322 / 860
9章 金色の朝
6-3
しおりを挟む
6-3
「その……ウィル」
「はい」
「……さみしく、ないか?」
「え?さみ、しい、ですか?」
「ああ。ほら、ここんとこ、昔の話をすることが多かっただろ。その時のウィルの顔が、ちょっと寂しそうだったから……」
「え。私、そんな顔してました?」
ウィルが自分の頬を触る。
「まぁ、な。俺の勘違いかもしれないけど」
「……私も、大概ですね。人のこと言えないなぁ」
「じゃあ、やっぱり」
「……そうですね。さみしくないと言ったら、嘘になるとは思います。確かに最近、昔のことを思い出すことが多かったですし」
「そっか」
「あ、でも勘違いしないでくださいね。皆さんといるのが嫌だとか、あのころに戻りたいだとか、そういうんじゃないんです。桜下さんについて来たことを後悔してはないですし、それに嘆いたところで、もう戻れないことは重々承知もしているつもりで……」
「ウィル。いいよ、わかってる」
矢継ぎ早にまくしたてるウィルを、俺はやんわりと制した。
「仕方ないって、俺は思うよ。そんなにすぐに、断ち切れるもんじゃないだろ。故郷の思い出ってさ」
「……そう、みたいですね。まいったもんですよ、あはは」
ウィルは、弱弱しく笑った。
「……桜下さん。ちょっとだけ、お話に付き合ってもらってもいいですか」
「おう」とだけ、ぶっきらぼうに返す。
「ふふ、ありがとうございます。きっかけは、そうですね……セイラムロットで、シスター見習いの女の子たちに会ったじゃないですか」
「ああ。リンとローズだろ」
「ええ。あの子たちを見たからかな……思い出しちゃって。神殿での、生活のこと」
「神殿には、ウィル以外のシスターもいたんだよな?」
「ええ。大きな神殿と比べると、全然少ない人数でしたが。厳格なプリースティス様と、私たちシスター、それにブラザーも一人だけ」
「ブラザーって、男版のシスターってことだよな」
「そうです。ゲデン教は女性の聖職者が多いので、少し珍しかったですね。まぁあの人は、違う意味でも珍しかったですが……」
ウィルが遠い目をする。なかなか、浅からぬ因縁がありそうだが。
「その人とは、仲良かったのか?」
「ブラザーですか?いいえ、それはないですね。もちろん、同じ釜の飯を食べた仲ですから、険悪ではなかったですけど……あくまで、いち同僚であって、それ以上でも以下でもないです」
「そうなのか」
「どちらかと言えば、私は村の子たちのほうが仲良しでした。私は、神殿では一番年下だったので、同年代は神殿の外にしかいなかったんですよね」
「へー、そうだったのか。ほかのシスターたちは、結構上なのか?」
「そうですね、一回りは年上だったと思いますよ。というか、私の歳でシスターっていうのは、全体で見ても結構珍しい部類に入ると思います」
「あれ?でもさ、ほら、あの一の国の金髪勇者。あいつの仲間にも、俺たちくらいのシスターがいなかったか?」
「ああ、いましたね。でも普通、シスターを目指す子たちは、その前にどこかの神殿で見習いをするか、神学校に通うのが普通なんです。私みたいに、物心つくころから神殿暮らしでもしないと、未成年でシスターにはならないんじゃないかな……」
「へぇー。けど考えてみれば、子どものうちから働くってことだもんな。そう考えると、ウィルは苦労人だなぁ」
「あはは、私みたいに、神殿に拾われたのは幸運なほうだと思いますよ。田舎じゃ、子どもが働くのも珍しくないですし。コマース村でも、ほとんどの子は家の仕事を手伝っていましたよ」
なるほど。そこは、俺のいた世界とは違うところだな。俺の知る限り、同級生は働いてはなかったと思うから。
「だからたぶん、一の国のシスターさんも、それなりに事情がある人なんでしょうね。私と似た境遇なのか……神殿には、孤児の子どもも、よく訪れるんです」
「それは……衣食住に困って?」
「もちろん、それもあります。神殿は、貧しい人たちの駆け込み寺としての役割も持ちますから。ほら、桜下さんたちが泊ったみたいに」
「そういや、俺たちも厄介になったっけ。あはは、貧しい人たちって点では、間違っちゃなかった」
「ふふふ。コマース村の神殿に来るのは、ほとんどが旅人さんか、巡礼中のシスターでしたけど……プリースティス様が以前、もっと大きな町の神殿にいたことがあって。そういう所になると、飢えた子どもだとかが、フラフラになってやってくることもあるそうなんです」
「そっか……」
ボーテングの町で出会った、喋れない花売りの子を思い出す。あの子は今も、元気にしているだろうか?
「そういう場所の孤児は、悲惨です。栄養失調くらいならマシなほうで、酷い怪我や、病気を患っている子も……大人に暴力を受けた子も、一人や二人ではなかったとか。中には、妊娠している子までいたそうです」
「……」
「私も一歩間違えば、そうなっていたかもしれない。いいえ、私は自分の意思で間違うことすらできなかった。言ってしまえば、ただの運です。コインを投げて、表か裏か、そのくらいの差。子どもには、自分の運命を決めることすら、できないんです」
「ウィル……」
「私、村を離れるとき、手紙に親を探したいからなんて書きましたけど。あれは半分ほんとで、半分うそです。私を捨てた両親になんて二度と会いたくないし、会ってその顔を思いっきりぶん殴ってやりたいし。半々です」
ウィルはぎゅっと拳を握り締めると、何も見ていない目で床を見つめた。この目は、前も見たことがある。フランのばあちゃんが、自分の内に潜む強すぎる憎しみのせいで、体が動かせなくなっている時と、同じ目だ。
「……なんちゃって。はぁ、なんだかおかしな方向に流れちゃいましたね」
ぱちん。ウィルが軽く手を叩くと、まるで見えないあぶくを割ったかのように、一気に空気が軽くなった。さっきまで聞こえていなかった音があふれてくる。風で葉がこすれる音、外で衛兵が上げる号令、階下から聞こえてくる足音。
「ごめんなさい、桜下さん。長々と愚痴に付き合わせちゃいました」
「いや、俺は構わないんだけど。ウィルは、その……どうだ?」
「ええ。気分が軽くなりました。最近、一人で考えることが増えていたので。あぁー、スッキリした!」
ウィルはわざとらしいくらい明るく、うーんと伸びをした。俺はまだ気にしていたけれど、ウィルはもう、この話はここまでにするつもりみたいだ。彼女がそう言うのなら、そうしたほうがいいだろう。
(孤児、か)
さっきの話を振り返る。
ウィルは、よく泣く。だけど特に取り乱している時は、子どもに関する出来事が多かったような気がする。ウィルがライラに優しいのも、そういう理由なのかもしれないな。
(それなりの付き合いだと思ってたけど……まだまだ、知らないことが多いな)
ずっと一緒にいる相手でも、人一人を完全に理解するのは、やっぱり途方もなく難しい。けれど、それらすべてを一瞬で知ろうと思うのは、それもまた傲慢なんだろう。出会ったばかりの彼女だったら、きっとこの話を俺にしてはくれなかった。それを今日知れたことが、俺たちの関係のバロメーターになっている、ような気がする。
俺は、彼女を知りたい。きっとそれが、彼女の未練にもつながる。それがネクロマンサーとしての、俺の使命だとも思うから。
ウィルの内面に触れた、印象的な一日だった。
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
====================
Twitterでは、次話の投稿のお知らせや、
作中に登場するキャラ、モンスターなどのイラストを公開しています。
よければ見てみてください。
↓ ↓ ↓
https://twitter.com/ragoradonma
「その……ウィル」
「はい」
「……さみしく、ないか?」
「え?さみ、しい、ですか?」
「ああ。ほら、ここんとこ、昔の話をすることが多かっただろ。その時のウィルの顔が、ちょっと寂しそうだったから……」
「え。私、そんな顔してました?」
ウィルが自分の頬を触る。
「まぁ、な。俺の勘違いかもしれないけど」
「……私も、大概ですね。人のこと言えないなぁ」
「じゃあ、やっぱり」
「……そうですね。さみしくないと言ったら、嘘になるとは思います。確かに最近、昔のことを思い出すことが多かったですし」
「そっか」
「あ、でも勘違いしないでくださいね。皆さんといるのが嫌だとか、あのころに戻りたいだとか、そういうんじゃないんです。桜下さんについて来たことを後悔してはないですし、それに嘆いたところで、もう戻れないことは重々承知もしているつもりで……」
「ウィル。いいよ、わかってる」
矢継ぎ早にまくしたてるウィルを、俺はやんわりと制した。
「仕方ないって、俺は思うよ。そんなにすぐに、断ち切れるもんじゃないだろ。故郷の思い出ってさ」
「……そう、みたいですね。まいったもんですよ、あはは」
ウィルは、弱弱しく笑った。
「……桜下さん。ちょっとだけ、お話に付き合ってもらってもいいですか」
「おう」とだけ、ぶっきらぼうに返す。
「ふふ、ありがとうございます。きっかけは、そうですね……セイラムロットで、シスター見習いの女の子たちに会ったじゃないですか」
「ああ。リンとローズだろ」
「ええ。あの子たちを見たからかな……思い出しちゃって。神殿での、生活のこと」
「神殿には、ウィル以外のシスターもいたんだよな?」
「ええ。大きな神殿と比べると、全然少ない人数でしたが。厳格なプリースティス様と、私たちシスター、それにブラザーも一人だけ」
「ブラザーって、男版のシスターってことだよな」
「そうです。ゲデン教は女性の聖職者が多いので、少し珍しかったですね。まぁあの人は、違う意味でも珍しかったですが……」
ウィルが遠い目をする。なかなか、浅からぬ因縁がありそうだが。
「その人とは、仲良かったのか?」
「ブラザーですか?いいえ、それはないですね。もちろん、同じ釜の飯を食べた仲ですから、険悪ではなかったですけど……あくまで、いち同僚であって、それ以上でも以下でもないです」
「そうなのか」
「どちらかと言えば、私は村の子たちのほうが仲良しでした。私は、神殿では一番年下だったので、同年代は神殿の外にしかいなかったんですよね」
「へー、そうだったのか。ほかのシスターたちは、結構上なのか?」
「そうですね、一回りは年上だったと思いますよ。というか、私の歳でシスターっていうのは、全体で見ても結構珍しい部類に入ると思います」
「あれ?でもさ、ほら、あの一の国の金髪勇者。あいつの仲間にも、俺たちくらいのシスターがいなかったか?」
「ああ、いましたね。でも普通、シスターを目指す子たちは、その前にどこかの神殿で見習いをするか、神学校に通うのが普通なんです。私みたいに、物心つくころから神殿暮らしでもしないと、未成年でシスターにはならないんじゃないかな……」
「へぇー。けど考えてみれば、子どものうちから働くってことだもんな。そう考えると、ウィルは苦労人だなぁ」
「あはは、私みたいに、神殿に拾われたのは幸運なほうだと思いますよ。田舎じゃ、子どもが働くのも珍しくないですし。コマース村でも、ほとんどの子は家の仕事を手伝っていましたよ」
なるほど。そこは、俺のいた世界とは違うところだな。俺の知る限り、同級生は働いてはなかったと思うから。
「だからたぶん、一の国のシスターさんも、それなりに事情がある人なんでしょうね。私と似た境遇なのか……神殿には、孤児の子どもも、よく訪れるんです」
「それは……衣食住に困って?」
「もちろん、それもあります。神殿は、貧しい人たちの駆け込み寺としての役割も持ちますから。ほら、桜下さんたちが泊ったみたいに」
「そういや、俺たちも厄介になったっけ。あはは、貧しい人たちって点では、間違っちゃなかった」
「ふふふ。コマース村の神殿に来るのは、ほとんどが旅人さんか、巡礼中のシスターでしたけど……プリースティス様が以前、もっと大きな町の神殿にいたことがあって。そういう所になると、飢えた子どもだとかが、フラフラになってやってくることもあるそうなんです」
「そっか……」
ボーテングの町で出会った、喋れない花売りの子を思い出す。あの子は今も、元気にしているだろうか?
「そういう場所の孤児は、悲惨です。栄養失調くらいならマシなほうで、酷い怪我や、病気を患っている子も……大人に暴力を受けた子も、一人や二人ではなかったとか。中には、妊娠している子までいたそうです」
「……」
「私も一歩間違えば、そうなっていたかもしれない。いいえ、私は自分の意思で間違うことすらできなかった。言ってしまえば、ただの運です。コインを投げて、表か裏か、そのくらいの差。子どもには、自分の運命を決めることすら、できないんです」
「ウィル……」
「私、村を離れるとき、手紙に親を探したいからなんて書きましたけど。あれは半分ほんとで、半分うそです。私を捨てた両親になんて二度と会いたくないし、会ってその顔を思いっきりぶん殴ってやりたいし。半々です」
ウィルはぎゅっと拳を握り締めると、何も見ていない目で床を見つめた。この目は、前も見たことがある。フランのばあちゃんが、自分の内に潜む強すぎる憎しみのせいで、体が動かせなくなっている時と、同じ目だ。
「……なんちゃって。はぁ、なんだかおかしな方向に流れちゃいましたね」
ぱちん。ウィルが軽く手を叩くと、まるで見えないあぶくを割ったかのように、一気に空気が軽くなった。さっきまで聞こえていなかった音があふれてくる。風で葉がこすれる音、外で衛兵が上げる号令、階下から聞こえてくる足音。
「ごめんなさい、桜下さん。長々と愚痴に付き合わせちゃいました」
「いや、俺は構わないんだけど。ウィルは、その……どうだ?」
「ええ。気分が軽くなりました。最近、一人で考えることが増えていたので。あぁー、スッキリした!」
ウィルはわざとらしいくらい明るく、うーんと伸びをした。俺はまだ気にしていたけれど、ウィルはもう、この話はここまでにするつもりみたいだ。彼女がそう言うのなら、そうしたほうがいいだろう。
(孤児、か)
さっきの話を振り返る。
ウィルは、よく泣く。だけど特に取り乱している時は、子どもに関する出来事が多かったような気がする。ウィルがライラに優しいのも、そういう理由なのかもしれないな。
(それなりの付き合いだと思ってたけど……まだまだ、知らないことが多いな)
ずっと一緒にいる相手でも、人一人を完全に理解するのは、やっぱり途方もなく難しい。けれど、それらすべてを一瞬で知ろうと思うのは、それもまた傲慢なんだろう。出会ったばかりの彼女だったら、きっとこの話を俺にしてはくれなかった。それを今日知れたことが、俺たちの関係のバロメーターになっている、ような気がする。
俺は、彼女を知りたい。きっとそれが、彼女の未練にもつながる。それがネクロマンサーとしての、俺の使命だとも思うから。
ウィルの内面に触れた、印象的な一日だった。
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
====================
Twitterでは、次話の投稿のお知らせや、
作中に登場するキャラ、モンスターなどのイラストを公開しています。
よければ見てみてください。
↓ ↓ ↓
https://twitter.com/ragoradonma
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる