じゃあ俺、死霊術《ネクロマンス》で世界の第三勢力になるわ。

万怒 羅豪羅

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15章 燃え尽きた松明

2-2

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2-2

「閣下、何をおっしゃっているのです!」

アルアは今すぐにでも掴み掛かりそうな勢いで、ノロに詰め寄った。対してノロには、少しも悪びれた様子はない。

「なんだ、よいではないか。おぬし、確かヒルコの町と同じ地方出身だっただろう?おお、案内役に最適ではないか!おぬしなら、護衛も兼任できるだろうしな」

「ですが!私は今まさに、閣下の護衛の任務に就いております!」

そうだそうだ、言ってやれ!今この時だけは、俺とアルアの心は、完全に一つになっていた。アルアは公務でここに来ている。それを勝手に抜け出すなんて……

「その任は、あー……ま、他の者に引き継がせればいいだろ」

「いいだろって……」

「だいたいおぬし、近々実家に帰る予定だったのだろう?休暇も一緒に与えてやる。ついでに里帰りも済ませてくるとよいではないか」

な、なんて無茶苦茶な!アルアも開いた口が塞がらない様子だ。だが、相手はその無茶苦茶が唯一通せる皇帝なのか……しかし、いくら何でもだろ。

(一体、どういうつもりだ?)

これが、アルアへのおしおきなんだろうか?確かに、効果的だろうが……こっちからしたら、いい迷惑だって!アルアの顔も、どんどん険しくなっていく。

「わ……私に、こんっ……!」

すんでのところで、アルアはぐっと口をつぐんだ。きっとその後には、「こんな奴らの案内をさせる気か!」と続いたはずだ。だけどさっき注意されたばかりだから、あまり強気に出られないんだろう。

「くっ……」

「おや、どうした?言いたいことがあるなら言うがよい。もっとも、余の命を退けてまで、優先すべき事があるならの話だがな」

「……いいえ。ありません」

「では?」

「……………承知、いたし、ました」

そう言った、アルアの顔ときたら……苦虫どころか、わさびを一本丸かじりしたようだ。そーんなに嫌かね、え?それに、嫌なのはこっちもだ。

「ち、ちょっとちょっと!俺たちにも、俺たちの予定ってもんがあってですね……」

「ほほう、そうか。我が国にこっそり忍び込んでまでしなくてはならない、その予定とは、一体どんなものだろうな?」

ぎくぅ!ば、バレてる……緊張したウィルが、肩をギュッと掴んできた。

「いやぁ、えっと、それは……」

「それとも、アルアでは不満か?そうか、ふーむ……そなたたちが、どぉーしても嫌だというのなら、取り下げてもかまわんが?」

とか言い出しやがった。ただでさえ爆発寸前のアルアに、そんな事言った日にゃ……俺はもう、しんなりとうなずくしかなかった。

「よし!決まりだ。明日の朝、アルアに迎えに行かせよう。さあ、それでは今夜は、飲んで食って、親睦を深めようではないか!わっははは!」

(無理だ……)
(無理でしょ)
(無理ですよ……)

俺たちはすっかりお通夜ムードだったし、それはアルアも同じだ。だがそんなことは露も気にせず、ノロはよく食べてよく飲んで、そして一人満足して帰っていった。あ、嵐のような奴だ……

「……なんで、こんなややこしいことになったかな」

ノロとアルアが帰った後、俺は茫然とテーブルを見つめながらつぶやく。

「あんなヤバイ女と一緒に、明日から旅することになるって?冗談じゃない!」

フランはすっかり眉間にしわを寄せている。それをアルルカが茶化した。

「あんた、それをさっき言いなさいよ。いま文句垂れたって、それは承認したのと同じでしょ?」

「んなっ、ぐぐぅ……」

「それより、今夜のうちに、この町を出ちゃえばいいんじゃないの?そうすれば諦めざるを得ないでしょ」

アルルカがチラリとこちらを見てくる。俺は力無く首を振った。

「それは……さすがに、マズいんじゃないか。だってさっき、行き先を教えちゃってるし。んなことしたら、たぶんノロは……ていうかアルアが、追いかけてくるぞ」

あの女帝の性格からして、自分の好意を受け取らなかった相手には、きっちりとその倍の罰を与えるだろう。アルルカもそれを想像したのか、チェっと舌打ちした。

「でも……」と、ウィル。

「アルアさんって確か、二の国の勇者をすっごく憎んでて……そんな人と、何日も一緒に過ごすんですか?頭が痛くなりそうですね……頭無いですけど」

ウィルの幽霊ギャグにも、笑う気になれない。自分のことを毛嫌いしてくる相手と、四六時中一緒にいなきゃならないなんて。考えただけでも吐きそうだ。しかも、いわれのない因縁なもんだから、余計にたちが悪い。改善のしようが無いじゃないか。

「うーん……あ。あたしに、いい提案があるわよ」

お?アルルカが身を乗り出して、テーブルに両肘をつく。なんだなんだ?

「あたしが、あの小娘を吸い殺してあげましょっか。どう?」

「……」

「ちゃんと脳ミソ使って物言ってよ、このバカヴァンパイア」

「なぁ!?」

フランの辛辣な物言いに、アルルカが顔を歪める。もう俺は、ツッコむ気にもなれなかった。

「明日から、どうなっちゃうんだ……?」

俺のつぶやきは、二人のケンカの騒音にかき消されていった。



翌朝。目が覚めると、フランとウィルとアルルカが、三人そろって窓から下を覗いている。ちなみにアルルカとフランは昨日の大ゲンカのせいで、お互いにできるだけ体を離している。ウィルが緩衝材代わりだな。

「お前ら、何やってんだ?」

「あれ……」

んん?俺もみんなのすき間から覗き込むと……店先におっかない顔をしたアルアが、腕を組んで仁王立ちしている。

「うわぁ……」

下りたくねぇ……

「……このまま、一日部屋で過ごすってのはどうだろう」

「……たぶんそしたら、出てくるまでああしてると思う。割と本気で」

「だよなぁ……」

ちっ。笑顔で出迎えてくれることを期待しちゃなかったが、なんだってああ怒った顔するかな。まだ顔を合わせてもいないじゃないか?
とりあえず俺は、普段通りのモーニングルーティーンをこなした。つまり、顔を洗って、朝食を食べ、最近ちょくちょく行っているロウランへの魔力注入をし、荷物をまとめ、靴ひもを結び、なんとなくウロウロし、ライラとおしゃべりして……そしていよいよ、これ以上時間稼ぎのしようがなくなった段階で、覚悟を決めてようやく宿の外へと出る。
外は快晴だった。いい天気だ、思わず口笛でも吹きたくなるような。が、目の前に佇む少女の回りだけは、真っ黒な雲がもくもくと立ち上っているようだった。

「……遅い。一体いつまで客人を待たせれば、二の国の勇士様は満足されるのかしら」

アルアは苛立ちを隠そうともせず、指をトントン、足をタンタンさせていた。俺はため息をつく。

「はぁ。悪かったよ。けど、時間を指定しなかったのはそっちだぜ?それに、あんたは案内役だろ?なら、客人はこっちの方じゃないのか?」

するとアルアは、痛いとこを突かれたように、ぐっと言葉に詰まった。そして顔を赤らめて、眉間のしわを深くする。しまった、余計に機嫌を悪くしてしまったか。

「まあ、あれだ。なんだか妙なことになっちまったけど、なったもんはしょうがない。これから、よろしく頼むぜ」

そう言って手を差し出したが、アルアはぷいっとそっぽを向いて、スタスタ先に行ってしまった。フランが呆れた顔で言う。

「……あれでほんとに、案内役のつもり?」

「客を置いていく案内人か、ははは……笑えねぇな」

先が思いやられるなぁ……ったく。
宿を出ると、まず俺たちは市場に向かった。マリカたちヤーダラ族を運ぶのに使った、大量の馬車と馬を処分するためだ。どうせ手元にあっても持てあますだけだから、値段に拘らずに売ってしまおう。幸い港町ではどちらも需要があったようで、在庫は全て完売した。次のご主人の下でも達者でな。
そこそこまとまった金が手に入ったので、これからの旅に備えて、補給品を買い込んでおく。俺はいちおう、アルアの分も必要かどうか訊いてみた。すると、

「ご心配なく。きちんと自分の分は持っているから。もちろん食事も私一人で取るので、気にしないでくれて結構です」

……要するに、誰がお前と一緒にメシなんか食うか、ってことだな。ウィルはぴくぴくと頬を引きつらせ、フランの眉間のしわはどんどん深くなってくる。俺も、早くもうんざりしてきていた。
とにかく、なんとか買い出しを終えて、町の外に出ると、ようやく一息付けた。馬で走り出せば、自然と距離を置けるからな。
アルアは自分の馬を持っていた。彼女の髪色とよく似た、茶色の馬だ。荷物なんかも、全部馬に積んでいる。自身が持っているのは、得物である双剣だけだ。
いま彼女は、俺たちを先導するために、前を走っているんだけど……本当に先導しているのか、怪しいくらいだ。アルアの姿は、はるか先にぽつんと、点のように見えるだけ。何も知らない人が見たら、絶対に同じ一行だとは思わないだろう。

「どうして女帝様は、彼女を道案内によこしたんでしょうね?」

俺の肩に掴まるウィルが、耳元に話しかける。

「わかんねーな。俺たちへの嫌がらせにも、アルアへのおしおきにも思えるけど」

「あはは……さすがに、一国の主がそんなことのためにとは、思いたくないですけど」

「わかんねーぞ。なんたって、前例があるからな」

この前の勇演武闘なんて、俺たちを含む大勢を巻き込んでおいて、動機は単に自分が見たいから、だったのだ。あの人はいろんな意味で、腹が読めなさすぎる。

「道案内なんて、アニがいれば十分なんだから、俺は嫌がらせ説を推すけどな」

「うう~ん……」

「ほかに、何か案があるか?」

「……実はアルアさんが桜下さんのことを好きで、その後押しをしてあげた、とか」

「お前なぁ……恋愛脳も、大概にしろよな」

「えへへ、ごめんなさーい」

理由なんて、分かりっこない。しかし事実として、俺らは彼女と旅をしていかなきゃならないんだから。
ジェイコブスコーブの港の外には、広大な平野が広がっていた。一の国は、平原の国とも呼ばれているらしい。森や山の多い二の国、荒れ果てゴツゴツした荒野ばかりの三の国と違って、馬を走らせやすい。なんだけども、ライラは普段よりも、スピードをセーブしなければならなかった。あんまり飛ばし過ぎると、アルアを追い越してしまうのだ。こんな絶好の道なのに全力疾走ができなくて、ライラも、そしてストームスティード自身も不満そうだった。

そんな鬱屈とした午前中を過ごし、そろそろお昼になろうか、という頃合いだ。今まで緑一色だった平原が突然、真っ白な花が咲き乱れる花畑へと姿を変えた。

「うわ、なんだここ……」

「きれい……」

一面が真っ白だ。花はシロツメクサのようにふわふわした形で、まるで雲の上にいる気分だ。俺たちが花畑を走り抜けると、白い花びらが雪のように舞う。

「きゃはは、すごーい!」

ライラのはしゃいだ声。今までの悶々とした気分も忘れるくらい、美しい光景だった。
そんな花畑を走っていた時のことだ。

「む?」

「うん?エラゼム、どうした?」

馬を操るエラゼムの鎧が身じろぎしたのを感じた俺は、肩越しに問いかける。

「アルア嬢が馬を止めました。それに何やら、集団が道端でたむろしているようです」

「集団?」

俺はとっさに、三の国であった、追いはぎたちのことを思い出してしまった。あの連中も、道端にでーんと構えて、旅人を恫喝していた。まさか、またその手合いか?

「おいおい、勘弁してくれよ。花畑のど真ん中でカツアゲか?」

「ともかく、アルア嬢のそばまで行ってみましょう」

俺たちとアルアの間はたっぷり距離があったので、追いつくのにはそこそこの時間が掛かった。俺はエラゼム越しに前方を注視していたが、アルアが襲われる様子は今のところない。それどころか、近づくにつれて、何やら華やかな音楽が聞こえてくるじゃないか。

「なんだろ?追いはぎじゃあなさそうだけど」

「そのようです。これほど賑やかな賊がいれば、世の中は平和でありましょうな」

やがて、その一団の姿がはっきり見えてきた。連中はカラフルな、そして奇抜な衣装を着ている。とんがった帽子、膨らんだ袖や裾。おかしなメイク。一団には人間だけじゃなくて、動物もいた。馬は分かるとして、なんだ、ありゃ?一見すると翼の生えたライオンのようだが、顔は人間のようだ……

「わあ!あれって、もしかして!」

おん?後ろでウィルが、黄色い声を出した。俺は首だけ振り返る。

「ウィル、知ってんのか?」

「ええ。あれはたぶん、旅芸人サーカスの一座ですよ!」



つづく
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読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。

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