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4章 それぞれの明日
6-1 包囲網突破作戦
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6-1 包囲網突破作戦
ラクーンの町には、北、東、西に、街道へと抜ける門があるらしい。俺たちが初日にやってきたのが北門だ。東に抜ければ王都に、西に抜ければ隣国“一の国”に続くんだとか。王都に近づいても危険だし、となれば目指すは西門だ。
そして今、俺たちは西門の関所のそばまでやってきて、その手前の路地裏に身を潜めている。偵察係の帰りを待っているのだ……お、噂をすれば。
「ただいま戻りました。西門の様子、見てきましたよ」
「お帰りウィル。ご苦労さん」
ウィルは他の人には見えない。ということは、のぞき見も盗み聞きもし放題ってことだ。本人に言ったら怒られたけど……(人をのぞき魔みたいに言わないでください!)
「あ、ほいこれ、あずかってた杖」
俺はウィルのロッドを差し出した。これだけは、普通の人にも見えちまうからな。だがウィルは首を横に振った。
「お邪魔じゃなければ、まだ桜下さんが持っていてくれませんか?」
「ん?いいけど、どうしたんだ?」
「怪しまれるんじゃないかと……検問の様子をのぞいてきたんですけど、入る時だけじゃなくて出る時にも質問されるみたいなんです」
「おっと、そうか。また誤魔化してもいいけど、あんまり目立つのもアレだしな」
俺は少し考えると、ウィルのロッドを背中に背負うと、革ひもでぎゅっと縛り付けた。ちょっと動きづらいけど、ちょっとの間だからな。
「それで、検問の続きですけど。質問自体は私たちが受けたのと同じ程度でした」
「あれ、そうなんだ?じゃあ案外、余裕で抜けられそうだな」
「はい。ただ気になったのが……関所の奥に、兵士のかたが控えてるみたいなんです」
「兵士?王都から来た連中かな?」
「私は詳しくないですけど、なんだか高そうな鎧でしたよ。たぶんそうなんじゃ……けど、何をしてるというわけでもなく、ただ控えているだけなんです」
「ふーん?もし勇者が出た時のために、備えてるってとこかな」
それなら別に、たいして脅威にもならない。エラゼムが追加で質問する。
「ウィル嬢、その兵士とやらも含め、関所には何名ほどが詰めていましたか?」
「え?えーっと……その、王都の兵士さまっぽい人たちは、十人にも満たなかったと思います。関所の衛兵さんは、変わらず数人でした」
「なるほど。万がいち一戦交えることになったとしても、その数なら余裕でしょうな。桜下殿、いけますぞ」
「おっけー。じゃあ、行くか!」
みんなはうなずくと、ごく自然に、なんてことないように路地を抜け、門へと歩き出した。俺は念のためにマントのフードを目深にかぶり、俺の前を体の大きなエラゼムが歩いて隠す。へへ、護送される重罪人みたいだな。あながち間違ってもいないけど……
「見えてきましたね……」
ウィルが低くつぶやく。門の前には広場があり、そこに町を出ようとする人や馬車が、短い列を作っていた。みなイライラした様子で、なかには衛兵に食って掛かる人もいる。普段よりも、関所を抜けるのに時間がかかっているようだ。
「やっぱり、多少は念入りに検問してるみたいだな」
けど口頭陳述なら、いくらでもごまかせる。俺は緊張を落ち着けようと、深呼吸をした。
門はじりじりと大きくなってくる。あまり急いでも目立つから、普段通りにしか歩けないんだ。じれったいけど、ここで尻尾を出したら向こうの思うつぼだ。慎重に、慎重に……
やがて俺たちは、門の手前の広場にさしかかった。広場は楕円形をしていて、数本の通りと面している。俺たちが歩いてきたのは、その中でも一番大きなメインストリートだ。早朝とはいえ、それなりに人気の多いこの通りなら、うまく紛れ込めるだろうと踏んでの判断だった、が……それが裏目に出た。
「げっ……!」
「桜下殿、如何なされましたか?」
「や、やばい。王都で会った、リーダー兵士だ……!」
広場に面した通りのうち、細くていかにも人気のない道から、見覚えのある立派な鎧を着た兵士が歩いてきたのだ。後ろには部下を数人従えている。まさか、今まで裏道を監視して回っていたのか?おかげで鉢合わせはしなかったが、こちらも近づくまで気づくことができなかった。最悪のタイミングだ……!
「え!?ど、どうしましょう!?いったん退きますか……?」
ウィルが足を止め、おろおろと右往左往する。しかしエラゼムは小さく首を振った。
「ここで引き返せば、かえって怪しまれますぞ!ひとまずは歩みを止めずにおりましょう。あちらからも、こちらの姿は見えていることでしょうから」
「は、はい。でも……」
「桜下殿、あの先頭の兵士ですな?桜下殿のお顔を見られているということでしょうか?」
「うん。会話もしてるから、間違いないよ」
相手がよっぽど忘れっぽくもない限り、俺を覚えているに違いない。短い間だったとはいえ、あの牢獄での騒動は濃密な時間だった。
「ちっ、なんで今更……もしかして、あいつらも検問に加わる気かな」
「しかし、どの門を使うかは連中もわかっていないはず。今ここに来たところを見るに、門は衛兵に任せ、自らは町を巡回しているのでは?」
「そうだといいんだけどな。もう少し、様子を見てみよう……」
俺たちはピリリとした緊張感の中、広場をゆっくり歩いていく。リーダー兵士たちは、門にまっすぐ向かっている。こちらを見る気配はない……関所の衛兵と、何か話しているみたいだ。
「なんか話してる。勇者は見つかったか?みたいなことかな……」
「だとすれば、じきに離れるはずですが……」
俺たちはドキドキしながら兵士たちの様子をうかがう。するとリーダー兵士たちは、衛兵との短い会話を切り上げて、再び歩き始めた。よかった、エラゼムの予想が当たったみたいだ。きっとあちこちの門を回りながら、ああして裏道を見張っているんだろう。あとは、またどっかに行ってくれれば……
(……え?おいおいおい)
冗談だろ!門を離れた兵士たちは、あろうことか、俺たちのほうへ向かって歩いてくるじゃないか!やばい、怪しまれたか!?けど兵士たちは、俺たちを睨んでいるわけではない。たまたま、行き先がこっちなだけみたいだ……ふぅ、肝が冷えるぜ。隣でウィルが、舌でも噛んだような顔をしている。
(このまま知らん顔して通り過ぎよう……)
俺はほとんど自分の足元しか見えないくらい、低くうつむいた。そして前を歩くエラゼムにぴったりとくっついていく。これで、俺の姿は向こうからほとんど見えないはずだ……
兵士たちが規則正しく歩く、ざっざという足音が近づいてくる。もう十メートルもないか?五メートル……三メートル……ついに俺たちの真横に、兵士たちの列がやってきた。
「……」
「……」
ざっざっざ……。一瞬、時の流れがゆっくりになったかと思った。俺たちと兵士たちは、実際には数秒にも満たないであろう時間で、何事もなく互いにすれ違った。どはぁ。全身の汗腺から汗が噴き出したみたいだぜ……けど、これで一安心だ。くくくっ。俺は心の中で、兵士たちに舌を突き出した。
(へへ、残念だったな。お前たちが探してる勇者は、またもお前たちを出し抜いてやるぜ!)
「……おい!」
!!!!!!!
先頭を歩いていたリーダー兵士が、突然声をかけてきた。え、え、嘘だろ?まさか、伝わっちまったのか?バカな!
「はい?吾輩に何か用ですかな?」
エラゼムは足を止めると、ぐいと俺を背中に隠して、兵士たちとの間に立った。
「……そなたたちは、旅の者か?ここには何用で訪れたのだ」
「はぁ。出稼ぎの帰りで、実家に帰る途中ですが。それがなにか?」
「……そちらのお仲間は、なぜ昼間から外套を?」
「はい?この者は少し日差しに当たるだけで、肌が焼けただれてしまう体質だからですが……なぜそのようなことを?」
エラゼムはもっともらしい嘘を平然とつく。リーダー兵士は、考え込むようにじっとこちらを見ている。まさか、フードを外せなんて言わないだろうな……
「……ふむ。そうか。呼び止めてすまなかった、もう行ってよいぞ」
ほっ……よかった、騙されてくれたみたいだ。ったく、ひやひやさせるぜ。俺がふっと気を緩めた、その時だった。
ふわっ……
「……!」
まさにそのとき。いままで全く穏やかで、そよとも吹いてもいなかった風が……まるでいたずらでも思いついた悪ガキのように、俺のフードをそっと吹き上げてしまったのだ。フードはぱさっと小さな音を立てて外れ、俺の素顔がさらされる。大慌てで元に戻したが、すべては後の祭りだった。俺とリーダー兵士は、バッチリ目が合ってしまった。
「その顔、その帽子……!き、貴様は!」
おお、神様よ。なんであんたってのはこう……
「見つけたぞ!勇者だっ!」
「どちくしょう!」
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
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ラクーンの町には、北、東、西に、街道へと抜ける門があるらしい。俺たちが初日にやってきたのが北門だ。東に抜ければ王都に、西に抜ければ隣国“一の国”に続くんだとか。王都に近づいても危険だし、となれば目指すは西門だ。
そして今、俺たちは西門の関所のそばまでやってきて、その手前の路地裏に身を潜めている。偵察係の帰りを待っているのだ……お、噂をすれば。
「ただいま戻りました。西門の様子、見てきましたよ」
「お帰りウィル。ご苦労さん」
ウィルは他の人には見えない。ということは、のぞき見も盗み聞きもし放題ってことだ。本人に言ったら怒られたけど……(人をのぞき魔みたいに言わないでください!)
「あ、ほいこれ、あずかってた杖」
俺はウィルのロッドを差し出した。これだけは、普通の人にも見えちまうからな。だがウィルは首を横に振った。
「お邪魔じゃなければ、まだ桜下さんが持っていてくれませんか?」
「ん?いいけど、どうしたんだ?」
「怪しまれるんじゃないかと……検問の様子をのぞいてきたんですけど、入る時だけじゃなくて出る時にも質問されるみたいなんです」
「おっと、そうか。また誤魔化してもいいけど、あんまり目立つのもアレだしな」
俺は少し考えると、ウィルのロッドを背中に背負うと、革ひもでぎゅっと縛り付けた。ちょっと動きづらいけど、ちょっとの間だからな。
「それで、検問の続きですけど。質問自体は私たちが受けたのと同じ程度でした」
「あれ、そうなんだ?じゃあ案外、余裕で抜けられそうだな」
「はい。ただ気になったのが……関所の奥に、兵士のかたが控えてるみたいなんです」
「兵士?王都から来た連中かな?」
「私は詳しくないですけど、なんだか高そうな鎧でしたよ。たぶんそうなんじゃ……けど、何をしてるというわけでもなく、ただ控えているだけなんです」
「ふーん?もし勇者が出た時のために、備えてるってとこかな」
それなら別に、たいして脅威にもならない。エラゼムが追加で質問する。
「ウィル嬢、その兵士とやらも含め、関所には何名ほどが詰めていましたか?」
「え?えーっと……その、王都の兵士さまっぽい人たちは、十人にも満たなかったと思います。関所の衛兵さんは、変わらず数人でした」
「なるほど。万がいち一戦交えることになったとしても、その数なら余裕でしょうな。桜下殿、いけますぞ」
「おっけー。じゃあ、行くか!」
みんなはうなずくと、ごく自然に、なんてことないように路地を抜け、門へと歩き出した。俺は念のためにマントのフードを目深にかぶり、俺の前を体の大きなエラゼムが歩いて隠す。へへ、護送される重罪人みたいだな。あながち間違ってもいないけど……
「見えてきましたね……」
ウィルが低くつぶやく。門の前には広場があり、そこに町を出ようとする人や馬車が、短い列を作っていた。みなイライラした様子で、なかには衛兵に食って掛かる人もいる。普段よりも、関所を抜けるのに時間がかかっているようだ。
「やっぱり、多少は念入りに検問してるみたいだな」
けど口頭陳述なら、いくらでもごまかせる。俺は緊張を落ち着けようと、深呼吸をした。
門はじりじりと大きくなってくる。あまり急いでも目立つから、普段通りにしか歩けないんだ。じれったいけど、ここで尻尾を出したら向こうの思うつぼだ。慎重に、慎重に……
やがて俺たちは、門の手前の広場にさしかかった。広場は楕円形をしていて、数本の通りと面している。俺たちが歩いてきたのは、その中でも一番大きなメインストリートだ。早朝とはいえ、それなりに人気の多いこの通りなら、うまく紛れ込めるだろうと踏んでの判断だった、が……それが裏目に出た。
「げっ……!」
「桜下殿、如何なされましたか?」
「や、やばい。王都で会った、リーダー兵士だ……!」
広場に面した通りのうち、細くていかにも人気のない道から、見覚えのある立派な鎧を着た兵士が歩いてきたのだ。後ろには部下を数人従えている。まさか、今まで裏道を監視して回っていたのか?おかげで鉢合わせはしなかったが、こちらも近づくまで気づくことができなかった。最悪のタイミングだ……!
「え!?ど、どうしましょう!?いったん退きますか……?」
ウィルが足を止め、おろおろと右往左往する。しかしエラゼムは小さく首を振った。
「ここで引き返せば、かえって怪しまれますぞ!ひとまずは歩みを止めずにおりましょう。あちらからも、こちらの姿は見えていることでしょうから」
「は、はい。でも……」
「桜下殿、あの先頭の兵士ですな?桜下殿のお顔を見られているということでしょうか?」
「うん。会話もしてるから、間違いないよ」
相手がよっぽど忘れっぽくもない限り、俺を覚えているに違いない。短い間だったとはいえ、あの牢獄での騒動は濃密な時間だった。
「ちっ、なんで今更……もしかして、あいつらも検問に加わる気かな」
「しかし、どの門を使うかは連中もわかっていないはず。今ここに来たところを見るに、門は衛兵に任せ、自らは町を巡回しているのでは?」
「そうだといいんだけどな。もう少し、様子を見てみよう……」
俺たちはピリリとした緊張感の中、広場をゆっくり歩いていく。リーダー兵士たちは、門にまっすぐ向かっている。こちらを見る気配はない……関所の衛兵と、何か話しているみたいだ。
「なんか話してる。勇者は見つかったか?みたいなことかな……」
「だとすれば、じきに離れるはずですが……」
俺たちはドキドキしながら兵士たちの様子をうかがう。するとリーダー兵士たちは、衛兵との短い会話を切り上げて、再び歩き始めた。よかった、エラゼムの予想が当たったみたいだ。きっとあちこちの門を回りながら、ああして裏道を見張っているんだろう。あとは、またどっかに行ってくれれば……
(……え?おいおいおい)
冗談だろ!門を離れた兵士たちは、あろうことか、俺たちのほうへ向かって歩いてくるじゃないか!やばい、怪しまれたか!?けど兵士たちは、俺たちを睨んでいるわけではない。たまたま、行き先がこっちなだけみたいだ……ふぅ、肝が冷えるぜ。隣でウィルが、舌でも噛んだような顔をしている。
(このまま知らん顔して通り過ぎよう……)
俺はほとんど自分の足元しか見えないくらい、低くうつむいた。そして前を歩くエラゼムにぴったりとくっついていく。これで、俺の姿は向こうからほとんど見えないはずだ……
兵士たちが規則正しく歩く、ざっざという足音が近づいてくる。もう十メートルもないか?五メートル……三メートル……ついに俺たちの真横に、兵士たちの列がやってきた。
「……」
「……」
ざっざっざ……。一瞬、時の流れがゆっくりになったかと思った。俺たちと兵士たちは、実際には数秒にも満たないであろう時間で、何事もなく互いにすれ違った。どはぁ。全身の汗腺から汗が噴き出したみたいだぜ……けど、これで一安心だ。くくくっ。俺は心の中で、兵士たちに舌を突き出した。
(へへ、残念だったな。お前たちが探してる勇者は、またもお前たちを出し抜いてやるぜ!)
「……おい!」
!!!!!!!
先頭を歩いていたリーダー兵士が、突然声をかけてきた。え、え、嘘だろ?まさか、伝わっちまったのか?バカな!
「はい?吾輩に何か用ですかな?」
エラゼムは足を止めると、ぐいと俺を背中に隠して、兵士たちとの間に立った。
「……そなたたちは、旅の者か?ここには何用で訪れたのだ」
「はぁ。出稼ぎの帰りで、実家に帰る途中ですが。それがなにか?」
「……そちらのお仲間は、なぜ昼間から外套を?」
「はい?この者は少し日差しに当たるだけで、肌が焼けただれてしまう体質だからですが……なぜそのようなことを?」
エラゼムはもっともらしい嘘を平然とつく。リーダー兵士は、考え込むようにじっとこちらを見ている。まさか、フードを外せなんて言わないだろうな……
「……ふむ。そうか。呼び止めてすまなかった、もう行ってよいぞ」
ほっ……よかった、騙されてくれたみたいだ。ったく、ひやひやさせるぜ。俺がふっと気を緩めた、その時だった。
ふわっ……
「……!」
まさにそのとき。いままで全く穏やかで、そよとも吹いてもいなかった風が……まるでいたずらでも思いついた悪ガキのように、俺のフードをそっと吹き上げてしまったのだ。フードはぱさっと小さな音を立てて外れ、俺の素顔がさらされる。大慌てで元に戻したが、すべては後の祭りだった。俺とリーダー兵士は、バッチリ目が合ってしまった。
「その顔、その帽子……!き、貴様は!」
おお、神様よ。なんであんたってのはこう……
「見つけたぞ!勇者だっ!」
「どちくしょう!」
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