750 / 860
17章 再開の約束
9-1 動く死体
しおりを挟む
9-1 動く死体
「門が……」
「開いたぞ!」
「うおおおおお!勇者に加護あれ!」
兵士たちは今度こそ、大声で勝鬨を上げた。
「や、やった……はあぁ」
おっと!気が抜けたのか、ライラがへなへなと崩れ落ちる。俺は慌てて彼女を支えると、そのままひょいと抱き上げた。小柄でやせぎすのライラくらいなら、俺でも軽々だ。
「ライラ、お疲れ。さすがだな!」
「へへへ……あいつらばっかりに、いいかっこさせたくなかったんだ。ライラたちだって、こんなに強いんだぞって」
「もちろん。これを見て、誰がそんなこと言うもんか」
仲間たちの大活躍が誇らしい。とくに、バリアを破ったライラと、そして何より、塔一つを吹き飛ばして見せたウィルだ。
「ウィル!さっきの、とんでもなかったな!お前がいなかったら、今ごろみんなお陀仏だったぜ」
「えへへへ……」
ウィルは照れ臭そうに、赤くなった頬を押さえた。
「お役に立てたなら、何よりです。けど、みなさんが敵の気を引いてくれたから、あれだけ自由に動けたんですよ。それに、残念ですが、スクロールは使い切ってしまいました」
「あ、そうだったのか。そう考えると、少しもったいなかったかな……」
「いいえ、あの場でよかったと思いますよ。私のはやっぱり、準備に時間がかかり過ぎますから。いざという時に頼りになるのは、私じゃなくて、桜下さんの力です」
「お、そ、そうか?」
「そうですよ。温存ができてよかったです。頼りにしてますからね?」
「わかったよ。そう言われちゃ、気を引き締めないとな」
ウィルの言う通り、俺の能力……ソウルレゾナンスは、切り時を慎重に見極めないといけない。なにせ、一日一回しか使えないのだ。焦って使いどころを誤ったら、取り返しがつかない。
戦いがひと段落したところで、連合軍は怪我人の手当てを始めた。尊も俺たちに別れを告げ、自分の国の陣営に戻って行った。城へ突入するまで、少しだけ間がありそうだ。
「それにしても、ウィル……」
「はい?」
「お前、スクロールを作れるんだよな。どうしてもっと早く言ってくれなかったんだよ」
「はあ……どうしてですか?」
「だってあれ、すっごい高値で売れるじゃないか!あれがあれば、万年金欠ともおさらばだ!」
「桜下さん……そんなこと考えてたんですか?」
ウィルはため息をつくと、額を押さえた。抱っこしたライラが、不思議そうに首をかしげる。
「スクロールって、そんなに高いの?」
「ああ。あれを山ほど買い込むには、国を買えるくらいの金が必要なんだってさ」
「えーっ。あんなの、ただの紙だよ?」
「いやいや、魔法が使える紙を、ただの紙とは言わんだろ」
「だって、自分で使えばいいだけじゃん。誰が買うの?そんな高いお金だして」
「そりゃあ、俺みたいな魔法が使えないやつとか……」
「桜下にはライラがいるじゃん!やっぱりいらないよ、そんなの」
ん、んん?ライラのやつ、いまいち理解できていない気がするが……
「ふふふ。私も、ライラさんの助け無しでは量産できると思えません。儲け話はまたの機会にですね」
ウィルはなぜか、にこにこと微笑んでいた。貧乏がそんなに嬉しいか?もともと質素堅実なウィルは、美味い話にさほど興味は湧かないのかもしれない。
「まあ、いいさ。どっちみち、この戦いが終わらないとな……ふうぅ。信じられるか?これだけ苦労して、まだ中にすら入ってないんだぜ?玄関をノックしただけだ」
「ずいぶん荒っぽいノックですけどね……」
俺がぐちをこぼすと、アルルカが小馬鹿にしたように、くつくつと笑う。
「くくく……あんた、わかっちゃないわねぇ」
あん?やつは得意げに指を一本立てると、偉そうにふんぞり返る。
「いい?城ってのは、いかに門を開かせるかの勝負なのよ。扉が開いたなら、半分は終わったみたいなもんなんだから」
「へえ。知ったように言うじゃないか。城の持ち主だった経験か?」
「まあね。ここよりあたしの城の方が、何倍も優雅だったけど」
するとフランが、ぼそりと呟く。
「確かにその通りだ。あの時も、門番を倒したら、あとは早かったし」
ふんぞり返っていたアルルカが、腰を痛めたような顔になった。俺はケラケラ笑うと、改めてヘルズニルを見上げる。
「そうかもしれないな。ここまでが半分。あともう半分だ。これが終われば、晴れて俺たち、自由な第三勢力ってわけだぜ」
フランはこくりとうなずいた。ライラは目をキラキラさせて、俺の肩にぎゅっと手を回す。俺とアニとフランだけで始まった旅は、気付けばこんなところまで来た。遠いとこまで来たものだ……けど、感慨に浸るのはまだ早い。
「さあ、もうひと踏ん張りだ」
それから間もなく。ヘルズニルの城門に、魔術師たちの魔法が雨のように降り注いだ。門は頑丈な黒い金属で作られていたが、さっきのバリアのような守りはなかった。あのバリアがあれば十分だと思っていたんだろうな。魔術師の集中砲火によって、鉄扉は紙のようにひしゃげ、吹き飛んだ。俺たちは連合軍の後に続いて、ヘルズニルへと足を踏み入れた。
「うわ……なんだ、この建物は」
おそらくここは、城の玄関ホールのはず……だが、二の国の王城や、一の国の宮殿とはまるで違う。というか、俺の知る限りのどの建築様式にも当てはまらない。およそ人間が作ったとは思えない建物だ。
壁沿いに立ち並ぶ柱は、真ん中あたりからぐにゃりと歪んでしまっている。壁も表面が湾曲していて、まっすぐな場所は一辺もない。螺旋に伸びる階段は、俺の頭上で、他の階段と絡み合っていた。
「なんだか、目が回りそうなの……」
ロウランは階段の行く末を見上げて、本当にぐりぐりと目を回している。同感だな、どうしてどこもかしこも、ぐねぐねと曲がっているんだ?まるで子どもがフリーハンドで線を引いたような建物だ。きっちり直線の場所がどこにもない。
「外から見た時も変な城だと思ったけど、中も予想を裏切らなかったか」
「ひとまず、建物のおかしさは置いておいて。それより、他にも違和感があるよ」
ん?フランは油断なく、辺りを警戒していた。
「どうして、こんなに静かなんだろう?あれだけ派手に門を吹き飛ばしたんだ、わたしたちが中に入ったことは、敵も気付いているはず」
おっと、そうだった。確かに妙だな。さっきはあれほど手厚い歓迎を受けたにもかかわらず、城内はシンと静まり返っている。かすかに焦げ臭いのは、ウィルが起こした大爆発のせいだろう。
「見張りの一人もいないのか……?」
「そうなんです。このお城、誰もいないんですよ」
ウィルが城の一角、おそらく崩れた塔があったあたりを指さした。
「さっき、砲台の基地を探している時も、魔物は一体もみませんでした」
「ああ、ちゃんと調べてたんだな」
「はい。殺しはしない、ですからね」
うん、さすがウィルだ。それを知った上で、塔を吹っ飛ばしたんだな。アルルカは呆れて、「そんなの気にしているから、目当ての部屋が見つけられないのよ」と嫌味を言い、それに対してウィルはべーっと舌を出してから、俺に向き直った。
「おかしくないですか。お城を守る魔物が、一体もいないだなんて」
「そうだよな。いくら打撃を受けたとはいえ、まさか魔王軍が全滅したわけじゃあるまいし……」
しかし、ならなぜ、城内の侵入者に対し、なんのリアクションも取らない?連合軍も異様な静けさを妙に感じているようだったが、だからと言ってグズグズしてもいられない。
「ひとまず、この辺りを調べてみようか」
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
====================
Twitterでは、次話の投稿のお知らせや、
作中に登場するキャラ、モンスターなどのイラストを公開しています。
よければ見てみてください。
↓ ↓ ↓
https://twitter.com/ragoradonma
「門が……」
「開いたぞ!」
「うおおおおお!勇者に加護あれ!」
兵士たちは今度こそ、大声で勝鬨を上げた。
「や、やった……はあぁ」
おっと!気が抜けたのか、ライラがへなへなと崩れ落ちる。俺は慌てて彼女を支えると、そのままひょいと抱き上げた。小柄でやせぎすのライラくらいなら、俺でも軽々だ。
「ライラ、お疲れ。さすがだな!」
「へへへ……あいつらばっかりに、いいかっこさせたくなかったんだ。ライラたちだって、こんなに強いんだぞって」
「もちろん。これを見て、誰がそんなこと言うもんか」
仲間たちの大活躍が誇らしい。とくに、バリアを破ったライラと、そして何より、塔一つを吹き飛ばして見せたウィルだ。
「ウィル!さっきの、とんでもなかったな!お前がいなかったら、今ごろみんなお陀仏だったぜ」
「えへへへ……」
ウィルは照れ臭そうに、赤くなった頬を押さえた。
「お役に立てたなら、何よりです。けど、みなさんが敵の気を引いてくれたから、あれだけ自由に動けたんですよ。それに、残念ですが、スクロールは使い切ってしまいました」
「あ、そうだったのか。そう考えると、少しもったいなかったかな……」
「いいえ、あの場でよかったと思いますよ。私のはやっぱり、準備に時間がかかり過ぎますから。いざという時に頼りになるのは、私じゃなくて、桜下さんの力です」
「お、そ、そうか?」
「そうですよ。温存ができてよかったです。頼りにしてますからね?」
「わかったよ。そう言われちゃ、気を引き締めないとな」
ウィルの言う通り、俺の能力……ソウルレゾナンスは、切り時を慎重に見極めないといけない。なにせ、一日一回しか使えないのだ。焦って使いどころを誤ったら、取り返しがつかない。
戦いがひと段落したところで、連合軍は怪我人の手当てを始めた。尊も俺たちに別れを告げ、自分の国の陣営に戻って行った。城へ突入するまで、少しだけ間がありそうだ。
「それにしても、ウィル……」
「はい?」
「お前、スクロールを作れるんだよな。どうしてもっと早く言ってくれなかったんだよ」
「はあ……どうしてですか?」
「だってあれ、すっごい高値で売れるじゃないか!あれがあれば、万年金欠ともおさらばだ!」
「桜下さん……そんなこと考えてたんですか?」
ウィルはため息をつくと、額を押さえた。抱っこしたライラが、不思議そうに首をかしげる。
「スクロールって、そんなに高いの?」
「ああ。あれを山ほど買い込むには、国を買えるくらいの金が必要なんだってさ」
「えーっ。あんなの、ただの紙だよ?」
「いやいや、魔法が使える紙を、ただの紙とは言わんだろ」
「だって、自分で使えばいいだけじゃん。誰が買うの?そんな高いお金だして」
「そりゃあ、俺みたいな魔法が使えないやつとか……」
「桜下にはライラがいるじゃん!やっぱりいらないよ、そんなの」
ん、んん?ライラのやつ、いまいち理解できていない気がするが……
「ふふふ。私も、ライラさんの助け無しでは量産できると思えません。儲け話はまたの機会にですね」
ウィルはなぜか、にこにこと微笑んでいた。貧乏がそんなに嬉しいか?もともと質素堅実なウィルは、美味い話にさほど興味は湧かないのかもしれない。
「まあ、いいさ。どっちみち、この戦いが終わらないとな……ふうぅ。信じられるか?これだけ苦労して、まだ中にすら入ってないんだぜ?玄関をノックしただけだ」
「ずいぶん荒っぽいノックですけどね……」
俺がぐちをこぼすと、アルルカが小馬鹿にしたように、くつくつと笑う。
「くくく……あんた、わかっちゃないわねぇ」
あん?やつは得意げに指を一本立てると、偉そうにふんぞり返る。
「いい?城ってのは、いかに門を開かせるかの勝負なのよ。扉が開いたなら、半分は終わったみたいなもんなんだから」
「へえ。知ったように言うじゃないか。城の持ち主だった経験か?」
「まあね。ここよりあたしの城の方が、何倍も優雅だったけど」
するとフランが、ぼそりと呟く。
「確かにその通りだ。あの時も、門番を倒したら、あとは早かったし」
ふんぞり返っていたアルルカが、腰を痛めたような顔になった。俺はケラケラ笑うと、改めてヘルズニルを見上げる。
「そうかもしれないな。ここまでが半分。あともう半分だ。これが終われば、晴れて俺たち、自由な第三勢力ってわけだぜ」
フランはこくりとうなずいた。ライラは目をキラキラさせて、俺の肩にぎゅっと手を回す。俺とアニとフランだけで始まった旅は、気付けばこんなところまで来た。遠いとこまで来たものだ……けど、感慨に浸るのはまだ早い。
「さあ、もうひと踏ん張りだ」
それから間もなく。ヘルズニルの城門に、魔術師たちの魔法が雨のように降り注いだ。門は頑丈な黒い金属で作られていたが、さっきのバリアのような守りはなかった。あのバリアがあれば十分だと思っていたんだろうな。魔術師の集中砲火によって、鉄扉は紙のようにひしゃげ、吹き飛んだ。俺たちは連合軍の後に続いて、ヘルズニルへと足を踏み入れた。
「うわ……なんだ、この建物は」
おそらくここは、城の玄関ホールのはず……だが、二の国の王城や、一の国の宮殿とはまるで違う。というか、俺の知る限りのどの建築様式にも当てはまらない。およそ人間が作ったとは思えない建物だ。
壁沿いに立ち並ぶ柱は、真ん中あたりからぐにゃりと歪んでしまっている。壁も表面が湾曲していて、まっすぐな場所は一辺もない。螺旋に伸びる階段は、俺の頭上で、他の階段と絡み合っていた。
「なんだか、目が回りそうなの……」
ロウランは階段の行く末を見上げて、本当にぐりぐりと目を回している。同感だな、どうしてどこもかしこも、ぐねぐねと曲がっているんだ?まるで子どもがフリーハンドで線を引いたような建物だ。きっちり直線の場所がどこにもない。
「外から見た時も変な城だと思ったけど、中も予想を裏切らなかったか」
「ひとまず、建物のおかしさは置いておいて。それより、他にも違和感があるよ」
ん?フランは油断なく、辺りを警戒していた。
「どうして、こんなに静かなんだろう?あれだけ派手に門を吹き飛ばしたんだ、わたしたちが中に入ったことは、敵も気付いているはず」
おっと、そうだった。確かに妙だな。さっきはあれほど手厚い歓迎を受けたにもかかわらず、城内はシンと静まり返っている。かすかに焦げ臭いのは、ウィルが起こした大爆発のせいだろう。
「見張りの一人もいないのか……?」
「そうなんです。このお城、誰もいないんですよ」
ウィルが城の一角、おそらく崩れた塔があったあたりを指さした。
「さっき、砲台の基地を探している時も、魔物は一体もみませんでした」
「ああ、ちゃんと調べてたんだな」
「はい。殺しはしない、ですからね」
うん、さすがウィルだ。それを知った上で、塔を吹っ飛ばしたんだな。アルルカは呆れて、「そんなの気にしているから、目当ての部屋が見つけられないのよ」と嫌味を言い、それに対してウィルはべーっと舌を出してから、俺に向き直った。
「おかしくないですか。お城を守る魔物が、一体もいないだなんて」
「そうだよな。いくら打撃を受けたとはいえ、まさか魔王軍が全滅したわけじゃあるまいし……」
しかし、ならなぜ、城内の侵入者に対し、なんのリアクションも取らない?連合軍も異様な静けさを妙に感じているようだったが、だからと言ってグズグズしてもいられない。
「ひとまず、この辺りを調べてみようか」
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
====================
Twitterでは、次話の投稿のお知らせや、
作中に登場するキャラ、モンスターなどのイラストを公開しています。
よければ見てみてください。
↓ ↓ ↓
https://twitter.com/ragoradonma
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる