じゃあ俺、死霊術《ネクロマンス》で世界の第三勢力になるわ。

万怒 羅豪羅

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10章 死霊術師の覚悟

14-1 調停者

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14-1 調停者

マントをすっぽり被った姿のフランは、簀巻きにされたグラスゴウ伯爵を担ぎながら、屋敷の前の雪原を走っていた。彼女の俊足を前にして、使用人たちは一切の抵抗にならなかった。何の妨害も受けることなく、悠々と屋敷を出ることができた。無論、大の大人を楽々担いで走る少女の姿に、使用人たちが恐れをなしたのも大きいが。
さて、一番抵抗しそうな伯爵は、ついに観念したのか、さっきから一切声を上げない。フランは嫌な予感がして、ぴくりとまぶたを震わせた。

(もしこれで漏らしでもしたら、二度と出せない・・・・ようにしてやる)

幸いにも、フランの懸念は杞憂だった。グラスゴウ伯爵は、簀巻きに縛り上げられた時点で、恐ろしさのあまり気絶していたのだ。

(さて……ちゃんと見てるのかな)

走りながらフランは、フードのすき間から、厚い雲が広がる夜空を見上げた。夜目の利く彼女でも、にび色の空はぼんやりとしか見通せない。

(あちらからは、こっちが見えているはずだけれど)

手はずでは、上空から仲間が、こちらの動向を逐一チェックしていることになっている。

(まあ、ちゃんと合わせてくれるでしょ)

これまで一緒に、何度となく修羅場をくぐり抜けてきた仲間だ。普段口数の少ないフランだが、なんだかんだ、仲間のことは信頼していた。

「ん……」

するとその時、視界の端でゆらゆらと揺れる蛍光色の火の玉が、屋敷の方へ漂っていくのが見えた。あの火の玉は、ウィルが出したものだ。どうやら、あっちも間に合いそうだ。

(それじゃ、始めよう)

間もなく、屋敷の門が見えてきた。さあ、ここからが大詰めだ。フランは気合を入れて、走る足に力をこめた。



門の近くでは、倒れた男たちがうめき声を上げていた。比較的軽傷の何人かは体を起こしていたが、とても再び剣を握る気にはなれない。せいぜい、他の仲間を担いで、あるいは転がして、楽な姿勢にしてやるのが関の山だった。謎のマント姿の一行にコテンパンにされたことで、町民も私兵もどちらも、すっかり戦意を消失していた。
ざざっ。ふいに、雪をかき分ける足音がした。男たちは痛む首を動かして、そちらに顔を向けた。
屋敷の方からやって来たのは、先ほどのマント姿の一行の、小柄なほうだ。町民たちは顔をひきつらせた。先ほど、あの小柄な姿からは想像もできないほどの怪力を、嫌というほど体で味わったばかりだったからだ。
小柄なマントは、うずくまる私兵たちの目の前まで来ると、担いでいた荷物をどさりと落とした。その音に、痛みに呻いていた私兵たちは、びくりと喉を詰まらせる。そして恐る恐る様子を伺うと、どうやらそれは、ぐるぐる巻きにされた男のようだったが……

「聞け!」

突然、頭上で大きな声が響いた。その場にいた全員が(意識がある者に限るが)、頭上を見上げた。
どんよりとした夜空には、また一人のマント姿が浮かんでいた。ボロボロのマントが夜風に緩くはためき、顔には木彫りの粗雑な仮面をつけている。その仮面に、男たちは見覚えがあった。この戦いの初めに、門の上にいきなり現れた奴だ。仮面のマントが息を吸い込む。

「ぼ……オレたちは、この戦いに勝利した!こ、今夜の戦いの勝者は、町でも、グラスゴウ家でもない!この、オレだ!」

仮面マントは、少し震えた、だがはっきりとした声で宣言した。町民たちは困惑し、私兵たちはまさかという思いでそいつを見上げる。なんだか最初と声が違うようにも感じるが、発言の内容に比べれば、それは些細なことだった。

「この場で最も強いのは、オレたちだ!お前たちが生きているのは、ひとえに、オレが容赦をしてあげたからに過ぎない!敗北の傷とい、痛みと共に、それを記憶に焼き付けろ!そして、二度とオレに逆らうな!」

仮面マントの物言いに、男たちはぽかんと口を開けた。鼻っ柱の強い私兵の一人が、足の骨折で地面に寝そべりながらも言い返す。

「ふざけるな!誰がお前なんかに……!名も明かせん臆病者が、調子に乗るんじゃねえ!」

すると仮面マントは、ぐるりと首を回して、言い返してきた私兵をぎんっと見下ろした。仮面のせいで表情は読み取れないが、それがかえって不気味さを増す。私兵は思わずぶるりと震えた。

「名も明かせない、か。確かにその通りだ。では、オレのことを教えてあげよう。オレは、調停者だ」

「ちょ、調停者?」

「そうだ。この町と、グラスゴウ家を繋ぐ者。そして、オレの……いや、僕の名は……」

その手が、ゆっくりと仮面に添えられた。そして……

「僕は、コルト!呪われた血を受け継ぐ忌子、コルトが、僕の名だ!」

ぱさり。仮面が、雪の上に落ちた。私兵も、町民も、誰もが唖然としていた。町のはずれに住み着いている浮浪児のことは、誰もが知っていた。その少年が、最悪の勇者の落胤セカンドミニオンであるということも。

「お、お前は……」

「ははは!お前たちは、僕がいつまでも虐げられていると思っていたのかい?僕は、セカンドミニオンだ。凡人にはない、呪われた力を持っている。密かに力を蓄え、この日をずっと狙っていたのさ」

「お前……まさか、この町を乗っ取るつもりで……?」

「乗っ取る?ふんっ、こんな貧乏くさい町を手に入れて、何をしようっていうのさ。それに、僕はグラスゴウと同じになんかなりたくないね。言っただろう、僕は調停者だと」

コルトはそこで言葉を区切ると、ふうっと息を吐いた。それを合図にしたかのように、小柄なマントが、転がしていた簀巻き男をぎゅうと踏み付ける。うげっと汚い声を出して、グラスゴウ伯爵が目を覚ました。男たちは、簀巻きの正体がこの町の最高権力者だと気づいて、目を丸くした。

「グラスゴウ伯爵!」

コルトに名前を呼ばれて、グラスゴウ伯爵はびくりと身をすくませた。そしてキョロキョロとせわしなく視線を巡らせ、自分の置かれた状況を把握すると、またしても顔から血の気が引き始めた。

「伯爵。見ての通りだ。私兵は全員倒され、あなたは身動き一つとれない。ここから先、この場における発言には十分気を付けたほうがいいと、僕は思うな。わかるかい?」

伯爵は何が何だか分からなかったが、ただこくこくとうなずいた。伯爵の頭の中は、とにかくこの場を切り抜けることでいっぱいだった。

「では、伯爵。単刀直入に言う。僕を、グラスゴウ家の顧問として雇い入れてもらおうか」

伯爵はすぐにうなずきかけたが、さすがに理性がそれを押しとどめた。震える声で問い返す。

「こ……顧問、だって?」

「そうだ。今後は、僕が顧問として、全面的にこの町の統治に介入していく。今までの腐った政治を破壊し、しかるべき秩序を敷くんだ」

コルトの言葉に、伯爵の顔は曇り、町民たちの目はきらりと光った。

「そ……その言葉の意味は、測りかねるが……」

「分からない?伯爵、嘘はいけないな。あまりマヌケなことを言うと、次は気絶じゃすまなくなるよ」

小柄マントが軽く脇腹を蹴ると、伯爵はひぃひぃと情けない悲鳴を上げた。

「この際だから言っておくけど、伯爵。あなたは最低のクズやろうだ。でも領主としての手腕は、そこまで腐りきってはいないみたいだね。じゃなかったら、この町はとっくにぺしゃんこになっていたはずだし」

実際、その通りだった。グラスゴウ伯爵は愚鈍で強欲だが、金をかき集める事に関してだけは、英才教育を受けていた。伯爵は、ガチョウを絞めては、卵は望めないことを知っていた。その甲斐と言っていいかは分からないが、町民たちは生かさず殺さずの状態で、奴隷のように搾り取られてきたのだ。

「どうやらあなたには、まだ利用価値があるみたいだ。さっきも言ったように、僕はこの町を支配したいわけじゃない。あくまで、町を正常にしたいだけなんだ。だから僕が、あなたが悪事を働かないように、監視をしてあげるってわけさ。そして」

