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12章 負けられない闘い
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神殿から戻ってくると、レストハウスの前に数人の人だかりがあった。お。連中は、クラークたちじゃないか?そしてやつらと話しているのは、鳶色の髪の少女。げえっ、アルアだ……
「ん……ああ、君たちか。光の聖女様はどうだった?」
俺たちに気付いたクラークが声を掛けてくる。アルアは俺の姿を見ると、ゴキブリでも見たような顔になった。ったく、嫌われたもんだな。余計な小競り合いはごめんなので、俺はアルアから二回りほど離れたところで足を止める。
「いいや、ダメだった。どうしようもないってさ」
「そうか……僕たちも方々当たってみたけど、まるで聞いてもらえなかった。今も、アルアに事情を説明していたんだけれど……」
アルアにも?こんな少女にまでなんて、クラークのやつも相当手詰まりになってんな。そのアルアは、汚物を見るような目で俺を睨むと、クラークに向き直る。
「クラーク様。先ほども言いましたが、私は反対です。というより、おっしゃっている意味が分かりません。勇演武闘は、我が国の強大さを他国にアピールするまたとない機会です。それに今回の相手は、“あの”二の国の勇者。クラーク様ほどの実力があれば、勝利は揺るぎないでしょう」
く、言ってくれる。フランが今にも蹴り飛ばしそうに足をひくひくさせていたので、怒るどころじゃなかったが。
「勝利が確実なのに、試合を放棄する意味が分かりませんわ。クラーク様も誇り高き一の国の勇者なのですから、しっかり実力を示してくださいませ」
「で、でも。僕らには、戦いが不得意な子もいるんだよ」
「それが?勇者のパーティーである以上、いつでも戦う覚悟はあるはずでしょう。力で劣ることはどうしようもありませんが、それが戦わなくていい理由にはなりませんわ」
アルアは冷ややかな目でミカエルを流し見る。ミカエルはびくっと震えて、気まずそうに視線を逸らした。
「私、このあとに行かねばならないところがあるんです。大変失礼ですが、そろそろ。クラーク様、ご健闘……いいえ。華々しい勝利を、期待していますわ」
アルアは軽く膝を折ると、すたすたと言ってしまった。フランが舌打ちする。
「チッ。嫌な女」
同感だ。いちいち嫌味ったらしいぜ。
「なあクラーク、あの娘は礼儀正しい、いい娘だって言ってなかったか?」
「あぁ……嘘じゃないさ。実際、彼女の言っていることは正しいんだよ。彼女自身も傭兵だからね。軍人気質っていうのか……」
「つっても、それで困るのはおたくらだろ?」
「ああ……ふぅ」
クラークは物憂げにため息をついた。すると、それを見ていたミカエルが、ローブの裾をぎゅっと握りしめながら口を開いた。
「あ、あの!クラーク様。私なら、私なら大丈夫です。心配いりません、戦えます」
「ミカエル……でも」
「アルアさんの言う通りです。私だって、クラーク様のパーティーメンバーなんですから。こういう時に戦えなくちゃ、何のためにいるのか……」
「そんなこ……」
「そんなことない!」
うえ?俺とクラークはそろって口を開けた。叫んだのは、フランだったからだ。
「え?ふ、フランさん……?」
「あなたの力は、人を癒す力でしょ。わたしみたいに、壊すことしかできない力と違う。治すのは、あなたにしかできないことだ。それを一緒にしないで」
「フランさ……」
「それに……あなたが良くても、わたしは、あなたとは戦いたくない。わたしたち全員、そう思ってる」
フランの言葉に、ミカエルははっと目を見開いた。うん、その通りだ。
「そうだな、フランの言う通りだ。ミカエルには、でかい借りがあるから。できる事なら戦いたくないって、そう思うぜ。それくらい、あんたのことを買ってるんだ。卑下なんかしないでくれよ」
俺が続けて言うと、ミカエルは瞳を潤ませた。クラークがむすっとした顔で言う。
「……僕だって、そう言おうと思っていたさ。ミカエル、君に百人力の力がないからと言って、誰も君を責めたりはしないよ」
「く、クラーク様……うぅ」
ミカエルの肩を、コルルが優しく抱いた。感動的だが、それで問題が解決したわけじゃあ、ないんだよな。
「だけど……弱ったな。正直、万策尽きている感じなんだ。僕たちが頼れるつては、すべて当たり終わってしまった」
肩を落とすクラーク。あ、そうだ。まだ希望はある!さっき聞いた、キサカからの話があるぞ。
「それなんだけどな。さっきキサカに聞いたんだけど、過去には勇者だけ戦う勇演武闘もあったみたいなんだ」
「え?仲間たちは戦わなかったということかい?」
「そうだ。今回もそういう特例を認めてもらえば、このバカ騒ぎも少しはマシになるかもしれないぜ」
フランたちがギョロリとこちらを睨んでくるが、今は無視だ。現状では、これが一番いい案なんだから。
「特例か……それが本当ならいいけれど、それをどう認めてもらうかだね……」
「あれ、そういや勇演武闘のルールについては、誰に直訴すりゃいいんだ?」
「それが、ノロさまなんだよ。勇演武闘の最終決定権を持っているのは」
げげっ!まじかよ!いや、でもそうか。今回の勇演武闘は、ノロが発端だものな。
「マジか……それを聞くと、一気に現実味がなくなってきたな……」
「ああ……けど、今はその可能性にかけるしかなさそうだ。とりあえず今は、その案を採用する方向で行こう」
「わかった。こっちもヘイズに相談してみる。今夜、またこっちにこいよ。そこで意見をまとめよう」
「わかった」
クラークはうなずくと、王宮の方へと戻っていった。ヘイズから聞いた噂では、勇演武闘開催までもう幾日も残されていないという。今夜あたりで、解決策が見つかればいいのだけれど。
その日の夜、俺ら、クラークたち、そしてヘイズの三陣営(ヘイズは一人だったが)は、再びレストハウスの玄関ホールに集まった。俺とクラークは、その日の成果をすでに報告済みだ。成果と言っても、ほとんどないに等しいけれど……ただ、俺がキサカから聞いた話に関しては、ヘイズは大いに関心を寄せていた。
「なるほど。過去にあった、特例措置か。実はオレたちも、それに近い話を聞いたんだ。んで、その事を女帝側に問い合わせてみた」
「え、そうだったのか?そ、それでどうなった?」
「ああ。最初はほとんど聞いてもらえなかったが、オレらがあんまりしつこいもんだから、向こうも嫌気がさしたみたいでな。ようやく、とある条件の下でなら、譲歩を認めてくれたんだ」
「その、条件というのは!?」
俺もクラークも、ソファから身を乗り出して、ヘイズの先の言葉を待っている。
「ああ。今回の勇演武闘、勇者同士の闘いはせず、仲間同士の試合のみという形でなら、特例を認めてくれるそうだ」
「……は?」
「え……?」
なに?今、何て言った?
「え、え?俺らは戦わない?俺らだけが戦うんじゃなくて?」
「そうだ。各勇者の能力にあまりにもハンディがある、それじゃ真っ当な試合にならないと申し立ててみたら、さすがに向こうも揺らいだようでな。ならば、仲間たちならば実力も拮抗して、いい勝負になるだろうってさ」
「てさって……冗談じゃねーぞ!」
俺はテーブルを蹴飛ばすようにして立ち上がった。
「ふざけんな!俺が戦うならともかく、どうして俺だけが、安全な場所でぬくぬく見物することになるんだよ!」
「そう怒鳴るなよ。不服なのはわかるが、これが限界だったんだ。それに、こいつはそう悪い話でもない」
「どこが……もががっ!?」
俺がなおも言い募ろうとしたその時、突然背後から手が伸びてきて、俺の口をふさいでしまった。つ、冷たい。この手、ウィルだな!?それと同時に、強い力で背中を引っ張られて、俺はソファへと倒れこむ。な、なに!?フランが俺の腰をしっかりと抱いて、立ち上がれないようにしていやがる!フランはほっそりした手足を巧みに絡めて俺の抵抗を封じると、何食わぬ顔でヘイズを見つめる。
「その話、続きを聞かせて」
「あ、ああ……」
「うぅ~~~!むぅ~~!」
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
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アルアにも?こんな少女にまでなんて、クラークのやつも相当手詰まりになってんな。そのアルアは、汚物を見るような目で俺を睨むと、クラークに向き直る。
「クラーク様。先ほども言いましたが、私は反対です。というより、おっしゃっている意味が分かりません。勇演武闘は、我が国の強大さを他国にアピールするまたとない機会です。それに今回の相手は、“あの”二の国の勇者。クラーク様ほどの実力があれば、勝利は揺るぎないでしょう」
く、言ってくれる。フランが今にも蹴り飛ばしそうに足をひくひくさせていたので、怒るどころじゃなかったが。
「勝利が確実なのに、試合を放棄する意味が分かりませんわ。クラーク様も誇り高き一の国の勇者なのですから、しっかり実力を示してくださいませ」
「で、でも。僕らには、戦いが不得意な子もいるんだよ」
「それが?勇者のパーティーである以上、いつでも戦う覚悟はあるはずでしょう。力で劣ることはどうしようもありませんが、それが戦わなくていい理由にはなりませんわ」
アルアは冷ややかな目でミカエルを流し見る。ミカエルはびくっと震えて、気まずそうに視線を逸らした。
「私、このあとに行かねばならないところがあるんです。大変失礼ですが、そろそろ。クラーク様、ご健闘……いいえ。華々しい勝利を、期待していますわ」
アルアは軽く膝を折ると、すたすたと言ってしまった。フランが舌打ちする。
「チッ。嫌な女」
同感だ。いちいち嫌味ったらしいぜ。
「なあクラーク、あの娘は礼儀正しい、いい娘だって言ってなかったか?」
「あぁ……嘘じゃないさ。実際、彼女の言っていることは正しいんだよ。彼女自身も傭兵だからね。軍人気質っていうのか……」
「つっても、それで困るのはおたくらだろ?」
「ああ……ふぅ」
クラークは物憂げにため息をついた。すると、それを見ていたミカエルが、ローブの裾をぎゅっと握りしめながら口を開いた。
「あ、あの!クラーク様。私なら、私なら大丈夫です。心配いりません、戦えます」
「ミカエル……でも」
「アルアさんの言う通りです。私だって、クラーク様のパーティーメンバーなんですから。こういう時に戦えなくちゃ、何のためにいるのか……」
「そんなこ……」
「そんなことない!」
うえ?俺とクラークはそろって口を開けた。叫んだのは、フランだったからだ。
「え?ふ、フランさん……?」
「あなたの力は、人を癒す力でしょ。わたしみたいに、壊すことしかできない力と違う。治すのは、あなたにしかできないことだ。それを一緒にしないで」
「フランさ……」
「それに……あなたが良くても、わたしは、あなたとは戦いたくない。わたしたち全員、そう思ってる」
フランの言葉に、ミカエルははっと目を見開いた。うん、その通りだ。
「そうだな、フランの言う通りだ。ミカエルには、でかい借りがあるから。できる事なら戦いたくないって、そう思うぜ。それくらい、あんたのことを買ってるんだ。卑下なんかしないでくれよ」
