293 / 860
8章 重なる魂
8-1 湯の花
しおりを挟む
8-1 湯の花
エラゼムと別れると、俺は裏庭の奥へと向かった。狭いと思っていた裏庭だが、よく見ると隅のほうに、細い道が続いている。どうやら、隣の建物との隙間を、無理やり通路にしているみたいだ。肩が擦れそうな道幅を進むと、急にがくんと傾斜がきつくなった。ランタンを高く掲げてみるが、下り坂の先は、闇に覆われて見えない……
「いったい、どこまで続いてるんだ……?」
俺は足の裏に力を込めて、踏ん張りながら坂を下っていった。やがて、坂は別の建物にぶつかって、かくんと九十度左に折れた。角を曲がってさらに進むと、石張りの小さな庭のような場所に出た。あたりには独特な刺激臭……硫黄の匂いが立ち込めている。
「ここが浴場か」
周囲にしきいはなく、代わりによく茂った低木が生け垣として植えられていた。そこに埋もれるようにして、湯気の立つ湯船がある。随分小さいな、池みたいに見えるぞ。大人が二人も入れば、肩が触れ合うだろう。あたりを見回したが、脱衣所のようなものはなかった。というか、風呂らしい設備は何もない。本当に温泉だけだ。上を見上げると、俺たちの部屋と思しきバルコニーの床が見えた。真下に風呂があるだなんて、全然気づかなかったな。
「これって、上から覗かれ放題なんじゃ……」
と思ったが、おそらく角度的に、相当無理をしないと真下は見えないだろう。もっとも、泊り客が俺たちしかいない今は、そんな心配も無用だ。
「ここで脱ぐしかないよな……うぅん、落ち着かない」
なんだかその辺の茂みで素っ裸になる気分だ。俺がのそのそと服を床に落とし始めると、胸元でチリンと鈴が鳴った。
『主様』
「アニ?どうした」
『少し、お話ができればと思いまして』
「お前が?珍しいな。そう言えば、最近はアニと二人で話す機会も少なくなったなぁ」
『眷属が増えましたから。私は本来ナビゲーターなので、それが正しい姿です』
「ちょっと懐かしい気もするけどな。それで、なんだ?」
『今日の、というか、現在進行形の出来事についてです』
「あー……そっか、アニも見てたんだもんな」
『ええ。主様が随分と気にされているようでしたので、一つ助言を』
「助言?仲直りの秘策とか?」
『そうではないです。今回の一件、私が見た限り、主様は自分に非があるとお考えのようですが』
「ん……まあ、な。やっぱり、ライラを傷つけたのは、俺だから」
『しかし、原因は主様ではないかもしれません』
「は?じゃあ、ライラってことか?」
『いいえ。もっと前の出来事です。覚えていませんか。最近、とても嫌な気分を味わった出来事を』
嫌な気分……そりゃ、大なり小なりそういう気分になることはあるけど……だが、直近で、強烈に気分が悪くなる事があった気がする。辛いとか苦しいとか、単純な言葉じゃ言い表せない、重苦しい感情……
「……そうか。マスカレードにやられた、闇の魔法」
『その通りです。以前も言いましたが、闇の魔力は、心に作用します。外的損傷はどうとでも治癒ができますが、心の傷は油断なりません。その傷は深く、治りも遅い』
「そうだったな……じゃあ、俺がライラに手をあげたのも、その傷が原因だって言いたいのか?俺の意思ではなく?」
『その可能性があります。闇の魔力が、どのように精神に作用するのかはわかりません。ですが、些細なことでカッとなる、こらえが効かなくなるなどは、心的損傷の典型例です』
「……」
アニの言う通りならば、俺があの時冷静さを欠いたのは、マスカレードのせいだということになる。あいつに闇の魔法をかけられたからであって、俺自身の意思でやったことではない。だから、俺は悪くはない……
「……いや。やっぱり、それは通らないよ」
『何故です?今の主様に魔力の影響がないとは、とても考えられませんが』
「だとしても、だ。たとえどんな影響を受けていようが、最後に決めるのは俺自身だ。言い訳にはできないよ」
『……ですか』
「ああ。わるいな、アニ。それに、ありがとうな」
『感謝されるようなことをしましたか?』
「だって、気ぃつかってくれたんだろ?俺が落ち込んでるからさ」
『……まあ、どう解釈するかは、主様にお任せします。字引は、意見をしないので』
「はは、またそれかよ」
俺は笑うと、アニを首から外して、ていねいにシャツでくるんだ。服を脱ぎ、最後に帽子に手をかける。
「……」
素早くそれを外すと、ほとんど同時に、タオルを頭からかぶった。
「……俺しか、いないのにな」
お湯は熱過ぎず、ぬる過ぎずのちょうどいい温度だった。先にかけ湯を……しようと思ったが、手桶がない。ええい、ここは公衆浴場か?マナーなんかないようなもんだろ。気にするか。
「ふ、ううぅ……」
湯につかると、今日の疲れが染み出していくようだった。昼間はあちこち走り回ったからなぁ。
「……闇の魔力、か」
お湯に浮かびながら考える。アニに言われるまで、考えもしなかった。だが、そう考えると、納得のいくところもある。あの魔法を受けたとき、俺は昔のことを思い出した。より正確に言えば、過去の辛い記憶、辛い感情を鮮明に呼び起こされたんだ。こっちに来て、あの骸骨剣士に切られてからは、すっかり感じなくなった気持ちだった。だが、消えたわけじゃなかった。確かに俺の内には、あの暗い感情が残っていたわけだ。
「思い出した、ってことなのかな……」
振り返ってみれば、確かにここ最近、心に影が落ちる事が多かった気がする。そのせいで、敏感になっていたのだろうか。だから、俺の過去に触れるものに、過剰に反応してしまったのか。もちろん、だからと言って開き直ることはできないが……
「くそ……せっかく、自由になれたのに」
これじゃあ、昔の繰り返しだ。マスカレードめ、とんでもない置き土産をしていきやがった。
俺はお湯をすくうと、顔にパシャリとかけた。水滴が頬を伝うが、気分は晴れない。俺は思い切って、頭から湯につけた。ぶくぶくと、鼻から息を吐く。この息と一緒に、俺の中の黒い感情も、お湯に溶けてしまえばいいのに。
俺はしばらくの間、そうして湯に沈んでいた。だがじきに苦しくなって、結局は顔を上げてしまった。
「ぶはっ」
大きく息を吸って、肺に空気を送り込む……何をやっているんだか。こんなことしても、解決するわけないのに。早くものぼせているのかもしれない。俺は乱暴に顔をこすってから、目を開けた。すると目の前に、裸の少女が立っていた。
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
====================
Twitterでは、次話の投稿のお知らせや、
作中に登場するキャラ、モンスターなどのイラストを公開しています。
よければ見てみてください。
↓ ↓ ↓
https://twitter.com/ragoradonma
エラゼムと別れると、俺は裏庭の奥へと向かった。狭いと思っていた裏庭だが、よく見ると隅のほうに、細い道が続いている。どうやら、隣の建物との隙間を、無理やり通路にしているみたいだ。肩が擦れそうな道幅を進むと、急にがくんと傾斜がきつくなった。ランタンを高く掲げてみるが、下り坂の先は、闇に覆われて見えない……
「いったい、どこまで続いてるんだ……?」
俺は足の裏に力を込めて、踏ん張りながら坂を下っていった。やがて、坂は別の建物にぶつかって、かくんと九十度左に折れた。角を曲がってさらに進むと、石張りの小さな庭のような場所に出た。あたりには独特な刺激臭……硫黄の匂いが立ち込めている。
「ここが浴場か」
周囲にしきいはなく、代わりによく茂った低木が生け垣として植えられていた。そこに埋もれるようにして、湯気の立つ湯船がある。随分小さいな、池みたいに見えるぞ。大人が二人も入れば、肩が触れ合うだろう。あたりを見回したが、脱衣所のようなものはなかった。というか、風呂らしい設備は何もない。本当に温泉だけだ。上を見上げると、俺たちの部屋と思しきバルコニーの床が見えた。真下に風呂があるだなんて、全然気づかなかったな。
「これって、上から覗かれ放題なんじゃ……」
と思ったが、おそらく角度的に、相当無理をしないと真下は見えないだろう。もっとも、泊り客が俺たちしかいない今は、そんな心配も無用だ。
「ここで脱ぐしかないよな……うぅん、落ち着かない」
なんだかその辺の茂みで素っ裸になる気分だ。俺がのそのそと服を床に落とし始めると、胸元でチリンと鈴が鳴った。
『主様』
「アニ?どうした」
『少し、お話ができればと思いまして』
「お前が?珍しいな。そう言えば、最近はアニと二人で話す機会も少なくなったなぁ」
『眷属が増えましたから。私は本来ナビゲーターなので、それが正しい姿です』
「ちょっと懐かしい気もするけどな。それで、なんだ?」
『今日の、というか、現在進行形の出来事についてです』
「あー……そっか、アニも見てたんだもんな」
『ええ。主様が随分と気にされているようでしたので、一つ助言を』
「助言?仲直りの秘策とか?」
『そうではないです。今回の一件、私が見た限り、主様は自分に非があるとお考えのようですが』
「ん……まあ、な。やっぱり、ライラを傷つけたのは、俺だから」
『しかし、原因は主様ではないかもしれません』
「は?じゃあ、ライラってことか?」
『いいえ。もっと前の出来事です。覚えていませんか。最近、とても嫌な気分を味わった出来事を』
嫌な気分……そりゃ、大なり小なりそういう気分になることはあるけど……だが、直近で、強烈に気分が悪くなる事があった気がする。辛いとか苦しいとか、単純な言葉じゃ言い表せない、重苦しい感情……
「……そうか。マスカレードにやられた、闇の魔法」
『その通りです。以前も言いましたが、闇の魔力は、心に作用します。外的損傷はどうとでも治癒ができますが、心の傷は油断なりません。その傷は深く、治りも遅い』
「そうだったな……じゃあ、俺がライラに手をあげたのも、その傷が原因だって言いたいのか?俺の意思ではなく?」
『その可能性があります。闇の魔力が、どのように精神に作用するのかはわかりません。ですが、些細なことでカッとなる、こらえが効かなくなるなどは、心的損傷の典型例です』
「……」
アニの言う通りならば、俺があの時冷静さを欠いたのは、マスカレードのせいだということになる。あいつに闇の魔法をかけられたからであって、俺自身の意思でやったことではない。だから、俺は悪くはない……
「……いや。やっぱり、それは通らないよ」
『何故です?今の主様に魔力の影響がないとは、とても考えられませんが』
「だとしても、だ。たとえどんな影響を受けていようが、最後に決めるのは俺自身だ。言い訳にはできないよ」
『……ですか』
「ああ。わるいな、アニ。それに、ありがとうな」
『感謝されるようなことをしましたか?』
「だって、気ぃつかってくれたんだろ?俺が落ち込んでるからさ」
『……まあ、どう解釈するかは、主様にお任せします。字引は、意見をしないので』
「はは、またそれかよ」
俺は笑うと、アニを首から外して、ていねいにシャツでくるんだ。服を脱ぎ、最後に帽子に手をかける。
「……」
素早くそれを外すと、ほとんど同時に、タオルを頭からかぶった。
「……俺しか、いないのにな」
お湯は熱過ぎず、ぬる過ぎずのちょうどいい温度だった。先にかけ湯を……しようと思ったが、手桶がない。ええい、ここは公衆浴場か?マナーなんかないようなもんだろ。気にするか。
「ふ、ううぅ……」
湯につかると、今日の疲れが染み出していくようだった。昼間はあちこち走り回ったからなぁ。
「……闇の魔力、か」
お湯に浮かびながら考える。アニに言われるまで、考えもしなかった。だが、そう考えると、納得のいくところもある。あの魔法を受けたとき、俺は昔のことを思い出した。より正確に言えば、過去の辛い記憶、辛い感情を鮮明に呼び起こされたんだ。こっちに来て、あの骸骨剣士に切られてからは、すっかり感じなくなった気持ちだった。だが、消えたわけじゃなかった。確かに俺の内には、あの暗い感情が残っていたわけだ。
「思い出した、ってことなのかな……」
振り返ってみれば、確かにここ最近、心に影が落ちる事が多かった気がする。そのせいで、敏感になっていたのだろうか。だから、俺の過去に触れるものに、過剰に反応してしまったのか。もちろん、だからと言って開き直ることはできないが……
「くそ……せっかく、自由になれたのに」
これじゃあ、昔の繰り返しだ。マスカレードめ、とんでもない置き土産をしていきやがった。
俺はお湯をすくうと、顔にパシャリとかけた。水滴が頬を伝うが、気分は晴れない。俺は思い切って、頭から湯につけた。ぶくぶくと、鼻から息を吐く。この息と一緒に、俺の中の黒い感情も、お湯に溶けてしまえばいいのに。
俺はしばらくの間、そうして湯に沈んでいた。だがじきに苦しくなって、結局は顔を上げてしまった。
「ぶはっ」
大きく息を吸って、肺に空気を送り込む……何をやっているんだか。こんなことしても、解決するわけないのに。早くものぼせているのかもしれない。俺は乱暴に顔をこすってから、目を開けた。すると目の前に、裸の少女が立っていた。
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
====================
Twitterでは、次話の投稿のお知らせや、
作中に登場するキャラ、モンスターなどのイラストを公開しています。
よければ見てみてください。
↓ ↓ ↓
https://twitter.com/ragoradonma
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる