324 / 860
9章 金色の朝
7-2
しおりを挟む
7-2
「……おぬしらの言うことも、もっともだ」
ため息交じりにそうこぼしたのは、エドガーだ。
「作業員の中に、態度の悪い連中がいるのは私も知っていた。あれで、腕は悪くないのだが……まあとにかく、奴らにはこちらからも厳重注意をしておいた。もっとも、あれだけコテンパンにやられれば、二度と喧嘩を売ろうとは思わんだろうが」
「そっか……なら、あんたはどうして、どんなにヘロヘロなんだ?」
エドガーは、こちらに理解を示してくれているようだ。現場でトラブルを起こしたのは良くないが、俺たちが一方的に悪いわけじゃないし。けど、それならどうして最初に、エドガーは俺の肩を揺さぶったりしたんだ?
「……それはだなぁ!お前のしもべたちは、抑えるのが大変なんだよ!」
「……あぁー」
「城の警備兵が総出でかかっても、ちっとも止まらんのだ!おかげで現場はめちゃくちゃだわ、作業は進まないわ!私はまだ病み上がりなのだぞ!」
「そ、それはごめん!」
それはどう考えても、俺たちが悪い。エラゼムが暴れたとして、それを止められる人間がどこにいるだろうか?たぶん俺か、怪力を持つフランくらいか……
「フランは、喧嘩を止めなかったのか?」
「なんて止めればいいの?わたしのお尻を触った触らないで、喧嘩はしないでって?」
……まあ、確かに。あんまり積極的に介入したくはないな。
「なるほどな……とりあえず、エラゼムたちの事情は分かった。それで、ライラたちは、いったい何があったんだ?」
俺とウィルの間で、ライラはなおもぐずぐずと鼻を鳴らしている。プライドの高いライラが、こうも涙を見せるとは……この様子では、話を聞くどころではないだろう。となると、ライラとペアを組んでいた相方に様子を聞くしかない。俺はススだらけになったアルルカに目を向けた。
「アルルカ。ライラと一緒にいたんだろ?」
「……まあね。ずっと子守りしてたわけじゃないけど」
「そうか……念のため聞くけど。こうなったのって、お前のせいじゃないんだよな?」
「はぁ?むしろ、そいつのせいであたしはこうなってるんですけど?」
「え」
そりゃまた、どういうことだ。アルルカが焦げてるのって、ライラの魔法のせいか?
「あたしもよく知らないけど……なんかいきなり、そいつがキレだしたのよ。魔法でこの町丸ごとぶっ飛ばしそうな勢いだったから、とりあえずあたしが応戦したわけ」
「うん……?アルルカと、ライラが戦ったのか?」
「まぁ、そういうことになるわね」
本当か……?俺が確かめるように、エドガーに目を向けると、エドガーは重々しくうなずいた。
「すごい光景だったぞ。氷山が出現したかと思ったら、次の瞬間には特大の火球でそれが溶けている。あたり一面高温の蒸気だらけで、うかつに近づけもせんかった」
氷と炎……間違いなく、アルルカとライラの魔法だろう。
「つまり……アルルカは、町を守ろうとしてたってこと?」
「別に、こんな町どうでもよかったわよ」
アルルカのさらりとした物言いに、エドガーは顔を歪めた。
「あんたとの忌々しい約束さえなければ、スルーしてもよかったんだけどね。そのガキのせいで、あたしまで無能扱いされちゃたまんないわ。だからよ」
むむ……口は悪いが、好意的に要約すると、アルルカはライラの尻拭いをしてくれたらしい。荒っぽいやり方だが、いちおう俺が頼んだ、ライラの面倒を見る役目を果たしてくれたわけだ。
「ふーむ……アルルカのことは分かった。ライラのこと、サンキューな」
俺が礼を言っても、アルルカはさして嬉しくもなさそうに鼻を鳴らした。
「さて、それじゃあ残るは、どうしてそんなことになったのかだな……ライラ?そろそろ落ち着いてきたか?」
俺は目線を落として、ライラの頭にそっと手を乗せた。もそりと、手の下で頭が動く。
「ぐず、ぐしゅ。う、うん。もう、だいじょぶ」
そうは見えないなぁ。俺はかがんで、シャツの裾でライラの顔を拭いてやった。まだ目は赤いけれど、それでもいくらかは落ち着いたのか、ライラはたどたどしく喋りだした。
「……その、ね。アルルカの言ってることは、ほんとう……ごめんなさい」
「いいさ、過ぎたことだ。けど、理由はきちんと教えてくれ」
「うん……」
ライラはずびーっと鼻をすすると、ずっと手に握りしめていた、淡い色のショールを広げた。
「……っ!これ、どうしたんだ!?」
ライラがお母さんからもらった、大事なショール。青から紫へと美しくグラデーションしていくそれの真ん中には、大きな、黒い焦げ目のようなものがついてしまっていた。
「さ……最初は、ライラ、言うこと聞いて、ちゃんとまほー使ってたんだよ?けど途中で、誰かにマントを踏んづけられて。転んだ時に、近くにいた人が、たばこの中身をひっくり返して……」
「なっ……」
信じられない……!じゃあこの焦げ目は、それでついたのか。この世界のたばこって言ったら、たぶんパイプ式のやつだろう。あれの中身って言ったら、何百度にもなる高温のはずだ。そんなものを、子どもに落とすなんて……!
「ライラも最初は、我慢しようと思ったんだよ?けど、おかーさんからもらった、大事なものなのにって思ったら、どうしても……うっ、うっ」
「ライラさん……!」
拳を握り締めて、悔しそうに涙を流すライラを、ウィルがひしと抱きしめる。俺だって、同じ気持ちだ。
「……なあ、エドガー。確かに騒ぎを起こしたのは、俺たちが悪いよ。けど、これじゃあんまりだ!」
ライラが、何をしたって言うんだ!それに、フランだって!俺は胸の内の怒りを抑えられずに、エドガーへぶつけた。
だが俺が怒鳴っても、エドガーは硬い表情を崩さない。
「……それが本当なら、確かにそうだが」
「なに?ウソついてるって言いたいのかよ!」
「そうではない。だが、その場を私が見たわけではない。その子に起こったことも、故意ではなく事故だったかもしれんだろう」
「う……」
事故……フランの方は百パーセント故意だが、ライラの場合は、確かにその可能性はある。たまたまライラのマントを誰かが踏んづけ、その拍子にタバコをひっくり返してしまった、とか……
「私は、これでも騎士団長だからな。誰か一人の意見ではなく、全体の立場でものを見なければならない。無論、さっきも言ったように、中には素行の良くない者がいることも承知している。しかし確かな証拠がない以上、私からは何も言えんな」
エドガーは、あくまで論理的だった。論理的で、正論だ……
「……くそっ!」
思い切り、何かを蹴っ飛ばしてやりたい気分だった。
「……しかし」
エドガーが、疲れた声色で続ける。
「私とて、お前たちに強制する権利はない。お前たちがウンザリだというのなら、それを止めることはできまいよ」
「……いつでも辞めていいってか?」
「いいや。おぬしらは私の紹介でここにいる。おぬしらの仕事の結果は、私の責任でもあるんだ」
ぬう……今のところ俺たちは、目立った活躍をしていない。違う意味で目立ってはいるが……それなのに一日かそこらでとんずらしたら、悪評は免れないだろう。そしてそれは、エドガーにも降りかかる。
「おぬしら次第だ。私としては、きちんと仕事をこなしていってもらいたいが。決めるのは、おぬしらに任せよう」
エドガーはそこで結ぶと、それきり口を開かなかった。あくまで、決めるのは俺たちというわけか。
どうしよう……金が必要なのは事実だ。だが、仲間を泣かせてまで稼ぐなんて、俺は死んでも嫌だ。そんなことをするくらいなら、別の仕事を探すほうが百倍ましだ。
「俺は……」
口を開きかけたその時、外からどやどやと騒がしい声が聞こえてきた。エドガーが顔を上げ、玄関の方を見る。
「む。兵たちが帰ってきたな。そろそろ夕飯時だ」
「ああ、もうそんな時間なのか……」
「ここもじき騒がしくなる。お前たちも一度部屋に戻って、ゆっくり考えてみるといい。飯を食べ、ゆっくり休み、結論はそのあとでも構うまい」
……確かにな。一度、みんなと話し合って決めたほうがいいだろう。俺はわずかにだけうなずくと、ウィルに抱かれたライラの肩に手を置いた。
「一度、部屋に戻ろう」
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
====================
Twitterでは、次話の投稿のお知らせや、
作中に登場するキャラ、モンスターなどのイラストを公開しています。
よければ見てみてください。
↓ ↓ ↓
https://twitter.com/ragoradonma
「……おぬしらの言うことも、もっともだ」
ため息交じりにそうこぼしたのは、エドガーだ。
「作業員の中に、態度の悪い連中がいるのは私も知っていた。あれで、腕は悪くないのだが……まあとにかく、奴らにはこちらからも厳重注意をしておいた。もっとも、あれだけコテンパンにやられれば、二度と喧嘩を売ろうとは思わんだろうが」
「そっか……なら、あんたはどうして、どんなにヘロヘロなんだ?」
エドガーは、こちらに理解を示してくれているようだ。現場でトラブルを起こしたのは良くないが、俺たちが一方的に悪いわけじゃないし。けど、それならどうして最初に、エドガーは俺の肩を揺さぶったりしたんだ?
「……それはだなぁ!お前のしもべたちは、抑えるのが大変なんだよ!」
「……あぁー」
「城の警備兵が総出でかかっても、ちっとも止まらんのだ!おかげで現場はめちゃくちゃだわ、作業は進まないわ!私はまだ病み上がりなのだぞ!」
「そ、それはごめん!」
それはどう考えても、俺たちが悪い。エラゼムが暴れたとして、それを止められる人間がどこにいるだろうか?たぶん俺か、怪力を持つフランくらいか……
「フランは、喧嘩を止めなかったのか?」
「なんて止めればいいの?わたしのお尻を触った触らないで、喧嘩はしないでって?」
……まあ、確かに。あんまり積極的に介入したくはないな。
「なるほどな……とりあえず、エラゼムたちの事情は分かった。それで、ライラたちは、いったい何があったんだ?」
俺とウィルの間で、ライラはなおもぐずぐずと鼻を鳴らしている。プライドの高いライラが、こうも涙を見せるとは……この様子では、話を聞くどころではないだろう。となると、ライラとペアを組んでいた相方に様子を聞くしかない。俺はススだらけになったアルルカに目を向けた。
「アルルカ。ライラと一緒にいたんだろ?」
「……まあね。ずっと子守りしてたわけじゃないけど」
「そうか……念のため聞くけど。こうなったのって、お前のせいじゃないんだよな?」
「はぁ?むしろ、そいつのせいであたしはこうなってるんですけど?」
「え」
そりゃまた、どういうことだ。アルルカが焦げてるのって、ライラの魔法のせいか?
「あたしもよく知らないけど……なんかいきなり、そいつがキレだしたのよ。魔法でこの町丸ごとぶっ飛ばしそうな勢いだったから、とりあえずあたしが応戦したわけ」
「うん……?アルルカと、ライラが戦ったのか?」
「まぁ、そういうことになるわね」
本当か……?俺が確かめるように、エドガーに目を向けると、エドガーは重々しくうなずいた。
「すごい光景だったぞ。氷山が出現したかと思ったら、次の瞬間には特大の火球でそれが溶けている。あたり一面高温の蒸気だらけで、うかつに近づけもせんかった」
氷と炎……間違いなく、アルルカとライラの魔法だろう。
「つまり……アルルカは、町を守ろうとしてたってこと?」
「別に、こんな町どうでもよかったわよ」
アルルカのさらりとした物言いに、エドガーは顔を歪めた。
「あんたとの忌々しい約束さえなければ、スルーしてもよかったんだけどね。そのガキのせいで、あたしまで無能扱いされちゃたまんないわ。だからよ」
むむ……口は悪いが、好意的に要約すると、アルルカはライラの尻拭いをしてくれたらしい。荒っぽいやり方だが、いちおう俺が頼んだ、ライラの面倒を見る役目を果たしてくれたわけだ。
「ふーむ……アルルカのことは分かった。ライラのこと、サンキューな」
俺が礼を言っても、アルルカはさして嬉しくもなさそうに鼻を鳴らした。
「さて、それじゃあ残るは、どうしてそんなことになったのかだな……ライラ?そろそろ落ち着いてきたか?」
俺は目線を落として、ライラの頭にそっと手を乗せた。もそりと、手の下で頭が動く。
「ぐず、ぐしゅ。う、うん。もう、だいじょぶ」
そうは見えないなぁ。俺はかがんで、シャツの裾でライラの顔を拭いてやった。まだ目は赤いけれど、それでもいくらかは落ち着いたのか、ライラはたどたどしく喋りだした。
「……その、ね。アルルカの言ってることは、ほんとう……ごめんなさい」
「いいさ、過ぎたことだ。けど、理由はきちんと教えてくれ」
「うん……」
ライラはずびーっと鼻をすすると、ずっと手に握りしめていた、淡い色のショールを広げた。
「……っ!これ、どうしたんだ!?」
ライラがお母さんからもらった、大事なショール。青から紫へと美しくグラデーションしていくそれの真ん中には、大きな、黒い焦げ目のようなものがついてしまっていた。
「さ……最初は、ライラ、言うこと聞いて、ちゃんとまほー使ってたんだよ?けど途中で、誰かにマントを踏んづけられて。転んだ時に、近くにいた人が、たばこの中身をひっくり返して……」
「なっ……」
信じられない……!じゃあこの焦げ目は、それでついたのか。この世界のたばこって言ったら、たぶんパイプ式のやつだろう。あれの中身って言ったら、何百度にもなる高温のはずだ。そんなものを、子どもに落とすなんて……!
「ライラも最初は、我慢しようと思ったんだよ?けど、おかーさんからもらった、大事なものなのにって思ったら、どうしても……うっ、うっ」
「ライラさん……!」
拳を握り締めて、悔しそうに涙を流すライラを、ウィルがひしと抱きしめる。俺だって、同じ気持ちだ。
「……なあ、エドガー。確かに騒ぎを起こしたのは、俺たちが悪いよ。けど、これじゃあんまりだ!」
ライラが、何をしたって言うんだ!それに、フランだって!俺は胸の内の怒りを抑えられずに、エドガーへぶつけた。
だが俺が怒鳴っても、エドガーは硬い表情を崩さない。
「……それが本当なら、確かにそうだが」
「なに?ウソついてるって言いたいのかよ!」
「そうではない。だが、その場を私が見たわけではない。その子に起こったことも、故意ではなく事故だったかもしれんだろう」
「う……」
事故……フランの方は百パーセント故意だが、ライラの場合は、確かにその可能性はある。たまたまライラのマントを誰かが踏んづけ、その拍子にタバコをひっくり返してしまった、とか……
「私は、これでも騎士団長だからな。誰か一人の意見ではなく、全体の立場でものを見なければならない。無論、さっきも言ったように、中には素行の良くない者がいることも承知している。しかし確かな証拠がない以上、私からは何も言えんな」
エドガーは、あくまで論理的だった。論理的で、正論だ……
「……くそっ!」
思い切り、何かを蹴っ飛ばしてやりたい気分だった。
「……しかし」
エドガーが、疲れた声色で続ける。
「私とて、お前たちに強制する権利はない。お前たちがウンザリだというのなら、それを止めることはできまいよ」
「……いつでも辞めていいってか?」
「いいや。おぬしらは私の紹介でここにいる。おぬしらの仕事の結果は、私の責任でもあるんだ」
ぬう……今のところ俺たちは、目立った活躍をしていない。違う意味で目立ってはいるが……それなのに一日かそこらでとんずらしたら、悪評は免れないだろう。そしてそれは、エドガーにも降りかかる。
「おぬしら次第だ。私としては、きちんと仕事をこなしていってもらいたいが。決めるのは、おぬしらに任せよう」
エドガーはそこで結ぶと、それきり口を開かなかった。あくまで、決めるのは俺たちというわけか。
どうしよう……金が必要なのは事実だ。だが、仲間を泣かせてまで稼ぐなんて、俺は死んでも嫌だ。そんなことをするくらいなら、別の仕事を探すほうが百倍ましだ。
「俺は……」
口を開きかけたその時、外からどやどやと騒がしい声が聞こえてきた。エドガーが顔を上げ、玄関の方を見る。
「む。兵たちが帰ってきたな。そろそろ夕飯時だ」
「ああ、もうそんな時間なのか……」
「ここもじき騒がしくなる。お前たちも一度部屋に戻って、ゆっくり考えてみるといい。飯を食べ、ゆっくり休み、結論はそのあとでも構うまい」
……確かにな。一度、みんなと話し合って決めたほうがいいだろう。俺はわずかにだけうなずくと、ウィルに抱かれたライラの肩に手を置いた。
「一度、部屋に戻ろう」
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
====================
Twitterでは、次話の投稿のお知らせや、
作中に登場するキャラ、モンスターなどのイラストを公開しています。
よければ見てみてください。
↓ ↓ ↓
https://twitter.com/ragoradonma
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる