126 / 150
第二部
第5話 母の失踪!
しおりを挟む
「いや、ゲームの話は良いや。最初の質問に答えてもらえるとありがたいんけど?ここへはどうやって来たんだ?」
俺は話題を引き戻した。
これじゃちっとも会話が進まない。
「ここへか」
ジッとカップを見つめてマルサネは言った。
「突然、あたしの母さんにリツコもあたしも呼ばれたんだ」
「ふーん……」
へぇ、母さんの友達の娘ってことなのか。母さんのことをリツコと呼び捨てにしてるのは、お国柄かな。文化の違い?
俺も、高校生の息子だから母親の交遊関係を全て把握してる訳じゃないしな……。
姉ちゃん達なら聞いてるのかも?
外国人の友人が出来たなんてニュースなら、母さんは喜んで喋りそうなものだけど……。
「リツコと久しぶりに逢って、気がついたらココに居た。それ以上のことはあたしにもわからない」
「……うーん。もうちょっと詳しく教えてもらえないかな?」
「詳しく、か。そう言われると困ったな。……あたしにもわからないことが多いんだ。ブラッディムーンの魔力のせいだと思う」
俺はマルサネの言葉に頭を抱えた。
出た出た!
魔力、ときましたよ。
はぁ……中二病の知り合いって、俺あんまり居ないんだよな。
この手のタイプ、どうやって扱ったらいいんだろう……。
あれか、適当にあわせてやればいいのか?
◯◯星からやってきた、◯◯星人ですとか言い出したらどうする、俺……。
「えっと……じゃ、普通に住所とか教えてもらえる?」
「住所?あぁ、あたしも逆にカナタ、お前にも色々聞きたいことがあるんだが……まぁ、いい。あたしの住所はユッカ連合公国のエスト領中央区、オーリオ通りロンバルディア街区8、ゲンメ公領地だ」
「……えっと、それって何処の国かな?アジアのどの辺?」
ユッカ連合公国?やっぱり外国人か!
でも、なんとなく住所の感じはアジアっぽくないな……。
俺の知らない紛争地域か、何か新しく出来た国だろうか。Go◯gle先生に教えてもらったら出てくるかな?
俺は机の下でスマホ検索した。
……バルト連合公国しか出てこない。ユッカってどこだ??
ユッカ……地名……検索!
植物しか出てこねぇぇぇ!!
「ん?アジアって何だ?」
眉間にシワを寄せて考え込むマルサネ。
うーん。日本人はアジアっていうけど、マルサネの国の現地の人はアジアという地域名は言わないのかなぁ。
「うーん、ほらユーラシア大陸のどの辺、とか」
「ユーラシア大陸って何だ?」
首を傾げるマルサネ。
「あぁ、わかったぞ!カナタ。ひょっとしてお前……」
「ん?」
突然、マルサネの顔が輝いた。
何か思い当たるところがあったようだ。ひょっとしてユーラシアじゃなくて、南米とかミクロネシアとかだったんだろうか。
「……あたしと一緒であんまり学校にちゃんと行ってないんだろ?」
「は?」
俺は突然、猿娘に残念なものを見るような視線を向けられ、肩をたたかれた。
「お前、見た感じ弱そうだしな。あたしが言うのもなんだが武術が無理なヤツは勉強だけはちゃんとした方がいいと思うぞ……うん」
「ハイ~?」
何を言われたのか理解できず、俺がフリーズしていたら、
「ただいま~!」
「あ~疲れた。ちょっと、奏大!お風呂入れてよぉ」
姉ちゃん達が帰って来た。
「あら?お客様?」
リビングのドアを足で開けた和奏姉ちゃんが、マルサネに気づいてニッコリする。その後ろの歌音姉ちゃんはニヤニヤしてた。
「あぁ、邪魔をしている」
マルサネは平然とお茶をすすって姉ちゃん達に挨拶をした。
何だか、本当に動じない娘だ……。
「何?奏大の彼女?」
歌音姉ちゃんが俺を廊下に手招きしてとんでもないことを言った。
「なわけないだろ!母さんの客だよ!!」
俺は大きな声で反論した。
「ったく、うるさいわねぇ。だからあんたはモテないのよ」
脱いだ靴下を俺に投げつけて和奏姉ちゃんが言う。
「いつも言ってるだろ?俺は洗濯機じゃない!自分で片付けろ!」
「ハイハイ、奏大のクセに生意気言うんじゃないわよ」
でも悲しいことに習慣で投げつけられた靴下を裏返し、ランドリーboxに入れるシンデレラのような俺。
うぅっ、こちらを見るマルサネの好奇心一杯の視線が痛い……。
「で、肝心のママはどこにいるのよ?」
と口を尖らせて和奏姉ちゃんが言った。
「それが……、連絡もとれなくて。何処にいったかわかんねぇんだ。なんか聞いてないか?」
「え?なにそれ……」
「知らないわ」
二人は口を揃えて言った。
本当に知らないらしい。姉ちゃんたちも心当たりがないなら、一体何処へ?
「まぁ、ママも一応独身なんだし、色々あるんじゃないの?」
クールに歌音姉ちゃんが言う。
「そーよ。もう、子どもじゃないんだから。奏大はいつまでもたってもママっ子ねぇ」
偉そうに言うのは和奏姉ちゃん。
「……それは、俺だってもそう思うけどさ。でもおかしくないか?これ見ろよ」
キッチンの定位置にある母さんのカバンとスマホを俺は指さした。
「何にも持たずに行くなんておかしくないか?」
「それは……変ね」
俺の言葉に、和奏姉ちゃんの顔がスッと険しくなった。
「ちょっと、ヤバくない?そういえばママのいつもの靴、玄関にあったわね」
歌音姉ちゃんも真面目な顔になり、自分のスマホと母さんのスマホを弄る。
「メッセージとかもスケジュールも特に入ってないわ」
ガッカリしたように歌音姉ちゃんが言う。
「奏大……どういうことよ?」
キツい口調で和奏姉ちゃんが俺を問い詰めた。
「俺が知るかよ!だからちゃんと俺の話聞いてくれよな。もしかして、母さんに呼ばれたって言ってるあの娘が知ってるかもしれないんだけど……」
俺はリビングで、興味深そうにテレビを見ながらお茶を飲むマルサネに視線を向けた。
俺は話題を引き戻した。
これじゃちっとも会話が進まない。
「ここへか」
ジッとカップを見つめてマルサネは言った。
「突然、あたしの母さんにリツコもあたしも呼ばれたんだ」
「ふーん……」
へぇ、母さんの友達の娘ってことなのか。母さんのことをリツコと呼び捨てにしてるのは、お国柄かな。文化の違い?
俺も、高校生の息子だから母親の交遊関係を全て把握してる訳じゃないしな……。
姉ちゃん達なら聞いてるのかも?
外国人の友人が出来たなんてニュースなら、母さんは喜んで喋りそうなものだけど……。
「リツコと久しぶりに逢って、気がついたらココに居た。それ以上のことはあたしにもわからない」
「……うーん。もうちょっと詳しく教えてもらえないかな?」
「詳しく、か。そう言われると困ったな。……あたしにもわからないことが多いんだ。ブラッディムーンの魔力のせいだと思う」
俺はマルサネの言葉に頭を抱えた。
出た出た!
魔力、ときましたよ。
はぁ……中二病の知り合いって、俺あんまり居ないんだよな。
この手のタイプ、どうやって扱ったらいいんだろう……。
あれか、適当にあわせてやればいいのか?
◯◯星からやってきた、◯◯星人ですとか言い出したらどうする、俺……。
「えっと……じゃ、普通に住所とか教えてもらえる?」
「住所?あぁ、あたしも逆にカナタ、お前にも色々聞きたいことがあるんだが……まぁ、いい。あたしの住所はユッカ連合公国のエスト領中央区、オーリオ通りロンバルディア街区8、ゲンメ公領地だ」
「……えっと、それって何処の国かな?アジアのどの辺?」
ユッカ連合公国?やっぱり外国人か!
でも、なんとなく住所の感じはアジアっぽくないな……。
俺の知らない紛争地域か、何か新しく出来た国だろうか。Go◯gle先生に教えてもらったら出てくるかな?
俺は机の下でスマホ検索した。
……バルト連合公国しか出てこない。ユッカってどこだ??
ユッカ……地名……検索!
植物しか出てこねぇぇぇ!!
「ん?アジアって何だ?」
眉間にシワを寄せて考え込むマルサネ。
うーん。日本人はアジアっていうけど、マルサネの国の現地の人はアジアという地域名は言わないのかなぁ。
「うーん、ほらユーラシア大陸のどの辺、とか」
「ユーラシア大陸って何だ?」
首を傾げるマルサネ。
「あぁ、わかったぞ!カナタ。ひょっとしてお前……」
「ん?」
突然、マルサネの顔が輝いた。
何か思い当たるところがあったようだ。ひょっとしてユーラシアじゃなくて、南米とかミクロネシアとかだったんだろうか。
「……あたしと一緒であんまり学校にちゃんと行ってないんだろ?」
「は?」
俺は突然、猿娘に残念なものを見るような視線を向けられ、肩をたたかれた。
「お前、見た感じ弱そうだしな。あたしが言うのもなんだが武術が無理なヤツは勉強だけはちゃんとした方がいいと思うぞ……うん」
「ハイ~?」
何を言われたのか理解できず、俺がフリーズしていたら、
「ただいま~!」
「あ~疲れた。ちょっと、奏大!お風呂入れてよぉ」
姉ちゃん達が帰って来た。
「あら?お客様?」
リビングのドアを足で開けた和奏姉ちゃんが、マルサネに気づいてニッコリする。その後ろの歌音姉ちゃんはニヤニヤしてた。
「あぁ、邪魔をしている」
マルサネは平然とお茶をすすって姉ちゃん達に挨拶をした。
何だか、本当に動じない娘だ……。
「何?奏大の彼女?」
歌音姉ちゃんが俺を廊下に手招きしてとんでもないことを言った。
「なわけないだろ!母さんの客だよ!!」
俺は大きな声で反論した。
「ったく、うるさいわねぇ。だからあんたはモテないのよ」
脱いだ靴下を俺に投げつけて和奏姉ちゃんが言う。
「いつも言ってるだろ?俺は洗濯機じゃない!自分で片付けろ!」
「ハイハイ、奏大のクセに生意気言うんじゃないわよ」
でも悲しいことに習慣で投げつけられた靴下を裏返し、ランドリーboxに入れるシンデレラのような俺。
うぅっ、こちらを見るマルサネの好奇心一杯の視線が痛い……。
「で、肝心のママはどこにいるのよ?」
と口を尖らせて和奏姉ちゃんが言った。
「それが……、連絡もとれなくて。何処にいったかわかんねぇんだ。なんか聞いてないか?」
「え?なにそれ……」
「知らないわ」
二人は口を揃えて言った。
本当に知らないらしい。姉ちゃんたちも心当たりがないなら、一体何処へ?
「まぁ、ママも一応独身なんだし、色々あるんじゃないの?」
クールに歌音姉ちゃんが言う。
「そーよ。もう、子どもじゃないんだから。奏大はいつまでもたってもママっ子ねぇ」
偉そうに言うのは和奏姉ちゃん。
「……それは、俺だってもそう思うけどさ。でもおかしくないか?これ見ろよ」
キッチンの定位置にある母さんのカバンとスマホを俺は指さした。
「何にも持たずに行くなんておかしくないか?」
「それは……変ね」
俺の言葉に、和奏姉ちゃんの顔がスッと険しくなった。
「ちょっと、ヤバくない?そういえばママのいつもの靴、玄関にあったわね」
歌音姉ちゃんも真面目な顔になり、自分のスマホと母さんのスマホを弄る。
「メッセージとかもスケジュールも特に入ってないわ」
ガッカリしたように歌音姉ちゃんが言う。
「奏大……どういうことよ?」
キツい口調で和奏姉ちゃんが俺を問い詰めた。
「俺が知るかよ!だからちゃんと俺の話聞いてくれよな。もしかして、母さんに呼ばれたって言ってるあの娘が知ってるかもしれないんだけど……」
俺はリビングで、興味深そうにテレビを見ながらお茶を飲むマルサネに視線を向けた。
0
あなたにおすすめの小説
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
そのご寵愛、理由が分かりません
秋月真鳥
恋愛
貧乏子爵家の長女、レイシーは刺繍で家計を支える庶民派令嬢。
幼いころから前世の夢を見ていて、その技術を活かして地道に慎ましく生きていくつもりだったのに——
「君との婚約はなかったことに」
卒業パーティーで、婚約者が突然の裏切り!
え? 政略結婚しなくていいの? ラッキー!
領地に帰ってスローライフしよう!
そう思っていたのに、皇帝陛下が現れて——
「婚約破棄されたのなら、わたしが求婚してもいいよね?」
……は???
お金持ちどころか、国ごと背負ってる人が、なんでわたくしに!?
刺繍を褒められ、皇宮に連れて行かれ、気づけば妃教育まで始まり——
気高く冷静な陛下が、なぜかわたくしにだけ甘い。
でもその瞳、どこか昔、夢で見た“あの少年”に似ていて……?
夢と現実が交差する、とんでもスピード婚約ラブストーリー!
理由は分からないけど——わたくし、寵愛されてます。
※毎朝6時、夕方18時更新!
※他のサイトにも掲載しています。
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
侯爵令嬢ソフィアの結婚
今野綾
恋愛
ソフィアは希少なグリーンアイを持つヴィンセントと結婚したが、これは金が欲しいソフィアの父の思惑と高い爵位が欲しいヴィンセントの思惑が一致したからに過ぎない
そもそもヴィンセントには美しい恋人がいる
美男美女と名高いヴィンセントとその恋人は身分に大きな差があるために結婚することは叶わないのだ
その事をソフィアも耳にしており、この結婚が形ばかりのものであることを知っていた
結婚して早々、ソフィアは実家から連れてきた侍女夫婦とあばら家に住むように言われて…
表紙はかなさんです✨
ありがとうございます😊
2024.07.05
完璧(変態)王子は悪役(天然)令嬢を今日も愛でたい
咲桜りおな
恋愛
オルプルート王国第一王子アルスト殿下の婚約者である公爵令嬢のティアナ・ローゼンは、自分の事を何故か初対面から溺愛してくる殿下が苦手。
見た目は完璧な美少年王子様なのに匂いをクンカクンカ嗅がれたり、ティアナの使用済み食器を欲しがったりと何だか変態ちっく!
殿下を好きだというピンク髪の男爵令嬢から恋のキューピッド役を頼まれてしまい、自分も殿下をお慕いしていたと気付くが時既に遅し。不本意ながらも婚約破棄を目指す事となってしまう。
※糖度甘め。イチャコラしております。
第一章は完結しております。只今第二章を更新中。
本作のスピンオフ作品「モブ令嬢はシスコン騎士様にロックオンされたようです~妹が悪役令嬢なんて困ります~」も公開しています。宜しければご一緒にどうぞ。
本作とスピンオフ作品の番外編集も別にUPしてます。
「小説家になろう」でも公開しています。
《完結》「パパはいますか?」ある日、夫に似た子供が訪ねて来た。
ヴァンドール
恋愛
嫁いですぐに夫は戦地に赴いた。すると突然一人の男の子が訪ねて来た「パパはいますか?」
その子供の顔は戦地に行った夫にそっくりだった。
幸せな政略結婚のススメ【本編完結】
ましろ
恋愛
「爵位と外見に群がってくる女になぞ興味は無い」
「え?だって初対面です。爵位と外見以外に貴方様を判断できるものなどございませんよ?」
家柄と顔が良過ぎて群がる女性に辟易していたユリシーズはとうとう父には勝てず、政略結婚させられることになった。
お相手は6歳年下のご令嬢。初対面でいっそのこと嫌われようと牽制したが?
スペック高めの拗らせ男とマイペースな令嬢の政略結婚までの道程はいかに?
✻基本ゆるふわ設定です。
気を付けていますが、誤字脱字などがある為、あとからこっそり修正することがあります。
・11/21ヒーローのタグを変更しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる