54 / 860
2章 夜の友
8-2
しおりを挟む
8-2
「ん?あれは……おおーい、オウカ!」
大きく手を振って、のしのしとこちらへやって来るガタイのいい男が一人。ウッドだ。
「よお。ちょうどこの後、お前さんのとこに行こうと思ってたんだ。お前らがまた旅に出ちまうといけないと思ってたんだが、まだこの村にいるだろ?」
「ああ、ウッド。ちょうどよかった。俺もウッドを探しに行こうと思ってたんだ」
「お?なんだ、何か用事か?」
「それが、見当たらないんだよ。ウィルの姿が」
「なに?シスターウィルが?神殿にいるんじゃないのか」
「俺だってそう思って探したさ。けどどこにもいないんだ。もしかしたら外かもと思って出てきたんだけど、ウッドは知らないか?」
「いや、今日はまだ会ってないな。おかしいな、いつもならとっくに起きてるころだぞ。おい、昨日シスターは出かける用事とか言ってなかったのか」
「聞いてたらこんなに騒がないよ」
「そらそうだ……よし、俺もひと段落着いた所だ。顔なじみにも聞いてみよう」
「ホントか?ありがとう、助かるよ」
「いや、俺も気になる。シスターウィルはけっこうずぼらなところがあるが、あれで客人を一人にして神殿を空けるようなマネするひとじゃねえ。いったいどうしたんだか」
ウッドは頭をガシガシかくと、顔なじみだという牧童や猟師仲間のもとへ聞き込みに行った。俺もいっしょにくっついて話を聞いて回ったが、村の外れで羊の世話をしていた男も、朝から畑仕事に精を出していた農夫も、ウィルを見てはいないと言った。
「まいったな、誰も見てないだって?おいオウカ、お前さんの勘違いってことはないか。これだけ情報が無いと、実は神殿にいるのを、すれ違いにでもなったとしか思えんのだが」
「じゃあ、神殿に戻ってみるか?いちおう、部屋という部屋はのぞいたつもりだけど」
「そうしてみよう。なあに、案外トイレにでも籠ってたのかもしれないぞ」
ウッドは冗談を飛ばすと、神殿にむかって早足で歩き出した。その足取りには、明らかに焦りが見える。さっきの冗談を言った時も、顔は全く笑っていなかった。ウッドも、なにかを感じ取りだしているのだろう。
「おおーい、シスター!シスターウィル!いないのかー!どこにいるんだー!」
神殿につくやいなや、ウッドは大声でウィルを呼びながら神殿を練り歩いた。祭壇、シスターたちの部屋、裏庭のはなれ。ウィルからの返事はなかった。
「おかしい……どこにもいないぞ。おいオウカ、おまえ、昨日最後にシスターと会ったのはいつだ?」
「昨日の夜遅くだよ。俺たちの寝る部屋を案内してもらって、そこでわかれた」
「そうか……その時、どこかへ出かけるなんて、言ってなかったよな?」
「うん。けど、まだやることがあるとは言ってた。あの後、マーシャが神殿に来たみたいだぜ」
「マーシャ……あの娘さんか。よし、いちおうその子にも話を聞いてみよう。なにか聞いてるかも知れねえ」
「うん……なあ、ウィルの部屋ってどこなんだ?」
「あん?さっき全部見ただろ。シスターはいなかった」
「そうだけど、何か書置きとかってないかな。もしかしたら、昨日のうちに急用ができたとかでさ。俺、ウィルの部屋がどこだか分からなかったから、そこまできっちりとは調べてなかったんだ」
「ああ、そうか。そうだよな。よし、調べてみよう。確かこっちだ」
ウッドは記憶を掘り起こすように、しきりにぶつぶつ言いながら廊下を歩いた。どの部屋も似たような作りだったが、ウッドはなんとかウィルのであろう部屋を見つけた。
「たぶん、ここだったはずだ。一度だけ見たことがある」
ウィルの部屋は、いたってシンプルだった。テーブルとベッド、小さなタンスがあるだけ。そのテーブルの上に、メモのようなものが置いてあった。
「あ、おい!あったぞ、シスターの書置きだ!」
ウッドは興奮した様子でメモを掴む。だがそのメモに目を通していくうちに、ウッドの顔はおかしな表情に歪んでいった。
「な……んだこりゃ!そんなバカな!」
ウッドはくしゃっとメモを握りつぶすと、そのまま地面に投げ捨ててしまった。俺は床に落ちたそれを拾い上げると、破れないようにそっと広げた。そこには、こんなことが書かれていた。
“プリースティス様 ならびに コマース村のみなさん
突然になってしまいましたが、みなさんにお別れを言わなければなりません。
私は、旅に出ることにしました。
かねてより、私の両親を探してみたいと思っていたのです。ですが、プリースティス様をはじめ、この村のみなさんは身寄りのない私を今まで育ててくださいました。せめてもの恩返しにと、神殿でみなさんのために奉仕してきたつもりです。私もこの村が好きですし、なによりプリースティス様の許しが出ないだろうと、あきらめていたのです。
ですが、運命のめぐりあわせか、このたび勇者召喚に合わせて、神殿のみんながいなくなる機会が訪れました。私は、これを好機ととらえてしまったのです。私は自分の内に潜む渇望を抑えることができませんでした。
恩をあだで返す形になってしまい、申し訳なく思っています。私のことは忘れてください。
さようなら。
ウィル・O・ウォルポール“
「なんだ、これは!こんなふざけた話があるか!」
ウッドはこぶしを握り締め、わなわなと唇を震えさせている。
「じゃあシスターは、俺たちに黙って行っちまったってことか!?誰にも相談せずに、一人で決めたってことかよ!」
「ウッド……」
「無理に決まってる!女の子が身一つで渡っていけるほど、この世界は甘くない!それを知らないあの子じゃないだろうに!」
ガダン!ウッドは机をこぶしで殴ると、すぐさま部屋を飛び出してしまった。俺は慌てて後を追う。
「ウッド!どこ行くんだ?」
「シスターを連れ戻す。もしかしたら、まだ近くにいるかもしれねえ」
「ウィルがどこに行ったか、わかるのか?」
「知るか!ちっ、けどシスターだって、自分がどこに行ったらいいのか知らないはずだ」
ウッドは肩を怒らせて、速足でずんずん歩いていく。俺も速足で追いかけながら、その肩越しにたずねた。
「ウッド。ウッドはウィルのあの手紙について、反対なのか?」
「当たり前だ!あの子は……ウィルは、村のみんなで面倒見てきた子だ。この村から出たことなんてほとんどない、世間知らずで、まだまだひょろっちいガキなんだよ。あんな子を外にほっぽり出すなんて、死にに行かせるのと同じだ。絶対に止めないと」
「じゃあ、親を探すっていう部分は……」
「そんなもんどうでもいいんだよ。ウィルがしたいっていうならそれで構わない。けどな、それを自分一人で決めたっていうのが気に食わねえ。そんなことも相談されないくらい信用がなかったなんてな。自分のふがいなさにも、腹が立つ!」
ウッドは心底悔しそうな顔で言った。本当にウィルのことを大切に思っているんだな……俺は、なんだか申し訳ない気持ちになった。いたたまれなくなった俺は、ちらりと後ろを振り返った。たぶんアイツが、こっちを見ているだろうから……
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
====================
Twitterでは、次話の投稿のお知らせや、
作中に登場するキャラ、モンスターなどのイラストを公開しています。
よければ見てみてください。
↓ ↓ ↓
https://twitter.com/ragoradonma
「ん?あれは……おおーい、オウカ!」
大きく手を振って、のしのしとこちらへやって来るガタイのいい男が一人。ウッドだ。
「よお。ちょうどこの後、お前さんのとこに行こうと思ってたんだ。お前らがまた旅に出ちまうといけないと思ってたんだが、まだこの村にいるだろ?」
「ああ、ウッド。ちょうどよかった。俺もウッドを探しに行こうと思ってたんだ」
「お?なんだ、何か用事か?」
「それが、見当たらないんだよ。ウィルの姿が」
「なに?シスターウィルが?神殿にいるんじゃないのか」
「俺だってそう思って探したさ。けどどこにもいないんだ。もしかしたら外かもと思って出てきたんだけど、ウッドは知らないか?」
「いや、今日はまだ会ってないな。おかしいな、いつもならとっくに起きてるころだぞ。おい、昨日シスターは出かける用事とか言ってなかったのか」
「聞いてたらこんなに騒がないよ」
「そらそうだ……よし、俺もひと段落着いた所だ。顔なじみにも聞いてみよう」
「ホントか?ありがとう、助かるよ」
「いや、俺も気になる。シスターウィルはけっこうずぼらなところがあるが、あれで客人を一人にして神殿を空けるようなマネするひとじゃねえ。いったいどうしたんだか」
ウッドは頭をガシガシかくと、顔なじみだという牧童や猟師仲間のもとへ聞き込みに行った。俺もいっしょにくっついて話を聞いて回ったが、村の外れで羊の世話をしていた男も、朝から畑仕事に精を出していた農夫も、ウィルを見てはいないと言った。
「まいったな、誰も見てないだって?おいオウカ、お前さんの勘違いってことはないか。これだけ情報が無いと、実は神殿にいるのを、すれ違いにでもなったとしか思えんのだが」
「じゃあ、神殿に戻ってみるか?いちおう、部屋という部屋はのぞいたつもりだけど」
「そうしてみよう。なあに、案外トイレにでも籠ってたのかもしれないぞ」
ウッドは冗談を飛ばすと、神殿にむかって早足で歩き出した。その足取りには、明らかに焦りが見える。さっきの冗談を言った時も、顔は全く笑っていなかった。ウッドも、なにかを感じ取りだしているのだろう。
「おおーい、シスター!シスターウィル!いないのかー!どこにいるんだー!」
神殿につくやいなや、ウッドは大声でウィルを呼びながら神殿を練り歩いた。祭壇、シスターたちの部屋、裏庭のはなれ。ウィルからの返事はなかった。
「おかしい……どこにもいないぞ。おいオウカ、おまえ、昨日最後にシスターと会ったのはいつだ?」
「昨日の夜遅くだよ。俺たちの寝る部屋を案内してもらって、そこでわかれた」
「そうか……その時、どこかへ出かけるなんて、言ってなかったよな?」
「うん。けど、まだやることがあるとは言ってた。あの後、マーシャが神殿に来たみたいだぜ」
「マーシャ……あの娘さんか。よし、いちおうその子にも話を聞いてみよう。なにか聞いてるかも知れねえ」
「うん……なあ、ウィルの部屋ってどこなんだ?」
「あん?さっき全部見ただろ。シスターはいなかった」
「そうだけど、何か書置きとかってないかな。もしかしたら、昨日のうちに急用ができたとかでさ。俺、ウィルの部屋がどこだか分からなかったから、そこまできっちりとは調べてなかったんだ」
「ああ、そうか。そうだよな。よし、調べてみよう。確かこっちだ」
ウッドは記憶を掘り起こすように、しきりにぶつぶつ言いながら廊下を歩いた。どの部屋も似たような作りだったが、ウッドはなんとかウィルのであろう部屋を見つけた。
「たぶん、ここだったはずだ。一度だけ見たことがある」
ウィルの部屋は、いたってシンプルだった。テーブルとベッド、小さなタンスがあるだけ。そのテーブルの上に、メモのようなものが置いてあった。
「あ、おい!あったぞ、シスターの書置きだ!」
ウッドは興奮した様子でメモを掴む。だがそのメモに目を通していくうちに、ウッドの顔はおかしな表情に歪んでいった。
「な……んだこりゃ!そんなバカな!」
ウッドはくしゃっとメモを握りつぶすと、そのまま地面に投げ捨ててしまった。俺は床に落ちたそれを拾い上げると、破れないようにそっと広げた。そこには、こんなことが書かれていた。
“プリースティス様 ならびに コマース村のみなさん
突然になってしまいましたが、みなさんにお別れを言わなければなりません。
私は、旅に出ることにしました。
かねてより、私の両親を探してみたいと思っていたのです。ですが、プリースティス様をはじめ、この村のみなさんは身寄りのない私を今まで育ててくださいました。せめてもの恩返しにと、神殿でみなさんのために奉仕してきたつもりです。私もこの村が好きですし、なによりプリースティス様の許しが出ないだろうと、あきらめていたのです。
ですが、運命のめぐりあわせか、このたび勇者召喚に合わせて、神殿のみんながいなくなる機会が訪れました。私は、これを好機ととらえてしまったのです。私は自分の内に潜む渇望を抑えることができませんでした。
恩をあだで返す形になってしまい、申し訳なく思っています。私のことは忘れてください。
さようなら。
ウィル・O・ウォルポール“
「なんだ、これは!こんなふざけた話があるか!」
ウッドはこぶしを握り締め、わなわなと唇を震えさせている。
「じゃあシスターは、俺たちに黙って行っちまったってことか!?誰にも相談せずに、一人で決めたってことかよ!」
「ウッド……」
「無理に決まってる!女の子が身一つで渡っていけるほど、この世界は甘くない!それを知らないあの子じゃないだろうに!」
ガダン!ウッドは机をこぶしで殴ると、すぐさま部屋を飛び出してしまった。俺は慌てて後を追う。
「ウッド!どこ行くんだ?」
「シスターを連れ戻す。もしかしたら、まだ近くにいるかもしれねえ」
「ウィルがどこに行ったか、わかるのか?」
「知るか!ちっ、けどシスターだって、自分がどこに行ったらいいのか知らないはずだ」
ウッドは肩を怒らせて、速足でずんずん歩いていく。俺も速足で追いかけながら、その肩越しにたずねた。
「ウッド。ウッドはウィルのあの手紙について、反対なのか?」
「当たり前だ!あの子は……ウィルは、村のみんなで面倒見てきた子だ。この村から出たことなんてほとんどない、世間知らずで、まだまだひょろっちいガキなんだよ。あんな子を外にほっぽり出すなんて、死にに行かせるのと同じだ。絶対に止めないと」
「じゃあ、親を探すっていう部分は……」
「そんなもんどうでもいいんだよ。ウィルがしたいっていうならそれで構わない。けどな、それを自分一人で決めたっていうのが気に食わねえ。そんなことも相談されないくらい信用がなかったなんてな。自分のふがいなさにも、腹が立つ!」
ウッドは心底悔しそうな顔で言った。本当にウィルのことを大切に思っているんだな……俺は、なんだか申し訳ない気持ちになった。いたたまれなくなった俺は、ちらりと後ろを振り返った。たぶんアイツが、こっちを見ているだろうから……
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
====================
Twitterでは、次話の投稿のお知らせや、
作中に登場するキャラ、モンスターなどのイラストを公開しています。
よければ見てみてください。
↓ ↓ ↓
https://twitter.com/ragoradonma
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる