127 / 150
第二部
第6話 貴女のおウチは何処ですか?
しおりを挟む
「うわぁぁぁぁぁ~っ……!!」
あんまり広くもない3LDK、築10年ちょっとのマンションの廊下に俺の絶叫が響き渡った。
「なんだ?奏大」
首を傾げるマルサネ。
その表情はあどけないが、彼女は何も身につけていなかった。
早い話が、スッポンポンだったのである。
チラッと見えてしまったが、筋肉質のわりに結構、胸がある……。
イヤイヤ、そんなことよりも!!
俺は慌てて後ろを向いて叫んだ。
「おっ、お前!なんでマッパなんだよっ!!」
「奏大、まさかお前……女のハダカも見たことないのか?」
憐れんだ口調でマルサネが俺に近寄ってきた。
「わわっ、こっち来るなぁぁぁ!」
ペタペタ足音が俺に近寄ってくる。
俺はマルサネに背を向けたまま、ジリジリと狭い通路の壁に張りつく。
「奏大。悪いが、着替えはどこだ……?」
「知らねぇよ!あっちに歌音姉ちゃんのがあるだろ!何でもいいから着てこいよ」
俺は彼女を見ないようにして、脱衣場の入り口を指差した。
「何でもと言われても、勝手がわからん……」
ちょっとむくれたようにマルサネが言った。
「バカ姉貴~!早く来い!!」
「うるさいわね、バカ奏大!何騒いでるのよ……あら、マルちゃん。もう出てきたのぉ?」
こんなことになった元凶の姉ちゃん達がリビングからやっと廊下にやって来た。
元凶。
そう、さっき初対面のマルサネに事情を聞こうとした時。名乗ったところでくしゃみを連発していた彼女をこの適当な姉ちゃん達は有無を言わさず、我が家の風呂に突っ込んだのだ。
「あら、冷え冷えじゃないの。女の子は身体を冷やしちゃダメよ!話はあとあと」
「マルサネ?じゃあ、マルちゃんね」
とか言っちゃって。
マルちゃんって……あの日曜日の人気者小学生かよ!って思わずツッコミたくなったが、そんな口出しをする間もなく、マルサネは姉ちゃん達の勢いに押され、訳も分からず風呂に拉致られていき。
要領のよい歌音姉ちゃんが手早くお湯をため、浴槽に勢いよく沈められたらしく、派手な水音がした。
「温まるまで出てきちゃダメよ」
なんて言われているのが聞こえてきたのが、五分前位だろうか。
まさに、カラスの行水。
当人はあっという間に風呂から出てしまい、廊下で不幸にも俺は鉢合わせてしまったというわけだ。
「折角お風呂入ったのに冷えちゃうじゃん。風邪引くわよ。歌音のパジャマ出しといたけど、わからなかった?」
和奏姉ちゃんが自分のカーディガンを脱いでマルサネの裸の肩にかけた。和奏姉ちゃんだとサイズが少し小さいのでピチピチだ。
「すまない。脱衣場が狭くてメイドが居なかったから分からなかった……」
「メイド?へぇ、マルちゃんって見かけによらずお嬢様なのね」
感心したように言う和奏姉ちゃん。
「お嬢様でも何でもいいけど、服ぐらい着てこいよなっ!」
一瞬、思わず振り向いちまったが、俺は慌ててもう一回壁に向かって張りついた。
……。
ロング丈の黒カーディガンが裸体に妙に透けて……余計にエロいわっ!
「なによ奏大。アンタ、女の子のハダカを無料でジロジロ見るんじゃないわよ。はい、マルちゃん手をあげて?」
歌音姉ちゃんがニヤニヤしながら、マルサネにすっぽりトレーナーを被せた。
「ふぅ……こんなの立派な逆セクハラだろうが。俺は被害者だ!」
「?なぁ、セクハって何だ?」
俺の言葉にマルサネは真剣に質問をする。
「セクシャルハラスメント、よ。マルちゃん、英語わからない?」
「エイ……海に泳いどるヒラヒラしたヤツか?」
手をヒラヒラさせて真剣に答えるマルサネに、姉ちゃん達は顔を見合わせた。
「英語圏じゃないのかな?」
「でも、流暢な日本語よね……」
「ま、いいわ。それよりマルちゃんって、結局どこの国の人なの?」
和奏姉ちゃんが尋ねる。
浴室前の廊下から、ダイニングに移動して俺達はクラッカーの皿を囲んで座っていた。
当然、用意したのは俺。
適当にジャムやクリーム、フルーツなどディップするものを並べてやった。
我ながら手際の良さに感心する。誰か誉めてくれ。
「ユッカだが?」
クラッカーを珍しそうに見つめながらマルサネが答えた。
うん、それ。俺もさっき聞いた。
だから、ユッカって何処だろう。
「それ、どこら辺にある国なの?」
流石、受験生の歌音姉ちゃん。
しっかり追及してくれ、頼む。
俺はGoo○le先生に聞いても分からなかった!
「東の海上に浮かぶ島国だ。知らんのか?」
いくぶん、不安そうにマルサネが言った。
「知らないわ」
「全然わからない」
口一杯に、クラッカーを頬張りながらキッパリ否定するウチの姉ちゃん達。
「よし、ちょっと待ってて。奏大、お茶おかわり宜しくね」
歌音姉ちゃんがおもむろに……立ち上がると、何かを持って戻ってきた。
「ほら、これ」
「うわっ、懐かしい……歌音。地球儀なんて、よくあったわねぇ」
和奏姉ちゃんが感嘆の声をあげる。
「ケチ臭くてモノが捨てられない、しみったれた奏大の部屋にあったわ」
嫌そうにいう歌音姉ちゃん。
「人の部屋に勝手に入っておいて、その言い草は……」
「なによ。奏大のクセに文句あるの?」
歌音姉ちゃんは、俺の言葉を昔から嫌というほど聞かされてきたお決まりのセリフで遮る。
「そんなことより、どう?マルちゃんの国あった?」
和奏姉ちゃんは俺達のやり取りをサクッとシカトすると、マルサネの顔前に地球儀をずい、と押し出した。
「これは……何だ?」
マルサネは傍目にも困惑していた。
「地球儀よ。地図みたいなものかな?」
「地球……儀?」
「ここに貴女の国はあるかしら?」
歌音姉ちゃんがクルクルとゆっくり地球儀を回す。
「ほら、ココが今私たちがいる日本」
和奏姉ちゃんが、太平洋の端にある日本を指差してみせる。
「ニホン……いつもリツコが言ってたニホンか……?」
「……ママが?」
マルサネはコクンと頷く。
「あぁ」
「で、マルちゃんの国は?」
「……わからない。この地球儀とやらはあたしは初めて見た」
戸惑うマルサネ。
「うーん……帰る先がわからないと」
「さっき、どうやって来たのかもわからないって言ってたし、送ってあげようにもねぇ」
大抵のことには動じない姉ちゃん達も腕組みして唸る。
「すまない。あたしにもわからないことだらけなんだ」
シュンとした様子で頭を下げるマルサネ。
「……うまく言えないが、リツコは……あたしと入れ換えであたしの国へ行ったんだと思う」
顔をあげたマルサネは俺達を真っ直ぐに見て、意を決したように言った。
あんまり広くもない3LDK、築10年ちょっとのマンションの廊下に俺の絶叫が響き渡った。
「なんだ?奏大」
首を傾げるマルサネ。
その表情はあどけないが、彼女は何も身につけていなかった。
早い話が、スッポンポンだったのである。
チラッと見えてしまったが、筋肉質のわりに結構、胸がある……。
イヤイヤ、そんなことよりも!!
俺は慌てて後ろを向いて叫んだ。
「おっ、お前!なんでマッパなんだよっ!!」
「奏大、まさかお前……女のハダカも見たことないのか?」
憐れんだ口調でマルサネが俺に近寄ってきた。
「わわっ、こっち来るなぁぁぁ!」
ペタペタ足音が俺に近寄ってくる。
俺はマルサネに背を向けたまま、ジリジリと狭い通路の壁に張りつく。
「奏大。悪いが、着替えはどこだ……?」
「知らねぇよ!あっちに歌音姉ちゃんのがあるだろ!何でもいいから着てこいよ」
俺は彼女を見ないようにして、脱衣場の入り口を指差した。
「何でもと言われても、勝手がわからん……」
ちょっとむくれたようにマルサネが言った。
「バカ姉貴~!早く来い!!」
「うるさいわね、バカ奏大!何騒いでるのよ……あら、マルちゃん。もう出てきたのぉ?」
こんなことになった元凶の姉ちゃん達がリビングからやっと廊下にやって来た。
元凶。
そう、さっき初対面のマルサネに事情を聞こうとした時。名乗ったところでくしゃみを連発していた彼女をこの適当な姉ちゃん達は有無を言わさず、我が家の風呂に突っ込んだのだ。
「あら、冷え冷えじゃないの。女の子は身体を冷やしちゃダメよ!話はあとあと」
「マルサネ?じゃあ、マルちゃんね」
とか言っちゃって。
マルちゃんって……あの日曜日の人気者小学生かよ!って思わずツッコミたくなったが、そんな口出しをする間もなく、マルサネは姉ちゃん達の勢いに押され、訳も分からず風呂に拉致られていき。
要領のよい歌音姉ちゃんが手早くお湯をため、浴槽に勢いよく沈められたらしく、派手な水音がした。
「温まるまで出てきちゃダメよ」
なんて言われているのが聞こえてきたのが、五分前位だろうか。
まさに、カラスの行水。
当人はあっという間に風呂から出てしまい、廊下で不幸にも俺は鉢合わせてしまったというわけだ。
「折角お風呂入ったのに冷えちゃうじゃん。風邪引くわよ。歌音のパジャマ出しといたけど、わからなかった?」
和奏姉ちゃんが自分のカーディガンを脱いでマルサネの裸の肩にかけた。和奏姉ちゃんだとサイズが少し小さいのでピチピチだ。
「すまない。脱衣場が狭くてメイドが居なかったから分からなかった……」
「メイド?へぇ、マルちゃんって見かけによらずお嬢様なのね」
感心したように言う和奏姉ちゃん。
「お嬢様でも何でもいいけど、服ぐらい着てこいよなっ!」
一瞬、思わず振り向いちまったが、俺は慌ててもう一回壁に向かって張りついた。
……。
ロング丈の黒カーディガンが裸体に妙に透けて……余計にエロいわっ!
「なによ奏大。アンタ、女の子のハダカを無料でジロジロ見るんじゃないわよ。はい、マルちゃん手をあげて?」
歌音姉ちゃんがニヤニヤしながら、マルサネにすっぽりトレーナーを被せた。
「ふぅ……こんなの立派な逆セクハラだろうが。俺は被害者だ!」
「?なぁ、セクハって何だ?」
俺の言葉にマルサネは真剣に質問をする。
「セクシャルハラスメント、よ。マルちゃん、英語わからない?」
「エイ……海に泳いどるヒラヒラしたヤツか?」
手をヒラヒラさせて真剣に答えるマルサネに、姉ちゃん達は顔を見合わせた。
「英語圏じゃないのかな?」
「でも、流暢な日本語よね……」
「ま、いいわ。それよりマルちゃんって、結局どこの国の人なの?」
和奏姉ちゃんが尋ねる。
浴室前の廊下から、ダイニングに移動して俺達はクラッカーの皿を囲んで座っていた。
当然、用意したのは俺。
適当にジャムやクリーム、フルーツなどディップするものを並べてやった。
我ながら手際の良さに感心する。誰か誉めてくれ。
「ユッカだが?」
クラッカーを珍しそうに見つめながらマルサネが答えた。
うん、それ。俺もさっき聞いた。
だから、ユッカって何処だろう。
「それ、どこら辺にある国なの?」
流石、受験生の歌音姉ちゃん。
しっかり追及してくれ、頼む。
俺はGoo○le先生に聞いても分からなかった!
「東の海上に浮かぶ島国だ。知らんのか?」
いくぶん、不安そうにマルサネが言った。
「知らないわ」
「全然わからない」
口一杯に、クラッカーを頬張りながらキッパリ否定するウチの姉ちゃん達。
「よし、ちょっと待ってて。奏大、お茶おかわり宜しくね」
歌音姉ちゃんがおもむろに……立ち上がると、何かを持って戻ってきた。
「ほら、これ」
「うわっ、懐かしい……歌音。地球儀なんて、よくあったわねぇ」
和奏姉ちゃんが感嘆の声をあげる。
「ケチ臭くてモノが捨てられない、しみったれた奏大の部屋にあったわ」
嫌そうにいう歌音姉ちゃん。
「人の部屋に勝手に入っておいて、その言い草は……」
「なによ。奏大のクセに文句あるの?」
歌音姉ちゃんは、俺の言葉を昔から嫌というほど聞かされてきたお決まりのセリフで遮る。
「そんなことより、どう?マルちゃんの国あった?」
和奏姉ちゃんは俺達のやり取りをサクッとシカトすると、マルサネの顔前に地球儀をずい、と押し出した。
「これは……何だ?」
マルサネは傍目にも困惑していた。
「地球儀よ。地図みたいなものかな?」
「地球……儀?」
「ここに貴女の国はあるかしら?」
歌音姉ちゃんがクルクルとゆっくり地球儀を回す。
「ほら、ココが今私たちがいる日本」
和奏姉ちゃんが、太平洋の端にある日本を指差してみせる。
「ニホン……いつもリツコが言ってたニホンか……?」
「……ママが?」
マルサネはコクンと頷く。
「あぁ」
「で、マルちゃんの国は?」
「……わからない。この地球儀とやらはあたしは初めて見た」
戸惑うマルサネ。
「うーん……帰る先がわからないと」
「さっき、どうやって来たのかもわからないって言ってたし、送ってあげようにもねぇ」
大抵のことには動じない姉ちゃん達も腕組みして唸る。
「すまない。あたしにもわからないことだらけなんだ」
シュンとした様子で頭を下げるマルサネ。
「……うまく言えないが、リツコは……あたしと入れ換えであたしの国へ行ったんだと思う」
顔をあげたマルサネは俺達を真っ直ぐに見て、意を決したように言った。
0
あなたにおすすめの小説
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
侯爵家の婚約者
やまだごんた
恋愛
侯爵家の嫡男カインは、自分を見向きもしない母に、なんとか認められようと努力を続ける。
7歳の誕生日を王宮で祝ってもらっていたが、自分以外の子供を可愛がる母の姿をみて、魔力を暴走させる。
その場の全員が死を覚悟したその時、1人の少女ジルダがカインの魔力を吸収して救ってくれた。
カインが魔力を暴走させないよう、王はカインとジルダを婚約させ、定期的な魔力吸収を命じる。
家族から冷たくされていたジルダに、カインは母から愛されない自分の寂しさを重ね、よき婚約者になろうと努力する。
だが、母が死に際に枕元にジルダを呼んだのを知り、ジルダもまた自分を裏切ったのだと絶望する。
17歳になった2人は、翌年の結婚を控えていたが、関係は歪なままだった。
そんな中、カインは仕事中に魔獣に攻撃され、死にかけていたところを救ってくれたイレリアという美しい少女と出会い、心を通わせていく。
全86話+番外編の予定
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
そのご寵愛、理由が分かりません
秋月真鳥
恋愛
貧乏子爵家の長女、レイシーは刺繍で家計を支える庶民派令嬢。
幼いころから前世の夢を見ていて、その技術を活かして地道に慎ましく生きていくつもりだったのに——
「君との婚約はなかったことに」
卒業パーティーで、婚約者が突然の裏切り!
え? 政略結婚しなくていいの? ラッキー!
領地に帰ってスローライフしよう!
そう思っていたのに、皇帝陛下が現れて——
「婚約破棄されたのなら、わたしが求婚してもいいよね?」
……は???
お金持ちどころか、国ごと背負ってる人が、なんでわたくしに!?
刺繍を褒められ、皇宮に連れて行かれ、気づけば妃教育まで始まり——
気高く冷静な陛下が、なぜかわたくしにだけ甘い。
でもその瞳、どこか昔、夢で見た“あの少年”に似ていて……?
夢と現実が交差する、とんでもスピード婚約ラブストーリー!
理由は分からないけど——わたくし、寵愛されてます。
※毎朝6時、夕方18時更新!
※他のサイトにも掲載しています。
婚約破棄すると言われたので、これ幸いとダッシュで逃げました。殿下、すみませんが追いかけてこないでください。
桜乃
恋愛
ハイネシック王国王太子、セルビオ・エドイン・ハイネシックが舞踏会で高らかに言い放つ。
「ミュリア・メリッジ、お前とは婚約を破棄する!」
「はい、喜んで!」
……えっ? 喜んじゃうの?
※約8000文字程度の短編です。6/17に完結いたします。
※1ページの文字数は少な目です。
☆番外編「出会って10秒でひっぱたかれた王太子のお話」
セルビオとミュリアの出会いの物語。
※10/1から連載し、10/7に完結します。
※1日おきの更新です。
※1ページの文字数は少な目です。
❇❇❇❇❇❇❇❇❇
2024年12月追記
お読みいただき、ありがとうございます。
こちらの作品は完結しておりますが、番外編を追加投稿する際に、一旦、表記が連載中になります。ご了承ください。
※番外編投稿後は完結表記に致します。再び、番外編等を投稿する際には連載表記となりますこと、ご容赦いただけますと幸いです。
公爵家の秘密の愛娘
ゆきむらさり
恋愛
〔あらすじ〕📝グラント公爵家は王家に仕える名門の家柄。
過去の事情により、今だに独身の当主ダリウス。国王から懇願され、ようやく伯爵未亡人との婚姻を決める。
そんな時、グラント公爵ダリウスの元へと現れたのは1人の少女アンジェラ。
「パパ……私はあなたの娘です」
名乗り出るアンジェラ。
◇
アンジェラが現れたことにより、グラント公爵家は一変。伯爵未亡人との再婚もあやふや。しかも、アンジェラが道中に出逢った人物はまさかの王族。
この時からアンジェラの世界も一変。華やかに色付き出す。
初めはよそよそしいグラント公爵ダリウス(パパ)だが、次第に娘アンジェラを気に掛けるように……。
母娘2代のハッピーライフ&淑女達と貴公子達の恋模様💞
🔶設定などは独自の世界観でご都合主義となります。ハピエン💞
🔶稚拙ながらもHOTランキング(最高20位)に入れて頂き(2025.5.9)、ありがとうございます🙇♀️
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる