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pt.2 転落の仮面
1 刑の執行
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10:00
ー各チーム本部ー
ユウヤ「10:00だ、始まる…」
仮面ω「諸君、待たせたな。1回戦を始めるぞ!」
スクリーンに仮面ωの姿が映し出された。
ミサキ「さっきの仮面ね」
仮面ω「1回戦の司会は、おなじみ仮面ωだ!」
イシイ「随分と陽気だこと」
仮面ω「早速1回戦について発表する!」
ケント「どきどきするなぁ!」
会場の熱気が高まった。
仮面ω「1回戦は…“フォールゲーム”だ!」
タカハシ「落ちる、ゲーム…?」
ザワザワ…
仮面ω「黙れ!ルールを説明するぞ!」
1回戦 フォールゲーム ルール
・リーダーが参加する。
・会場は部屋の中で、1つ壁を挟んだ向こうには、2人の仮面と1人の別リーダーがいる。
・自由に1人を落とすことができる。(落としても即地界にはならない。そこら辺は天国政府の優しさである。)
・壁の向こう側にいる者は、10秒間自由に主張することができる。
・仮面を落とすことができればクリア。別リーダーを落としてしまった場合失敗。敗退となる。
仮面ω「それではリーダーを会場に移動させるぞ!」
ー1回戦会場ー
ユウヤ「すぐ地界に行くわけではないならマシか…」
ミサキ「そんなことないわよ、どうせ地界行きよ」
イシイ「そんなネガティブにならなくてもいいじゃない」
仮面ω「やあ、ごきげんよう!」
ケント「きゃあ!」
タカハシ「急に出てくるな!驚いたじゃないか!」
仮面ω「それでは始めるぞ、まずユウヤの番だ、ついてこい!」
ユウヤ「あぁ…」
ー部屋ー
ユウヤは部屋に入った。部屋では、目の前に「1」「2」「3」と書かれた板が壁に取り付けられていた。
ユウヤ「仮面ω、なぜ数字が書かれているんだ?」
仮面ω「数字で落下者を指名してもらうからだ」
ユウヤ「なるほど、ちょっと面白そう…」
ミサキ「サイコパスじゃん…」
そう、この様子は他のリーダーや全チームのメンバーにモニタリングされているのだ。ユウヤはそんなことを知らない。
仮面ω「どうだ?緊張するか?」
ユウヤ「なんかゾクゾクするな」
仮面ω「もし失敗したらどうするんだ?」
ユウヤ「その場で118に電話する」
仮面ω「なんでだよ。というか110や119にかけて救助してもらおうっていう魂胆ならまだわかるけど、なんで118なんだよ。118って海の事故の番号じゃねえか。海要素1つもねえじゃねえか」
チームαメンバー「こんなんがリーダーで大丈夫なのかよ…」
早くもチームαは墓場ムードになっていた。
ー各チーム本部ー
ユウヤ「10:00だ、始まる…」
仮面ω「諸君、待たせたな。1回戦を始めるぞ!」
スクリーンに仮面ωの姿が映し出された。
ミサキ「さっきの仮面ね」
仮面ω「1回戦の司会は、おなじみ仮面ωだ!」
イシイ「随分と陽気だこと」
仮面ω「早速1回戦について発表する!」
ケント「どきどきするなぁ!」
会場の熱気が高まった。
仮面ω「1回戦は…“フォールゲーム”だ!」
タカハシ「落ちる、ゲーム…?」
ザワザワ…
仮面ω「黙れ!ルールを説明するぞ!」
1回戦 フォールゲーム ルール
・リーダーが参加する。
・会場は部屋の中で、1つ壁を挟んだ向こうには、2人の仮面と1人の別リーダーがいる。
・自由に1人を落とすことができる。(落としても即地界にはならない。そこら辺は天国政府の優しさである。)
・壁の向こう側にいる者は、10秒間自由に主張することができる。
・仮面を落とすことができればクリア。別リーダーを落としてしまった場合失敗。敗退となる。
仮面ω「それではリーダーを会場に移動させるぞ!」
ー1回戦会場ー
ユウヤ「すぐ地界に行くわけではないならマシか…」
ミサキ「そんなことないわよ、どうせ地界行きよ」
イシイ「そんなネガティブにならなくてもいいじゃない」
仮面ω「やあ、ごきげんよう!」
ケント「きゃあ!」
タカハシ「急に出てくるな!驚いたじゃないか!」
仮面ω「それでは始めるぞ、まずユウヤの番だ、ついてこい!」
ユウヤ「あぁ…」
ー部屋ー
ユウヤは部屋に入った。部屋では、目の前に「1」「2」「3」と書かれた板が壁に取り付けられていた。
ユウヤ「仮面ω、なぜ数字が書かれているんだ?」
仮面ω「数字で落下者を指名してもらうからだ」
ユウヤ「なるほど、ちょっと面白そう…」
ミサキ「サイコパスじゃん…」
そう、この様子は他のリーダーや全チームのメンバーにモニタリングされているのだ。ユウヤはそんなことを知らない。
仮面ω「どうだ?緊張するか?」
ユウヤ「なんかゾクゾクするな」
仮面ω「もし失敗したらどうするんだ?」
ユウヤ「その場で118に電話する」
仮面ω「なんでだよ。というか110や119にかけて救助してもらおうっていう魂胆ならまだわかるけど、なんで118なんだよ。118って海の事故の番号じゃねえか。海要素1つもねえじゃねえか」
チームαメンバー「こんなんがリーダーで大丈夫なのかよ…」
早くもチームαは墓場ムードになっていた。
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