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16章 奪われた姫君
12-2
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「つまりだな……ってなことがあって……それで、今に至るんだ。おかしな事実は何一つないから」
尊は素直に納得してくれた様子だが、クラークはまだいぶかしんでいる。ロウランはつまらなそうにしているが、俺は真実を語っているだけだ。
「そ、それよりもだ。そうだ、今日の戦闘の話をしようぜ」
「今日の?なんだよ、急に真面目になって、振り返りかい?」
「そういうわけじゃないけど……でも、変な感じしなかったか?」
「ふむ……ま、分からなくはないけどね」
クラークは腕を組むと、考え込むそぶりを見せる。よ、よかった。話題が逸れたぞ。
「今日の戦闘は、何から何まで、不可解な点ばかりだった」
「え?そうだったかな……」
尊はピンときていない様子で、首をかしげている。
「尊さん、だっておかしいじゃないですか。敵は、わざわざ僕たちに警告してから、攻撃をしてきたんですよ」
「あ、そうだったね。うーんと、じゃあひょっとして、優しい敵さんだったんじゃない?」
「……や、優しい相手が、あんな岩を投げてきますかね」
ははは……尊は相変わらずの調子だ。
「敵は、本気でこちらを攻撃してきました。あの岩は、それだけの殺意が込められていた。にもかかわらず、敵は事前に警告した。総隊長殿は、これを“僕らの力を測るため”と言っていましたが」
「小手調べ、ってことかぁ。でも、それなら何が分かんないの?相手の目的、もう分ってるじゃん」
「いえ、だとしてもおかしいんです。尊さん、敵が力を測る目的は、なんだと思いますか?」
「え?それは、私たちがどれくらい強いのか知ってれば、いろいろ安心じゃない?」
「そうです。では、僕らの力を測り終わって、安心した魔王軍は、次にどうしますか?」
「うーん……じゃあ、勝負を挑む?私たち以上の戦力で」
「その通りです。敵の最終的な目標は、僕らを倒すことでしょう。ですが、そうなるとおかしいんです」
「なにが?」
「敵は今日、僕らにもっと大きな打撃を与えることも可能だったということですよ」
うん。クラークの言葉に、俺もうなずく。今日の戦闘、敵の行動には、大きな矛盾が生じている。
「敵は今日、“事前に警告しなければ”、僕たちに決定的な一撃を喰らわせられていたのかもしれないんです。もちろんそんなこと、僕らがさせませんが。でも、敵からしたら、わざわざネタばらしをするメリットが何一つない」
「え、だって。警告しないと、力が調べられないんじゃ……」
「ですから、そんなことをせずとも、そのまま叩いてしまえばよかったんです。うまくいけば、調べるまでもなく、僕らを壊滅させることができる。たとえ防がれても、それはそれで情報を得ることができるのですから」
「あ、そっか……」
それに、と俺は付け加える。
「この前の奇襲もそうだぜ。あれだけバッチリ決まったのに、あいつらは早々に引き上げた。結果としてこっちにはほとんど被害が出なかったんだから、あれじゃ失敗も同然だ」
クラークもうなずく。
「そうだね。僕はこの目では見ていないけれど、敵はかなり強いモンスターだったんだろう?こんなことはあまり考えたくないけど、もう少し粘れば、こちらの数を減らすこともできたんじゃないだろうか」
ライカンスロープは、フランと互角に戦える強敵だった。面と向き合って戦えば、死傷者は避けられなかっただろう。
「今までの話をまとめるに」
アドリアが酒のコップを置き、静かに語る。
「敵の目的は、こちらの戦力を測ること……おそらく、勇者のだろうがな」
「勇者のってのは、どうしてだい?」
「今日、連中はこう言っていたではないか。“聞こえるか、勇者ども”と」
そうだ、確かに。だからこの前、あの女の子は、俺に勇者かと訊ねてきたのか。
「勇者は、人類の切り札だ。魔王軍からしても、無視できん存在だろう。その能力を少しでも調べておきたいと考えるのは、ごく自然だ」
「なら、なぜわざわざ警告を?」
「そこだ。勇者の力を調べるために、みすみす勇者を倒す機会を失うのであれば本末転倒。だが敵は、それを二度も繰り返した。奴らが大マヌケだという可能性に目をつぶれば、考えられることは二つだ」
アドリアは長い指を二本、焚火にかざした。
「一つ目。敵は、自軍に損害が出ることを極端に恐れている。粘りを見せずにあっさり退いたのは、自軍に死者が出ないようにするためだった」
「……でもそれなら、警告の意味が分からないままじゃないかい?」
「なら二つ目だ。連中は、勇者を殺す気はない」
