164 / 860
5章 幸せの形
12-2
しおりを挟む
12-2
ヒンキーパンクは、ライラのすぐ目の前までやってきた。ライラはおびえた様子で、墓石の陰に隠れる。ゆらゆら揺れる人魂からは、おぼろげな女性の声が響いてきた。
「ライラ―――あなたは、あの人たちと共に行きなさい」
「へ……な、なに言ってるの。なんでお前みたいな火の玉に、ライラが命令されなきゃ……」
「ライラ。忘れましたか、私の声を―――」
すると突然、ヒンキーパンクはぶわっと大きく燃え上がった。俺は火の玉が爆発したのかと思ったが、違った。ヒンキーパンクは、人の姿へと変化したのだ。それは、細身の女性の姿を形どる。顔つきは少し厳しそうだったが、その瞳は優しい紫色をしていた。髪はライラそっくりの赤色だ。
「……うそ」
ライラが女性を見て、驚きに満ちた顔でつぶやく。
「おかーさん……?」
え……?まさかあの火の玉は、ライラのお母さんのものだったのか?ああそういえば、ヒンキーパンクって、死者の遺した想いが変化したアンデッドなんだっけ。ってことは、あれはライラのお母さんの想いってことか……
「おかーさん……どうして……」
「あの方の力に触れて、おぼろげだった記憶を取り戻したのです。けれど、長くはもたないわ。いい、よくお聞き。あの人たちの仲間に入れてもらって、ここを離れなさい」
「な、なに言って……」
お母さんの畳みかけるような物言いに、ライラは完全に困惑しているし、それは俺たちも同じだった。しかしライラの母は、反論を頑として聞き入れようとしない。仲間に入れてもらえ、の一点張りだ。そのとき、また別の声が、俺たちのほうへ近づいてきた。
「―――かあさん。それじゃ、あの人たちもわけが分からないよ。ちゃんと順を追って説明しなきゃ―――」
もう一つの火の玉が、ふわふわと俺たちのほうへやってくる。火の玉はやはり燃え上がり、今度は小さな男の子の姿になった。この子も赤毛で、顔はライラにそっくりだ。男の子は幼い見た目に似合わず、かしこまった口調でぺこりと頭を下げた。
「はじめまして。ライラの双子の兄の、アルフといいます。このたびは、妹が世話になりました」
「は……はあ、どうも……」
なんと返事をしたらよいやら、俺は気の抜けた声で返した。揉めているライラたちをしり目に、男の子は話を進める。
「混乱してます?そうですよね、勝手に話を進めてしまって。僕たちはですね、ライラをあなたたちの仲間に入れてほしいと思ってるんです。これ以上、ライラをこんなさびれた場所にとどめたくないので」
「そ、そうか。でも、正直責任をとれるかどうか……俺たちは、その。正直に言っちまうと、追われる身なんだ。おまけに金欠だし、きちんと面倒を見れるか微妙で……」
「ええ。ですが、あなたが勇者だということは、わかっていました。その力を見ましたからね。それに、アンデッドモンスターをたくさん連れているから、たぶん普通の旅はしてないんだろうなって」
「なら、どうして?妹をお尋ね者にしたいのか?」
「うーん、どちらかといえば、お尋ね者なら妹を受け入れてくれるだろうと思った、ですかね。普通の人は、同じ普通の人間しか受け入れないでしょう?でもあなたたちなら、人の骨を食べるような子でも仲間にしてくれるかなって」
たしかにその通りかもしれないが……こいつ、見た目よりずっとしたたからしい。ライラの双子の兄だっけ?ライラとはまた毛色が違ってるけど、こいつも天才肌なんだろう。
「まぁ、俺としてはライラを仲間にするのに異存はないんだ。実際、この村での戦いでは何度も助けられたからな。けど、資金面はどうしようもない。ない袖は振れないよ」
「ああ、それも大丈夫だと思います。ライラは、結構小食なんです」
「しょ、小食って……あのなあ。いくら小さな子どもだからって、仲間を飢えさせるようなことはさすがに……」
「あ、そうじゃなくて。実際に本人に聞いたほうがいいかな。おーい、ライラ。おいで」
兄であるアルフに手招きされると、ライラは母との言い争いをやめて、こっちへとてとてと歩いてきた。
「おにぃちゃん……おにぃちゃんも、こいつらと行けっていうの?」
「そうなったらいいと思っているよ。でもそのまえに、いくつかはっきりさせないとね。ライラ、お前はこのひと月に何回、墓場で骨を食べた?」
「え……そ、れは……」
ライラはもじもじと服の端をいじっていたが、やがて小さな声で答えた。
「たぶん、三回くらい」
は?三回?それだけ?
「だろうね。今はお腹がすいているかい?」
「ううん……そんなに。今日は食べれなかったから、ちょっとすいてるけど」
ど、どういうことだ?グールになると、そんなに省エネ体質になるってこと……?
「聞きました?妹はこの通り、とても小食なんです。魚の骨とか、獣の死骸なんかでも十分ごちそうになるんですよ」
「いや、小食って言っても、度を越してるだろ。どうなってるんだよ……」
「そうですね。これが、ライラを皆さんの仲間に入れてもらいたい最大の理由なんですけど―――ライラは、アンデッドなんです」
「……は?いやいやいや、生きてるじゃないか、ライラは」
「いいえ。ライラは、“死んでいない”んです」
「だからそれは、生きてるってことだろ?」
「いいえ。確かにライラは、今日まで死ぬことはありませんでした。しかし、本当だったらライラは、ずっと昔に死んでいたはずだった……だけど、あることが原因で、ライラは生きたままアンデッドになったんです……死んでいない存在に」
な……わけがわからない。生きたままアンデッドになっただって?そんなはずがあるか!死んでないのに、どうやって生ける屍に……いや、まてよ。アンデッドが全部、ゾンビみたいなのだってわけじゃないんじゃないか。つまり、アンデッドっていうのは、不死身の存在を指したりもするだろ?不死身の存在は死なないから不死身なわけであって、そいつらは生きていながら、アンデッドということに……?ぐわぁ、頭がこんがらがってきた。ここは専門家に聞いてみよう。
「アニ……こいつの言ってる事、あり得るのか?」
『……その理由とやら如何ですが、無い話ではありません。死せずして死を超越し、不死身となることは可能です。リッチやヴァンパイアが該当しますか』
「ヴァンパイア……ってことは、ライラにも相応の理由があれば……」
俺は驚愕の目でライラを見つめたが、ライラ本人はもっと驚いていた。
「おにぃちゃん……どういうこと?ライラが、アンデッド……?」
「……ごめんよ、ライラ。ぼくは君に生きながらえて欲しかったのだけど、それが裏目に出てしまったかもしれない」
ライラが、アンデッド……けど、そういわれれば納得できる節もある。ふつう、人間が人の死体を食って、無事なわけないだろ。山の中で五年間も一人で生き延びられたのもそうだし……あ、容姿が子どものころのまま変わってないのも、そのせいか。それに、ライラが初めて現れた時や、魔法を使うときに感じた、あの気配。前者は、エラゼムやフランと対峙したときと同じ感覚だったじゃないか。後者も、もしかしたらアンデッドの力を、ネクロマンスの能力で感じ取っていたのかもしれない。
「おにぃちゃん……」
「ライラ、お前も聞きたいことはあるだろうけど、いまはちょっと待ってて。さきにあの人たちに説明してあげないと」
アルフは俺のほうへ向き直る。
「さて、いろいろと口で説明しましたけど、それよりもあなた自身の目で確かめてもらった方が、より確実だと思うんです。百聞は一見に如かずっていいますでしょ?」
「……確かめるって、俺にどうさせる気だ?」
「簡単ですよ。あなたの能力を、ライラに使ってみてください。それですべてがわかるはずだ」
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
====================
Twitterでは、次話の投稿のお知らせや、
作中に登場するキャラ、モンスターなどのイラストを公開しています。
よければ見てみてください。
↓ ↓ ↓
https://twitter.com/ragoradonma
====================
8/18 内容を一部修正しました。
ヒンキーパンクは、ライラのすぐ目の前までやってきた。ライラはおびえた様子で、墓石の陰に隠れる。ゆらゆら揺れる人魂からは、おぼろげな女性の声が響いてきた。
「ライラ―――あなたは、あの人たちと共に行きなさい」
「へ……な、なに言ってるの。なんでお前みたいな火の玉に、ライラが命令されなきゃ……」
「ライラ。忘れましたか、私の声を―――」
すると突然、ヒンキーパンクはぶわっと大きく燃え上がった。俺は火の玉が爆発したのかと思ったが、違った。ヒンキーパンクは、人の姿へと変化したのだ。それは、細身の女性の姿を形どる。顔つきは少し厳しそうだったが、その瞳は優しい紫色をしていた。髪はライラそっくりの赤色だ。
「……うそ」
ライラが女性を見て、驚きに満ちた顔でつぶやく。
「おかーさん……?」
え……?まさかあの火の玉は、ライラのお母さんのものだったのか?ああそういえば、ヒンキーパンクって、死者の遺した想いが変化したアンデッドなんだっけ。ってことは、あれはライラのお母さんの想いってことか……
「おかーさん……どうして……」
「あの方の力に触れて、おぼろげだった記憶を取り戻したのです。けれど、長くはもたないわ。いい、よくお聞き。あの人たちの仲間に入れてもらって、ここを離れなさい」
「な、なに言って……」
お母さんの畳みかけるような物言いに、ライラは完全に困惑しているし、それは俺たちも同じだった。しかしライラの母は、反論を頑として聞き入れようとしない。仲間に入れてもらえ、の一点張りだ。そのとき、また別の声が、俺たちのほうへ近づいてきた。
「―――かあさん。それじゃ、あの人たちもわけが分からないよ。ちゃんと順を追って説明しなきゃ―――」
もう一つの火の玉が、ふわふわと俺たちのほうへやってくる。火の玉はやはり燃え上がり、今度は小さな男の子の姿になった。この子も赤毛で、顔はライラにそっくりだ。男の子は幼い見た目に似合わず、かしこまった口調でぺこりと頭を下げた。
「はじめまして。ライラの双子の兄の、アルフといいます。このたびは、妹が世話になりました」
「は……はあ、どうも……」
なんと返事をしたらよいやら、俺は気の抜けた声で返した。揉めているライラたちをしり目に、男の子は話を進める。
「混乱してます?そうですよね、勝手に話を進めてしまって。僕たちはですね、ライラをあなたたちの仲間に入れてほしいと思ってるんです。これ以上、ライラをこんなさびれた場所にとどめたくないので」
「そ、そうか。でも、正直責任をとれるかどうか……俺たちは、その。正直に言っちまうと、追われる身なんだ。おまけに金欠だし、きちんと面倒を見れるか微妙で……」
「ええ。ですが、あなたが勇者だということは、わかっていました。その力を見ましたからね。それに、アンデッドモンスターをたくさん連れているから、たぶん普通の旅はしてないんだろうなって」
「なら、どうして?妹をお尋ね者にしたいのか?」
「うーん、どちらかといえば、お尋ね者なら妹を受け入れてくれるだろうと思った、ですかね。普通の人は、同じ普通の人間しか受け入れないでしょう?でもあなたたちなら、人の骨を食べるような子でも仲間にしてくれるかなって」
たしかにその通りかもしれないが……こいつ、見た目よりずっとしたたからしい。ライラの双子の兄だっけ?ライラとはまた毛色が違ってるけど、こいつも天才肌なんだろう。
「まぁ、俺としてはライラを仲間にするのに異存はないんだ。実際、この村での戦いでは何度も助けられたからな。けど、資金面はどうしようもない。ない袖は振れないよ」
「ああ、それも大丈夫だと思います。ライラは、結構小食なんです」
「しょ、小食って……あのなあ。いくら小さな子どもだからって、仲間を飢えさせるようなことはさすがに……」
「あ、そうじゃなくて。実際に本人に聞いたほうがいいかな。おーい、ライラ。おいで」
兄であるアルフに手招きされると、ライラは母との言い争いをやめて、こっちへとてとてと歩いてきた。
「おにぃちゃん……おにぃちゃんも、こいつらと行けっていうの?」
「そうなったらいいと思っているよ。でもそのまえに、いくつかはっきりさせないとね。ライラ、お前はこのひと月に何回、墓場で骨を食べた?」
「え……そ、れは……」
ライラはもじもじと服の端をいじっていたが、やがて小さな声で答えた。
「たぶん、三回くらい」
は?三回?それだけ?
「だろうね。今はお腹がすいているかい?」
「ううん……そんなに。今日は食べれなかったから、ちょっとすいてるけど」
ど、どういうことだ?グールになると、そんなに省エネ体質になるってこと……?
「聞きました?妹はこの通り、とても小食なんです。魚の骨とか、獣の死骸なんかでも十分ごちそうになるんですよ」
「いや、小食って言っても、度を越してるだろ。どうなってるんだよ……」
「そうですね。これが、ライラを皆さんの仲間に入れてもらいたい最大の理由なんですけど―――ライラは、アンデッドなんです」
「……は?いやいやいや、生きてるじゃないか、ライラは」
「いいえ。ライラは、“死んでいない”んです」
「だからそれは、生きてるってことだろ?」
「いいえ。確かにライラは、今日まで死ぬことはありませんでした。しかし、本当だったらライラは、ずっと昔に死んでいたはずだった……だけど、あることが原因で、ライラは生きたままアンデッドになったんです……死んでいない存在に」
な……わけがわからない。生きたままアンデッドになっただって?そんなはずがあるか!死んでないのに、どうやって生ける屍に……いや、まてよ。アンデッドが全部、ゾンビみたいなのだってわけじゃないんじゃないか。つまり、アンデッドっていうのは、不死身の存在を指したりもするだろ?不死身の存在は死なないから不死身なわけであって、そいつらは生きていながら、アンデッドということに……?ぐわぁ、頭がこんがらがってきた。ここは専門家に聞いてみよう。
「アニ……こいつの言ってる事、あり得るのか?」
『……その理由とやら如何ですが、無い話ではありません。死せずして死を超越し、不死身となることは可能です。リッチやヴァンパイアが該当しますか』
「ヴァンパイア……ってことは、ライラにも相応の理由があれば……」
俺は驚愕の目でライラを見つめたが、ライラ本人はもっと驚いていた。
「おにぃちゃん……どういうこと?ライラが、アンデッド……?」
「……ごめんよ、ライラ。ぼくは君に生きながらえて欲しかったのだけど、それが裏目に出てしまったかもしれない」
ライラが、アンデッド……けど、そういわれれば納得できる節もある。ふつう、人間が人の死体を食って、無事なわけないだろ。山の中で五年間も一人で生き延びられたのもそうだし……あ、容姿が子どものころのまま変わってないのも、そのせいか。それに、ライラが初めて現れた時や、魔法を使うときに感じた、あの気配。前者は、エラゼムやフランと対峙したときと同じ感覚だったじゃないか。後者も、もしかしたらアンデッドの力を、ネクロマンスの能力で感じ取っていたのかもしれない。
「おにぃちゃん……」
「ライラ、お前も聞きたいことはあるだろうけど、いまはちょっと待ってて。さきにあの人たちに説明してあげないと」
アルフは俺のほうへ向き直る。
「さて、いろいろと口で説明しましたけど、それよりもあなた自身の目で確かめてもらった方が、より確実だと思うんです。百聞は一見に如かずっていいますでしょ?」
「……確かめるって、俺にどうさせる気だ?」
「簡単ですよ。あなたの能力を、ライラに使ってみてください。それですべてがわかるはずだ」
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
====================
Twitterでは、次話の投稿のお知らせや、
作中に登場するキャラ、モンスターなどのイラストを公開しています。
よければ見てみてください。
↓ ↓ ↓
https://twitter.com/ragoradonma
====================
8/18 内容を一部修正しました。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる