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5章 幸せの形
15-2
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「ん……」
鳥のさえずりが聞こえる。草木や土が湿った匂いが、ひんやりとした空気と一緒に流れ込んできていた。うぅ、ぶるぶるっ。あー、昨日は山ん中の、ライラの巣穴で寝てたんだっけな。
俺の意識がはっきりしてくると、なにやら顎のあたりがふわふわとくすぐったい。俺が視線を下に向けると、もじゃもじゃの真っ赤な毛の塊が俺にしがみついていた。うわっ、毛玉の化け物か!?
ぎょっとした俺だったが、よく見るとそれは丸まったライラだった。寝ている間に、俺のほうへ転がってきたらしい。いっつも、この穴ぐらで一人で寝ていたんだもんな。ぬくもりが恋しくなったのかもしれない。俺はライラを起こさないようにそっと体を離そうとしたが、起き上がろうと手をついた拍子に、落ち葉で派手にずっこけてしまった。ドスン!
「あいててて……」
「……ぅぅん?」
しまった、ライラを起こしちゃったか。ライラは両手でこしこしと目をこすると、まだしょぼついている目でこちらを見た。
「……?」
「あー、おはよう、ライラ。ごめん、起こしちゃ……」
「……おにぃちゃん?」
「へ?いや、俺は」
「おにぃちゃん……へへへ」
ライラはへにゃっと笑うと、俺の腰にきゅっと抱き着いた。これは、どうしたものか……もう少しこうしといてやったほうがいい、のだろうか?
「……」
ライラはまた目をつぶって、まどろもうとしている。どうしよう、俺ももう一度寝ようかな?なんて考えていると、突然ライラが目をぱっちり開き、そして次に俺の顔をまじまじと見た。
「……」
「あー……ライラ?」
「……~~~~っ!」
がばっ。ライラはあつあつの鉄板の上に放り出されたのかというくらいに、ものすごい勢いでぴょーんと起き上がった。
「あ、わ、ら、ライラは、お、お……」
「おはようさん。目は覚めたか?」
「あ、う、うん。その、ライラは、夢だと思って、だから」
「俺の事、お兄さんだと思ったのか?別に気にしなくてもいいのに」
「~~~~~っっっ!ばーっか!」
ば、バカとは何だ、起き抜けに!ライラはべーっと舌を出すと、穴の外へ走って行ってしまった。う~ん、俺はウィルとはちがって、子どもをあやすのに向いていないのかもしれない。そのウィルが、穴のふちからひょこっとこちらを覗き込んだ。
「桜下さん?目が覚めたんですか?」
「おう、ウィル。おはよう」
「……桜下さん、ライラさんに何か変なことしたんですか?真っ赤になって出てきましたけど」
「おいおい、お前も朝イチから失礼だな……」
俺も穴ぐらから出ると、外はまだ薄明かりだった。結構早い時間に目が覚めたらしい。俺の姿を見て、エラゼムが声をかけてきた。
「桜下殿、ずいぶんと早いお目覚めですな。お体の具合はいかがですか?」
「うん、だいぶ元気になったよ。やっぱりこっちに来てから、体の調子がいいや。前だったら絶対、筋肉痛で動けなかっただろうし」
俺は腕をぶんぶん振って、その勢いで屈伸までした。硬い地面で寝たからちょっと体はこわばっているけど、それでも気分は爽やかだった。
「それはなによりです。では予定通り、日が昇ったら山を下る、という方針でよろしいですかな?」
「おう。ここを下りたら、忘れずにハクに会いに行かないとな。川に行けば会えるって言ってたけど」
しかし改めて考えると、ハクに出会ってから、まだ二日しか経っていないんだよな。おとといの朝に川岸でハクに会ってから、サイレン村にきて、昨日はライラと出会って、ゴーレムを倒して……ものすごい濃厚な二日を過ごしてたんだなぁ。
「あ。そういや、俺たちの後をつけてたあの兵士。あいつ、どうなったかな?」
「アニ殿の罠が作動したならば、追手は我らの行方を見失っているはずですな。確かそのあと細工をして、我々がまっすぐ川岸を進んだように見せかけたのですから、追手の位置は我々より前方ということになります」
「あ、そっか。じゃあもしかしたら、川の近くにはあいつらの大軍勢がいるかもしれないかな……」
「可能性はありましょうな。街道に出るときも、慎重に参りましょう」
俺とエラゼムが話し合っていると、ウィルが朝ご飯を持ってきてくれた。木の枝に分厚い葉っぱやら、練った小麦粉やらを刺して、火で焼いたもののようだ。
「すみません、簡単なものしか作れなくて」
「いいよ、十分ごちそうだ」
「ふふ、ありがとうございます。あ、この山菜は少し前にフランさんと一緒に採ってきたんですよ。あと、昨日焼いたおネギの残りもあるんですが、食べます?」
う、あれか……でも、貴重な食料を無駄にするわけにはいかない。冷めてもやっぱりゴムみたいな歯ごたえのネギをむちゃむちゃ食っていると、ライラがすごい顔しながら俺を見ていることに気付いた。
「ごくん。なんだよ、ライラ?」
「うぇ……よくそんなもの食べれるね」
「そんなものって、お前……ネギ、嫌いなのか?」
「だいっきらい。あの村の人たちは、よくあんな臭い草をあちこち植えてて平気だよね」
あー……あれはおそらく、ライラというよりグール除けに植えられたものだろうが。意外なところで、結構効果を発揮していたのか。実際ネギの植わっている墓は、荒らされた跡はなかったし。
「ねぇ、おまえもネギ好きなの?」
「俺か?ん、まあ、嫌いってわけじゃないけど。なんでだ?」
「だって、袋に入れて持ち歩いてたじゃん。よっぽど好きだからじゃないの?」
は、袋?いつ俺がネギを袋に入れて持ち歩いたか……?
「……うん?もしかして、袋って。あの魔よけのポプリのことか?」
「ぽ、ぷり?あれ、ポプリっていうの?」
あのポプリが破裂したとき、ライラはひっくり返って悶絶していた。あれもしかして、匂いにやられてたのか?え、じゃあポプリの中身って、ネギ?
『主様、違いますよ』
俺の頭の中を読んだかのように、アニがツッコミを入れた。
『あのポプリに入っていたのは、おそらく“イヤイヤ粉”です』
「はい?いやいやこ?」
『獣が嫌う匂いに変化する粉です。マイコニドというモンスターから作られるのですが、それがあの中に入っていて、グール娘の嫌うネギの匂いになったのだと思いますよ』
ははぁ、なるほど。それは確かに、実に実用的なお守りだ。しっかりものでしたたかな女主人・クレアらしい逸品だな。
「……あ、そうだ。ライラ、俺もお前に聞きたいことがあったんだけど」
「なに?」
「お前さ、あの墓場に来た人たちをおどかすために、時々土をボコってしてただろ」
ピクっと、ウィルの耳が反応した。そう、ウィルがひっくり返った土ボコ事件。あれの犯人はモグラってことにされていたが、真犯人は……
「あ、うん。してたよ」
「やっぱり。ライラ、お前か」
「だって、あれだけでみんな跳び上がるくらい驚くんだもん。きゃはは、おバカだよね。あんなの全然威力のないまほーなのに、あんなにびびっちゃってさ」
それは村に、生き埋めの子どもの怪談話が伝わっていたから……俺はそう続けようとして、口をつぐんだ。ウィルが鬼のような形相で、ライラの背後に仁王立ちしていたから……
「ライラさん!」
「きゃんっ!」
ウィルの雷に、ライラは野ねずみのように飛び跳ね、一目散に逃げだした。
「こらー!待ちなさい、二度と魔法でイタズラしないと誓いなさーい!」
「あんなの引っかかる方が悪いんだよ!ばーかばーか!」
「きぃー!このー!」
「……われらが軍勢も、賑やかになってきましたな、桜下殿」
エラゼムが笑いながら言った一言に、俺はため息で返したのだった。
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
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「……ぅぅん?」
しまった、ライラを起こしちゃったか。ライラは両手でこしこしと目をこすると、まだしょぼついている目でこちらを見た。
「……?」
「あー、おはよう、ライラ。ごめん、起こしちゃ……」
「……おにぃちゃん?」
「へ?いや、俺は」
「おにぃちゃん……へへへ」
ライラはへにゃっと笑うと、俺の腰にきゅっと抱き着いた。これは、どうしたものか……もう少しこうしといてやったほうがいい、のだろうか?
「……」
ライラはまた目をつぶって、まどろもうとしている。どうしよう、俺ももう一度寝ようかな?なんて考えていると、突然ライラが目をぱっちり開き、そして次に俺の顔をまじまじと見た。
「……」
「あー……ライラ?」
「……~~~~っ!」
がばっ。ライラはあつあつの鉄板の上に放り出されたのかというくらいに、ものすごい勢いでぴょーんと起き上がった。
「あ、わ、ら、ライラは、お、お……」
「おはようさん。目は覚めたか?」
「あ、う、うん。その、ライラは、夢だと思って、だから」
「俺の事、お兄さんだと思ったのか?別に気にしなくてもいいのに」
「~~~~~っっっ!ばーっか!」
ば、バカとは何だ、起き抜けに!ライラはべーっと舌を出すと、穴の外へ走って行ってしまった。う~ん、俺はウィルとはちがって、子どもをあやすのに向いていないのかもしれない。そのウィルが、穴のふちからひょこっとこちらを覗き込んだ。
「桜下さん?目が覚めたんですか?」
「おう、ウィル。おはよう」
「……桜下さん、ライラさんに何か変なことしたんですか?真っ赤になって出てきましたけど」
「おいおい、お前も朝イチから失礼だな……」
俺も穴ぐらから出ると、外はまだ薄明かりだった。結構早い時間に目が覚めたらしい。俺の姿を見て、エラゼムが声をかけてきた。
「桜下殿、ずいぶんと早いお目覚めですな。お体の具合はいかがですか?」
「うん、だいぶ元気になったよ。やっぱりこっちに来てから、体の調子がいいや。前だったら絶対、筋肉痛で動けなかっただろうし」
俺は腕をぶんぶん振って、その勢いで屈伸までした。硬い地面で寝たからちょっと体はこわばっているけど、それでも気分は爽やかだった。
「それはなによりです。では予定通り、日が昇ったら山を下る、という方針でよろしいですかな?」
「おう。ここを下りたら、忘れずにハクに会いに行かないとな。川に行けば会えるって言ってたけど」
しかし改めて考えると、ハクに出会ってから、まだ二日しか経っていないんだよな。おとといの朝に川岸でハクに会ってから、サイレン村にきて、昨日はライラと出会って、ゴーレムを倒して……ものすごい濃厚な二日を過ごしてたんだなぁ。
「あ。そういや、俺たちの後をつけてたあの兵士。あいつ、どうなったかな?」
「アニ殿の罠が作動したならば、追手は我らの行方を見失っているはずですな。確かそのあと細工をして、我々がまっすぐ川岸を進んだように見せかけたのですから、追手の位置は我々より前方ということになります」
「あ、そっか。じゃあもしかしたら、川の近くにはあいつらの大軍勢がいるかもしれないかな……」
「可能性はありましょうな。街道に出るときも、慎重に参りましょう」
俺とエラゼムが話し合っていると、ウィルが朝ご飯を持ってきてくれた。木の枝に分厚い葉っぱやら、練った小麦粉やらを刺して、火で焼いたもののようだ。
「すみません、簡単なものしか作れなくて」
「いいよ、十分ごちそうだ」
「ふふ、ありがとうございます。あ、この山菜は少し前にフランさんと一緒に採ってきたんですよ。あと、昨日焼いたおネギの残りもあるんですが、食べます?」
う、あれか……でも、貴重な食料を無駄にするわけにはいかない。冷めてもやっぱりゴムみたいな歯ごたえのネギをむちゃむちゃ食っていると、ライラがすごい顔しながら俺を見ていることに気付いた。
「ごくん。なんだよ、ライラ?」
「うぇ……よくそんなもの食べれるね」
「そんなものって、お前……ネギ、嫌いなのか?」
「だいっきらい。あの村の人たちは、よくあんな臭い草をあちこち植えてて平気だよね」
あー……あれはおそらく、ライラというよりグール除けに植えられたものだろうが。意外なところで、結構効果を発揮していたのか。実際ネギの植わっている墓は、荒らされた跡はなかったし。
「ねぇ、おまえもネギ好きなの?」
「俺か?ん、まあ、嫌いってわけじゃないけど。なんでだ?」
「だって、袋に入れて持ち歩いてたじゃん。よっぽど好きだからじゃないの?」
は、袋?いつ俺がネギを袋に入れて持ち歩いたか……?
「……うん?もしかして、袋って。あの魔よけのポプリのことか?」
「ぽ、ぷり?あれ、ポプリっていうの?」
あのポプリが破裂したとき、ライラはひっくり返って悶絶していた。あれもしかして、匂いにやられてたのか?え、じゃあポプリの中身って、ネギ?
『主様、違いますよ』
俺の頭の中を読んだかのように、アニがツッコミを入れた。
『あのポプリに入っていたのは、おそらく“イヤイヤ粉”です』
「はい?いやいやこ?」
『獣が嫌う匂いに変化する粉です。マイコニドというモンスターから作られるのですが、それがあの中に入っていて、グール娘の嫌うネギの匂いになったのだと思いますよ』
ははぁ、なるほど。それは確かに、実に実用的なお守りだ。しっかりものでしたたかな女主人・クレアらしい逸品だな。
「……あ、そうだ。ライラ、俺もお前に聞きたいことがあったんだけど」
「なに?」
「お前さ、あの墓場に来た人たちをおどかすために、時々土をボコってしてただろ」
ピクっと、ウィルの耳が反応した。そう、ウィルがひっくり返った土ボコ事件。あれの犯人はモグラってことにされていたが、真犯人は……
「あ、うん。してたよ」
「やっぱり。ライラ、お前か」
「だって、あれだけでみんな跳び上がるくらい驚くんだもん。きゃはは、おバカだよね。あんなの全然威力のないまほーなのに、あんなにびびっちゃってさ」
それは村に、生き埋めの子どもの怪談話が伝わっていたから……俺はそう続けようとして、口をつぐんだ。ウィルが鬼のような形相で、ライラの背後に仁王立ちしていたから……
「ライラさん!」
「きゃんっ!」
ウィルの雷に、ライラは野ねずみのように飛び跳ね、一目散に逃げだした。
「こらー!待ちなさい、二度と魔法でイタズラしないと誓いなさーい!」
「あんなの引っかかる方が悪いんだよ!ばーかばーか!」
「きぃー!このー!」
「……われらが軍勢も、賑やかになってきましたな、桜下殿」
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