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12章 負けられない闘い
7-5
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7-5
「……そうでもないよ。もうすぐそこに居る」
「え?」
フランはぶっきらぼうにそう言うが、まださっきの怒りが抜けきっていないのか、うつむいたままだった。見てないのに、どうしてわかるんだ?だが驚いたことに、少しすると本当にレベッカと、その上に浮かぶウィルの姿が見えてきた。
「なんでわかったんだ……?」
「音。声が聞こえた」
うひゃー、さすがだな。こんなに騒がしいパーティー会場で……フランなら、百メートル離れたところに落ちた針の音も聞き逃さないだろうな。
「みなさん。戻りましたよ」
一足先に戻ってきたウィルが、にこにこしながら言う。
「おう。レベッカもいるみたいだけど、肝心のライラは?」
「うふふ。それは、見てのお楽しみです」
お楽しみ?はて、どういう事だろう。俺が首をかしげていると、レベッカもこちらにやってきた。踊り子の衣装を着替えて、シンプルなシャツとズボン姿になっている。
「おまたせ。ごめんなさいね、ずいぶん掛かっちゃって。楽しくって、時間を忘れちゃった」
「はぁ。それはいいけど、ライラはどうしたんだ?」
「あら、いるじゃない。ほら、照れてないで、出ておいで」
レベッカはくるりと振り向くと、後ろにいた小さな影を、ぐいと前に押し出した……
「あ、ライラ。後ろにいた、の、か……」
俺はあんぐり口を開けた。それはフランも、アルルカですら同じだった。
「う、ぅ……」
もじもじと、恥じらうように手をこすり合わせるライラ。その両手には、美しいグラデーションの薄布が結ばれている。ライラのお母さんのショールだ。細く長い形に整えられたそれは、ライラの手の動きに合わせてひらひらと揺れる。
着古し色褪せた服は、鮮やかなオレンジ色の布地へと変わっていた。腰回りには、大きくスリットの入ったスカート。スカートの生地をよく見ると、ライラが今まで巻いていたぼろマントと同じ素材に見える。まさか、アレンジして作ったのか?でもみすぼらしくは感じない。所々にあしらわれた金色のチェーンがアクセントになって、とてもぼろマントを改造して作られたようには見えなかった。
「すっげぇ……大変身だな、ライラ!なんていうか、すっごくおしゃれになった」
「ほ、ほんと!?変じゃない?」
「ああ。ひらひらしてて、本物の踊り子さんみたいだ」
「へ、へへ、へへへへ~。そうかなぁ」
ライラは照れ臭そうに、スカートの端をつまんでひらひらと揺すった。うん、よく似合ってる。いままでちびっ子としか見てなかったライラが、ちゃんと女の子に見えるもんな。ウィルもにこにこ笑っている。
「ほら、ね?みなさんもそう言うって言ったじゃないですか。ライラさん、とっても可愛いですよ」
「うん!ありがと、おねーちゃん!」
「はい。それに、レベッカさんにもですね」
「そーだね。レベッカ、ありがと!」
「え?ええ。どういたしまして……?」
レベッカは困惑気味に微笑んだ。彼女にはウィルが見えないから、二回お礼を言われたように聞こえたんだろう。
ライラは楽しそうに、くるくる回ってはしゃいでいる。妹が精いっぱいおしゃれした姿を見ているようだ。ほほえましく思う一方で、ちょこっと引っかかる。前にもまして、肌面積が増えているよな?
「どうかしら?あの子、見違えたでしょう」
レベッカがほほ笑みながら、俺の隣へやってきた。俺は素直にうなずく。
「ああ。今までライラには、おしゃれを楽しむ機会をぜんぜんやれなかったから。感謝してるよ。ただ……」
「なにか引っかかる?」
「ちょっと、肌が見えすぎじゃないか?あの子、ああ見えて寒がりなんだ」
「え?あはは、そういうこと。いやね、なにもあれを普段着にすることないじゃない。普段はもっと暖かい格好をすればいいでしょ?」
「まあ、それもそうなんだけど」
ただ、俺たちみたいな旅から旅の根無し草だと、あまり多くの洋服を持ち歩くことはできないわけで。たぶんレベッカは、俺たちがどっかの豪邸で暮らしていると思っているんだろう。まさか他国から来た貴賓が、その日暮らしの連中だとは思わないよな。
(今度ウィルあたりを誘って、町でみんなの服を見てみるか)
財政に余裕はないが、古着の一着か二着くらいならどうにかなるだろう。ライラや、本当はフランなんかも、年相応の女の子みたいに、もっと着飾ったりしたいかもしれないな。今までそんなこと考えもしなかったけど、そういうのも未練解消に役立つかもな。
「あ。ところでレベッカ。その、生地代とかって……」
「ああ、そんなの気にしないで。わたしが勝手にやったことなんだから。それに、今回はアレンジがほとんどだから、新しい布はあんまり使ってないの。いちおう、あの子にちゃんと了承は取ったからね?」
「あ、そうだったのか。悪いな、助かるよ」
「いいのよ。わたしも楽しかったから。上の娘が小さかった頃を思い出したわ……懐かしい」
へぇ……え?
「レベッカ、あんた子どもがいるのか?」
「え?ええ。いるわよ、女の子が二人。片っぽはもうずいぶん大きくなっちゃったけど」
「ふ、二人も?あの、失礼だけど、おいくつで……?」
「え?あははは、やだ、そんなに若く見えた?わたし、そろそろ四十路よ」
「え、ええぇぇぇ!!」
し、信じられない……てっきり二十代だと思っていた。
「びっくりだ……」
「やーだぁ、おだてても何にも出ないわよ?うふふふ。でもそうね、ちゅーくらいならしてあげてもいい気分だわ」
「え、遠慮します!」
「あら、つれない」
レベッカは機嫌良さそうにくすくす笑う。若く見られたのがそんなに嬉しかったのか?
しかし、子持ちの踊り子か……レベッカから見た俺は、自分の子どもくらいの歳だってことだな。それなのに、あれだけのパフォーマンスを……いや、それだけ長いあいだ磨き上げられたからこそなのかもしれない。ウィルはレベッカを見て、相当鍛えていると言っていたが、あながち間違いじゃなかったな。
そんな話をしていると、ぱん!と手を叩く音と共に、ノロの大きな声が聞こえてきた。
「さて、諸君!名残惜しいが、そろそろお開きのようだ。今宵は余の招きによく参じてくれた」
お。ふぅ、やっと終わるのか。これでようやく、ゆっくり休めるな……などと考えていた時だ。その次にノロの口から発せられた一言は、俺を絶望のどん底に叩き落とした。
「だが、安心してほしい。話し足りない諸君らの為に、明日も夜会を執り行うことにした!しかも、今宵よりさらに盛大にだ!」
「なあ、頼むよヘイズ。なんとかして、俺たちが出なくてもいいようにしてくれよ!」
「そいつは、まあどうやっても無理だな。女帝殿はわざわざ、お前を名指しで指定してきたんだぞ?そのお前の不参加なんて、絶対に認めてくれねえだろ」
「そうだけどさ……今夜のパーティーには参加したじゃないか。それでオッケーってことにならないのか?」
「ならねえな。まあぶっちゃけちまうと、さっきこっちにも伝令が来てな。くれぐれも、勇者殿にも参加いただきたいってさ。あの女帝、お前が相当お気に召したみたいだぜ?」
「最悪だ……」
俺は片手で顔を覆った。あの窮屈で肩がこるパーティーがようやく終わったと思ったら、明日もまたやるだと?それを聞いた俺は、レストハウスに戻るやいなや、ヘイズに詰め寄った。冗談じゃない、二度もあんな目ごめんだ、と思ったのだが……
「ちくしょう。先手を打たれてた」
部屋に戻ってくるなり、俺はボスンとベッドに腰を下ろした。ノロ女帝殿は、どうやっても俺を逃がしてくれないらしい。
「その様子では、やはり駄目だったのですか?」
エラゼムが落胆した様子で聞いてくる。彼は結局、パーティーの最初から最後まで貴族に捕まっていた。彼ももうこりごりなんだろう。
「ああ……やっぱり、出ないとマズいって」
「左様ですか……」
「あの、それと桜下さん。言いにくいんですけど……」
肩を落とす俺に、ウィルがおずおずと声を掛ける。
「実はさっき、臣下の方が来まして。明日の昼、月の神殿に来るように伝えてくれって。これって、あれですよね?光の聖女さんからの呼び出し……」
「あぁ~、そういやそれもあんのか……」
てことは明日は、日中は聖女と会って、夜はパーティーか。ハードスケジュールだぁ。
「……もうここまで来たら、腹を括るか。エドガーが回復するまでの辛抱だ。あいつが元気になったら、いつでもこんなとこ飛び出せるんだからな。それまで耐えきろう!」
「そうですね。うん、前向きでいいと思います!」
うむ。何事も、プラスに捉えたほうがいい。その方が楽だからな。俺とウィルは、こぶしを握って気合を入れた。
「……まあ私、なんにもしませんけどね。見えませんし」
「……まあ、確かにな」
う、羨ましい。今だけは、ウィルに代わってほしかった。
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
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「……そうでもないよ。もうすぐそこに居る」
「え?」
フランはぶっきらぼうにそう言うが、まださっきの怒りが抜けきっていないのか、うつむいたままだった。見てないのに、どうしてわかるんだ?だが驚いたことに、少しすると本当にレベッカと、その上に浮かぶウィルの姿が見えてきた。
「なんでわかったんだ……?」
「音。声が聞こえた」
うひゃー、さすがだな。こんなに騒がしいパーティー会場で……フランなら、百メートル離れたところに落ちた針の音も聞き逃さないだろうな。
「みなさん。戻りましたよ」
一足先に戻ってきたウィルが、にこにこしながら言う。
「おう。レベッカもいるみたいだけど、肝心のライラは?」
「うふふ。それは、見てのお楽しみです」
お楽しみ?はて、どういう事だろう。俺が首をかしげていると、レベッカもこちらにやってきた。踊り子の衣装を着替えて、シンプルなシャツとズボン姿になっている。
「おまたせ。ごめんなさいね、ずいぶん掛かっちゃって。楽しくって、時間を忘れちゃった」
「はぁ。それはいいけど、ライラはどうしたんだ?」
「あら、いるじゃない。ほら、照れてないで、出ておいで」
レベッカはくるりと振り向くと、後ろにいた小さな影を、ぐいと前に押し出した……
「あ、ライラ。後ろにいた、の、か……」
俺はあんぐり口を開けた。それはフランも、アルルカですら同じだった。
「う、ぅ……」
もじもじと、恥じらうように手をこすり合わせるライラ。その両手には、美しいグラデーションの薄布が結ばれている。ライラのお母さんのショールだ。細く長い形に整えられたそれは、ライラの手の動きに合わせてひらひらと揺れる。
着古し色褪せた服は、鮮やかなオレンジ色の布地へと変わっていた。腰回りには、大きくスリットの入ったスカート。スカートの生地をよく見ると、ライラが今まで巻いていたぼろマントと同じ素材に見える。まさか、アレンジして作ったのか?でもみすぼらしくは感じない。所々にあしらわれた金色のチェーンがアクセントになって、とてもぼろマントを改造して作られたようには見えなかった。
「すっげぇ……大変身だな、ライラ!なんていうか、すっごくおしゃれになった」
「ほ、ほんと!?変じゃない?」
「ああ。ひらひらしてて、本物の踊り子さんみたいだ」
「へ、へへ、へへへへ~。そうかなぁ」
ライラは照れ臭そうに、スカートの端をつまんでひらひらと揺すった。うん、よく似合ってる。いままでちびっ子としか見てなかったライラが、ちゃんと女の子に見えるもんな。ウィルもにこにこ笑っている。
「ほら、ね?みなさんもそう言うって言ったじゃないですか。ライラさん、とっても可愛いですよ」
「うん!ありがと、おねーちゃん!」
「はい。それに、レベッカさんにもですね」
「そーだね。レベッカ、ありがと!」
「え?ええ。どういたしまして……?」
レベッカは困惑気味に微笑んだ。彼女にはウィルが見えないから、二回お礼を言われたように聞こえたんだろう。
ライラは楽しそうに、くるくる回ってはしゃいでいる。妹が精いっぱいおしゃれした姿を見ているようだ。ほほえましく思う一方で、ちょこっと引っかかる。前にもまして、肌面積が増えているよな?
「どうかしら?あの子、見違えたでしょう」
レベッカがほほ笑みながら、俺の隣へやってきた。俺は素直にうなずく。
「ああ。今までライラには、おしゃれを楽しむ機会をぜんぜんやれなかったから。感謝してるよ。ただ……」
「なにか引っかかる?」
「ちょっと、肌が見えすぎじゃないか?あの子、ああ見えて寒がりなんだ」
「え?あはは、そういうこと。いやね、なにもあれを普段着にすることないじゃない。普段はもっと暖かい格好をすればいいでしょ?」
「まあ、それもそうなんだけど」
ただ、俺たちみたいな旅から旅の根無し草だと、あまり多くの洋服を持ち歩くことはできないわけで。たぶんレベッカは、俺たちがどっかの豪邸で暮らしていると思っているんだろう。まさか他国から来た貴賓が、その日暮らしの連中だとは思わないよな。
(今度ウィルあたりを誘って、町でみんなの服を見てみるか)
財政に余裕はないが、古着の一着か二着くらいならどうにかなるだろう。ライラや、本当はフランなんかも、年相応の女の子みたいに、もっと着飾ったりしたいかもしれないな。今までそんなこと考えもしなかったけど、そういうのも未練解消に役立つかもな。
「あ。ところでレベッカ。その、生地代とかって……」
「ああ、そんなの気にしないで。わたしが勝手にやったことなんだから。それに、今回はアレンジがほとんどだから、新しい布はあんまり使ってないの。いちおう、あの子にちゃんと了承は取ったからね?」
「あ、そうだったのか。悪いな、助かるよ」
「いいのよ。わたしも楽しかったから。上の娘が小さかった頃を思い出したわ……懐かしい」
へぇ……え?
「レベッカ、あんた子どもがいるのか?」
「え?ええ。いるわよ、女の子が二人。片っぽはもうずいぶん大きくなっちゃったけど」
「ふ、二人も?あの、失礼だけど、おいくつで……?」
「え?あははは、やだ、そんなに若く見えた?わたし、そろそろ四十路よ」
「え、ええぇぇぇ!!」
し、信じられない……てっきり二十代だと思っていた。
「びっくりだ……」
「やーだぁ、おだてても何にも出ないわよ?うふふふ。でもそうね、ちゅーくらいならしてあげてもいい気分だわ」
「え、遠慮します!」
「あら、つれない」
レベッカは機嫌良さそうにくすくす笑う。若く見られたのがそんなに嬉しかったのか?
しかし、子持ちの踊り子か……レベッカから見た俺は、自分の子どもくらいの歳だってことだな。それなのに、あれだけのパフォーマンスを……いや、それだけ長いあいだ磨き上げられたからこそなのかもしれない。ウィルはレベッカを見て、相当鍛えていると言っていたが、あながち間違いじゃなかったな。
そんな話をしていると、ぱん!と手を叩く音と共に、ノロの大きな声が聞こえてきた。
「さて、諸君!名残惜しいが、そろそろお開きのようだ。今宵は余の招きによく参じてくれた」
お。ふぅ、やっと終わるのか。これでようやく、ゆっくり休めるな……などと考えていた時だ。その次にノロの口から発せられた一言は、俺を絶望のどん底に叩き落とした。
「だが、安心してほしい。話し足りない諸君らの為に、明日も夜会を執り行うことにした!しかも、今宵よりさらに盛大にだ!」
「なあ、頼むよヘイズ。なんとかして、俺たちが出なくてもいいようにしてくれよ!」
「そいつは、まあどうやっても無理だな。女帝殿はわざわざ、お前を名指しで指定してきたんだぞ?そのお前の不参加なんて、絶対に認めてくれねえだろ」
「そうだけどさ……今夜のパーティーには参加したじゃないか。それでオッケーってことにならないのか?」
「ならねえな。まあぶっちゃけちまうと、さっきこっちにも伝令が来てな。くれぐれも、勇者殿にも参加いただきたいってさ。あの女帝、お前が相当お気に召したみたいだぜ?」
「最悪だ……」
俺は片手で顔を覆った。あの窮屈で肩がこるパーティーがようやく終わったと思ったら、明日もまたやるだと?それを聞いた俺は、レストハウスに戻るやいなや、ヘイズに詰め寄った。冗談じゃない、二度もあんな目ごめんだ、と思ったのだが……
「ちくしょう。先手を打たれてた」
部屋に戻ってくるなり、俺はボスンとベッドに腰を下ろした。ノロ女帝殿は、どうやっても俺を逃がしてくれないらしい。
「その様子では、やはり駄目だったのですか?」
エラゼムが落胆した様子で聞いてくる。彼は結局、パーティーの最初から最後まで貴族に捕まっていた。彼ももうこりごりなんだろう。
「ああ……やっぱり、出ないとマズいって」
「左様ですか……」
「あの、それと桜下さん。言いにくいんですけど……」
肩を落とす俺に、ウィルがおずおずと声を掛ける。
「実はさっき、臣下の方が来まして。明日の昼、月の神殿に来るように伝えてくれって。これって、あれですよね?光の聖女さんからの呼び出し……」
「あぁ~、そういやそれもあんのか……」
てことは明日は、日中は聖女と会って、夜はパーティーか。ハードスケジュールだぁ。
「……もうここまで来たら、腹を括るか。エドガーが回復するまでの辛抱だ。あいつが元気になったら、いつでもこんなとこ飛び出せるんだからな。それまで耐えきろう!」
「そうですね。うん、前向きでいいと思います!」
うむ。何事も、プラスに捉えたほうがいい。その方が楽だからな。俺とウィルは、こぶしを握って気合を入れた。
「……まあ私、なんにもしませんけどね。見えませんし」
「……まあ、確かにな」
う、羨ましい。今だけは、ウィルに代わってほしかった。
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