292 / 860
8章 重なる魂
7-3
しおりを挟む
7-3
「戻ったぞ!ライラは……?」
部屋に戻ってくるなり、俺は開口一番にたずねた。すると、出迎えてくれたウィルが、口元に指を立てている。
「しーっ。しずかに。今ちょうど、寝てしまったところです」
「へ?寝た?」
ウィルはこくりとうなずくと、すっとわきによけた。その向こうには、ベッドの上で丸くなって眠る、赤毛の少女の姿が見えた。
「ライラ……!戻ってきたんだな」
俺は声を潜めながら、ウィルに笑いかけた。
「ほんとにありがとな、ウィル。ライラを連れ戻してくれて」
「いえ、したことと言えば、なだめすかしたくらいですから……」
だが俺と違って、ウィルの表情は曇っていた。なにか、あったのだろうか。
「ウィル?」
「……桜下さん。ライラさんのこと、誤解しないであげてください。ライラさんは……!」
そこまで言って、ウィルは口をぱくつかせた。言葉がつかえて、出てこない……というよりは、言おうか言うまいか、悩んでいるようだった。
(ライラを誤解しないでくれ、か……)
ウィルは、確かにそう言った。俺に怒って、飛び出して行ってしまったライラ。俺は、ライラを傷つけてしまったんだと思っていたけれど……
「……わかったよ、ウィル」
「え?」
「俺なりに、ライラと向き合ってみる。うまくいくかはわかんないけど……それでも、逃げたりしない。これでいいかな?」
「……ええ!お願いします。ライラさんもきっと、心の奥でそれを望んでいるはずです」
ウィルはどこかほっとしたような顔をしていた。
しかし、当のライラは眠ってしまっている。俺はベッドの淵にそっと腰かけて、眠るライラを覗き見た。手足を折りたたんで、ぎゅっと縮こまるような恰好。顔には髪がバラバラとかかっているが、隙間から見える頬には、涙の跡が見えた。胸が痛むな。
「……ライラは、どうだったんだ?もどってから」
ウィルが肩を落として答える。
「……ずっと、泣いていました。戻ってからと言うか、私が見つけてから、ずっと。部屋に戻ってくると、糸が切れたみたいに眠ってしまいました」
「そっか……外に出ずに、出迎えてやればよかったかな」
「それは……かえって、よかったかもしれませんよ。ライラさんも、すぐに顔を合わせるのは気まずかったでしょうし……それに」
ウィルは言葉を区切ると、眉をㇵの字にして微笑を浮かべた。
「もし私だったら、追いかけてきてくれたほうが嬉しいです。部屋で、ゆっくりのんびり待たれるよりは」
……うん、そうかもしれない。ほんの少しだけ、気持ちが救われた。
「桜下さんたちは、ライラさんを追いかけてきてくれたんですよね」
「ああ。結局追いつけなかったけどな……あ、そうだ」
俺はウィルと、それからエラゼムのほうへ向き直った。
「その途中で、フランに話したんだけどさ。みんなにも聞いておいてほしいんだ」
「なにを、ですか?」
ウィルが怪訝そうに首をかしげる。
「俺の、過去について。この帽子のこととか」
俺が頭を指さすと、ウィルは口を覆って、目を見開いた。エラゼムもわずかに体を固くしたのか、鎧がキィと音を立てた。
「桜下さん……それって……」
「ああ。今回の騒動の原因でもあるし、俺がみんなに隠してたことでもある……けど、フランに話して思ったんだ。このことは、隠しておくより、みんなに知っててもらいたいって。たぶん、聞いてて楽しい話ではないと思うんだけど……いいかな」
たずねるまでもなかった。ウィルは手を胸の前で組み合わせて、真剣なまなざしでこちらを見ている。エラゼムは直立不動だったが、その寡黙さが、実直な彼らしかった。
俺は口を開く。
「あのな……」
ライラが目覚めたのは、俺が話を終えたすぐ後だった。外はすでに日が暮れ、室内にはロウソクの明かりがチラチラとまたたいている。
「ん……」
「ライラさん、目が覚めたんですね」
目をこするライラのもとに、ウィルがすぅっと近寄る。俺は様子を見て、ライラに声をかけようとしたが……
「……っ」
ライラは俺の顔を見ると、さっとシーツをまくって隠れてしまった。
「ら、ライラ……」
オロオロするが、ライラは籠ったきり出てこない。ウィルは困り顔で、こちらを向いて首をゆるゆる振った。
(今はまだ、ダメみたいです)
(だな……)
無理に話してもしょうがない。頃合いを見計らうしかないだろう。
しかし、いいタイミングはなかなか訪れなかった。そのまましばらく待っても、食事の時間になって下に下りても、そして部屋に戻ってきても、ライラは一向に口を開かなかった。
「まいったな……」
俺はベンチに深くもたれて、ひとりごちた。俺が部屋にいると、ライラは言葉一つ発さないので、宿の裏手に来ていた。狭い裏庭の隅に忘れ去られたベンチを見つけ、そこに腰かけていたのだけれど……
「きっかけがあれば……」
そのきっかけがつかめず、俺はただただ空に浮かぶ月を見上げているのだが。天を仰ぐとは、まさにこういう時のことを言うのだろう。
「……ん?」
ガシャガシャと、鎧のこすれあう音。やがて、裏庭の扉がキィと開いた。俺は振り返りながら言った。
「エラゼムか?」
「はい。お邪魔してしまい、申し訳ございません」
エラゼムは戸口を窮屈そうにくぐると、こちらへ歩いてきた。
「いや、別に邪魔はしてないよ。結局、なーんの案も出てこなかったところだからな」
「そうでしたか……生憎と吾輩では、とても桜下殿のお役には立ちそうもございません。申し訳ないことです」
「難しいよなぁ、こればっかりは」
「……ですが、それでも桜下殿は、解決を諦めはしないのでしょうな」
「え?おいおい、当たり前だろ」
「……いや、失言でした。忘れてくだされ」
「うん?まあ、いいけど……」
「それよりも、桜下殿。宿の主人に聞いてきたところ、今の時間は、浴場を誰も使ってはいないとのことでした」
「は、浴場?ずいぶん唐突だな……それって、ここに備え付けの温泉のことだよな?」
「ええ。どうでしょう、一つ湯浴みに行かれてみては?体が温まれば、頭の血の巡りもよくなると聞きます。ひょっとすると、妙案も浮かぶやもしれませんぞ」
ああ、なるほど……それで風呂を勧めてくれたのか。たしかに、気分転換にはもってこいだ。ちょうど煮詰まっていたところだし……
「ん……そうだな。それもいいかもしれない。じゃあ、着替えを取りに……」
「それは、すでにこちらに」
エラゼムはそういって、俺に替えの服と、おそらく宿の物だろう、タオルとランタンを差し出してきた。
「おお……ずいぶん用意がいいな」
「え、まあ、はい。桜下殿のお手を煩わせるのも、どうかと思いましてな……」
「……?まあでも、サンキューな。せっかくだから、行ってみるよ」
「ええ。浴場はこの先にあるようです」
「へー。この先って、裏庭のってこと?」
「正確には、この下ですが。ここを少し進むと、ちょうど我々の部屋の真下に出られるそうです。急な坂道とのことでしたので、足元にお気を付けくだされ」
「ああ、それでランタンか」
俺はうなずくと、エラゼムから荷物を受け取った。
「それじゃ、行ってくるな」
「ええ」
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
====================
Twitterでは、次話の投稿のお知らせや、
作中に登場するキャラ、モンスターなどのイラストを公開しています。
よければ見てみてください。
↓ ↓ ↓
https://twitter.com/ragoradonma
「戻ったぞ!ライラは……?」
部屋に戻ってくるなり、俺は開口一番にたずねた。すると、出迎えてくれたウィルが、口元に指を立てている。
「しーっ。しずかに。今ちょうど、寝てしまったところです」
「へ?寝た?」
ウィルはこくりとうなずくと、すっとわきによけた。その向こうには、ベッドの上で丸くなって眠る、赤毛の少女の姿が見えた。
「ライラ……!戻ってきたんだな」
俺は声を潜めながら、ウィルに笑いかけた。
「ほんとにありがとな、ウィル。ライラを連れ戻してくれて」
「いえ、したことと言えば、なだめすかしたくらいですから……」
だが俺と違って、ウィルの表情は曇っていた。なにか、あったのだろうか。
「ウィル?」
「……桜下さん。ライラさんのこと、誤解しないであげてください。ライラさんは……!」
そこまで言って、ウィルは口をぱくつかせた。言葉がつかえて、出てこない……というよりは、言おうか言うまいか、悩んでいるようだった。
(ライラを誤解しないでくれ、か……)
ウィルは、確かにそう言った。俺に怒って、飛び出して行ってしまったライラ。俺は、ライラを傷つけてしまったんだと思っていたけれど……
「……わかったよ、ウィル」
「え?」
「俺なりに、ライラと向き合ってみる。うまくいくかはわかんないけど……それでも、逃げたりしない。これでいいかな?」
「……ええ!お願いします。ライラさんもきっと、心の奥でそれを望んでいるはずです」
ウィルはどこかほっとしたような顔をしていた。
しかし、当のライラは眠ってしまっている。俺はベッドの淵にそっと腰かけて、眠るライラを覗き見た。手足を折りたたんで、ぎゅっと縮こまるような恰好。顔には髪がバラバラとかかっているが、隙間から見える頬には、涙の跡が見えた。胸が痛むな。
「……ライラは、どうだったんだ?もどってから」
ウィルが肩を落として答える。
「……ずっと、泣いていました。戻ってからと言うか、私が見つけてから、ずっと。部屋に戻ってくると、糸が切れたみたいに眠ってしまいました」
「そっか……外に出ずに、出迎えてやればよかったかな」
「それは……かえって、よかったかもしれませんよ。ライラさんも、すぐに顔を合わせるのは気まずかったでしょうし……それに」
ウィルは言葉を区切ると、眉をㇵの字にして微笑を浮かべた。
「もし私だったら、追いかけてきてくれたほうが嬉しいです。部屋で、ゆっくりのんびり待たれるよりは」
……うん、そうかもしれない。ほんの少しだけ、気持ちが救われた。
「桜下さんたちは、ライラさんを追いかけてきてくれたんですよね」
「ああ。結局追いつけなかったけどな……あ、そうだ」
俺はウィルと、それからエラゼムのほうへ向き直った。
「その途中で、フランに話したんだけどさ。みんなにも聞いておいてほしいんだ」
「なにを、ですか?」
ウィルが怪訝そうに首をかしげる。
「俺の、過去について。この帽子のこととか」
俺が頭を指さすと、ウィルは口を覆って、目を見開いた。エラゼムもわずかに体を固くしたのか、鎧がキィと音を立てた。
「桜下さん……それって……」
「ああ。今回の騒動の原因でもあるし、俺がみんなに隠してたことでもある……けど、フランに話して思ったんだ。このことは、隠しておくより、みんなに知っててもらいたいって。たぶん、聞いてて楽しい話ではないと思うんだけど……いいかな」
たずねるまでもなかった。ウィルは手を胸の前で組み合わせて、真剣なまなざしでこちらを見ている。エラゼムは直立不動だったが、その寡黙さが、実直な彼らしかった。
俺は口を開く。
「あのな……」
ライラが目覚めたのは、俺が話を終えたすぐ後だった。外はすでに日が暮れ、室内にはロウソクの明かりがチラチラとまたたいている。
「ん……」
「ライラさん、目が覚めたんですね」
目をこするライラのもとに、ウィルがすぅっと近寄る。俺は様子を見て、ライラに声をかけようとしたが……
「……っ」
ライラは俺の顔を見ると、さっとシーツをまくって隠れてしまった。
「ら、ライラ……」
オロオロするが、ライラは籠ったきり出てこない。ウィルは困り顔で、こちらを向いて首をゆるゆる振った。
(今はまだ、ダメみたいです)
(だな……)
無理に話してもしょうがない。頃合いを見計らうしかないだろう。
しかし、いいタイミングはなかなか訪れなかった。そのまましばらく待っても、食事の時間になって下に下りても、そして部屋に戻ってきても、ライラは一向に口を開かなかった。
「まいったな……」
俺はベンチに深くもたれて、ひとりごちた。俺が部屋にいると、ライラは言葉一つ発さないので、宿の裏手に来ていた。狭い裏庭の隅に忘れ去られたベンチを見つけ、そこに腰かけていたのだけれど……
「きっかけがあれば……」
そのきっかけがつかめず、俺はただただ空に浮かぶ月を見上げているのだが。天を仰ぐとは、まさにこういう時のことを言うのだろう。
「……ん?」
ガシャガシャと、鎧のこすれあう音。やがて、裏庭の扉がキィと開いた。俺は振り返りながら言った。
「エラゼムか?」
「はい。お邪魔してしまい、申し訳ございません」
エラゼムは戸口を窮屈そうにくぐると、こちらへ歩いてきた。
「いや、別に邪魔はしてないよ。結局、なーんの案も出てこなかったところだからな」
「そうでしたか……生憎と吾輩では、とても桜下殿のお役には立ちそうもございません。申し訳ないことです」
「難しいよなぁ、こればっかりは」
「……ですが、それでも桜下殿は、解決を諦めはしないのでしょうな」
「え?おいおい、当たり前だろ」
「……いや、失言でした。忘れてくだされ」
「うん?まあ、いいけど……」
「それよりも、桜下殿。宿の主人に聞いてきたところ、今の時間は、浴場を誰も使ってはいないとのことでした」
「は、浴場?ずいぶん唐突だな……それって、ここに備え付けの温泉のことだよな?」
「ええ。どうでしょう、一つ湯浴みに行かれてみては?体が温まれば、頭の血の巡りもよくなると聞きます。ひょっとすると、妙案も浮かぶやもしれませんぞ」
ああ、なるほど……それで風呂を勧めてくれたのか。たしかに、気分転換にはもってこいだ。ちょうど煮詰まっていたところだし……
「ん……そうだな。それもいいかもしれない。じゃあ、着替えを取りに……」
「それは、すでにこちらに」
エラゼムはそういって、俺に替えの服と、おそらく宿の物だろう、タオルとランタンを差し出してきた。
「おお……ずいぶん用意がいいな」
「え、まあ、はい。桜下殿のお手を煩わせるのも、どうかと思いましてな……」
「……?まあでも、サンキューな。せっかくだから、行ってみるよ」
「ええ。浴場はこの先にあるようです」
「へー。この先って、裏庭のってこと?」
「正確には、この下ですが。ここを少し進むと、ちょうど我々の部屋の真下に出られるそうです。急な坂道とのことでしたので、足元にお気を付けくだされ」
「ああ、それでランタンか」
俺はうなずくと、エラゼムから荷物を受け取った。
「それじゃ、行ってくるな」
「ええ」
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
====================
Twitterでは、次話の投稿のお知らせや、
作中に登場するキャラ、モンスターなどのイラストを公開しています。
よければ見てみてください。
↓ ↓ ↓
https://twitter.com/ragoradonma
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる