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7章 大根役者
7-3
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それからもリンとローズは、町の家々を回り続け、太陽が真上に来る頃、ようやく全ての家を訪ね終わった。その後、俺たちはリンの誘いに乗って、行きつけだという食堂で、一緒にトウモロコシ粥を食べることにした。そこのおばちゃんも親切で、俺たちが旅人だと知ると、お粥を大盛りにしてくれた。
飯を食べながら、俺はどうしても気になっていた、リンの手首に巻かれていた包帯について聞いてみる事にした。
「ああ、これ?これは聖痕の跡を隠しているの」
「聖痕?」
「そうよ。血の杯の儀式が無事に完了すると、翌朝手首に浮かんでいるの。私、お酒強くなくって、儀式の後はほとんど記憶が無いんだけれど……失敗したことは今まで一度もないわ。だって必ず、聖痕が残っているもの」
「ふーん……」
聖痕、ねぇ……どうやら跡を他人に見せることは禁止されているらしく、直接見ることはできなかった。しかし、神様がそんなものをわざわざ残していくだろうか?リンは祝福ができないほど、神様の意思を理解できていないのに、だぜ?
食堂を出ると、リンとローズは、この後に用事があると言った。
「午後はお勤めに行かなきゃならなくって。桜下さんたちは、たしかマーステンの宿に泊まっているのよね?」
「そうだけど」
「だったら申し訳ないけど、しばらくは宿に戻らないでくれる?一緒にお勤めする神父様たちが、あの宿にいらっしゃることになってるの」
「え?神父って、クライブ神父か?」
「いいえ、クライブ神父とは別の方よ。クライブ神父はこの町に常駐されているけど、みんながみんなそうではないから」
「へー……そのお勤めってのには、ついてったらまずいのか?」
「ごめんなさい、お勤めの内容は詳しく言っちゃいけない決まりになっているから。見せることも、話すこともできないわ」
なんだそれ、逆に気になるな。どんな内容なんだろう?けど、リンはこれ以上話してくれそうにないし……あ、そうだ。俺の中に、あるアイデアがピーンと浮かび上がった。
「わかったよ。それじゃあな、リン、ローズ」
俺のあいさつにはリンだけが返事をした。ローズは俺を嫌っているというよりは、リンに近づくヤツを見境なく威嚇しているようだ。
「お勤めって、なにしてんだろーね?」
ライラが去っていく二人の後姿を見ながらつぶやく。
「気になるよな?だったら、ちょっと覗かせてもらおうぜ」
「え?」
ライラがきょとんと首をかしげる。
「遠視魔法は無理だよ?宿のどの部屋にいるか知らないと」
「そうじゃなくてさ。いるだろ、ウチには。偵察のプロが」
俺はそう言うと、とある寂れた酒場に向かって歩き始めた。
「ん……なんだ、またオメエらか。ガキに出すもんはねぇって言っただろうが」
俺がスイングドアをくぐると、開口一番にマスターの爺さんがヤジを飛ばしてきた。
「はは……でも今日は、飲みに来たんじゃないんだ。ある人と待ち合わせをしてて」
俺はそう言うと、酒場の中をぐるりと見渡した……あ、いたいた。部屋の隅っこの席、おっさんたち二人のテーブルのそばに、目を丸くしたウィルが浮かんでいた。
「桜下さん?どうしたんですか?」
「あー、待ち合わせの人はまだだったかなー。いまはいないみたいだー」
俺はウィルにぱちりとウインクすると、店内を探すふりをし、そしてそのまま回れ右して戸口へ歩き出した。ウィルも察してくれたようで、俺たちのほうへ近づいてくる。
「待ちな、てめえら」
えっ。俺がスイングドアをくぐろうとした矢先、マスターが突然背後から声をかけてきた。
「な、なにかな?俺の勘違いだったから、もう失礼したいんだけど……」
「ち、ふざけやがって。ぼうず、ちっとツラ貸しな」
マスターはカウンターから出てくると、つかつかとこちらへ歩いてくる。げ、なんか怒らせちゃったかな。ウィルがあわあわと手を握ったり開いたりする。
「ど、どうするんですか、桜下さんっ」
「桜下殿、ご老人にはお引き取り願いましょうか?」
エラゼムが俺のわきに立つ。しかしマスターは、鎧姿のエラゼムを見ても少しもひるまなかった。
「……んー。いや、いいよ。たぶんケンカしようってつもりじゃないと思うから。聞くだけ聞いてみよう」
老人一人でカチコミってこともないだろう、たぶん……いくら俺がガキとはいえ、一応剣も持ってるしな。マスターは背筋こそしゃんとしているが、筋骨隆々というわけでもない。
「桜下殿がそうおっしゃられるのなら……承知しました」
エラゼムは一歩引いて、俺とマスターが話せるようにした。マスターは俺の目の前まで来ると、俺の首にがっと腕を回した。
「うわ、とと。な、なんだよ」
「いいから、ちょっとこっちに来い」
マスターは俺を店の隅っこまで引っ張っていく。後ろでウィルがあわわと声を漏らすのが聞こえた。
「……おい、このクソガキ。お前、いつまでこの町にいるつもりだ」
周りに人がいないのを確認すると、マスターは声を潜めてそうささやいた。
「え?」
「すっとぼけんじゃねえっ。一泊して出ていくんじゃなかったのか。あんな臭え宿になんざ、何日も泊まりたかねぇだろっ」
「臭い宿って、マスターがおすすめしてくれたんじゃないか……」
「だからだよ。とっととここを離れるかと思ったら、今日の午後になっても居やがるじゃねえか。ぐずぐずしてねぇで、とっとと出ていけ!」
「なんでそんなに嫌うんだよ?そりゃ、よそ者は気に食わないのかもしれないけど……」
「バカヤロウ、そんなこと言ってんじゃねぇっ。いいか、この町は見かけほどのどかな田舎町じゃねぇんだ。これは、忠告なんだよ」
え?忠告?マスターの顔には、俺をからかっている様子はかけらも見て取れない。代わりにあるのは、本気で訴えている真剣味と、ほんのすこしの心配だった。
「いいか、悪いこたぁ言わねえ。明日の夜までには、この町を出ていくんだ。早けりゃ早いほどいい」
「明日の夜?」
「そうだ。明日の夜、この町では儀式が執り行われる。そうなると、誰も外を出歩けなくなっちまうんだ。そうなったら、もう町を出ることはかなわねぇぞ。いいか、夜までだ。それまでにはここを離れとけ」
「……なんで、そんなこと教えてくれるんだ?」
「ふん。てめぇみてぇなクソガキがこの町に来るのは珍しいからな。ただそれだけだ」
マスターはそれだけ言うと、ぱっと俺の首を離した。
「いいか、これにこりたら、二度と俺の店によりつくんじゃねぇ!今度その生意気なツラぁ見せたら、切り落として帽子掛けにしてやるからな!」
マスターはわざとらしいほど大声でツバを飛ばすと、どすどすとカウンターへと戻っていった。
「桜下さん、大丈夫でしたか?」
心配そうな顔をしたウィルが駆け寄ってくる。
「ああ、うん……?とりあえず、いったん店を出よう」
つづく
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読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
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「聖痕?」
「そうよ。血の杯の儀式が無事に完了すると、翌朝手首に浮かんでいるの。私、お酒強くなくって、儀式の後はほとんど記憶が無いんだけれど……失敗したことは今まで一度もないわ。だって必ず、聖痕が残っているもの」
「ふーん……」
聖痕、ねぇ……どうやら跡を他人に見せることは禁止されているらしく、直接見ることはできなかった。しかし、神様がそんなものをわざわざ残していくだろうか?リンは祝福ができないほど、神様の意思を理解できていないのに、だぜ?
食堂を出ると、リンとローズは、この後に用事があると言った。
「午後はお勤めに行かなきゃならなくって。桜下さんたちは、たしかマーステンの宿に泊まっているのよね?」
「そうだけど」
「だったら申し訳ないけど、しばらくは宿に戻らないでくれる?一緒にお勤めする神父様たちが、あの宿にいらっしゃることになってるの」
「え?神父って、クライブ神父か?」
「いいえ、クライブ神父とは別の方よ。クライブ神父はこの町に常駐されているけど、みんながみんなそうではないから」
「へー……そのお勤めってのには、ついてったらまずいのか?」
「ごめんなさい、お勤めの内容は詳しく言っちゃいけない決まりになっているから。見せることも、話すこともできないわ」
なんだそれ、逆に気になるな。どんな内容なんだろう?けど、リンはこれ以上話してくれそうにないし……あ、そうだ。俺の中に、あるアイデアがピーンと浮かび上がった。
「わかったよ。それじゃあな、リン、ローズ」
俺のあいさつにはリンだけが返事をした。ローズは俺を嫌っているというよりは、リンに近づくヤツを見境なく威嚇しているようだ。
「お勤めって、なにしてんだろーね?」
ライラが去っていく二人の後姿を見ながらつぶやく。
「気になるよな?だったら、ちょっと覗かせてもらおうぜ」
「え?」
ライラがきょとんと首をかしげる。
「遠視魔法は無理だよ?宿のどの部屋にいるか知らないと」
「そうじゃなくてさ。いるだろ、ウチには。偵察のプロが」
俺はそう言うと、とある寂れた酒場に向かって歩き始めた。
「ん……なんだ、またオメエらか。ガキに出すもんはねぇって言っただろうが」
俺がスイングドアをくぐると、開口一番にマスターの爺さんがヤジを飛ばしてきた。
「はは……でも今日は、飲みに来たんじゃないんだ。ある人と待ち合わせをしてて」
俺はそう言うと、酒場の中をぐるりと見渡した……あ、いたいた。部屋の隅っこの席、おっさんたち二人のテーブルのそばに、目を丸くしたウィルが浮かんでいた。
「桜下さん?どうしたんですか?」
「あー、待ち合わせの人はまだだったかなー。いまはいないみたいだー」
俺はウィルにぱちりとウインクすると、店内を探すふりをし、そしてそのまま回れ右して戸口へ歩き出した。ウィルも察してくれたようで、俺たちのほうへ近づいてくる。
「待ちな、てめえら」
えっ。俺がスイングドアをくぐろうとした矢先、マスターが突然背後から声をかけてきた。
「な、なにかな?俺の勘違いだったから、もう失礼したいんだけど……」
「ち、ふざけやがって。ぼうず、ちっとツラ貸しな」
マスターはカウンターから出てくると、つかつかとこちらへ歩いてくる。げ、なんか怒らせちゃったかな。ウィルがあわあわと手を握ったり開いたりする。
「ど、どうするんですか、桜下さんっ」
「桜下殿、ご老人にはお引き取り願いましょうか?」
エラゼムが俺のわきに立つ。しかしマスターは、鎧姿のエラゼムを見ても少しもひるまなかった。
「……んー。いや、いいよ。たぶんケンカしようってつもりじゃないと思うから。聞くだけ聞いてみよう」
老人一人でカチコミってこともないだろう、たぶん……いくら俺がガキとはいえ、一応剣も持ってるしな。マスターは背筋こそしゃんとしているが、筋骨隆々というわけでもない。
「桜下殿がそうおっしゃられるのなら……承知しました」
エラゼムは一歩引いて、俺とマスターが話せるようにした。マスターは俺の目の前まで来ると、俺の首にがっと腕を回した。
「うわ、とと。な、なんだよ」
「いいから、ちょっとこっちに来い」
マスターは俺を店の隅っこまで引っ張っていく。後ろでウィルがあわわと声を漏らすのが聞こえた。
「……おい、このクソガキ。お前、いつまでこの町にいるつもりだ」
周りに人がいないのを確認すると、マスターは声を潜めてそうささやいた。
「え?」
「すっとぼけんじゃねえっ。一泊して出ていくんじゃなかったのか。あんな臭え宿になんざ、何日も泊まりたかねぇだろっ」
「臭い宿って、マスターがおすすめしてくれたんじゃないか……」
「だからだよ。とっととここを離れるかと思ったら、今日の午後になっても居やがるじゃねえか。ぐずぐずしてねぇで、とっとと出ていけ!」
「なんでそんなに嫌うんだよ?そりゃ、よそ者は気に食わないのかもしれないけど……」
「バカヤロウ、そんなこと言ってんじゃねぇっ。いいか、この町は見かけほどのどかな田舎町じゃねぇんだ。これは、忠告なんだよ」
え?忠告?マスターの顔には、俺をからかっている様子はかけらも見て取れない。代わりにあるのは、本気で訴えている真剣味と、ほんのすこしの心配だった。
「いいか、悪いこたぁ言わねえ。明日の夜までには、この町を出ていくんだ。早けりゃ早いほどいい」
「明日の夜?」
「そうだ。明日の夜、この町では儀式が執り行われる。そうなると、誰も外を出歩けなくなっちまうんだ。そうなったら、もう町を出ることはかなわねぇぞ。いいか、夜までだ。それまでにはここを離れとけ」
「……なんで、そんなこと教えてくれるんだ?」
「ふん。てめぇみてぇなクソガキがこの町に来るのは珍しいからな。ただそれだけだ」
マスターはそれだけ言うと、ぱっと俺の首を離した。
「いいか、これにこりたら、二度と俺の店によりつくんじゃねぇ!今度その生意気なツラぁ見せたら、切り落として帽子掛けにしてやるからな!」
マスターはわざとらしいほど大声でツバを飛ばすと、どすどすとカウンターへと戻っていった。
「桜下さん、大丈夫でしたか?」
心配そうな顔をしたウィルが駆け寄ってくる。
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