じゃあ俺、死霊術《ネクロマンス》で世界の第三勢力になるわ。

万怒 羅豪羅

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16章 奪われた姫君

7-3

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7-3

「よーし!よくやったぞお前たち!」

戦いがひと段落付くやいなや、ヘイズとエドガーがにこにこしながら、こちらへ駆け寄ってきた。俺も鼻高々だ。

「どうだ?これならバッチリだろ」

「うむ、うむ。一時はどうなることかと思ったが、十分だ。見てみろい、連中の顔を。くっくっく!」

笑いを噛み殺すエドガーに釣られて見てみると、さっきの軍人たちが度肝を抜かれた顔をしていた。

「やつらめ、事あるごとにこちらを下に見てきおってからに。これで文句は言えなくなっただろう。いい気味だ!」

まさかこいつ、その為に俺たちを利用したんじゃ……まあいいか。俺たちにも利はあるんだし。

「そうだ、ところでだが。この戦闘にも出て来んかったということは、あの鎧の騎士は、もうお前たちと共にはいないのだな?」

っと。なんだ、エラゼムのこと、気付いていたのか?ずっと何も言われないから、気にしていないのかと思っていた。

「ああ。あいつは……主の下に還ったんだ。今はいない」

「そうか……うむ。騎士は主の下に仕えるべきだ。それが一番だろう」

「……」

「ん、なんだ、その顔は?」

「いや、てっきり文句を言われると思ったから。戦力を減らすとは何事かーとか」

「きっ、貴様……私を何だと思っているんだ!えーい、仕事が済んだのならとっとと戻れ!」

しっしと手を振るエドガー。くくくっ、素直じゃないな。エドガーも騎士で、しかも主であるロアを奪われた身だ。さっきの言葉は、自分に向けたものだったんだろう。
ともかく、これで任務達成だ。言われるまでもなく帰ろうとしたところに、間の抜けた声がかけられる。

「ふわぁ……やっぱりすごいねぇ、桜下くんのパーティーは」

ん?この、妙にぽやぽやした声は……

「あっ。みこと!」

「やっほー、桜下くん」

尊がにこにこと笑いながら、俺たちの後ろで手を振っていた。

「尊、どうしてここに……戦うつもりだったのか?」

「ううん。ほら、私って、そんなに力強くないから。だから今は、魔術師さんのお手伝いをしてたの」

「お手伝い?」

「うん。私って、水と土の魔法を使えるでしょ。馬車のための道づくりを手伝ってたんだ」

え、勇者がそんな、下っ端みたいな仕事をしているのか?だが当の本人は、まったく気にしていなさそうだ。それに、そっちの方が危険も少ないかもしれない。やっぱり尊相手だと、どうしても過保護気味な思考回路になっちゃうな。 

「そっか。うん、いいんじゃないか。尊のおかげで、俺たちは馬車で楽できるんだし。そう考えると、頭が上がらないよ」

「やだなぁ、ぜんぜん大したことじゃないよ。それより、桜下くんたちの方がすごいじゃん!さっきの戦闘、かっこよかったよぉ」

「そ、そうか?俺は何もしてないけど、ありがとう」

「えへへへ。なんだか桜下くん、変わったね」

「うん?」

「前より、生き生きしてるっていうか、頼もしくなった。うん、桜下くんもかっこよくなったね」

そ、そうかな?尊に言われると、なんだか恥ずかしい……俺が頬をぽりぽりかいていると、ふいに尊が真面目な顔になった。

「ところで……ひょっとして私って、嫌われてるのかな?」

「え?」

そろーっと、尊が俺の後ろを覗き込んでいる。振り返ると、そこには……

「……」

不機嫌そうな顔をしたフランと、くぐもった顔をしたウィルと、頬を膨らませたロウランと、つまらなそうな顔をしたライラがいた。

「な、なんだ?どうしたんだよ?」

俺が困惑しながら訊ねても、みんなはふいっとそっぽを向くか、目を逸らすばかりだった。

「???」

「あ、桜下くん、いいよいいよ。きっと皆さん、疲れてるんだよね。あんなに大きなモンスターと戦ったばかりだもん。私もう行くから、ゆっくり休んでね!」

「あ、おい……」

尊はそれだけ言うと、ぴゅーっと退散してしまった。

「なんだかな……どうしたんだよ、みんな?尊に誤解させちゃったじゃないか」

尊の背中を見送って、俺は仲間たちに向き直る。フランは不機嫌な顔のまま、ぐいぐい背中を押してきた。

「何でもない。それより、やることは終わったんだから、早く戻ろ」

「あ、ああ……」

フランのやつ、どうして怒っているんだ?尊と会うのは、これが初めてじゃないはずなのに。別に、会話の内容も、当たり障りなかったよな……?

(うーん……?)

どんなに考えても、俺には原因が分からなかった。



「……よし。確かに眠りましたよ、桜下さん」

寝顔を覗き込み、頬をつつき、さらに耳元に息を吹きかけ、それでも反応がなかったので、ウィルは確実に桜下が眠ったと信じることができた。馬車の扉をするりとすり抜けると、消えかけの焚火の側に座る二人の側に腰を下ろす。

「というわけで、始めましょうか。話し合い」

フランとロウランが、くすぶる火の仄かな明かりに照らされた、オレンジ色の顔をうなずかせた。
夜、草木も眠る時間帯。眠りを必要としないアンデッドたちは、その時間を見計らって、対談の場を設けていた。議題は、こうだ。

「桜下さんは、私たちのことをちゃんと意識してくれているんでしょうか」

フランとロウランは、いたって真面目な顔でうなずいた。三人を馬車の屋根に寝そべりながら観察しているアルルカは、よくそんなくだらない議題でその顔ができるものだと感心していた。

「まあ、みなさんに改めて言うまでもないとは思いますが……見ましたよね。昼間の、尊さんへの態度」

ロウランはふかーくうなずいた。

「にやけてたねぇ。あれ、本人は気付いてなかったみたいだけど、余計にたちが悪いの。無意識にあんな顔になるくらい嬉しかったってことでしょ?」

「ええ……私たちに気付いた後も、きょとんとしてましたからね。鏡があったら見せてやりたかったですよ」

「ホントだよ!あんな顔、アタシ見たことないの……二人は?」

ウィルもフランも、虚しい気持ちで首を横に振った。

「はぁ……まあ、無理もない話なのかもしれません。こちらに来るまでは、尊さんは桜下さんにとって、精神的な支柱だったみたいですし」

フランもこくりとうなずく。

「あの女の死が、あの人の……原因だったくらいだもんね」

「そうでしたね……こればかりは、私たちにもどうにもなりません。過去は変えられませんし、出会った順番っていうのは……やっぱり大きいですから」

最後の方を言う時、ウィルは口が少し引きつる気がした。順番は無視できないというのは、ウィルが以前から感じていた事だったからだ。好きになった順番では、フランが一番早い。
しかし、その本人から否定の言葉が出た。

「順番は関係ないでしょ」

「そうなの!そんなこと言ったら、アタシにチャンスがなくなっちゃうよ」

ロウランも口をそろえる。

「出会った早さより、どんな風に一緒の時間を過ごしたかが大事なはず。それだったら、わたしたちだって負けないでしょ。あの人とあいつが一緒にいたのって、ちょっとの間だったんだから」

「あ……そ、そうですよね。いけません、ちょっと弱気になってました」

フランがわたしたちと言ったことが、ウィルは嬉しかった。

「確かに、過ごした時間の密度なら、私達もいいとこ行ってるはずです。い、いちおうその、恋人関係なわけですし……」

「う、うん、まあ……」

ウィルとフランが揃って顔を赤らめたのを見て、ロウランはぷくーっと頬を膨らませた。

「ぷー。いいないいな、二人だけ。アタシにも早く振り向いてくれないかなぁ」

「あ、あはは……」

「ねえ、でもさ。二人だって、ダーリンの愛を感じてないわけじゃないんでしょ?」

「え?それは、まあ……」

二人はそれぞれ、直近の出来事を思い出した。

「私はこの前の夜、二人でちょっと話をして……結構、いい雰囲気だったと思うんですが」

「うん。わたしも、この前……ち、ちゃんと好きって、言ってもらったし……」

二人がますます赤くなったので、ロウランはますます膨れた。

「でも、そうですね。桜下さんの気持ちを疑いたいわけでは、ないかもしれません。そもそも私たちが三人の段階で、浮気とかいうのもちょっと違いますし」

「それは、わたしもそう」とフランがうなずく。

「ただ、なんていうか。あの人の、あの女に向ける感情って、ただの恋愛とかだけじゃないでしょ。もっと危なっかしいというか」

「ああ、わかります!そうなんです、危険な香りがするんですよね。尊さんに入れ込んだら最悪、今の全部が崩れてしまいそうな……」

それは、フランにも想像できた。尊が桜下にとって特別なのは、否定できない事実だ。その特別にのめりこんだら最後、彼は二度とこっちを振り返らなくなるかもしれない……そんな危うさを秘めている、気がする。

「ただ幸いなのは、尊さん自身には、そこまでアプローチする気がないところでしょうか」

「そうだねぇ。あのコ、なんか不思議な感じがしたの。みんなにニコニコしてるけど、実際には誰にも興味なさそうみたいな」

「えっ、そんなでしたか?子どもっぽい人だとは思いましたが……」

「そう?アタシだけかなぁ」

「……あの女のことも、そうだけど」

そう言って、フランが話を変える。

「ロウラン。あなたはどうなの」

「アタシ?」

「知ってるでしょ。わたしとウィルは、あの人と恋人関係なんだよ。なんとも思わないわけ」

ウィルがぴくっと反応して、背筋を伸ばす。あまりに自然体だったので忘れていたが、ロウランからしたら、ウィルたちは恋敵にも等しいのだ。

「なんにも思わない、わけはないの。ダーリンの恋人なんだもん」

「そうだよね。なら」

「でも、それでどうこうしようって気もないかなぁ。今まで通り、ダーリンに振り向いてもらえるように頑張るだけなの」

「え?」「えっ?」

フランとウィルの声がハモった。

「それだけ?」

「ん?んふふ、なーに?じゃあアタシがダーリンを誘惑して、あなたたちから取っちゃうほうがいいの?」

「……ケンカしたいなら、いつでも受けて立つけど」

「んー、それはイヤだなぁ。前にも言わなかったっけ。アタシ、みんなとは仲良くしたいの。さっきのシスターちゃんじゃないけど、順番があるってのは、アタシも分かってるしね」

ウィルは目をぱちくりした。少々意外な返答だったからだ。

「アタシが後から来たんだから、みんなを追い出すのはスジ違いでしょ?……って、ダーリンなら言うと思うの。アタシはダーリンに好かれたい。だから、嫌われるようなことはしないの」

「……それなら、わたしたちがいても構わないってこと?」

「うん。そもそも、アタシのいた時代じゃ、それが当たり前だったの。側室って、聞いたことない?」

二人はうなずいた。フランは昔馴染みのジェスから借りた本で、ウィルは神殿にあった恋愛小説で知った言葉だ。

「だから、あなたたちをどうこうするつもりは全然ないの。そんなことしたら、ダーリンが嫌がるもん。あなたたちだってそう考えたから、三人でってことにしたんでしょ?」

ウィルは、驚いていた。ロウランがそこまで考えているとは、正直思っていなかったのだ。

「……わかった。あなたがそう考えてるなら、わたしたちもとやかく言わない。でも、応援もしないよ。あと、あんまり人前でベタベタしないで」

「えー!もう、スキンシップは大事なのに……あ、ねえ。ついでなんだけど、アタシもみんなのこと、名前で呼んでいい?」

「え?」

「今まで、あのコとかそのコとかだったから。言ったでしょ、仲良くしたいの」

フランはロウランの目を見つめる。ロウランの仲良くとは、すなわち桜下によく見られたいという意味だ。打算があることは明白だが、本人がそれを公言している。その上で、という事か。

「……ま、いいけど」

打算だろうがなんだろうが、仲間同士が親しくなるのは、悪いことではないだろうとフランは思った。それに、名前くらい何と呼ばれても構わない。
ロウランはウィルにも顔を向けた。ウィルも柔らかく微笑みながら、もちろんですと答えた。

「やった!ありがとね、フランちゃん。ウィルちゃん」

「ちゃ、ちゃん?」

「あれ、だめだった?かわいいと思うんだけど」

「……ま、いいけれど」

思っていたよりもさらに距離を縮めてきたきたことに戸惑いつつも、フランはうなずいた。

「ねーねー。アタシ、他にも気になってることあるんだけど。最近、あのライラってコ、ちょっと怪しくなぁい?」

「あ、それ、私も思ってました。あの老魔導士の事件からこっち、桜下さんを見る目が……」

三人の静かな話し声は、夜の砂漠の砂粒たちと、屋根の上のアルルカだけが聞いていた。
こうして、アンデッドたちの夜は更けていく。翌朝、桜下は、ロウランのみんなへの呼び方の変化に戸惑うことになるが、彼がこの夜の会話を知ることは、ついぞなかった。



つづく
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読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。

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