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14章 痛みの意味
3-2
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店内は広々としていて、丸いテーブルがいくつも置かれていた。食事をしている人もいれば、酒を飲んでいる人もいる。その奥には、受付とおぼしきカウンターがあった。ただ気になるのが、その横。何やら人だかりができている。掲示板のようなところに、人が群がっているようだ。なんだろ?町のお知らせとかがでているのかな。
ひとまずカウンターへ向かう。
「あの」
「はあ?」
カウンターにいた若い女性が、こちらを振り返る。おおぉ、第一声がはあ?ときたか……受付嬢は濃い目の化粧をしているが、目つきが悪いせいで印象は暗い。俺はおっかなびっくり注文をする。
「ええっと、食事がしたいんだけど……」
「金」
「あ、はい。いくらで……」
「そこに書いてあんでしょ?五セーファだよ、ったく」
ああ、はいはいはい。確かにカウンターには、メニュー表が置かれていた。料理は日替わりで、一皿五セーファ。俺は財布から銅貨五枚を取り出し、カウンターに置いた。
「……ちょっと。これじゃ一皿しか出さないけど?」
「あ、それでいいんだ。一人分で頼む」
「……ふん。まあいいよ」
受付嬢はさっとコインをさらうと、大声で「一皿!」と叫んだ。どうやら、奥に厨房があるようだ。
「あ、それと」
「なに?まだあんの?」
「あいや、大したことじゃないんだけど。あそこの掲示板って、何かなって」
「掲示板?寝ぼけてんの?クエストボードだよ」
クエストボード?うわあ、懐かしいな!前にサイレン村で見たやつだ。いろいろな依頼書が掲示してあって、達成すると報酬がもらえるという……この町にもあったのか。
ん、待てよ?こいつは、上手くいけば美味いぞ……
「それって、誰でも受けられるやつかな?」
「……まあ、特に決まりはないけど」
「そっか。どうも!」
俺は礼を言うと、カウンターを離れた。すぐさまフランが顔をしかめる。
「嫌な女。それに、クエストって。この町で仕事する気?」
「とりあえず、見るだけ見てみないか?見るだけならタダだろ」
「こんなとこでの仕事なんて、あんまり気乗りしないけど……」
そりゃ、俺だってそうだけど。背に腹は代えられない、とも言うからな。
料理が出てくるまでの間、俺たちは人だかりの中に分け入って、クエストボードとやらを物色してみた。
「うっ。こりゃあ……」
「やっぱり。言わんこっちゃないじゃん」
むむむ……クエスト内容は、なかなかだった。
“仕事場所:ディオの港”
“内容:品物の受け取り、および運搬”
“報酬:五百セーファ”
“備考:運搬中に憲兵に取り押さえられた場合は自己責任とする”
“仕事場所:アケローン川流域”
“内容:アーヴァンクの狩猟/捕獲”
“報酬:生け捕りなら十セーファ、死骸なら五セーファ/一匹”
“備考:作業中の怪我、及び摘発された場合にも、当方は責任を負わないものとする”
“仕事場所:アイエダブル北東の廃鉱山”
“内容:マナメタルの採掘”
“報酬:時価にて買取”
“備考:坑道は閉鎖中。現在は国の預かりとなっている”
「密輸、密猟、最後のは盗掘でしょうか。サイレン村が可愛く見えてきますね……」
ウィルは張り付けられた依頼書を見て、ほぇ~と口を開けている。
「しかもなんだか、どれも報酬が高額で……うえぇ」
「ウィル?どうした?」
「いえ、これ……臓器を買い取るって。まさか、人間のじゃないですよね?」
え、臓器?うわ、マジだ……この世界にも、臓器売買ってあるんだ……三の国の連中なら、魔法の材料にでもするんだろうか。
「どれもこれも違法な依頼ばっかり。なんでこんなに堂々としてられるんだろ」
フランはクエストボードの依頼を、まるでお尋ね者の手配書のように睨んでいる。エラゼムがガシャリと腕を組んだ。
「この町では……これが、当たり前なのでしょう。取り締まる者もおらず、止める者もいない……荒野に浮かぶような町です。稼ごうとなると、おのずとこのようなものになってくるのでしょうな」
「……やっぱり、こんなところの依頼を受けるの、反対」
