253 / 860
7章 大根役者
9-1 セイラムロットの真実
しおりを挟む
9-1 セイラムロットの真実
「な、謎が解けたって!どういうことですか!?」
ウィルが、ひた走る俺の横を飛びながら叫ぶ。しかし俺はかぶりを振った。
「ごめん、まだ話せない!たぶんあってるとは思うんだけど、確証がないんだ!だから先に、それを確かめたい!」
「た、確かめたいって……どうやって?」
「今から、ある人に会いに行く!」
そのために俺たちは、町の中を走り抜けているのだ。町の人たちが何事かと振り返るが、いまさら気にするもんか。俺たちは矢のように疾走し、ついに御神堂の上の事務所へとたどり着いた。俺は乱暴に扉をたたく。
「クライブ神父!いないか!」
ドンドンとノックすること数回。扉の奥からバタバタという足音が聞こえてきたかと思うと、パッと戸が開かれた。
「うるさいわよ!なん、なの……」
戸を開けて現れたのは、灰色の髪の少女。ローズだった。
「あなたたち……!」
「ローズ!クライブ神父に会わせてくれないか」
「はあ?無理よ、神父は忙しいの。出直して」
ローズはすぐさま扉を閉めようとする。だが俺は手と足を差し込み、ローズに扉を閉めさせなかった。
「ちょ、ちょっと!なにすんの!」
「ローズ、頼むから話を聞いてくれ。大事なことなんだ。リンの、君の姉さんの身に関わるかもしれない」
リンの名前を出したとたん、ローズの顔色がさっと変わった。
「……なに、言ってるの?でまかせいうのもいい加減に……」
「嘘じゃない!でも、時間がないんだ!儀式が始まったら、もう手が出せなくなる!そしたら、リンはもう戻らなくなるかもしれないんだぞ!」
「わ、わけがわからないわ。どういうこと……?」
「頼む、リンを救うためなんだ!クライブ神父の居場所を教えてくれ!」
ローズは、俺の勢いに押されてかなり混乱していた。俺がダメ押しとばかりにぐっと身を乗り出すと、ローズはおずおずと言葉を漏らした。
「し、神父様なら、あなたたちの宿のほうへ向かったと思うけど……」
「マーステンの宿に?どうして?」
「し、知らないわよ。私はずっと、儀式の準備をしていたから……」
「そうか。わかった、ありがとうローズ!」
向こうから出向いているとは思わなかった。でも、それなら話が早い。俺は扉から手を放すと、あっけにとられるローズを残して、今度は宿のほうへと走り始めた。
「クライブ神父に会えば、すべてがわかるんですか?」
ウィルが俺に並走しながら言う。俺はうなずいた。
「ああ。きっとあの人が、すべてのカギを握っている……!」
御神堂と宿とを行ったり来たりしたので、マーステンの宿につく頃には俺の息はすっかり上がっていた。ライラはいつの間にか、ちゃっかりフランの背中におぶさっている。
「はぁ、はぁ……それで、神父はどこに……?」
「呼んだかね」
うお。待ち構えていたかのように、クライブ神父が宿の陰から姿を現した。いや、おそらく本当に待っていたんだろう。向こうもまた、俺たちに会いに来たんだ。
「クライブ神父……」
「君たちも、私を探していたのか。ならば、ここで会ったのも何かの縁だろう。君たち、昼食は済ませたかね?」
「え?いや、まだだけど……」
「ならば、食事をしないか。この宿の一室にランチを用意させている。私もぜひ、諸君らと話をしたいと思っていたのだよ」
ほー、用意周到なこって。だがこちらとしても、願ったりかなったりだった。
「ええ。ぜひ、ご一緒させていただきたいな」
「そうか。では来たまえ」
クライブ神父はさっと踵を返すと、宿の中へと入っていく。フランが俺を見つめて、無言で「大丈夫?」と問いかけてくるが、俺はこくりとうなずいた。おそらく、これはチャンスだ。虎穴に入らずんば、ってやつだろう。
宿に入ると、クライブ神父は空いている一室に案内した。
「こっちだ」
う、相変わらずひどい匂いだ。ここで飯を食うのは正直気が引けるぜ……室内のテーブルには、あらかじめティーカップがいくつかと、コーン粥を入れた皿が並べられていた。そのうちの一席にクライブ神父が座ると、俺たちはおのおの適当な席についた。
「さて、さっそく談笑としゃれこんでもいいが、君たちはここまで走ってきて喉が渇いたのではないかね?まずは口の中を潤すといい」
クライブ神父はまだ息の整わない俺を見かねてか、先に茶を勧めた。確かに、走り続けて喉がひりついている。
「そーいうことなら、遠慮なく……」
俺はカップを手に取ると、そのふちに唇をつけた。そして、中身を傾け……
「きゃっ!」
「ぶっ!?ごほごほごほ!」
突然背後で悲鳴が上がり、俺は盛大にむせこんでしまった。
「あああ、ごめんなさい!天井からクモが下りてきて、私をすり抜けたもんですから、つい……」
叫んだ張本人のウィルはおろおろと、むせる俺の背中をさする。うひゃ、つ、冷たい。俺のこぼしたお茶は胸にかかって生温いもんだから、ウィルの冷たい手との温度差でぞわぞわする。何とか息を整えて、かがめていた背中を戻そうとした、その時だった。かすかにだが、シャツの下でチリンと音がした。
『飲んではいけません』
……!今の、間違いない。アニの声だ。あまりにも小さな声だったから、おそらく俺以外には聞こえていないだろう……
(飲んでは、いけない?このお茶をってことか?)
なんでまた……そのとき俺は、前にロアと王城で話したときにした、アニとの会話を思い出した。
(『私にはミスリル銀が使われているので、触れれば毒物の有無を判定できるのですよ……』)
俺は、はっとして自分の胸を見下ろした。俺のシャツの、ちょうどアニが下に隠してあるあたりが、噴き出したお茶でびっしょりと濡れている。まさか、これで判ったのか。
「大丈夫かね、君?」
いつまでも顔を上げない俺を見て、クライブ神父が心配そうな声をかけてくる。だが、断言してもいい。心配しているのは、外面だけだ……毒を盛った相手を、心の底から心配するはずがない。
「ええ、大丈夫です……」
俺は袖で口元をぬぐった。しかしこの状況、どうしたらいい。毒を盛られたのは確かだが、それを証明するには、勇者の証であるアニを取り出さないといけない。それはしたくないが、だとすると俺の直感で分かったとでも言うほかない。それじゃ俺のほうがヤバイやつだ。
「……けど、ちょっと服を濡らしちゃったんで、洗ってきていいっすか?少し待っててください!」
俺は返事も聞かずにガタタっと席を立つと、そのまま部屋を飛び出した。苦し紛れだったが、これで時間を稼げるぞ。俺は廊下のすみに小さなトイレを見つけると、そこに飛び込んだ。バタン!
「……ふぅ。ここでなら、盗み見されることもないな」
俺はシャツの下から、ぼんやり青く光るガラスの鈴を取り出した。
「アニ、詳しく説明してくれ。飲むなって、どういうことだよ」
『文字通りです。あのお茶には、サンドマン系モンスターの毒が混入されています。強力な睡眠毒です』
「睡眠毒……?睡眠薬みたいなものか?」
『はい。効き目は量によってまちまちですが、あのお茶を飲めば、数十分後には深い眠りに落ちるでしょう』
睡眠薬か……なるほど。クライブ神父は、俺たちを身動きできないようにしたいみたいだな。ここで重要なのは、殺したいんじゃなくて、あくまで自由を奪うってことだ。
「……俺の予想は、当たってるみたいだな」
『主様?』
「アニ。この毒、無効化することはできないか?解毒剤とか……」
『無効化……可能です。これだけ詳細な成分が分かっていれば、魔法で免疫を作れます』
「じゃあ、それを俺にかけてくれないか?クライブ神父に一芝居打とうと思うんだ」
『はぁ……いいでしょう、承知しました』
アニは呪文をぶつぶつとつぶやくと、青い光を放った。
『トードストーン』
俺の体が一瞬だけ青白く光る。光はすぐに消えたが、魔法は無事成功したようだった。
『これで、数時間はサンドマンの毒は効きません』
「オッケー。サンキュー、アニ。あとは、みんなに声を届けられるかな?クライブ神父にばれないように」
『かしこまりました。死霊たちとチャンネルをつなげます……はい、どうぞ』
よし。俺はアニを握りしめると、頭のなかで仲間たちに呼びかけた。
(みんな、聞いてくれ。クライブ神父が、睡眠毒を盛っている。俺たちが毒に引っかかったと見せかけるために、適当に飲み食いするふりをしてくれないか……)
「……うん、シンプルだがこれでいいだろ。すぐみんなのところに戻ろう」
『気を付けてください。あの神父、くせ者ですよ』
まったくだ。俺はアニをしまいなおすと、急いで部屋へと戻った。
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
====================
Twitterでは、次話の投稿のお知らせや、
作中に登場するキャラ、モンスターなどのイラストを公開しています。
よければ見てみてください。
↓ ↓ ↓
https://twitter.com/ragoradonma
「な、謎が解けたって!どういうことですか!?」
ウィルが、ひた走る俺の横を飛びながら叫ぶ。しかし俺はかぶりを振った。
「ごめん、まだ話せない!たぶんあってるとは思うんだけど、確証がないんだ!だから先に、それを確かめたい!」
「た、確かめたいって……どうやって?」
「今から、ある人に会いに行く!」
そのために俺たちは、町の中を走り抜けているのだ。町の人たちが何事かと振り返るが、いまさら気にするもんか。俺たちは矢のように疾走し、ついに御神堂の上の事務所へとたどり着いた。俺は乱暴に扉をたたく。
「クライブ神父!いないか!」
ドンドンとノックすること数回。扉の奥からバタバタという足音が聞こえてきたかと思うと、パッと戸が開かれた。
「うるさいわよ!なん、なの……」
戸を開けて現れたのは、灰色の髪の少女。ローズだった。
「あなたたち……!」
「ローズ!クライブ神父に会わせてくれないか」
「はあ?無理よ、神父は忙しいの。出直して」
ローズはすぐさま扉を閉めようとする。だが俺は手と足を差し込み、ローズに扉を閉めさせなかった。
「ちょ、ちょっと!なにすんの!」
「ローズ、頼むから話を聞いてくれ。大事なことなんだ。リンの、君の姉さんの身に関わるかもしれない」
リンの名前を出したとたん、ローズの顔色がさっと変わった。
「……なに、言ってるの?でまかせいうのもいい加減に……」
「嘘じゃない!でも、時間がないんだ!儀式が始まったら、もう手が出せなくなる!そしたら、リンはもう戻らなくなるかもしれないんだぞ!」
「わ、わけがわからないわ。どういうこと……?」
「頼む、リンを救うためなんだ!クライブ神父の居場所を教えてくれ!」
ローズは、俺の勢いに押されてかなり混乱していた。俺がダメ押しとばかりにぐっと身を乗り出すと、ローズはおずおずと言葉を漏らした。
「し、神父様なら、あなたたちの宿のほうへ向かったと思うけど……」
「マーステンの宿に?どうして?」
「し、知らないわよ。私はずっと、儀式の準備をしていたから……」
「そうか。わかった、ありがとうローズ!」
向こうから出向いているとは思わなかった。でも、それなら話が早い。俺は扉から手を放すと、あっけにとられるローズを残して、今度は宿のほうへと走り始めた。
「クライブ神父に会えば、すべてがわかるんですか?」
ウィルが俺に並走しながら言う。俺はうなずいた。
「ああ。きっとあの人が、すべてのカギを握っている……!」
御神堂と宿とを行ったり来たりしたので、マーステンの宿につく頃には俺の息はすっかり上がっていた。ライラはいつの間にか、ちゃっかりフランの背中におぶさっている。
「はぁ、はぁ……それで、神父はどこに……?」
「呼んだかね」
うお。待ち構えていたかのように、クライブ神父が宿の陰から姿を現した。いや、おそらく本当に待っていたんだろう。向こうもまた、俺たちに会いに来たんだ。
「クライブ神父……」
「君たちも、私を探していたのか。ならば、ここで会ったのも何かの縁だろう。君たち、昼食は済ませたかね?」
「え?いや、まだだけど……」
「ならば、食事をしないか。この宿の一室にランチを用意させている。私もぜひ、諸君らと話をしたいと思っていたのだよ」
ほー、用意周到なこって。だがこちらとしても、願ったりかなったりだった。
「ええ。ぜひ、ご一緒させていただきたいな」
「そうか。では来たまえ」
クライブ神父はさっと踵を返すと、宿の中へと入っていく。フランが俺を見つめて、無言で「大丈夫?」と問いかけてくるが、俺はこくりとうなずいた。おそらく、これはチャンスだ。虎穴に入らずんば、ってやつだろう。
宿に入ると、クライブ神父は空いている一室に案内した。
「こっちだ」
う、相変わらずひどい匂いだ。ここで飯を食うのは正直気が引けるぜ……室内のテーブルには、あらかじめティーカップがいくつかと、コーン粥を入れた皿が並べられていた。そのうちの一席にクライブ神父が座ると、俺たちはおのおの適当な席についた。
「さて、さっそく談笑としゃれこんでもいいが、君たちはここまで走ってきて喉が渇いたのではないかね?まずは口の中を潤すといい」
クライブ神父はまだ息の整わない俺を見かねてか、先に茶を勧めた。確かに、走り続けて喉がひりついている。
「そーいうことなら、遠慮なく……」
俺はカップを手に取ると、そのふちに唇をつけた。そして、中身を傾け……
「きゃっ!」
「ぶっ!?ごほごほごほ!」
突然背後で悲鳴が上がり、俺は盛大にむせこんでしまった。
「あああ、ごめんなさい!天井からクモが下りてきて、私をすり抜けたもんですから、つい……」
叫んだ張本人のウィルはおろおろと、むせる俺の背中をさする。うひゃ、つ、冷たい。俺のこぼしたお茶は胸にかかって生温いもんだから、ウィルの冷たい手との温度差でぞわぞわする。何とか息を整えて、かがめていた背中を戻そうとした、その時だった。かすかにだが、シャツの下でチリンと音がした。
『飲んではいけません』
……!今の、間違いない。アニの声だ。あまりにも小さな声だったから、おそらく俺以外には聞こえていないだろう……
(飲んでは、いけない?このお茶をってことか?)
なんでまた……そのとき俺は、前にロアと王城で話したときにした、アニとの会話を思い出した。
(『私にはミスリル銀が使われているので、触れれば毒物の有無を判定できるのですよ……』)
俺は、はっとして自分の胸を見下ろした。俺のシャツの、ちょうどアニが下に隠してあるあたりが、噴き出したお茶でびっしょりと濡れている。まさか、これで判ったのか。
「大丈夫かね、君?」
いつまでも顔を上げない俺を見て、クライブ神父が心配そうな声をかけてくる。だが、断言してもいい。心配しているのは、外面だけだ……毒を盛った相手を、心の底から心配するはずがない。
「ええ、大丈夫です……」
俺は袖で口元をぬぐった。しかしこの状況、どうしたらいい。毒を盛られたのは確かだが、それを証明するには、勇者の証であるアニを取り出さないといけない。それはしたくないが、だとすると俺の直感で分かったとでも言うほかない。それじゃ俺のほうがヤバイやつだ。
「……けど、ちょっと服を濡らしちゃったんで、洗ってきていいっすか?少し待っててください!」
俺は返事も聞かずにガタタっと席を立つと、そのまま部屋を飛び出した。苦し紛れだったが、これで時間を稼げるぞ。俺は廊下のすみに小さなトイレを見つけると、そこに飛び込んだ。バタン!
「……ふぅ。ここでなら、盗み見されることもないな」
俺はシャツの下から、ぼんやり青く光るガラスの鈴を取り出した。
「アニ、詳しく説明してくれ。飲むなって、どういうことだよ」
『文字通りです。あのお茶には、サンドマン系モンスターの毒が混入されています。強力な睡眠毒です』
「睡眠毒……?睡眠薬みたいなものか?」
『はい。効き目は量によってまちまちですが、あのお茶を飲めば、数十分後には深い眠りに落ちるでしょう』
睡眠薬か……なるほど。クライブ神父は、俺たちを身動きできないようにしたいみたいだな。ここで重要なのは、殺したいんじゃなくて、あくまで自由を奪うってことだ。
「……俺の予想は、当たってるみたいだな」
『主様?』
「アニ。この毒、無効化することはできないか?解毒剤とか……」
『無効化……可能です。これだけ詳細な成分が分かっていれば、魔法で免疫を作れます』
「じゃあ、それを俺にかけてくれないか?クライブ神父に一芝居打とうと思うんだ」
『はぁ……いいでしょう、承知しました』
アニは呪文をぶつぶつとつぶやくと、青い光を放った。
『トードストーン』
俺の体が一瞬だけ青白く光る。光はすぐに消えたが、魔法は無事成功したようだった。
『これで、数時間はサンドマンの毒は効きません』
「オッケー。サンキュー、アニ。あとは、みんなに声を届けられるかな?クライブ神父にばれないように」
『かしこまりました。死霊たちとチャンネルをつなげます……はい、どうぞ』
よし。俺はアニを握りしめると、頭のなかで仲間たちに呼びかけた。
(みんな、聞いてくれ。クライブ神父が、睡眠毒を盛っている。俺たちが毒に引っかかったと見せかけるために、適当に飲み食いするふりをしてくれないか……)
「……うん、シンプルだがこれでいいだろ。すぐみんなのところに戻ろう」
『気を付けてください。あの神父、くせ者ですよ』
まったくだ。俺はアニをしまいなおすと、急いで部屋へと戻った。
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
====================
Twitterでは、次話の投稿のお知らせや、
作中に登場するキャラ、モンスターなどのイラストを公開しています。
よければ見てみてください。
↓ ↓ ↓
https://twitter.com/ragoradonma
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる