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2章 夜の友
6-2
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6-2
「……つまり、話を整理するとこうだな?ウィルは昨日の夜、マーシャの懺悔を聞き届けた後、自分の部屋に戻った。だけどなかなか寝付けず、少し散歩をしようと夜中に部屋を出た。そして……そこからの記憶がすっぽり抜けて、気が付いたら幽霊になって、祭壇にたたずんでいた」
「はい、その通りです。夜に部屋を出たところまでは思い出せるんですが、どうしてもその先が……」
「うーん、困ったな。きっとその間に、幽霊になった原因があるはずなんだけど」
「そう、ですよね……うぅ~ん、私に何があったのかしら……」
俺とウィルは、そろって頭を抱えていた。まさかウィルが昨晩の事を覚えていないなんて。
「けどまあ、その事はいったん置いておくか。とりあえず体が見つかりさえすればいいんだもんな」
「そ、そうですね!その通りです」
「夜中の散歩なら、そう遠くへは行かないはずだよな。ウィル、自分ならどこにいくと思う?」
「そうですね……たぶん、裏の林だと思います。表には出ないんじゃないかと」
「わかった。行ってみよう」
俺たちは部屋を出ると、すぐ隣のもみの林をぐるっと歩いた。小さな林だ、探す場所も限られてくる。けれども、ウィルの体は見つからなかった。
「おかしいな。見落としたはずもないし、ここじゃないのか……?あ、もしかして風呂のなかとか」
「お風呂、ですか?昨日は確か、マーシャさんのお話の後にすぐ入ったはずですけど……」
「わかんないぜ?もしかしたら、床で滑って頭を打って、魂がポーンとか」
「……私、そんなにどんくさくないと思うけどなぁ」
「ま、物は試しだ。いちおうのぞいとこうぜ」
「あー!ちょっと、扉開けないで下さいよ!?ほんとに中にいたらどうするんですか!」
「え?だったらいいじゃないか」
「私は素っ裸なんですよ!?私が先に見てきますから、そこで待っていてください!」
「は、はい」
結局風呂にも、トイレにもいなかった。となると、残りは……
「後探してないのは、墓地しかないぜ?実は神殿のほうにいるんじゃないか?」
「神殿は、今朝私が見ているんです。目が覚めた直後は、自分が幽霊になってるなんて気づかなかったから、いつもと同じようにすごしていて。そこに自分の体があったら、見逃すはずありません」
「普段使わないような部屋は?ほかの人の部屋とか」
「そこも見ました。朝、水を飲もうとコップを取ろうとして、手が透けてることに気づいたんです。それでパニックになって、みんな出かけていることを忘れて、ほかのシスターたちの部屋に一つずつ入っていったんです」
「で、そこにもなかった、と」
「慌てていたとはいえ、狭い神殿ですから、見落としはないと思いますが……」
「うーん。じゃあ、墓地を探してみようか。あんまり散歩向きとは思えないけど……」
俺たちは林を抜け、朝もやの立ち込める墓地へ入っていった。神殿の裏手を全部使っているだけあって、墓地はそれなりの広さがある。けれど左右正面はすべて崖になっているから、場所は絞ることができるな。
「手分けして探してみようか。俺はあっち、フランはこっち。ウィルはそっちのはじを探してくれよ」
「わかりました」
「ん」
俺たちは手分けして、墓石の間をしらみつぶしに捜索し始めた。
「……ん?」
カチャリ。俺の足元から、とげとげした音がした。ガラスだ。ガラスの破片が、足元に散らばっている。
「なんでこんなとこに……?」
地面に散らばったガラスを目で追っていると、少し離れたところにランタンが落っこちているのを見つけた。これが壊れて、ガラスが飛び散ったんだな。
「誰かが捨てて、ここに放っぽっていったのか?」
俺が今いるのは、墓場の中でも端っこのほう、林との境目みたいな場所だ。あちこち雑草が生えているし、ここなら目立たないと踏んで、ポイ捨てしたのか?とんでもない奴だな、墓場にごみを捨てるなんて。俺が不謹慎な輩に怒りを募らせていると、ふとランタンのデザインが目に留まった。ありきたりなものに見えるけど、なんだろう?既視感というか……このランタン、なんだか見覚えがあるような……
「ねえ。ちょっと来て!」
そのとき、フランが何かを見つけて声を上げた。清掃活動は後にするとして、今はそっちを優先しよう。もしかしたらウィルの体が見つかったのかもしれない!