コルトは次に、町民たちの中にいた、ウェディグ町長の方を向いた。

「町の人たちは、要望があれば、僕を通してグラスゴウ家に伝えられるようになる。悪くないだろう?でも、今回みたいに、直談判は許さない。僕は公平な立場で、双方の仲介をする。町が勝手をすることも、伯爵家が勝手をすることも、僕は許さない」

それを聞いたウェディグ町長は、予想外の事態に戸惑いつつも、頭をフル回転させていた。話の流れ自体は、自分たちにとって大変有利だ。グラスゴウ家と対話ができるようになるのならば、これ以上貧困にあえぐこともなくなるかもしれない。まさに願ったり叶ったりだ。それに、コルトはまだ子どもだ。うまく言いくるめれば、自分たちの側に引き込めるやも……

「先に言っておくけどね。僕のことを、ガキだからどうとでもなるとか考えているのなら、やめておいた方がいいよ」

ウェディグ町長の企ては、コルトのぴしゃりとした物言いに遮られた。

「僕には力がある。それに、僕の味方は、他にもいるんだ……ほら」

ズシ……ズシ……なにやら重そうな足音が、こちらへ近づいてくる。町民たちも私兵たちも、不安そうな顔で、足音の主を探した。
何か大きな人影が、屋敷の方からやってくる。その影が近づくにつれて、だんだんと姿がはっきりしてきた。真っ先にグラスゴウ伯爵が、その正体に気付いた。

「きっ、キョンシーだ!」

ズシズシと重量感のある音と共にやってきたのは、老ネクロマンサー・ボウエブの切り札。体中に武器を仕込まれたアンデッド、キョンシーだった。一度バラバラになったものの、今はすっかり元通りになっている。
コルトが叫んだ。

「見たか、伯爵!あなたのネクロマンサーも、僕の側へと下った!あなたの小汚い悪事を手伝うよりも、僕を選んだんだ!」

「ば、馬鹿な……あの男が……」

その時、簀巻きにされたグラスゴウ伯爵と、キョンシーの後ろにいたボウエブの目とが合った。

「お前……っ」

グラスゴウ伯爵は、とっさにボウエブの名を叫ぼうとした。が、名前が出てこない。十年以上の付き合いにもかかわらず。伯爵はボウエブの名前を憶えていなかったのだ。伯爵にとって彼は、単なる奴隷の一人に過ぎなかった。
そんな伯爵の焦った顔を見て、ボウエブの中のわずかな忠誠心も、すっかり消え去った。

「さあ!お前たちの答えを訊こうか!」

コルトは再び、町民と私兵、ウェディグ町長とグラスゴウ伯爵を見下ろした。

「グラスゴウ伯爵!この僕の要望を、受け入れるか!」

「………………」

「答えろ!いま、ここでだ!それ以外は、すべて拒否とみなす!」

もはや、他の道はなかった。桜下の読み通り、伯爵は自分が安全な道を探す能力に関しては、すこぶる長けていた。

「……わかった。そなたを、顧問として、雇い入れよう」

「よし!次に、ウェディグ町長!あなたは、僕を仲介者として認めるか!」

町長もまた、馬鹿ではなかった。相手がセカンドミニオンだからと言って、この千載一遇のチャンスを逃すことはできない。

「わかりました。コルト、君を認めましょう」

(よし。うまくいった)

小柄なマント……フランが、マントの下でぐっとこぶしを握った。みんなで話し合った作戦、それの肝が、成就した。

「よし!これで僕は、町と伯爵家とを繋ぐ、絆となった!僕はどちらの味方もしないけど、どちらの敵でもない。そして、この絆を壊そうとするものがあれば、例え誰であろうと、僕は容赦しない!どちらも、その事を決して忘れないでくれ」

コルトの声は、最後の方は感極まって、少し震えていたが、それでも堂々としていた。少なくとも、年端も行かない、頼りない子どもだと思う者は、この場には一人もいないだろう。今のコルトには、不思議な魅力があった。あるいはそれも、セカンドの血が成す業なのかもしれないが。

(あとは、わたしたちの目的だけか)

と、フランは頭の中で呟く。町の問題は、ひとまず解決した。だが、それは当初の目的ではない。桜下あたりはこれでもいいかと言い出しそうだが、このままじゃ骨折り損のくたびれ儲けだと、フランは思った。
そして、彼女たちの作戦は最終段階へと移行していくのだった。



つづく
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読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。

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