じゃあ俺、死霊術《ネクロマンス》で世界の第三勢力になるわ。

万怒 羅豪羅

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6章 風の守護する都

7-1 王女の矜持

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7-1 王女の矜持

王女ロアは、耳をふさいでいた。

「…………」

耳の奥に、まだ先ほどの断末魔がこびりついている。しかし手でふさいだところで、あれを聞かないようにするなど無理な話だった。

「……王女さま。お気になさらず、とは申し上げません」

ロアのそばにひざまずいた侍女が、かすれた声で言った。

「ですが、王女さま。どうかおかしなお考えなど、なさらないでくださいませ……」

侍女はすがるように、ロアの膝元に手を乗せた。その時、部屋の扉が開かれ、小太りの兵士が息を切らして飛び込んできた。

「はぁ、はぁ。ロア様、ただいま城壁の上にのぼり、敵陣営を視察してまいりました」

「……どうだった」

「はい。その……」

「言え。包み隠さず」

「は、はっ。敵の残虐非道な行いは、まことに遺憾ながら実行されました……兵士の顔に見覚えがありました。騎馬隊、副騎長のバレスです」

「やつか……よりにもよって。つい先日、子どもが生まれたばかりじゃないか……!」

「はい……敵はおそらく、騎長や部隊長クラスの兵に絞って、捕虜にしているものと思われます。そのほうが、その……より、効果的だと考えているのでしょう」

効果的。まさにその通りだと、ロアは思った。
やつと最後に顔を合わせたのは、先週……城を抜け出して散歩をしていた時に、騎馬兵舎でばったり出くわした時だっただろうか。生まれたばかりのわが子のことを、はにかんだ笑顔で話していたことを覚えている。ロアがこうるさい教育係から逃げ出してきたということを、彼はわかっていたはずだ。それでも彼は、何にも気づかないふりをして、ロアと他愛もない会話に興じてくれていた……

「……やつが死んだのは、私のせいだ」

「王女さま!何をおっしゃるのです!」

侍女は顔を青くして、ロアの膝をゆすった。ロアはそれを無視して、強い口調で話をつづけた。

「それで!ほかに捕らわれていた者の姿は見れたのか?」

「は、はい。おそらく、もう数人ほどが捕虜にされている模様です。五名か、もう少しか……確認できたのはそれだけです」

「顔は?誰かはわからんのか」

「距離がありますので、全員は……ただ、今やぐらに縛られている方のお顔は、確認することができました」

ロアは無意識のうちにぎゅっと手を握りしめた。今この兵士は、縛られている方のお顔・・・・と言った。それはつまり、相当地位の高い者が敵に捕らわれているということ……

「……それは、誰だ?」

兵士は、少しの沈黙の後に、言いづらそうに告げた。

「……エドガー様です」

ロアはその名を聞いた瞬間、心臓がねじれるように脈動したのを感じた。

「な……!なぜ、エドガーがここに!?やつは城を離れ、ここより遠く離れた地で勇者を追っているはずではないか!」

「……エドガー隊長は王都の危機を知って、こちらへお戻りになったのではないでしょうか。王都が襲撃されたその日、勇者追跡隊へこちらから伝書鳥をとばしております。その知らせを受け取ったエドガー様は、陛下の危機に馳せ参ぜようと……」

「それでは……」

ただの犬死ではないか。ロアは、寸でのところまで出かかったその言葉を、ぐっとこらえた。それは、エドガーの忠義に対してあまりに不誠実であろう。それにエドガーは、まだ死んではいない。

「……エドガー隊長がいらっしゃったので、もしやと思ったのですが。残念ながら、まだ勇者の追跡に出た兵たちは、この王都には戻ってきていないようです。しかし、今少し時間を稼ぐことができれば、必ずや援軍が……」

兵士が続けようとしたその時、再び扉がバタンと開いて、血相を変えた若い兵士が飛び込んできた。

「至急!お知らせしたいことが……」

「馬鹿者!今は陛下へ報告中であるぞ!」

小太りの兵士に怒鳴られ、若い兵士はすくみ上った。それでもよほど急を要することなのか、若い兵士はあきらめ悪く口をはさんだ。

「あ、あのう……ご無礼なのは承知しています。ただ、どうしても兵士長様にお伝えしたいことが……」

「……なんだ。手短に申せ」

「は、はい!それが、城壁の防御に当たっていた魔術師マスターたちが倒れてしまって……」

「なんだって!?」

小太りの兵士はにわかに声色を変えた。今この城がスパルトイの襲撃から辛うじて持ちこたえているのは、高名なマスターたちによる防御の陣があってこそだ。それが失われれば、パワーバランスは一気に敵側に傾く。

「倒れたとは、どういうことだ!敵の矢に当たったのか!?」

「い、いえ。それが、魔法を使いすぎて疲れてしまっただとか……」

「つ、疲れただと!?ふざけるな、そんなもの張り叩いてでも復帰させろ!」

「で、ですが!マスターたちはいずれも高齢の方ばかりですし、これ以上無茶はさせられませんよ!中にはぎっくり腰になってしまって、まともに立つことすらできないマスターも……」

「~~~~ッ!」

小太りの兵士は歯を食いしばって、天を仰いだ。ここが王女の前でなければ、遠慮なく口汚い罵りを吐いていたことだろう。

「ロア様!大変申し訳ありませんが、私はこれにて失礼させていただきます!城壁に上って、防御体系を組みなおします。ご安心ください、この城には蟻の子一匹たりとも近づけさせはしません!」

兵士は言うが早いか、若い兵士を連れて王女の部屋を飛び出していった。ロアは再び静かになった部屋の天井を、ただひたすら見上げていた。侍女が不安そうに声をかける。

「ロア様……?」

「……すべて、私の責任だ」

「え?」

「私のせいだ。勇者を取り逃したことも、民の不興を買ったのも。兵の大半を王都から離してしまったことも、高齢のマスターばかりをひいきし、ギルドの連中を信用しなかったことも。すべて、私が招いたことじゃないか」

「そんなこと……!」

侍女がそう言いかけたとき、二人以外誰もいないはずの室内に突然、粘つくようなしゃべり方をする男の声が響き渡った。

「さぁぁ、王女ロアよ!どぉした、何を恐れているのだ!」

その声は、先ほど処刑台の上にて、ロアに投降を要求した男のものだった。男の声は魔術によって拡声され、たとえ城内の一室であっても、はっきりと聞き取ることができた。

「民のために、臣下のために命を捧げるのだ!なにをためらうことがある!貴様は進んで、ここにやってくるべきなのだっ!」

「王女さま、聞いてはなりません!」

侍女が必死に叫ぶが、それで声がやむことなどあるはずもない。

「砂はすでに半分を切った!この者に残された時間をどうするかは、ロアぁ!貴様次第だ!このまま残りわずかな時間で生涯を終えるのか、それとも?この先も、幸せに生き永らえることができるのか!」

「ははは……」

まとわりつくような男の声の後に、苦しそうな、だがはっきりと嘲笑の意図が伝わる、せせら笑いが聞こえた。室内にはロアと侍女しかいない。ということは、先ほどの笑いは外で発せられたものだ。

「……ほぉう?どうやら、お前は言いたいことがあるようだな?」

男は、その笑った誰かに向かって話しかけているようだ。

「ああ……お前の、言う……しあわせな生涯とやらを、考えるとな……」

聞こえてきたのは、かすれ、弱り切った男の声。しかしロアには、その声の主がだれか、すぐにわかった。

「エドガー……!」

ロアは思わず立ちあがり、部屋の窓に張り付いた。しかし城壁が見えるばかりで、外の様子などわかるはずもない。再び男の声が響く。

「ほう。ならばお前は、なにを幸せに感じるのだ?生きる以外に、求めるものがあると?」

「ああ……貴様のような、外道には……わからん……」

「……では、聞こうか。今にもくたばりそうなお前は、いったい何を望むのだ?」

「それは……忠、義……心から信じられる、主君に……この身を、ささげること……」

「はっはぁ!これはこれは、ご立派な騎士道さまさまだ!しかし、そう考えると哀れなものだなぁ?お前は、いま、まさに!その主君に、見捨てられようとしているのだ!王女は自分の身ばかりがかわいいらしい。お前の忠義に対する、これが王女の報い方だ!」

ロアの中に、今まで感じたことのないほどの怒りが沸き上がった。殺意と言ってもいいかもしれない。いままでどんな罵倒を浴びせられようと、どれだけ蔑んだ目で見られようとも、感じたことのない怒りだった。

「どうだ?お前はそれでも、あの小娘を主君とあがめるのか?ん?」

「お前は……間違っている……ロア様は……正しい……」

「……なんだと?」

「私一つの命で……ロア様が守れるのであれば、本望よ……ロア様は、この国の……何万という国民を、守る方なのだから……」

バシッ!何かをたたくような音がして、エドガーが苦しそうにむせこむ声が聞こえてきた。

「命乞いをしろ。王女にたいして、自分を救ってくれと懇願するのだ!」

「こと、わる……」

バシ。

「言え」

バシ!

「言え!」

バシィッ!

「いええぇぇぇ!」

「……っ!ことわるっ!ロア様は、決して出てはこない!あの人は、何一つ間違ってなどいないっ!お前の薄汚い策略になど、決っして、乗ることはないっっ!」

エドガーの声を最後に、響いていた音声は突然打ち切られた。再び静寂があたりを包む。

「……王女さま?」

侍女が、恐る恐る声をかける。ロアは窓の外を見つめたまま、硬い声で告げた。

「行かねば」

「え……?どういう、ことですか?」

「奴のもとに、行かなければならない。それでこの馬鹿げた戦いを終わらせるのだ」

「いっ……!いけません!ロア様、先ほどのエドガー様のお声をお聞きになったでしょう!」

「では、そのエドガーをこのまま見殺しにしろというのか!」

ロアのすさまじい剣幕に、侍女はたじろいだ。いつもどこかピリピリした空気をまとっていたロアであったが、ここまではっきり感情をあらわにした姿は見たことがない。

「私が死ねば、この争いは終わるのだ!もう誰も、誰一人死ぬことはなくなる!じきこの城も落とされるだろう、だったらその前に……」

「で、ですが!ロア様がいなくなったら、だれがこの国を治めるというのですか!」

「そんなもの、敵の誰かが勝手にやるだろう。民も大喜びするだろうな。生意気な小娘が玉座からいなくなったと」

「そんなことは……」

「そうであろうが!その結果が、この反乱だ!みな私を必要ないと言っていることが、これではっきりした!」

「ロア様!」

「お前たちもそうなんだろう!?」

ロアが放った一言に、侍女は凍り付いた。

「ロア、さま……?なにを……」

「お前たち城の連中も!本当は、わたしなんか居なくなってほしかったんでしょう!?小娘に毎日頭を下げて、ほんとは嫌だったんでしょう!」

「そんな……そんなことは、決して……!」

「嘘をつかないでっ!もう、うんざりなのよ!誰からも望まれない、誰からも必要とされない!わかっていないと思ったの!?誰も私に優しくしてくれなかったじゃない!私は、母様みたいな人を二度と出したくなかっただけなのに!」

ガシャーン!ロアが机を蹴飛ばし、上に載っていた精巧な調度品が粉々に砕け散った。

「ロア様……どうか、私の話を……」

「もういいわよ!だったら、死んであげるから!それならお城のあなたたちも助かるんだから、一石二鳥よね?安心なさい、すぐにそうしてあげるから」

ロアはずんずんと、部屋の扉へ向かって歩き出した。侍女が悲鳴を上げて、その手にすがる。

「ロア様!お待ちください、おやめください!」

「はなしてっ!」

パシ!ロアに力強く振りほどかれ、侍女はよろめいた。そのすきにロアは扉まで駆け寄り、大きくあけ放った。バーン!
ロアはそこではじめて、侍女のほうへ振り返った。侍女は、目を見開いた。ロアは、静かに泣いていた。

「ごめんなさい……ずっと、嫌な思いをさせて。でも、最後くらい、役に立ってみせるから」

侍女が何か叫んだが、走り去ったロアの耳に届くことはなかった。扉が再び閉ざされる。侍女が最後に目にしたのは、走り去るロアのたなびく髪が、きらりと反射した光だけだった。



つづく
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新年になりまして、物語も佳境です!
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寒い冬の夜のお供に、どうぞよろしくお願いします!

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