい。
でもエリーの為に継承権を放棄するのはダメだ。
やり方を間違えている。
エリーなら王妃になれるだけの器もある。
エリーが王子を受け入れたのなら覚悟も出来ていたはずだ。
今はまだ無理だが1度第二王子と話してみた方がよさそうだ。
彼もゲームの中で僕と手を組んで暗躍していたのなら、こんな突拍子もない話しも信じてくれるはずだ。
彼も兄の幸せを願っていたのだから。
ヒロインが登場するのは多分学院に入学する直前の王家主催のお茶会だな。
実際にヒロインを目にしてから話を持っていく方が第二王子もこの話しを受け入れやすくなるだろう。
やっとエリーが何から追い詰められていたのかも分かった。
ゲームの中の僕も、現実の僕もエリーの幸せを願っているのは同じだ。
ただ表モードでも裏モードでもエリーが公爵家に養子になる事はなかったと言っていた。
この先何かしらの理由で養子の話が流れるのだろうか?
レイが婚約者のことが大嫌いだと教えてくれた。
なら、レイが断罪されて国外追放になったら遠慮なく僕が連れ去ろう。
まあ、それまでに穏便に婚約解消に持っていけるように僕が動くけどね。
あれからもレイの時間が許される限り、カトルズ公爵家に来てもらって仲を深めていった。
なんとなくお互いの死因を話す事になり、そこで衝撃の事実が!
私が話し終わるとレイが「もしかして、あなたの前世の名前って、最上絵梨花?」
驚いた!
「なんで知っているの?」
「わたしその現場にいたの。その時のわたしは悲鳴をあげることしか出来なかったの。」
あの時の悲鳴はレイだったのか・・
「最初は受験ノイローゼでトラックに飛び込んだと噂されていたの。」
ンなわけあるか!
「それが目撃者が出てきて、さらに防犯カメラにもあなたを突き飛ばす映像が見つかったの」
防犯カメラなら至る所に設置されてたもんね。
「それからはワイドショーや週刊誌でも騒がれたわ」
なんでそこまで?
「犯人はストーカーの如くあなたを追い回していたと、教師にも相談していたと、あなたの友人たちが証言したからね」
前世の友達よありがとう!
「犯罪の動機は、彼女の好きな人があなたに想いを寄せていたから。あなたの真似をしていたのもあなたのようになれば彼が振り向いてくれると信じていたから。」
はぁ?そんな人いなかったわよ?
「最後にはあなたがいなくなれば自分を見てくれると思い込んだ結果の犯行だったの」
なんだそれ!
そんな勝手な理由で殺されたの?
「それが明るみに出たことで騒がれたのよ」
「心神喪失での犯行か、計画的犯行かで世間で話題になったの。まあどちらにせよ彼女の人生は終わったわね」
そりゃ人一人殺しちゃったらそうなるだろうね。
自業自得だわ。
「わたしも判決が出る前に死んじゃったんだけどね。」
アランにはトラックだとか、防犯カメラなどこの世界にない物の説明をしながら聞いてもらっていた。
「レイの死因は?」
「言いたくない!」
「教えて欲しいな。レイの事なら何でも知りたいんだ」
アランがレイに甘えるように言ったら、レイはすぐに落ちた。チョロ過ぎるだろ!
恥ずかしそうにモジモジしながら「裏モードの真実を知って嬉しくてね、部屋の中で飛び跳ねていたの。それで・・その・・・足元に落ちていた紙で滑ってね、頭をぶつけたのが死因だと・・・思うの」
ブフッ笑うのを耐えた私を褒めて!
アランも残念な子を見る目でレイを見ている。
「その時レイって何歳だったの?」
「20歳の誕生日の前日に死んじゃったから、19歳ね。大学の2回生だったの。」
「大人の一歩手前で飛び跳ねてたのね」
「レイって前世も行動が可愛かったんだね」
アラン、レイ限定で何でもありだな!
「これでも超難関の国立大学に通っていたのよ!」
「その大学を受験する予定だったわ。合格確実とまで言われていたのに・・無念だわ」
「そのまま生きていれば後輩だったのね」
「世間は狭いって本当ね」
「レイが19歳、エリーが18歳かぁ。だから考え方が大人だったんだね。」
いや中身は今も子供ですけど!
「僕も早く追いつけるように頑張るよ」
レイを見つめながら言うから、またレイが真っ赤になっているじゃない!
今回の滞在はとても充実していた。
ちゃんと伯母様の教育も受けつつ、レイと仲良くなれた。
そう!念願の友達が出来たのだ!
それも同じ転生者だったし、アランにも話せたことですごく気が楽になった。
私たちがウインティア王国に帰る日には見送りに来てくれて大泣きするものだから一緒に泣いてしまった。
あとで冷静になると、また4ヶ月後に会えるのにと恥ずかしくなった。
そうそう、伯父様の宰相の仕事はやっぱり忙しいようで、前回のようには一緒に過ごせなかった。
「次の滞在の時には誰が止めようが絶対に休暇を取ってやる~」と大人気なく叫んでいた。
顔はクールなのに中身は可愛い伯父様に癒された。
それでも仕事はちゃんとしてね?
周りに迷惑かけちゃダメだよ?
レイから最後まで話を聞いたアランは、そう言って考え込んだ。
黙ってアランの次の言葉を待つ。
「エリーはこのままアトラニア王国で学院に入学しよう。ウインティア王国の学園で悪役令嬢にされても結果は幸せになれるんだろ?」
レイが頷く。
「ウインティア王国にいないならゲームのように断罪されることはない。そっちは放っといて大丈夫。」
私も頷く。
「心配なのはレイだよ。ウインティア王国のヒロインのように、アトラニア王国のヒロインがレイを陥れようと自作自演で罪を擦り付けてくるかもしれない。」
怖っ!
「低位貴族の令嬢が高位貴族の令息を狙うのは当たり前だよ。誰だって少しでもいい生活がしたいだろ?実際、狙っている令嬢ばかりだよ。」
そうなの?
「僕たち貴族の男は13歳頃になれば教育の中に、そんな令嬢の対策の仕方も入っているらしいんだよ。これは伯父上に聞いたんだけどね。それでも騙される男はいるらしいよ。中には本当にいい子もいるんだろうけどね。だからヒロインだけじゃないよ。王子まで狙うのはただのバカのすることだけどね。」
マジ?
そんな教育があるの?
じゃあ、女側は男を落とす教育があるの?
「エリー馬鹿なこと考えないの」
なぜバレた?
「だから、ヒロインの男爵令嬢には気をつけないといけない。教育を受けた男たちを虜にするんだからね」
女子力が高いのかしら?
「そして、もしヒロインまでゲームの内容を知っていたら?ここに2人も転生者がいるんだ。ありえない話じゃない。」
それは厄介ね。
「僕たち3人が入学するまで後3年近くある。それまでに友情を深めてお互い信頼を得られるようになろう。」
いきなりレイが立ち上がった。
「わたしは大好きなアランのことを最初から信じているわ!何があっても信じるって誓える!だから誰も信じないような話しもアランに話せたの!」
言ってしまった!とレイが横にあったクッションで顔を隠してしまった。
あ~あ、このアランの顔を見ていないなんてレイってばタイミング悪すぎるよ。
同じ12歳なのにこんな顔ができるんだ。
アランが先に大人になったような気がする。
私、お姉ちゃんなのに置いて行かれたようで少し寂しい。
「レイ、僕を見て?」
クッションから目だけ出したレイに「僕もレイと2人だけで話がしたいんだ。いいかな?」
部屋にまだ12歳とはいえ、異性を2人だけにする訳にはいかず、アランとレイは庭園を散歩することになった。
アラン告白でもするの?
お姉ちゃんアランのためならずっと1人ぼっちで待つことも平気だからね!
あとで詳しく話してね!
「レイ、エリーのことでまだ話していない事があるよね?聞かせて欲しい。」
「なんで分かったの?アラン」
「話している間もずっとレイを見ていたからね。」
照れながらもレイは隠さず全てを話してくれた。
エリーを一途に思う王子には弟として感謝したい。
でもエリーの為に継承権を放棄するのはダメだ。
やり方を間違えている。
エリーなら王妃になれるだけの器もある。
エリーが王子を受け入れたのなら覚悟も出来ていたはずだ。
今はまだ無理だが1度第二王子と話してみた方がよさそうだ。
彼もゲームの中で僕と手を組んで暗躍していたのなら、こんな突拍子もない話しも信じてくれるはずだ。
彼も兄の幸せを願っていたのだから。
ヒロインが登場するのは多分学院に入学する直前の王家主催のお茶会だな。
実際にヒロインを目にしてから話を持っていく方が第二王子もこの話しを受け入れやすくなるだろう。
やっとエリーが何から追い詰められていたのかも分かった。
ゲームの中の僕も、現実の僕もエリーの幸せを願っているのは同じだ。
ただ表モードでも裏モードでもエリーが公爵家に養子になる事はなかったと言っていた。
この先何かしらの理由で養子の話が流れるのだろうか?
レイが婚約者のことが大嫌いだと教えてくれた。
なら、レイが断罪されて国外追放になったら遠慮なく僕が連れ去ろう。
まあ、それまでに穏便に婚約解消に持っていけるように僕が動くけどね。
あれからもレイの時間が許される限り、カトルズ公爵家に来てもらって仲を深めていった。
なんとなくお互いの死因を話す事になり、そこで衝撃の事実が!
私が話し終わるとレイが「もしかして、あなたの前世の名前って、最上絵梨花?」
驚いた!
「なんで知っているの?」
「わたしその現場にいたの。その時のわたしは悲鳴をあげることしか出来なかったの。」
あの時の悲鳴はレイだったのか・・
「最初は受験ノイローゼでトラックに飛び込んだと噂されていたの。」
ンなわけあるか!
「それが目撃者が出てきて、さらに防犯カメラにもあなたを突き飛ばす映像が見つかったの」
防犯カメラなら至る所に設置されてたもんね。
「それからはワイドショーや週刊誌でも騒がれたわ」
なんでそこまで?
「犯人はストーカーの如くあなたを追い回していたと、教師にも相談していたと、あなたの友人たちが証言したからね」
前世の友達よありがとう!
「犯罪の動機は、彼女の好きな人があなたに想いを寄せていたから。あなたの真似をしていたのもあなたのようになれば彼が振り向いてくれると信じていたから。」
はぁ?そんな人いなかったわよ?
「最後にはあなたがいなくなれば自分を見てくれると思い込んだ結果の犯行だったの」
なんだそれ!
そんな勝手な理由で殺されたの?
「それが明るみに出たことで騒がれたのよ」
「心神喪失での犯行か、計画的犯行かで世間で話題になったの。まあどちらにせよ彼女の人生は終わったわね」
そりゃ人一人殺しちゃったらそうなるだろうね。
自業自得だわ。
「わたしも判決が出る前に死んじゃったんだけどね。」
アランにはトラックだとか、防犯カメラなどこの世界にない物の説明をしながら聞いてもらっていた。
「レイの死因は?」
「言いたくない!」
「教えて欲しいな。レイの事なら何でも知りたいんだ」
アランがレイに甘えるように言ったら、レイはすぐに落ちた。チョロ過ぎるだろ!
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ブフッ笑うのを耐えた私を褒めて!
アランも残念な子を見る目でレイを見ている。
「その時レイって何歳だったの?」
「20歳の誕生日の前日に死んじゃったから、19歳ね。大学の2回生だったの。」
「大人の一歩手前で飛び跳ねてたのね」
「レイって前世も行動が可愛かったんだね」
アラン、レイ限定で何でもありだな!
「これでも超難関の国立大学に通っていたのよ!」
「その大学を受験する予定だったわ。合格確実とまで言われていたのに・・無念だわ」
「そのまま生きていれば後輩だったのね」
「世間は狭いって本当ね」
「レイが19歳、エリーが18歳かぁ。だから考え方が大人だったんだね。」
いや中身は今も子供ですけど!
「僕も早く追いつけるように頑張るよ」
レイを見つめながら言うから、またレイが真っ赤になっているじゃない!
今回の滞在はとても充実していた。
ちゃんと伯母様の教育も受けつつ、レイと仲良くなれた。
そう!念願の友達が出来たのだ!
それも同じ転生者だったし、アランにも話せたことですごく気が楽になった。
私たちがウインティア王国に帰る日には見送りに来てくれて大泣きするものだから一緒に泣いてしまった。
あとで冷静になると、また4ヶ月後に会えるのにと恥ずかしくなった。
そうそう、伯父様の宰相の仕事はやっぱり忙しいようで、前回のようには一緒に過ごせなかった。
「次の滞在の時には誰が止めようが絶対に休暇を取ってやる~」と大人気なく叫んでいた。
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