うーん、フランの言うとおりな気がしてきた。旅費を稼ごうとして牢屋にぶち込まれたんじゃ、本末転倒もいいとこだ。しょうがない。稼ぐのは次の町についてからにしよう。俺は諦めて、おとなしくテーブルについた。アルルカが正面に座って頬杖を突く。
「ふふん。あんた、この国を舐め過ぎよ。ここの連中は、食うためだったら、ちょこっと手が汚れても気にしないんだから」
「ふん。汚い手でメシを食いたいとも思わねえけどな。で?それもまた、何かの実体験なのか?」
「まあね。この国では、魔術師じゃない人間はクズみたいなもんよ。この町は、そんなクズの吹き溜まり。だからクズはクズらしく、地べたを這いずり回って生きてくしかないの」
アルルカは相変わらず口が悪い。けどたぶん、言っていることはそんなに間違っちゃない。おっと、俺がそんな風に思っているってわけじゃないぞ?ただ、魔導大国であるこの国では、魔術師は国の宝として扱われる。そしてそれ以外の人は、魔術師を支え、助けるべきだという考えが根付いている。魔法が使えない人は、自動的に魔術師の下に敷かれる運命なのだ。
(どうしてこの国は、こんなに魔法に拘るんだろ)
三の国は資源に乏しいからだと、前にエラゼムから聞いた。荒れ果てた大地をこの目で見てきたしな。けれど、だからって魔法しか道はなかったのか?もっと言えば、魔法使いじゃないとまともに生きてはいけないほどに、国が率先して魔法に傾倒するのはどうしてだろう?
(魔法じゃなきゃいけない理由が、何かあったのか……?)
「はい、注文の品」
おっと。思案にふけっていたところで、テーブルに料理の乗った皿がゴン!と乱暴に置かれた。持ってきたのは、さっきカウンターにいた受付嬢だ。料理は、パスタかな?湯がいた太めの麺に、なにかのソースが掛かっている。
「ところで、あんたたち。仕事を探してんの?」
「え?」
受付嬢の方から話しかけてきたぞ。意外だな、さっきまであんなに不愛想だったのに。
「んーと、まあ、そうだったんだけど。どれもできそうにないから諦めたんだ。あんまり長居するつもりもないし」
「へぇ。あんたら、旅人でしょ?だったら、魔術師もいるの?」
「え。まあ、いることにはいるけど」
俺はちらりとライラを見た。受付嬢はふんふんとうなずくと、ポケットをまさぐり、そこから折りたたまれた紙片を取り出した。
「これ。実は、耳寄りな情報なんだけど」
受付嬢は人差し指と中指で紙片をつまむと、ピッと顔の横に立てた。耳寄りな情報?
「ちょうど今、魔術師が必要な仕事があるの。報酬もいいし、腕に覚えのある魔術師なら、そんなに時間も掛からないよ」
「へ、へえ。でも、なんでそれを俺たちに?」
「は?そんなの、この町に魔術師がいないからに決まってんでしょ。だからあんたらが旅人か聞いたの。旅人のパーティーには、よく魔術師がいるから」
「な、なるほど」
「とにかく!」
バン!受付嬢は紙片をテーブルに叩きつけた。
「詳しいことはここに書いてある。ある特殊な鉱石があるから、それを採ってくる仕事。受ける気が無いなら、今日中に知らせること。以上」
受付嬢は一方的に言うだけ言うと、つかつかとカウンターへ戻って行った。
「な、なんだったんだ?いきなり。クエストだって?」
俺はテーブルの上の紙片を見つめる。
「怪しすぎるよ。絶対ロクな内容じゃない」
フランは紙片をむんずと掴むと、それを握りつぶそうとした。
「わぁ、まてまて!とりあえず、見てからにしろよ!」
「ちょっと、あんな女信じるの?」
「信じる信じないを判断するために、中身を見るんだ。な?」
「う……絶対よくない仕事だよ……」
フランはしぶしぶ、俺に紙片を渡した。折りたたまれたそれを広げてみる。そこにはこう書かれていた。
“仕事場所:緑柱の洞窟”
“内容:緑柱石の採掘”
“報酬:千セーファ(鉱石の量による)”
“備考:採掘には魔法を用いる必要がある。別途記載参照”
「一、十、百……せ、千セーファ!?それって、ええと、金貨が……」
「十枚分ですね」とウィル。じゅ、十枚。破格の大金だ。
「これ、めちゃくちゃおいしいな……」
「だーかーらー、怪しすぎるんだって!」
フランは今にも紙を取り上げて、ビリビリに破いてしまいそうだ。確かに話がうますぎるが、それにしても魅力的な条件だ……ど、どうしよう!?
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
====================
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店内は広々としていて、丸いテーブルがいくつも置かれていた。食事をしている人もいれば、酒を飲んでいる人もいる。その奥には、受付とおぼしきカウンターがあった。ただ気になるのが、その横。何やら人だかりができている。掲示板のようなところに、人が群がっているようだ。なんだろ?町のお知らせとかがでているのかな。
ひとまずカウンターへ向かう。
「あの」
「はあ?」
カウンターにいた若い女性が、こちらを振り返る。おおぉ、第一声がはあ?ときたか……受付嬢は濃い目の化粧をしているが、目つきが悪いせいで印象は暗い。俺はおっかなびっくり注文をする。
「ええっと、食事がしたいんだけど……」
「金」
「あ、はい。いくらで……」
「そこに書いてあんでしょ?五セーファだよ、ったく」
ああ、はいはいはい。確かにカウンターには、メニュー表が置かれていた。料理は日替わりで、一皿五セーファ。俺は財布から銅貨五枚を取り出し、カウンターに置いた。
「……ちょっと。これじゃ一皿しか出さないけど?」
「あ、それでいいんだ。一人分で頼む」
「……ふん。まあいいよ」
受付嬢はさっとコインをさらうと、大声で「一皿!」と叫んだ。どうやら、奥に厨房があるようだ。
「あ、それと」
「なに?まだあんの?」
「あいや、大したことじゃないんだけど。あそこの掲示板って、何かなって」
「掲示板?寝ぼけてんの?クエストボードだよ」
クエストボード?うわあ、懐かしいな!前にサイレン村で見たやつだ。いろいろな依頼書が掲示してあって、達成すると報酬がもらえるという……この町にもあったのか。
ん、待てよ?こいつは、上手くいけば美味いぞ……
「それって、誰でも受けられるやつかな?」
「……まあ、特に決まりはないけど」
「そっか。どうも!」
俺は礼を言うと、カウンターを離れた。すぐさまフランが顔をしかめる。
「嫌な女。それに、クエストって。この町で仕事する気?」
「とりあえず、見るだけ見てみないか?見るだけならタダだろ」
「こんなとこでの仕事なんて、あんまり気乗りしないけど……」
そりゃ、俺だってそうだけど。背に腹は代えられない、とも言うからな。
料理が出てくるまでの間、俺たちは人だかりの中に分け入って、クエストボードとやらを物色してみた。
「うっ。こりゃあ……」
「やっぱり。言わんこっちゃないじゃん」
むむむ……クエスト内容は、なかなかだった。
“仕事場所:ディオの港”
“内容:品物の受け取り、および運搬”
“報酬:五百セーファ”
“備考:運搬中に憲兵に取り押さえられた場合は自己責任とする”
“仕事場所:アケローン川流域”
“内容:アーヴァンクの狩猟/捕獲”
“報酬:生け捕りなら十セーファ、死骸なら五セーファ/一匹”
“備考:作業中の怪我、及び摘発された場合にも、当方は責任を負わないものとする”
“仕事場所:アイエダブル北東の廃鉱山”
“内容:マナメタルの採掘”
“報酬:時価にて買取”
“備考:坑道は閉鎖中。現在は国の預かりとなっている”
「密輸、密猟、最後のは盗掘でしょうか。サイレン村が可愛く見えてきますね……」
ウィルは張り付けられた依頼書を見て、ほぇ~と口を開けている。
「しかもなんだか、どれも報酬が高額で……うえぇ」
「ウィル?どうした?」
「いえ、これ……臓器を買い取るって。まさか、人間のじゃないですよね?」
え、臓器?うわ、マジだ……この世界にも、臓器売買ってあるんだ……三の国の連中なら、魔法の材料にでもするんだろうか。
「どれもこれも違法な依頼ばっかり。なんでこんなに堂々としてられるんだろ」
フランはクエストボードの依頼を、まるでお尋ね者の手配書のように睨んでいる。エラゼムがガシャリと腕を組んだ。
「この町では……これが、当たり前なのでしょう。取り締まる者もおらず、止める者もいない……荒野に浮かぶような町です。稼ごうとなると、おのずとこのようなものになってくるのでしょうな」
「……やっぱり、こんなところの依頼を受けるの、反対」
うーん、フランの言うとおりな気がしてきた。旅費を稼ごうとして牢屋にぶち込まれたんじゃ、本末転倒もいいとこだ。しょうがない。稼ぐのは次の町についてからにしよう。俺は諦めて、おとなしくテーブルについた。アルルカが正面に座って頬杖を突く。
「ふふん。あんた、この国を舐め過ぎよ。ここの連中は、食うためだったら、ちょこっと手が汚れても気にしないんだから」
「ふん。汚い手でメシを食いたいとも思わねえけどな。で?それもまた、何かの実体験なのか?」
「まあね。この国では、魔術師じゃない人間はクズみたいなもんよ。この町は、そんなクズの吹き溜まり。だからクズはクズらしく、地べたを這いずり回って生きてくしかないの」
アルルカは相変わらず口が悪い。けどたぶん、言っていることはそんなに間違っちゃない。おっと、俺がそんな風に思っているってわけじゃないぞ?ただ、魔導大国であるこの国では、魔術師は国の宝として扱われる。そしてそれ以外の人は、魔術師を支え、助けるべきだという考えが根付いている。魔法が使えない人は、自動的に魔術師の下に敷かれる運命なのだ。
(どうしてこの国は、こんなに魔法に拘るんだろ)
三の国は資源に乏しいからだと、前にエラゼムから聞いた。荒れ果てた大地をこの目で見てきたしな。けれど、だからって魔法しか道はなかったのか?もっと言えば、魔法使いじゃないとまともに生きてはいけないほどに、国が率先して魔法に傾倒するのはどうしてだろう?
(魔法じゃなきゃいけない理由が、何かあったのか……?)
「はい、注文の品」
おっと。思案にふけっていたところで、テーブルに料理の乗った皿がゴン!と乱暴に置かれた。持ってきたのは、さっきカウンターにいた受付嬢だ。料理は、パスタかな?湯がいた太めの麺に、なにかのソースが掛かっている。
「ところで、あんたたち。仕事を探してんの?」
「え?」
受付嬢の方から話しかけてきたぞ。意外だな、さっきまであんなに不愛想だったのに。
「んーと、まあ、そうだったんだけど。どれもできそうにないから諦めたんだ。あんまり長居するつもりもないし」
「へぇ。あんたら、旅人でしょ?だったら、魔術師もいるの?」
「え。まあ、いることにはいるけど」
俺はちらりとライラを見た。受付嬢はふんふんとうなずくと、ポケットをまさぐり、そこから折りたたまれた紙片を取り出した。
「これ。実は、耳寄りな情報なんだけど」
受付嬢は人差し指と中指で紙片をつまむと、ピッと顔の横に立てた。耳寄りな情報?
「ちょうど今、魔術師が必要な仕事があるの。報酬もいいし、腕に覚えのある魔術師なら、そんなに時間も掛からないよ」
「へ、へえ。でも、なんでそれを俺たちに?」
「は?そんなの、この町に魔術師がいないからに決まってんでしょ。だからあんたらが旅人か聞いたの。旅人のパーティーには、よく魔術師がいるから」
「な、なるほど」
「とにかく!」
バン!受付嬢は紙片をテーブルに叩きつけた。
「詳しいことはここに書いてある。ある特殊な鉱石があるから、それを採ってくる仕事。受ける気が無いなら、今日中に知らせること。以上」
受付嬢は一方的に言うだけ言うと、つかつかとカウンターへ戻って行った。
「な、なんだったんだ?いきなり。クエストだって?」
俺はテーブルの上の紙片を見つめる。
「怪しすぎるよ。絶対ロクな内容じゃない」
フランは紙片をむんずと掴むと、それを握りつぶそうとした。
「わぁ、まてまて!とりあえず、見てからにしろよ!」
「ちょっと、あんな女信じるの?」
「信じる信じないを判断するために、中身を見るんだ。な?」
「う……絶対よくない仕事だよ……」
フランはしぶしぶ、俺に紙片を渡した。折りたたまれたそれを広げてみる。そこにはこう書かれていた。
“仕事場所:緑柱の洞窟”
“内容:緑柱石の採掘”
“報酬:千セーファ(鉱石の量による)”
“備考:採掘には魔法を用いる必要がある。別途記載参照”
「一、十、百……せ、千セーファ!?それって、ええと、金貨が……」
「十枚分ですね」とウィル。じゅ、十枚。破格の大金だ。
「これ、めちゃくちゃおいしいな……」
「だーかーらー、怪しすぎるんだって!」
フランは今にも紙を取り上げて、ビリビリに破いてしまいそうだ。確かに話がうますぎるが、それにしても魅力的な条件だ……ど、どうしよう!?
つづく
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