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12章 負けられない闘い
14-2
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14-2
「の、ノロ様……」
クラークははっきり動揺していた。こいつとしても、皇帝相手に強気には出られないんだろう。俺だってそうだ……
「聞いたぞ?桜下、そなたは出場を拒否しているみたいだな?」
「……ええ」
くっ、ノロのやつ、口元は笑っていたが、目は一ミリも笑っていない。だが、ここで引き下がるわけにはいかないんだ。何のために昨日ケンカじみたことまでして、みんなを出場させたと思っているんだ。俺は息を深く吸い込むと、意を決して、ノロの目を睨み返した。
「だって、おかしいじゃないですか。ノロ女帝、あんたが自分で言ってたはずだ。ルールはすでに発表された、それを自分の一存で変えることはできないって」
「ああ。だから、皆に問うたではないか。この会場中の群衆が、それを望んでいる。余の一存ではなく、大衆の総意だ。であるなら、ルールなどいくらでも変えてしまえばよい」
いけしゃあしゃあと答えるノロ。俺はあんぐりと口を開けた。そんなの、ルールもクソもないじゃないか!
「で、でも!勇者同士は戦わないってのは、その前に決まっていたことだ!一の国と二の国とで話し合って決めたことでしょう!それを反故にしてもいいって言うんですか?」
これならどうだ。かなりスケールは小さいが、いちおうこれだって、国と国の間で取り決められたことだ。皇帝ともあろう人が、軽々しく無視できるわけないだろ。
「ふむ。良くはないな。そなたの言う通り、約束は守られるべきだ」
「なら……」
「だからこそ。そなたが今ここで、“はい”とうなずけばよいのだ。双方の合意の下でなら、取り決めは撤回することもできようが?」
「なっ……俺がそんなことを言うとでも?」
「言わぬか?それかもしくは、あのナントカとかいう口うるさい兵士にでも、同じことを訊ねてみようか」
「……っ!」
こ、この女……!ここで俺がうなずかなかったら、ヘイズに圧を掛けるつもりなんだ。俺はさいあく、本当に嫌なら、このコロシアムを逃げ出してしまってもいい。元々俺は、あちこちふらふらしている根無し草だから。だが、立場のあるヘイズはそうもいかない。奴は、公式の任務できた、国の使節団だ。下手なことをすれば、外交問題に発展しかねない。それになにより、まだ病床のエドガーがいる……
今気づいた。彼らは、人質だ。それらをすべて承知で、ノロは治療を認めたんだ。そして今、俺の前に立っている……
ノロが冷たい笑みを浮かべる。
「ふっふっふ……桜下よ、前にも言ったか?余は、そなたが気に入っているのだ。そなたは義理堅く、そしてなかなかに聡い。そなたならば、余が言いたいこともわかるであろう?そして義理堅いそなたは、仲間を見捨てることもできんだろう」
……ちくしょうが。やっぱり全部計算ずくか。
「……見当違いじゃないすか。俺は、そんなに大した人間じゃありません」
「チッ、つまらん嘘を言うでない。そなたも勇者なのだから、自分の言葉に責任を持つべきであろう。強き者の言葉は、常に真実でなければならん。余のようにな」
「あんたのように?」
「そうだ。余は叶わぬ願いを口にはしない。そして口にした願いは、必ず実現させる。それゆえに王は王であり、それゆえに余は皇帝なのだから……そして、此度もまた、そうなると確信しておる」
ノロは、余裕たっぷりの態度で肩をすくめた。くそったれめ……俺は今、羽をもがれ、足を縛られ、腕に手錠を掛けられた状態で、ここに立たされているようだ……ヘイズよ、俺たちはこの女帝を見誤っていたらしいぜ。こいつは、ずーっと最初から、こうなるように仕組んでいやがった。何一つ妥協も、譲歩もするつもりなんてなかったんだ。
「……少しだけ、時間をくれませんか」
「ほう?だがな、あまりにも待たせ過ぎれば、熱狂のるつぼと化した観客たちが何をしでかすか、わからんぞ?血に飢えた群衆というのは恐ろしいものだ」
「わかってますよ……それと、ヘイズ、わかります?さっき言ってた、口やかましい兵士ってのを、ここに呼んでくれませんか。それまでには返事を用意するんで」
「ふむ、まあいいだろう。そやつを連れてこさせる。あぁ、それとクラーク。少しこちらにきたまえ」
「え?ぼ、僕ですか?」
急に名指しされたクラークは、びくっと肩を揺らす。ノロはクラークを連れて、控室から出て行ってしまった。残された俺たちの顔は……渋いなんてもんじゃないな。
「……さっきの会話、どういうことなの」
フランが険しい顔で訊ねる。俺はため息をついた。
「ノロは、俺がイエスと言わなきゃ、ヘイズに圧を掛けるつもりなんだ。ヘイズの立場と、エドガーを人質にしてな」
「……汚い手。あんなやつが王様だなんて、終わってるよ」
フランは吐き捨てるようにつぶやいた。ウィルが眉間をめいっぱい寄せて、唸る。
「う゛ぅぅぅ。それって、あれですよね。この、勇演武闘が開かれるってなった時と同じ……エドガーさんを治療した恩を盾に、無理やり条件を呑ませるっていう、そういうやり口ですね」
「ああ……あん時も、似たようなことをやってたな。あいつは民衆を煽って、味方に付けるのが好きらしい。みんながこう言ってるんだ、空気の読めないこと言うなよ、こんな風にな」
「じゃあ、特別ルールなんてさらさら守る気なくて、はじめから桜下さんを引きずりだすつもりだった?」
「としか思えないよな」
「……あの性悪アバズレ女。色狂いの気狂い。男を四人も抱え込みやがって……」
わ、び、びっくりした。今の、ほんとにウィルが言ったのか?口が悪いのは相変わらずだな。
「……状況は、かなりまずい方へと向かっているようです」
エラゼムの声は深刻そのものだ。
「我らのうち、吾輩とフラン嬢は、五体が満足ではありません。しかしアルルカ嬢ならば、桜下殿を抱えてここから離脱することも容易なはず」
「エラゼム……俺に逃げろって言うのか?」
「ふがいない事ですが、今、吾輩には、この場をひっくり返すほどの策は思い浮かびませぬ。ならばせめて、さいあくの事態は避けられればと……」
「みんなを置いて、俺だけ逃げるか……せめて、ファズが使えりゃな。そしたらお前らを治せたのに」
するとライラが、自分の胸を拳でとんと叩いた。
「桜下。ライラが代わりに戦うよ。ライラだって、みんなの仲間だもん」
「ライラ……ありがとな。けどそれは、相手次第だな……」
ライラのことは信用しているが、それでもやっぱり、まだ小さな女の子なんだ。それに、この子はみんなと違って、半アンデッド。痛みも、炎に焼かれる熱さも感じ取ってしまう。もしもライラが、エラゼムのように爆風に吹っ飛ばされ、フランのように何度も殴られたりしたら……ブチ切れるな。たぶん抑えられない。
「そういや、クラークはどうしたんだろうな」
ノロに連れていかれてしまったが、あいつだって乗り気じゃなかったはずだ。あいつがノロを説き伏せてくれたら助かるけど……
(十中八九、無理だろうなぁ)
けれど、全く望みがないわけじゃない。彼の仲間たちの具合は、どうなんだろうか?
そんなことを考えていたまさにその時、廊下を歩く音が聞こえ、クラークが再び部屋へとやってきた。
「お、クラーク!ちょうどいい、待ってたんだ。そっちはどうだった、って……」
クラークはまさに、苦り切った、渋り切った、苦虫を嚙み潰したような顔をしていた。とにかく、そんなような言葉がなんでも似合いそうな表情だ。
「……聞かなくてもわかりそうだな」
「ああ……君たちを説得してこいって、そう言われたよ」
「そうか……」
やっぱり、ダメだったか。前もこいつは、ノロには逆らえないみたいなこと言ってたしな。正直、予想はできた流れだ。
「ノロは、他になんて?」
「大したことは……何としても君を舞台に引っ張り上げること、君に土を付けられたままでいいのかということ、せっかくの機会なのだから、一の国の勇者に恥じない闘いをすること。こんなところだよ」
「お前からも俺を説得しろ、なんだったら挑発でも脅迫でも手段は問わない、そして変な手加減はせずに全力で叩き潰せ。こんなところだな」
俺の意訳に、クラークはうなだれるばかりだった。
「さっき言ってた、おたくの仲間が再戦するって案はどうなった?」
「厳しいな……ノロさまは認めてくれないだろう。それに、みんなまだ傷が癒えていない」
「ま、だよな……」
ふぅー。万策尽きる、か。
「ヘイズに言っても……ダメだろうなぁ」
ヘイズはまだ現れない。あれからそこそこ経ったはずなのに。だが彼もまた、俺と同じような顔をするだけだろうな……これを打開できるなら、とっくの前にそのカードを切っているはずだ。
「……ちっ。腹ぁ括るしか、ないみたいだな」
つづく
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読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
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「の、ノロ様……」
クラークははっきり動揺していた。こいつとしても、皇帝相手に強気には出られないんだろう。俺だってそうだ……
「聞いたぞ?桜下、そなたは出場を拒否しているみたいだな?」
「……ええ」
くっ、ノロのやつ、口元は笑っていたが、目は一ミリも笑っていない。だが、ここで引き下がるわけにはいかないんだ。何のために昨日ケンカじみたことまでして、みんなを出場させたと思っているんだ。俺は息を深く吸い込むと、意を決して、ノロの目を睨み返した。
「だって、おかしいじゃないですか。ノロ女帝、あんたが自分で言ってたはずだ。ルールはすでに発表された、それを自分の一存で変えることはできないって」
「ああ。だから、皆に問うたではないか。この会場中の群衆が、それを望んでいる。余の一存ではなく、大衆の総意だ。であるなら、ルールなどいくらでも変えてしまえばよい」
いけしゃあしゃあと答えるノロ。俺はあんぐりと口を開けた。そんなの、ルールもクソもないじゃないか!
「で、でも!勇者同士は戦わないってのは、その前に決まっていたことだ!一の国と二の国とで話し合って決めたことでしょう!それを反故にしてもいいって言うんですか?」
これならどうだ。かなりスケールは小さいが、いちおうこれだって、国と国の間で取り決められたことだ。皇帝ともあろう人が、軽々しく無視できるわけないだろ。
「ふむ。良くはないな。そなたの言う通り、約束は守られるべきだ」
「なら……」
「だからこそ。そなたが今ここで、“はい”とうなずけばよいのだ。双方の合意の下でなら、取り決めは撤回することもできようが?」
「なっ……俺がそんなことを言うとでも?」
「言わぬか?それかもしくは、あのナントカとかいう口うるさい兵士にでも、同じことを訊ねてみようか」
「……っ!」
こ、この女……!ここで俺がうなずかなかったら、ヘイズに圧を掛けるつもりなんだ。俺はさいあく、本当に嫌なら、このコロシアムを逃げ出してしまってもいい。元々俺は、あちこちふらふらしている根無し草だから。だが、立場のあるヘイズはそうもいかない。奴は、公式の任務できた、国の使節団だ。下手なことをすれば、外交問題に発展しかねない。それになにより、まだ病床のエドガーがいる……
今気づいた。彼らは、人質だ。それらをすべて承知で、ノロは治療を認めたんだ。そして今、俺の前に立っている……
ノロが冷たい笑みを浮かべる。
「ふっふっふ……桜下よ、前にも言ったか?余は、そなたが気に入っているのだ。そなたは義理堅く、そしてなかなかに聡い。そなたならば、余が言いたいこともわかるであろう?そして義理堅いそなたは、仲間を見捨てることもできんだろう」
……ちくしょうが。やっぱり全部計算ずくか。
「……見当違いじゃないすか。俺は、そんなに大した人間じゃありません」
「チッ、つまらん嘘を言うでない。そなたも勇者なのだから、自分の言葉に責任を持つべきであろう。強き者の言葉は、常に真実でなければならん。余のようにな」
「あんたのように?」
「そうだ。余は叶わぬ願いを口にはしない。そして口にした願いは、必ず実現させる。それゆえに王は王であり、それゆえに余は皇帝なのだから……そして、此度もまた、そうなると確信しておる」
ノロは、余裕たっぷりの態度で肩をすくめた。くそったれめ……俺は今、羽をもがれ、足を縛られ、腕に手錠を掛けられた状態で、ここに立たされているようだ……ヘイズよ、俺たちはこの女帝を見誤っていたらしいぜ。こいつは、ずーっと最初から、こうなるように仕組んでいやがった。何一つ妥協も、譲歩もするつもりなんてなかったんだ。
「……少しだけ、時間をくれませんか」
「ほう?だがな、あまりにも待たせ過ぎれば、熱狂のるつぼと化した観客たちが何をしでかすか、わからんぞ?血に飢えた群衆というのは恐ろしいものだ」
「わかってますよ……それと、ヘイズ、わかります?さっき言ってた、口やかましい兵士ってのを、ここに呼んでくれませんか。それまでには返事を用意するんで」
「ふむ、まあいいだろう。そやつを連れてこさせる。あぁ、それとクラーク。少しこちらにきたまえ」
「え?ぼ、僕ですか?」
急に名指しされたクラークは、びくっと肩を揺らす。ノロはクラークを連れて、控室から出て行ってしまった。残された俺たちの顔は……渋いなんてもんじゃないな。
「……さっきの会話、どういうことなの」
フランが険しい顔で訊ねる。俺はため息をついた。
「ノロは、俺がイエスと言わなきゃ、ヘイズに圧を掛けるつもりなんだ。ヘイズの立場と、エドガーを人質にしてな」
「……汚い手。あんなやつが王様だなんて、終わってるよ」
フランは吐き捨てるようにつぶやいた。ウィルが眉間をめいっぱい寄せて、唸る。
「う゛ぅぅぅ。それって、あれですよね。この、勇演武闘が開かれるってなった時と同じ……エドガーさんを治療した恩を盾に、無理やり条件を呑ませるっていう、そういうやり口ですね」
「ああ……あん時も、似たようなことをやってたな。あいつは民衆を煽って、味方に付けるのが好きらしい。みんながこう言ってるんだ、空気の読めないこと言うなよ、こんな風にな」
「じゃあ、特別ルールなんてさらさら守る気なくて、はじめから桜下さんを引きずりだすつもりだった?」
「としか思えないよな」
「……あの性悪アバズレ女。色狂いの気狂い。男を四人も抱え込みやがって……」
わ、び、びっくりした。今の、ほんとにウィルが言ったのか?口が悪いのは相変わらずだな。
「……状況は、かなりまずい方へと向かっているようです」
エラゼムの声は深刻そのものだ。
「我らのうち、吾輩とフラン嬢は、五体が満足ではありません。しかしアルルカ嬢ならば、桜下殿を抱えてここから離脱することも容易なはず」
「エラゼム……俺に逃げろって言うのか?」
「ふがいない事ですが、今、吾輩には、この場をひっくり返すほどの策は思い浮かびませぬ。ならばせめて、さいあくの事態は避けられればと……」
「みんなを置いて、俺だけ逃げるか……せめて、ファズが使えりゃな。そしたらお前らを治せたのに」
するとライラが、自分の胸を拳でとんと叩いた。
「桜下。ライラが代わりに戦うよ。ライラだって、みんなの仲間だもん」
「ライラ……ありがとな。けどそれは、相手次第だな……」
ライラのことは信用しているが、それでもやっぱり、まだ小さな女の子なんだ。それに、この子はみんなと違って、半アンデッド。痛みも、炎に焼かれる熱さも感じ取ってしまう。もしもライラが、エラゼムのように爆風に吹っ飛ばされ、フランのように何度も殴られたりしたら……ブチ切れるな。たぶん抑えられない。
「そういや、クラークはどうしたんだろうな」
ノロに連れていかれてしまったが、あいつだって乗り気じゃなかったはずだ。あいつがノロを説き伏せてくれたら助かるけど……
(十中八九、無理だろうなぁ)
けれど、全く望みがないわけじゃない。彼の仲間たちの具合は、どうなんだろうか?
そんなことを考えていたまさにその時、廊下を歩く音が聞こえ、クラークが再び部屋へとやってきた。
「お、クラーク!ちょうどいい、待ってたんだ。そっちはどうだった、って……」
クラークはまさに、苦り切った、渋り切った、苦虫を嚙み潰したような顔をしていた。とにかく、そんなような言葉がなんでも似合いそうな表情だ。
「……聞かなくてもわかりそうだな」
「ああ……君たちを説得してこいって、そう言われたよ」
「そうか……」
やっぱり、ダメだったか。前もこいつは、ノロには逆らえないみたいなこと言ってたしな。正直、予想はできた流れだ。
「ノロは、他になんて?」
「大したことは……何としても君を舞台に引っ張り上げること、君に土を付けられたままでいいのかということ、せっかくの機会なのだから、一の国の勇者に恥じない闘いをすること。こんなところだよ」
「お前からも俺を説得しろ、なんだったら挑発でも脅迫でも手段は問わない、そして変な手加減はせずに全力で叩き潰せ。こんなところだな」
俺の意訳に、クラークはうなだれるばかりだった。
「さっき言ってた、おたくの仲間が再戦するって案はどうなった?」
「厳しいな……ノロさまは認めてくれないだろう。それに、みんなまだ傷が癒えていない」
「ま、だよな……」
ふぅー。万策尽きる、か。
「ヘイズに言っても……ダメだろうなぁ」
ヘイズはまだ現れない。あれからそこそこ経ったはずなのに。だが彼もまた、俺と同じような顔をするだけだろうな……これを打開できるなら、とっくの前にそのカードを切っているはずだ。
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