「はあ?」
これには俺もクラークも、そして尊ですら、ぽかんと口を開けた。
「そ、それじゃあさっきの矛盾のまんまじゃないか。何のための戦争なんだい?」
「そうだな。だが、こう考えてみたらどうだ。敵は、勇者の情報を集めている。いずれ勇者と戦う時、少しでも有利になるためだ。が一方で、“今”、勇者に死なれては困る理由があったとしたら」
アドリアは、今の部分を強調した。
「魔王には、なにかの思惑があるのかもしれない。何かの時期を待っているのかもしれないし、どこかの場所で待ち構えているのかもしれない……これなら、先の矛盾は解消すると思わないか?」
クラークも尊も、それぞれ違う表情で、アドリアの話を考えている。さっきの話を要約すると、魔王は勇者を殺す気はあるが、それは今ではないってことだよな。
「今死なれちゃ困るってことは……魔王は、勇者の何かを利用する気なのか?」
「その可能性もあるな」とアドリア。
「現時点では何とも言えんが、そのような推察をすることはできる。お前たちの言う通り、敵の行動は明らかに不自然だ。なんやかの意図があることは、間違いないだろうな」
なら、その意図とは何なのか……訊ねてみたかったが、その答えは、おそらく誰も持ってはいまい。
クラークは考え込むように腕を組み、尊は不安そうな顔で、しきりに横髪を撫でている。みんなもそれぞれ、自分の考えに耽っているようだ。
あれ?ところで。
「なあ、尊?」
「ん?なあに、桜下くん」
「いや、全然関係ないことなんだけど。デュアンのやつはどうしたんだ?」
すっかり忘れていたけど、あいつはこの場に顔を出していない。どこにいるんだろう?
「ああ、デュアンくん?実はさっきまで一緒にいたんだけど、兵隊さんから渡されたお酒飲んだら、真っ赤っかになっちゃって。そのまま一緒の輪に入ってたから、置いてきちゃった。楽しそうにしてたよぉ」
は、はあ?あいつ、一体何やってるんだ……後ろからウィルのため息が聞こえてくる。
「デュアンさん、昔からお酒弱かったですから……」
そうなのか……なんか、イメージ通りというか。ていうか、ウィルだけじゃなくて、あいつも酒飲んだことあるのかよ。しかもウィルの口ぶり的に、一回二回じゃなさそうだ。
(あの神殿の戒律は、きっと障子の紙より破れやすかったんだろうさ)
一人でくくくっと笑う俺を、尊が不思議そうな顔で眺めていた。
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
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尊は素直に納得してくれた様子だが、クラークはまだいぶかしんでいる。ロウランはつまらなそうにしているが、俺は真実を語っているだけだ。
「そ、それよりもだ。そうだ、今日の戦闘の話をしようぜ」
「今日の?なんだよ、急に真面目になって、振り返りかい?」
「そういうわけじゃないけど……でも、変な感じしなかったか?」
「ふむ……ま、分からなくはないけどね」
クラークは腕を組むと、考え込むそぶりを見せる。よ、よかった。話題が逸れたぞ。
「今日の戦闘は、何から何まで、不可解な点ばかりだった」
「え?そうだったかな……」
尊はピンときていない様子で、首をかしげている。
「尊さん、だっておかしいじゃないですか。敵は、わざわざ僕たちに警告してから、攻撃をしてきたんですよ」
「あ、そうだったね。うーんと、じゃあひょっとして、優しい敵さんだったんじゃない?」
「……や、優しい相手が、あんな岩を投げてきますかね」
ははは……尊は相変わらずの調子だ。
「敵は、本気でこちらを攻撃してきました。あの岩は、それだけの殺意が込められていた。にもかかわらず、敵は事前に警告した。総隊長殿は、これを“僕らの力を測るため”と言っていましたが」
「小手調べ、ってことかぁ。でも、それなら何が分かんないの?相手の目的、もう分ってるじゃん」
「いえ、だとしてもおかしいんです。尊さん、敵が力を測る目的は、なんだと思いますか?」
「え?それは、私たちがどれくらい強いのか知ってれば、いろいろ安心じゃない?」
「そうです。では、僕らの力を測り終わって、安心した魔王軍は、次にどうしますか?」
「うーん……じゃあ、勝負を挑む?私たち以上の戦力で」
「その通りです。敵の最終的な目標は、僕らを倒すことでしょう。ですが、そうなるとおかしいんです」
「なにが?」
「敵は今日、僕らにもっと大きな打撃を与えることも可能だったということですよ」
うん。クラークの言葉に、俺もうなずく。今日の戦闘、敵の行動には、大きな矛盾が生じている。
「敵は今日、“事前に警告しなければ”、僕たちに決定的な一撃を喰らわせられていたのかもしれないんです。もちろんそんなこと、僕らがさせませんが。でも、敵からしたら、わざわざネタばらしをするメリットが何一つない」
「え、だって。警告しないと、力が調べられないんじゃ……」
「ですから、そんなことをせずとも、そのまま叩いてしまえばよかったんです。うまくいけば、調べるまでもなく、僕らを壊滅させることができる。たとえ防がれても、それはそれで情報を得ることができるのですから」
「あ、そっか……」
それに、と俺は付け加える。
「この前の奇襲もそうだぜ。あれだけバッチリ決まったのに、あいつらは早々に引き上げた。結果としてこっちにはほとんど被害が出なかったんだから、あれじゃ失敗も同然だ」
クラークもうなずく。
「そうだね。僕はこの目では見ていないけれど、敵はかなり強いモンスターだったんだろう?こんなことはあまり考えたくないけど、もう少し粘れば、こちらの数を減らすこともできたんじゃないだろうか」
ライカンスロープは、フランと互角に戦える強敵だった。面と向き合って戦えば、死傷者は避けられなかっただろう。
「今までの話をまとめるに」
アドリアが酒のコップを置き、静かに語る。
「敵の目的は、こちらの戦力を測ること……おそらく、勇者のだろうがな」
「勇者のってのは、どうしてだい?」
「今日、連中はこう言っていたではないか。“聞こえるか、勇者ども”と」
そうだ、確かに。だからこの前、あの女の子は、俺に勇者かと訊ねてきたのか。
「勇者は、人類の切り札だ。魔王軍からしても、無視できん存在だろう。その能力を少しでも調べておきたいと考えるのは、ごく自然だ」
「なら、なぜわざわざ警告を?」
「そこだ。勇者の力を調べるために、みすみす勇者を倒す機会を失うのであれば本末転倒。だが敵は、それを二度も繰り返した。奴らが大マヌケだという可能性に目をつぶれば、考えられることは二つだ」
アドリアは長い指を二本、焚火にかざした。
「一つ目。敵は、自軍に損害が出ることを極端に恐れている。粘りを見せずにあっさり退いたのは、自軍に死者が出ないようにするためだった」
「……でもそれなら、警告の意味が分からないままじゃないかい?」
「なら二つ目だ。連中は、勇者を殺す気はない」
「はあ?」
これには俺もクラークも、そして尊ですら、ぽかんと口を開けた。
「そ、それじゃあさっきの矛盾のまんまじゃないか。何のための戦争なんだい?」
「そうだな。だが、こう考えてみたらどうだ。敵は、勇者の情報を集めている。いずれ勇者と戦う時、少しでも有利になるためだ。が一方で、“今”、勇者に死なれては困る理由があったとしたら」
アドリアは、今の部分を強調した。
「魔王には、なにかの思惑があるのかもしれない。何かの時期を待っているのかもしれないし、どこかの場所で待ち構えているのかもしれない……これなら、先の矛盾は解消すると思わないか?」
クラークも尊も、それぞれ違う表情で、アドリアの話を考えている。さっきの話を要約すると、魔王は勇者を殺す気はあるが、それは今ではないってことだよな。
「今死なれちゃ困るってことは……魔王は、勇者の何かを利用する気なのか?」
「その可能性もあるな」とアドリア。
「現時点では何とも言えんが、そのような推察をすることはできる。お前たちの言う通り、敵の行動は明らかに不自然だ。なんやかの意図があることは、間違いないだろうな」
なら、その意図とは何なのか……訊ねてみたかったが、その答えは、おそらく誰も持ってはいまい。
クラークは考え込むように腕を組み、尊は不安そうな顔で、しきりに横髪を撫でている。みんなもそれぞれ、自分の考えに耽っているようだ。
あれ?ところで。
「なあ、尊?」
「ん?なあに、桜下くん」
「いや、全然関係ないことなんだけど。デュアンのやつはどうしたんだ?」
すっかり忘れていたけど、あいつはこの場に顔を出していない。どこにいるんだろう?
「ああ、デュアンくん?実はさっきまで一緒にいたんだけど、兵隊さんから渡されたお酒飲んだら、真っ赤っかになっちゃって。そのまま一緒の輪に入ってたから、置いてきちゃった。楽しそうにしてたよぉ」
は、はあ?あいつ、一体何やってるんだ……後ろからウィルのため息が聞こえてくる。
「デュアンさん、昔からお酒弱かったですから……」
そうなのか……なんか、イメージ通りというか。ていうか、ウィルだけじゃなくて、あいつも酒飲んだことあるのかよ。しかもウィルの口ぶり的に、一回二回じゃなさそうだ。
(あの神殿の戒律は、きっと障子の紙より破れやすかったんだろうさ)
一人でくくくっと笑う俺を、尊が不思議そうな顔で眺めていた。
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