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マリーの戦い
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マリーの台詞に大きく額に青筋を浮かべる昼也。
彼は、よりによって屋根を引き寄せると、それで俺達を押し潰そうとしてくる。
(まさか、ここまで実の兄に殺されそうになるとは……思いもしなかったな)
俺は一瞬、そう感慨深く思うも、直ぐにマリーに視線を向ける。
俺に大きくーー自信満々といった様子で頷いてみせるマリー。
彼女は、まるでこれからダンスを始めるかの様に優雅に両手を動かした。
瞬間、まるで杭で打つかの様に、複数に分かれたマリーの髪の束が、昼也の四肢を壁に拘束する。
「てめぇぇ!!こんなことしてタダで済むと思うなよ!!」
マリーの髪に拘束され、バタバタと無様に暴れる昼也。
俺は兄の弱点である楠の木刀を両手に構えると、一気に踏み込んだ。
「タダで済むなんて思ってない。……でも、俺はもう無能じゃないんだ。俺が平和に生きる為、邪魔をするなら兄さんだって、叩き潰す……!」
そう覚悟を口にすると同時、俺は木刀を思い切り兄の腹へとめりこませる。
「ガハ……?!」
まるで木刀に打たれたとは思えない程のダメージを受け、ぐったりとする昼也。
俺はそんな昼也からマリーに視線を移す。
と、彼女は俺の意思を直ぐに理解した様で、動けずにいる昼也の体を髪で拘束した。
例えるなら、まるで捉えた野生の狸を棒に縛った時の様な拘束の仕方だ。
「立派な淑女にガキだなんて無礼なことを言った罰よ」
昼也を拘束したまま、鼻息荒くそう告げるマリー。
(俺は絶対に彼女にガキや子供と言わない様にしよう)
早々にわかった仲間の地雷に、俺は胸の中でそっとそう決意した。
彼は、よりによって屋根を引き寄せると、それで俺達を押し潰そうとしてくる。
(まさか、ここまで実の兄に殺されそうになるとは……思いもしなかったな)
俺は一瞬、そう感慨深く思うも、直ぐにマリーに視線を向ける。
俺に大きくーー自信満々といった様子で頷いてみせるマリー。
彼女は、まるでこれからダンスを始めるかの様に優雅に両手を動かした。
瞬間、まるで杭で打つかの様に、複数に分かれたマリーの髪の束が、昼也の四肢を壁に拘束する。
「てめぇぇ!!こんなことしてタダで済むと思うなよ!!」
マリーの髪に拘束され、バタバタと無様に暴れる昼也。
俺は兄の弱点である楠の木刀を両手に構えると、一気に踏み込んだ。
「タダで済むなんて思ってない。……でも、俺はもう無能じゃないんだ。俺が平和に生きる為、邪魔をするなら兄さんだって、叩き潰す……!」
そう覚悟を口にすると同時、俺は木刀を思い切り兄の腹へとめりこませる。
「ガハ……?!」
まるで木刀に打たれたとは思えない程のダメージを受け、ぐったりとする昼也。
俺はそんな昼也からマリーに視線を移す。
と、彼女は俺の意思を直ぐに理解した様で、動けずにいる昼也の体を髪で拘束した。
例えるなら、まるで捉えた野生の狸を棒に縛った時の様な拘束の仕方だ。
「立派な淑女にガキだなんて無礼なことを言った罰よ」
昼也を拘束したまま、鼻息荒くそう告げるマリー。
(俺は絶対に彼女にガキや子供と言わない様にしよう)
早々にわかった仲間の地雷に、俺は胸の中でそっとそう決意した。
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