俺とウィルは大慌てでフランのもとへ駆け寄った。が、そこにあったのは期待に反して、地面に掘られた大きな穴だった。俺とウィルは、そろってため息をついた。
「で、なんだ、これ?」
大穴は、直径二メートルは有りそうだった。大人が余裕で寝そべれそうだな。土の湿り具合から見て、まだ掘られたばっかりらしい。
「誰が掘ったんだ?新しくお墓を作るのかな」
「それにしては、様子がおかしい。見て」
そう言ってフランが指さした先には、白い大きな石が、土に埋もれて転がっていた。それを見たウィルが、石と同じくらい顔を白くした。
「これ……墓石、です」
え?ということは、ここは……すでに誰かの墓だった?俺は事態を理解した瞬間、血の気が引いてしまった。じゃあこの穴は、誰かが墓を、その下に眠っていた人を、掘り返した跡だってことだろ?
「いったい誰が、こんな罰当たりなことを……」
ウィルは気分が悪いのか、口元に手を当てている。俺は墓石にかかった土を払って、墓碑銘を確認してみた。しかし、そこに名前はなかった。無名の墓だ。
「名無しの墓……!これってまさか、昨日の女の墓か?」
「あ……この位置、この墓……間違いありません!ここは彼女の……つあッ!?」
「え?ウィル!」
ウィルは突然しゃがみこむと、頭を抱えて唸り出した。ど、どうしちゃったんだ?俺がおろおろしながら隣にかがむと、ウィルは小声で何かしきりにつぶやいていた。
「私……この墓……月……オオカミ……」
オオカミ?オオカミって……ルーガルーのことか?
「思い出しました!」
「うおっ」
ウィルがいきなり立ち上がったので、俺は尻もちをついてしまった。ウィルはそんな俺を少しも気にせず、興奮した様子でまくし立てる。
「思い出しました!私、この墓場で半狼を見たんです!」
「え?ここで、か?」
「そうです。夜に、ここに立ってました。あの大きな影、間違いありません!」
「で、でも。どうしてルーガルーがここに?第一、奴らは全員死んだはずじゃ」
「ううん。それは違う」
ウィルの勢いに困惑する俺に、フランが静かな声で首を振った。
「一匹、逃げてる。そいつなら、まだ生きてる」
あ……そうだ、あの時。あの女の人が庇ったせいで、一匹のオオカミが森に逃げ込んだんだ。
「けど、あいつは人型じゃなかった。ウィルが見たのは、立ってる姿なんだろ?」
『いいえ、あり得ない話ではないです』
今度はアニが俺の疑念を制した。
『ルーガルーのオスは、全個体が人狼形態への変身能力を、潜在的に有しているんです。ただし、群れにほかの上位のオスがいる限り、その能力は眠ったまま目覚めない』
「ほかのオスがいる限り……そうか。あの逃げた一匹がオスだったら。奴の家族は全員死んで、あいつ一人だから……」
『変身が可能、ということになります』
あいつは文字通り、一匹狼だ。アニの話が本当なら、あいつはあの恐ろしい人狼の姿へと変貌していることになる。
「それにわたし、昨日見てるんだ。大きな獣みたいなもの」
フランが墓場の一角を指さす。
「あ!昨日の夜、なんか見えたって言ってたな。もしかして、あの時か?」
「うん。ほんの少しだったし、崖のそばだから気のせいだろうと思ってた。けど、あのルーガルーなら崖だって登れるはず。きっと様子をうかがってたんだ」
「……なあ、じゃあもしかして。この墓を暴いたのって、そいつなんじゃないか。あの逃げた一匹なら、ここに眠ってた女を知っててもおかしくないだろ」
ウィルとフランがこの墓場でルーガルーを見たことと、女の墓が荒らされていること。この二つは、とても無関係には思えない。だがフランは、納得がいかないように首をかしげている。
「けど、根本の理由として。オオカミが人間の死体をあさっていく意味が分からない。屍食鬼じゃあるまいし」
「それは……そうだな。家族だからとか?」
「死体を並べて、家族ごっこ?正気の沙汰とは思えないけど」
「確かに……」
「それより、わたしはこの子が、普通にルーガルーに襲われたんじゃないかと思うんだけど」
フランはびしりとウィルを指さす。ウィルはびくりと体をのけぞらせた。
「けどフラン、墓場のどこにもウィルの体はなかったじゃないか。襲われた跡だってなかっただろ?」
「それは、確かに……」
うーん、ピンとこないな。原因と結果はわかっているんだけど、理由がはっきりしない。
「甦らせようと……?」
え?蚊の鳴くような声でささやいたのは、ウィルだ。ウィルには、何か心当たりがあるらしい。けど、甦らせるだって?俺とフランは顔を見合わせて、ウィルの言葉の続きを待った。
「甦らせようとしているのかも、しれません。ゲデン神のシスターである、私の血を使って」
「……つまり、話を整理するとこうだな?ウィルは昨日の夜、マーシャの懺悔を聞き届けた後、自分の部屋に戻った。だけどなかなか寝付けず、少し散歩をしようと夜中に部屋を出た。そして……そこからの記憶がすっぽり抜けて、気が付いたら幽霊になって、祭壇にたたずんでいた」
「はい、その通りです。夜に部屋を出たところまでは思い出せるんですが、どうしてもその先が……」
「うーん、困ったな。きっとその間に、幽霊になった原因があるはずなんだけど」
「そう、ですよね……うぅ~ん、私に何があったのかしら……」
俺とウィルは、そろって頭を抱えていた。まさかウィルが昨晩の事を覚えていないなんて。
「けどまあ、その事はいったん置いておくか。とりあえず体が見つかりさえすればいいんだもんな」
「そ、そうですね!その通りです」
「夜中の散歩なら、そう遠くへは行かないはずだよな。ウィル、自分ならどこにいくと思う?」
「そうですね……たぶん、裏の林だと思います。表には出ないんじゃないかと」
「わかった。行ってみよう」
俺たちは部屋を出ると、すぐ隣のもみの林をぐるっと歩いた。小さな林だ、探す場所も限られてくる。けれども、ウィルの体は見つからなかった。
「おかしいな。見落としたはずもないし、ここじゃないのか……?あ、もしかして風呂のなかとか」
「お風呂、ですか?昨日は確か、マーシャさんのお話の後にすぐ入ったはずですけど……」
「わかんないぜ?もしかしたら、床で滑って頭を打って、魂がポーンとか」
「……私、そんなにどんくさくないと思うけどなぁ」
「ま、物は試しだ。いちおうのぞいとこうぜ」
「あー!ちょっと、扉開けないで下さいよ!?ほんとに中にいたらどうするんですか!」
「え?だったらいいじゃないか」
「私は素っ裸なんですよ!?私が先に見てきますから、そこで待っていてください!」
「は、はい」
結局風呂にも、トイレにもいなかった。となると、残りは……
「後探してないのは、墓地しかないぜ?実は神殿のほうにいるんじゃないか?」
「神殿は、今朝私が見ているんです。目が覚めた直後は、自分が幽霊になってるなんて気づかなかったから、いつもと同じようにすごしていて。そこに自分の体があったら、見逃すはずありません」
「普段使わないような部屋は?ほかの人の部屋とか」
「そこも見ました。朝、水を飲もうとコップを取ろうとして、手が透けてることに気づいたんです。それでパニックになって、みんな出かけていることを忘れて、ほかのシスターたちの部屋に一つずつ入っていったんです」
「で、そこにもなかった、と」
「慌てていたとはいえ、狭い神殿ですから、見落としはないと思いますが……」
「うーん。じゃあ、墓地を探してみようか。あんまり散歩向きとは思えないけど……」
俺たちは林を抜け、朝もやの立ち込める墓地へ入っていった。神殿の裏手を全部使っているだけあって、墓地はそれなりの広さがある。けれど左右正面はすべて崖になっているから、場所は絞ることができるな。
「手分けして探してみようか。俺はあっち、フランはこっち。ウィルはそっちのはじを探してくれよ」
「わかりました」
「ん」
俺たちは手分けして、墓石の間をしらみつぶしに捜索し始めた。
「……ん?」
カチャリ。俺の足元から、とげとげした音がした。ガラスだ。ガラスの破片が、足元に散らばっている。
「なんでこんなとこに……?」
地面に散らばったガラスを目で追っていると、少し離れたところにランタンが落っこちているのを見つけた。これが壊れて、ガラスが飛び散ったんだな。
「誰かが捨てて、ここに放っぽっていったのか?」
俺が今いるのは、墓場の中でも端っこのほう、林との境目みたいな場所だ。あちこち雑草が生えているし、ここなら目立たないと踏んで、ポイ捨てしたのか?とんでもない奴だな、墓場にごみを捨てるなんて。俺が不謹慎な輩に怒りを募らせていると、ふとランタンのデザインが目に留まった。ありきたりなものに見えるけど、なんだろう?既視感というか……このランタン、なんだか見覚えがあるような……
「ねえ。ちょっと来て!」
そのとき、フランが何かを見つけて声を上げた。清掃活動は後にするとして、今はそっちを優先しよう。もしかしたらウィルの体が見つかったのかもしれない!
俺とウィルは大慌てでフランのもとへ駆け寄った。が、そこにあったのは期待に反して、地面に掘られた大きな穴だった。俺とウィルは、そろってため息をついた。
「で、なんだ、これ?」
大穴は、直径二メートルは有りそうだった。大人が余裕で寝そべれそうだな。土の湿り具合から見て、まだ掘られたばっかりらしい。
「誰が掘ったんだ?新しくお墓を作るのかな」
「それにしては、様子がおかしい。見て」
そう言ってフランが指さした先には、白い大きな石が、土に埋もれて転がっていた。それを見たウィルが、石と同じくらい顔を白くした。
「これ……墓石、です」
え?ということは、ここは……すでに誰かの墓だった?俺は事態を理解した瞬間、血の気が引いてしまった。じゃあこの穴は、誰かが墓を、その下に眠っていた人を、掘り返した跡だってことだろ?
「いったい誰が、こんな罰当たりなことを……」
ウィルは気分が悪いのか、口元に手を当てている。俺は墓石にかかった土を払って、墓碑銘を確認してみた。しかし、そこに名前はなかった。無名の墓だ。
「名無しの墓……!これってまさか、昨日の女の墓か?」
「あ……この位置、この墓……間違いありません!ここは彼女の……つあッ!?」
「え?ウィル!」
ウィルは突然しゃがみこむと、頭を抱えて唸り出した。ど、どうしちゃったんだ?俺がおろおろしながら隣にかがむと、ウィルは小声で何かしきりにつぶやいていた。
「私……この墓……月……オオカミ……」
オオカミ?オオカミって……ルーガルーのことか?
「思い出しました!」
「うおっ」
ウィルがいきなり立ち上がったので、俺は尻もちをついてしまった。ウィルはそんな俺を少しも気にせず、興奮した様子でまくし立てる。
「思い出しました!私、この墓場で半狼を見たんです!」
「え?ここで、か?」
「そうです。夜に、ここに立ってました。あの大きな影、間違いありません!」
「で、でも。どうしてルーガルーがここに?第一、奴らは全員死んだはずじゃ」
「ううん。それは違う」
ウィルの勢いに困惑する俺に、フランが静かな声で首を振った。
「一匹、逃げてる。そいつなら、まだ生きてる」
あ……そうだ、あの時。あの女の人が庇ったせいで、一匹のオオカミが森に逃げ込んだんだ。
「けど、あいつは人型じゃなかった。ウィルが見たのは、立ってる姿なんだろ?」
『いいえ、あり得ない話ではないです』
今度はアニが俺の疑念を制した。
『ルーガルーのオスは、全個体が人狼形態への変身能力を、潜在的に有しているんです。ただし、群れにほかの上位のオスがいる限り、その能力は眠ったまま目覚めない』
「ほかのオスがいる限り……そうか。あの逃げた一匹がオスだったら。奴の家族は全員死んで、あいつ一人だから……」
『変身が可能、ということになります』
あいつは文字通り、一匹狼だ。アニの話が本当なら、あいつはあの恐ろしい人狼の姿へと変貌していることになる。
「それにわたし、昨日見てるんだ。大きな獣みたいなもの」
フランが墓場の一角を指さす。
「あ!昨日の夜、なんか見えたって言ってたな。もしかして、あの時か?」
「うん。ほんの少しだったし、崖のそばだから気のせいだろうと思ってた。けど、あのルーガルーなら崖だって登れるはず。きっと様子をうかがってたんだ」
「……なあ、じゃあもしかして。この墓を暴いたのって、そいつなんじゃないか。あの逃げた一匹なら、ここに眠ってた女を知っててもおかしくないだろ」
ウィルとフランがこの墓場でルーガルーを見たことと、女の墓が荒らされていること。この二つは、とても無関係には思えない。だがフランは、納得がいかないように首をかしげている。
「けど、根本の理由として。オオカミが人間の死体をあさっていく意味が分からない。屍食鬼じゃあるまいし」
「それは……そうだな。家族だからとか?」
「死体を並べて、家族ごっこ?正気の沙汰とは思えないけど」
「確かに……」
「それより、わたしはこの子が、普通にルーガルーに襲われたんじゃないかと思うんだけど」
フランはびしりとウィルを指さす。ウィルはびくりと体をのけぞらせた。
「けどフラン、墓場のどこにもウィルの体はなかったじゃないか。襲われた跡だってなかっただろ?」
「それは、確かに……」
うーん、ピンとこないな。原因と結果はわかっているんだけど、理由がはっきりしない。
「甦らせようと……?」
え?蚊の鳴くような声でささやいたのは、ウィルだ。ウィルには、何か心当たりがあるらしい。けど、甦らせるだって?俺とフランは顔を見合わせて、ウィルの言葉の続きを待った。
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