俺が続けて言うと、ミカエルは瞳を潤ませた。クラークがむすっとした顔で言う。
「……僕だって、そう言おうと思っていたさ。ミカエル、君に百人力の力がないからと言って、誰も君を責めたりはしないよ」
「く、クラーク様……うぅ」
ミカエルの肩を、コルルが優しく抱いた。感動的だが、それで問題が解決したわけじゃあ、ないんだよな。
「だけど……弱ったな。正直、万策尽きている感じなんだ。僕たちが頼れるつては、すべて当たり終わってしまった」
肩を落とすクラーク。あ、そうだ。まだ希望はある!さっき聞いた、キサカからの話があるぞ。
「それなんだけどな。さっきキサカに聞いたんだけど、過去には勇者だけ戦う勇演武闘もあったみたいなんだ」
「え?仲間たちは戦わなかったということかい?」
「そうだ。今回もそういう特例を認めてもらえば、このバカ騒ぎも少しはマシになるかもしれないぜ」
フランたちがギョロリとこちらを睨んでくるが、今は無視だ。現状では、これが一番いい案なんだから。
「特例か……それが本当ならいいけれど、それをどう認めてもらうかだね……」
「あれ、そういや勇演武闘のルールについては、誰に直訴すりゃいいんだ?」
「それが、ノロさまなんだよ。勇演武闘の最終決定権を持っているのは」
げげっ!まじかよ!いや、でもそうか。今回の勇演武闘は、ノロが発端だものな。
「マジか……それを聞くと、一気に現実味がなくなってきたな……」
「ああ……けど、今はその可能性にかけるしかなさそうだ。とりあえず今は、その案を採用する方向で行こう」
「わかった。こっちもヘイズに相談してみる。今夜、またこっちにこいよ。そこで意見をまとめよう」
「わかった」
クラークはうなずくと、王宮の方へと戻っていった。ヘイズから聞いた噂では、勇演武闘開催までもう幾日も残されていないという。今夜あたりで、解決策が見つかればいいのだけれど。
その日の夜、俺ら、クラークたち、そしてヘイズの三陣営(ヘイズは一人だったが)は、再びレストハウスの玄関ホールに集まった。俺とクラークは、その日の成果をすでに報告済みだ。成果と言っても、ほとんどないに等しいけれど……ただ、俺がキサカから聞いた話に関しては、ヘイズは大いに関心を寄せていた。
「なるほど。過去にあった、特例措置か。実はオレたちも、それに近い話を聞いたんだ。んで、その事を女帝側に問い合わせてみた」
「え、そうだったのか?そ、それでどうなった?」
「ああ。最初はほとんど聞いてもらえなかったが、オレらがあんまりしつこいもんだから、向こうも嫌気がさしたみたいでな。ようやく、とある条件の下でなら、譲歩を認めてくれたんだ」
「その、条件というのは!?」
俺もクラークも、ソファから身を乗り出して、ヘイズの先の言葉を待っている。
「ああ。今回の勇演武闘、勇者同士の闘いはせず、仲間同士の試合のみという形でなら、特例を認めてくれるそうだ」
「……は?」
「え……?」
なに?今、何て言った?
「え、え?俺らは戦わない?俺らだけが戦うんじゃなくて?」
「そうだ。各勇者の能力にあまりにもハンディがある、それじゃ真っ当な試合にならないと申し立ててみたら、さすがに向こうも揺らいだようでな。ならば、仲間たちならば実力も拮抗して、いい勝負になるだろうってさ」
「てさって……冗談じゃねーぞ!」
俺はテーブルを蹴飛ばすようにして立ち上がった。
「ふざけんな!俺が戦うならともかく、どうして俺だけが、安全な場所でぬくぬく見物することになるんだよ!」
「そう怒鳴るなよ。不服なのはわかるが、これが限界だったんだ。それに、こいつはそう悪い話でもない」
「どこが……もががっ!?」
俺がなおも言い募ろうとしたその時、突然背後から手が伸びてきて、俺の口をふさいでしまった。つ、冷たい。この手、ウィルだな!?それと同時に、強い力で背中を引っ張られて、俺はソファへと倒れこむ。な、なに!?フランが俺の腰をしっかりと抱いて、立ち上がれないようにしていやがる!フランはほっそりした手足を巧みに絡めて俺の抵抗を封じると、何食わぬ顔でヘイズを見つめる。
「その話、続きを聞かせて」
「あ、ああ……」
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